社会人学生の遅れてきた学習意欲

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メキシコ12日目―島じゃないのに島

2008年10月12日 | 2008メキシコ旅行




08/23 土曜日 12日目
滞在地:メキシコシティ

5:00
メキシコシティの東バスターミナル着。オアハカの時と同様、こんなに早く着いてくれても全然嬉しくないんですが…





今日は土曜日なのでメトロの営業が6時からとなっています。そのおかげでメトロを利用する予定のボクを含む乗客たちがどんどんあふれていきます。6時前になるとどこからともなく「Abra, por favor.(開けてくださーい)」の声。それに呼応するかのようにゲートが開き駅に入れたのでした。

ホテルに着いたのは6時半。予約は前日にしておきましたが、到着が早すぎるので部屋が用意されていません。10時ぐらいまで待ってくださいと言われ、仕方ないのでロビーでフテ寝しました。





客室内はこんな感じ。メキシコ滞在最後の都市なので普段は泊まらないようなちょっとハイソなホテルにしてみました。インテリアがモノトーンで取り揃えられていて落ち着いた感じの良い部屋です。





窓際のテーブルには革張りの椅子が。

さて、メキシコシティの観光は先週済ませてあるのでちょっと違うことをしようと思い、メキシコ人の友達と待ち合わせしてブラッと出かけてきました。





まずはショッピングセンターのスターバックス。注文して赤ランプの下で受け取るというのはメキシコでも同じです。値段は同じぐらいです。ここでしばらくどこに行ってきただのあれをしただのとこれまでの旅を説明します。とは言ってもそんなに上等なことはしゃべれませんから必死に伝えるといった感じでしょうか。





近郊のCoyoacánというところに来ました。上の写真はショッピングセンターで、こジャレたお店がいっぱい入っていました。こういう施設でよく見かけるのがイベントスペースでの車の展示です。ボクは車に詳しくないのであまり分からんのですが、展示車には日産車をよく見かけました。販促に力を入れてるんでしょう。





Jardin Centenario(センテナリオ公園)。Coyoacánとはそもそもナワトル語で「コヨーテのいるところ」という意味だそうで、なるほどコヨーテの像があります。





公園出口で配布された薬。Medicina Avanzada Contra El Dolorと書いてあるので何かの痛み止めと思われます。この手の医薬品や医薬部外品を道端で配布できるということは、厚生省や薬事法などがあまりうるさくないのでしょう。





週末のみ出店される出店。主に地元のメキシコ人が来るようです。めぼしい物がないので何も買わず。





UNAM(Universidad Nacional Autónoma de México:メキシコ国立自治大学)に連れて行ってもらいました。日本ではその存在をほとんど知られていませんが、1,551年創立のラテンアメリカの歴史ある名門大学です。

メインキャンパスはCiudad Universitaria(大学都市)と呼ばれ、高度な自治が認められ、最近では世界遺産にも登録されています。大学の自治と聞くと日本では左翼的イデオロギーを連想しますが、こちらはそういう変な勢力はいないようです。





壁画。せっかく説明してくれたのに何の建物か忘れました。





中央の芝生の広場。Las Islas(島々)と呼ばれているそうです。





これが有名な中央図書館です。「中央」と名前がつくことから分かるようにUNAMは学部ごとに図書館を有しているらしく、ここが一番規模の大きい図書館なのです。

中に入ってみたのですがものすごい学生の数。凄まじい学習意欲です。ちなみにスペイン語学の授業の先生は先月バルセロナの大学図書館に調べものに行ったそうなのですが、図書館の中には人っ子一人いなかったそうです。





大学都市近隣の商店。写真はTesis(論文)屋です。エゲツナイ商売するなぁと思ったら、もちろんそんな物は売ってなくて、ここは論文を紙媒体に出力したり製本したりする店のことなのです。





ホテル近隣の屋台で手作りハンバーガー購入。注文を受けてから作るのでホカホカ、ダブルチーズで満足の味わいです。隣はメキシコのビールSol。メキシコのビールはジュースと同じぐらいの価格なのでお手頃です。

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