楽しみにしていた若手3人のトリオコンサート。
ヴァイオリン:辻彩奈さん
チェロ:佐藤晴真さん
ピアノ:藤田真央さん
ステージに現れた3人は、並ぶと年齢よりも幼く見えて
なんだか可愛らしく、ゆるくのんびりした雰囲気も微笑ましい。
それが、ひとたび演奏に入ると別人に!
いやぁ、素晴らしかったー!
3人がお互いの楽器の魅力を引き出しあっていて、なんとも素敵。
若々しく伸びやかで、情感あふれる演奏にうっとりしました。
やっぱり音楽は対話なんだなぁ。
クラシックは小人数編成の室内楽が一番好きかも。
選曲も好みで、アレンスキーは初めて聴く作曲家だったけれど、
ロシア音楽らしいメランコリックさが良かったなぁ。
メンデルスゾーンの三重奏も好みで、やっぱり短調が好き!
アンコールは大好きなフォーレ
「夢のあとに」
もちろん短調!(笑)
トリオの魅力を存分に楽しませてもらいました。
会場の拍手も鳴りやまず、ここ数年で行ったクラシックのコンサート
(そんなに数は行ってないけど)の中でも最高だったなぁ。
帰り道、ひとり歩きながら、じんわり胸があたたかくなりました。
そんな演奏会ってなかなかないものです。
若い3人のこれからの活躍がますます楽しみ!