十月になりました。
先ずは、「産経新聞」電子版や
「NHK」「朝日新聞」電子版でも伝えられましたが、
石川議員の議員辞職に関する報道です。
9月28日の、
「asahi・com」の記事をご覧下さい。
『4野党、石川議員の辞職勧告案提出=民主は廃案方針-臨時国会、30日閉幕』
2011年9月28日17時6分
「自民、公明、社民、たちあがれ日本の4党は28日午後、
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の
政治資金規正法違反事件で有罪判決を受けた元秘書、
石川知裕衆院議員の議員辞職勧告決議案を
共同で衆院に提出した。
ただ、民主党は決議案の採決に応ぜず、
廃案に持ち込む方針。
30日に会期が切れる今国会は
再延長されずに閉幕する見通しで、
小沢氏の「政治とカネ」の問題は、
10月に召集予定の次期臨時国会でも引き続き焦点となる。
同決議案は今回の有罪判決について、
「石川氏に明確な刑事責任を認めたものだ」と指摘。
「石川氏は事態の深刻さを率直に受け止め、
直ちに議員の職を辞するべきだ」とした。
自公両党などは昨年と今年の通常国会にそれぞれ決議案を提出したが、
民主党の反対で採決されなかった。
民主党の平野博文国対委員長は28日、
決議案の扱いについて、
国会内で記者団に
「判決が確定していないから、慎重に対応したい」と述べた。
同日の衆院議院運営委員会理事会で、
自公両党は今国会での速やかな採決を求めたが、
民主党は難色を示し、
協議は物別れに終わった。
決議案提出に先立ち、
野党7党は国会内で国対委員長会談を開き、
社民党を除く6党は、
小沢氏について「堂々と国会の場で、
政治的、道義的責任を明らかにしてもらわなくてはならない」として、
証人喚問を民主党に要求していく方針で一致した。
社民党は衆院政治倫理審査会を主張した。」
この記事に関連して、
『石川知裕議員の辞職勧告決議案、廃案に』
日本テレビ系(NNN) 9月30日(金)21時14分配信
「民主党・小沢元代表の資金管理団体による土地購入をめぐり、
執行猶予付きの有罪判決を受けた石川知裕議員に対して
野党が提出した議員辞職勧告決議案が、
30日の衆議院議院運営委員会で否決された。
衆議院議院運営委員会では、
自民、公明、社民、たちあがれ日本の野党4党が提出した
石川議員に対する議員辞職勧告決議案を、
次の臨時国会でも継続して審議するかどうかを議論した。
野党側は「有罪判決は極めて重い」
「一日も早く議員辞職をすべきだ」
などとして継続審議を求めたのに対し、
民主党は、
「議員辞職は本人の責任において判断すべきもの」
「司法の場で明らかにすることが適切だ」として継続審議に反対した。
結局、反対多数で否決され、
石川議員に対する議員辞職勧告決議案は廃案となった。」
記事は此処までです。
平成二十一年、
十月に行われた中川先生の葬儀の式場で石川議員を見て、
民主党にふいた「風」の威力と、
選挙民の度胸の良さに驚きました。
中川先生が当選されていたら、
ご存命で活躍されていたかどうか、
今となっては、誰にも分かりませんが、
当時、石川知裕氏が当選して間もない頃、
中川先生が石川氏に握手を求め、
「十勝を宜しくお願いします」、
と言ったというような文章を読んで、
その様な姿勢は、
長い政治家としての生活の中で培われた物で
なかなかできない事だ、
と思ったのを憶えています。
石川氏も
同じ職、同じ地位になったからには、
同様の自負心というか、
潔さを示せばいいのにと思います。
去就一つを取っても、
二人の優劣は明らかです。
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