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論説】日本は「痛い国」なのか…よその国の雑誌に「痛いなあ、あんたら」と指摘される日本の政治

2008-03-07 02:26:19 | Weblog
ねじれ国会のせい、とは言わせない。中央銀行のトップ人事を振り回し、もてあそぶ与野党の感覚はおかしい。

 たとえて言えば、一般企業の株主総会が取引銀行の頭取人事を左右したり、町内会が派出所の後任選びに
文句を言ったり、PTAが学校長人事に抗議するようなもの。確かに日銀総裁人事は国会同意が必要で、制度上
は口出しできる。しかし、やれるということと、許してしまう、やってしまうのはまるで違う。

 ブッシュ米大統領だって、05年の米連邦準備制度理事会(FRB)議長の後任人事で「FRBの独立性は
米国だけでなく世界から信頼を得るために重要だ」と語り、さっさとバーナンキ氏を選んだ。中央銀行総裁は
国の信用と威信の一端を担うからだ。こんな状態で、だれが日銀総裁になっても、G7(先進7カ国財務相・
中央銀行総裁会議)のメンバーから「この男は政治家の顔色をうかがわずに判断し、行動できるのか」と
疑いの目を向けられる。

 英エコノミスト誌は2月末、「JAPAiN」と題する日本特集を掲載した。副題は「世界第2位の経済がいまだに
おびえている-政治が問題なのだ」。日本にとって頭が「痛い」(pain)だろうし、世界から見ても痛い存在という
意味である。

 記事は「政治の混迷で、自民党内の古い勢力の影響力が増し、民主党の小沢一郎代表はかつては改革派
とみられていたが、今は古いタイプの自民党のボスのようだ」と書いた。よその国の雑誌に「痛いなあ、あんたら」
と指摘され、ヘラヘラしていられるようなお人よしではいたくない。

ソース=毎日新聞・発信箱、中村秀明氏(経済部)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20080307k0000m070159000c.html


このコラムを読む限り、レームダックと化したブッシュ以下の日本政治。いまさら構造改革も難しそうだし、この際アメリカの大統領選で敗退が余儀なくされるどっちかの候補オバマかクリントンの負けたほうを日本で首相として再雇用したらどうだ?政治家もこの際外資系で。

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