社会人学生の遅れてきた学習意欲

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暗唱テスト

2007年05月18日 | スペイン語




LL(語学実習)のクラスで暗唱テストがありました。今後も隔週で行われる予定で、今回は最初なので最も簡単な文章でした。方法としては前の週に指定されたところを3人でパートに分かれて演じながら暗唱するというものです。

それぞれの組がテストを行っている間、それ以外の人間はテープから聞こえる音声を書き取っていくという作業があり、待っている間に暗唱課題を覚えられないように誰が考案したのか知りませんがなかなかうまいこと出来ています。

結果はめでたく最高評価をいただきました。世の中便利になったもので近頃のテキストには標準でCDがついており、この授業で使うテキストもその例に漏れず立派なCDがついています。これがあるからこそ何回も同じパートを繰り返し聞いてテキストを覚えることができます。

一世代前なら音声教材はもっぱらテープで、CDなんて高価なオプション品に過ぎませんでした。テープで同じところを繰り返し聞くにはキュルキュル巻き戻しして、戻し足りなかったり、逆に戻し過ぎたりしてイライラしたものです。いい時代になりましたなぁ。

暗唱テストで思い出したのは、小学校1年生のときにたくあんの詩を暗唱させられたことです。今思い出してみても文学的になんら秀でた作品でもないのに、なぜあれが暗唱の課題に選ばれたのが不思議でなりません。

  たくあんをたべた こりっかりっ
  もうひとつたべた こりっかりっ

たしかこのような詩だったと思います。これを思い出すたびに飲み物がやたら欲しくなる魔力が込められているように感じます。小学校3年生のときは400字詰め原稿用紙10枚分ぐらいの文章をまるまる暗唱させられました。

中学に入ってからもなぜか学校側は暗唱させるのが好きなようで、英語のテキスト"New Crown"の中からマルコポーロの話(ジミー大西もテレビで朗読していた)や不思議の国のアリスだったり、国語では平家物語・今昔物語・室生犀星の小景異情・論語・春望・長恨歌などなど。「六宮の粉黛顏色無し」なんて上品な言い回しは今でもそこそこ参考になってます。

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