社会人学生の遅れてきた学習意欲

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海運都市紀行5日目 高雄―記憶違いかオバハンの詐術か

2011年08月28日 | 2011海運都市紀行




05/04 水曜日
滞在地:高雄

明日韓国に戻るので台湾の食材やおみやげを買い出しに、朝からおみやげ屋の新東陽に行くことにします。ホテルのフロントの子に店の所在を訊くと、店は四維路という道に面したところにあり、バスに乗って「文化中心」というところで降りたらいいと教えてくれました。

礼を言っていざバス停に向かおうとしたら、今までのやり取りを聞いていた別のスタッフがわざわざ車を出して店まで乗せていってくれました。前日に台南からの鈍行列車に同乗した駐在員の人が言っていたように、台湾は暑さが厳しいので台湾人はやたらと車にのっけて送っていってくれるようです、ありがたや。





新東陽に着きました。ホテルのスタッフは買い物が済むまで待ってるからごゆっくりどうぞ、と言ってくれるのですが、さすがに申し訳なさ過ぎるのでここまで送っていただいただけで十分です、と伝えてお別れしました。





台湾みやげといえば鳳梨酥(パイナップルケーキ)が有名ですが、ワンパターンに陥らぬよう、今回は芒果酥(マンゴーケーキ)にしました、100元(=300円)。バラ撒き系みやげにもってこいです。





こちらは荔枝凍(ライチゼリー)です。10個入りで100元(=300円)。会社でバラまきました。





新東陽から廣州街を北上すると屈臣氏があります。屈臣氏は台湾ではよく見かけるドラッグストアでWatsonsともいいます。今の今まで台湾企業だと思っていたのですが、調べてみると香港の会社だそうです。





シャンプー「小沢」。私は真っ先に選挙マニアの集金マシーンの顔が思い浮かびました。谷亮子にあげたら随喜の涙を流して受け取ってくれそうな気がします。





台湾製パック、おみやげ用です。パックにも日式の製品が多くあり、山形さくらんぼの香りとか青森りんごの香りだとかが陳列棚を占めており、台湾らしいものを探すのに苦労します。





洗顔フォーム、95元(=280円)。泥タイプの洗顔料で少量でもよく皮脂を落としてくれます。暑い盛りの外出時に重宝してます。





屈臣氏からMRTの駅に行く途中で変な建造物を発見しました。近づいてみるとそこは自来水公園というところで、これはどうやら給水塔のようです。住宅街の真ん中にいきなりこんなものが出現すると相当ビックリします。





MRTで高雄車站にきました。この建物はかつての駅舎をそのまま移築したもので、現在は展示室として利用されています。





訪問時はあいにく昼休み中で戸が閉まっていました。高雄の観光案内のような展示物が多かったように思います。





外気温が34℃もある日中に炎天下を歩いていると気が狂いそうになったので甘味処に入りました。鳳梨牛奶冰(パイナップルミルクかき氷)、40元(=120円)。台湾のかき氷はどこで食べても手加減無しのどんぶり盛りで出てくるので焦りますが、冷たいものに対する渇望が先行するため意外にペロッと食べられます。





食材の買い出しに二日連続で三鳳中街に来ました。やっぱり乾物が多いですね。





ドライフルーツ屋さんの店頭はこんな感じです。マンゴー、グァバ、パイナップル、梅、トマトなどたくさんあります。ドライフルーツは日持ちするのでおみやげにはオススメです。





玉井産ドライマンゴー1袋300g入り、100元(=300円)。果汁の水分が飛ぶことによって蜜になっているのでメチャクチャ甘いです。細かく刻んでプレーンヨーグルトと混ぜて一晩冷蔵庫で寝かせておけば、翌朝にはヨーグルトの水分でもどったプルプルのマンゴーと、マンゴーからの糖分が浸透したヨーグルトが絶妙の調和を奏でておいしくいただけます。





続いてはおちらのお茶屋さん。タンポポやバラなどお茶以外の「お茶」が店頭に並んでいますが、ちゃんとお茶も置いてありました。





阿里山青茶、1斤250元(=750円)。





四季春茶、半斤160元(=480円)。お茶の収穫期は春なんですが、このお茶は年がら年中収穫できるために、四季(一年中)が春(収穫期)ということで四季春茶ということだそうです。

ここで問題が発生しました。支払い時に私は1,000元札で払ったのですが、店のオバハンはそれが500元札だったと言い張り、お釣りを500-(250+160)=90元しか寄越しません。私は1,000元の高額紙幣は他の紙幣とは別にまとめて三つ折りにしていたので、支払い時にその三つ折りをほどいて渡しており、支払った紙幣が1,000元だという意識は明確にあるのです。

ひょっとしたら自分が出した紙幣が間違っていたのかもしれないし、台湾人が程度の低い支那人のような詐言を弄するとも考えにくいと思ったので、ひとまずはオバハンの言い分を飲んで店を後にすることにしたのでしたが……

(つづく)