ウォーキング中に本屋さんに寄ったら、こんな本を見つけてしまいました。
堀道弘「金継ぎおじさん」
金継ぎ(しかも主人公はオジさん)が漫画になるの~?!ちょっと驚き。
こんなレアな本、金継ぎ好きとしては買うしかないじゃない?
ちょうどJREポイント(唯一持っているポイントカード)が貯まっていたので、
買っちゃいました。
著者である堀道弘さんは、元漆職人。
現在も金継ぎのワークショップを主催したり、他にも金継ぎの本を出したり
しているようです。
実際に堀さんが金継ぎした器が、参考資料として写真掲載されていますが、
線が細くて繊細な金継ぎ!細やかな仕事ぶりが伝わってきます。
私が大阪で習っていたのは、合成漆などを使った簡易金継ぎでしたが
この本の金継ぎは、生漆や麦漆を使った時間も手間もかかる本格的なもの。
陶器の欠けた部分に別の器の欠片を継ぐ「呼び継ぎ」も出てきたりして、
面白くて一気に読んでしまいました。
それにしても、何でも漫画の題材になるものだなぁ。
ちょうど母からお直しを頼まれたり、ちょこっと欠けた器がいくつかあった
ので、私も久し振りに金継ぎにとりかかりました。
欠けた部分にパテをつけ、乾燥したら次は削り作業に入ります
始めるまでは面倒くさいな~とも思うのですが、やり始めると楽しい。
若い頃から数々の習い事をしてきて、唯一の実用的な趣味です(笑)
やっぱり器が大好きなんだなぁ。
いつか堀さん主催の「金継ぎ部」にも参加してみたい!
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大切に使うことを教えられます。
でも、私には無理かなー。
金継ぎすることでまた違った器の表情が見えたりして、なかなか面白いですよ♪