スプートニク日本より転載しました。
ドイツのマスコミ:ウクライナのクーデターはドイツの財団の資金で行われた
2014年2月のウクライナのクーデターは、ドイツの納税者の資金などによって実施された。ドイツ経済ニュース(Deutsche Wirtschafts Nachrichten)が伝えた。
ウクライナでは1994年からコンラート·アデナウアー財団が活動している。同財団の活動は主にドイツの納税者によって支えられている。そのコンラート·アデナウアー財団の経費として2014年、1億3000万ユーロが拠出された。 そのうちの7000万ユーロは「国際協力」に費やされ、その大部分がウクライナでの政治活動に充てられた。ドイツ経済ニュースが伝えた。
同財団は、ウクライナの野党に融資し、物質的・技術的保障やトレーニングを支援した。同財団は、欧州連合(EU)との連合協定に賛成の意を表明していた全ての野党を援助したという。
コンラート·アデナウアー財団は、世界で大きな影響力を持つ政治財団の一つで、70カ国以上に事務所があり、世界120カ国以上で活動している。同財団は、「市場経済に関連する民主的な構造などの確立で重要な役割を果たしている政治的、経済的、社会的エリート」の支援を課題としている。
ドイツ経済ニュースは、このような財団はしばしば「法的なグレーゾーン」で活動していると指摘している。