軽自動車の売れ行きが絶好調だ。軽市場は2006年も過去最高を更新
する勢いにあり、初の年間200万台超が期待されている。ところが軽自動車
メーカーの2強であるスズキ、ダイハツの首脳陣は複雑な表情だ。人気車
の生産は追い付かず、新商品の投入は間に合わない。しかも「優遇税制」
の見直しという問題もある。
06年6月までの新車総市場の販売状況は、登録車が12カ月連続で
前年実績を下回り、一方の軽自動車は6カ月連続で前年実績を上回った。
新車販売の「軽高」が続き、総市場における上半期の軽自動車比率は
34.9%で、新車市場の3分の1以上が軽自動車となった。
総市場のブランド別販売ランキングでは、1位のトヨタは別格として、
2~5位は団子状態で日産、スズキ、ホンダ、ダイハツの4社が毎月
入れ替わる。軽自動車メーカーが2位争いに加わっているのだ。
その販売の勢いが、自動車税を安く抑えてもらっている税制上の恩典
を剥奪しかねないと軽自動車業界各社は危惧する。スズキの鈴木修会長
も政府の動向を警戒し、「軽自動車がこれ以上伸びることは考えにくい。
3割を超えてそれ以上を続けるというのは難しい」と弁明している。
軽自動車税が引き上げられることになれば、維持費が安いという
軽自動車のメリットが薄まり、販売減を引き起こす心配もある。
またスズキ、ダイハツの2社にはシェア争いという大きな課題もある。
軽自動車の販売シェアNo.1を続けるスズキに、近年、ダイハツが肉薄
している。ダイハツ工業にとってシェアNo.1は大きな目標だ。
軽自動車市場での両社の販売シェアは、上半期はスズキが31.4%、
ダイハツが29.9%。両社とも前年同期より0.6ポイント下げた。これまで
リコール問題で販売不振に陥った三菱や商品戦略を見誤った富士重工
などの落ち込み分を獲得し、シェアを伸ばした経緯がある。
(以下略、全文はソース元でご確認下さい)
ソース(JINビジネスニュース) http://jp.jinbn.com/2006/07/19204330.html
軽自動車がこれだけ売れているというのは、もはやクルマが憧れの対象ではなく、実用に資するものとしての割り切りが先に来るからか??もしくは欲しくなるようなクルマ作りをメーカーができなくなったから??
する勢いにあり、初の年間200万台超が期待されている。ところが軽自動車
メーカーの2強であるスズキ、ダイハツの首脳陣は複雑な表情だ。人気車
の生産は追い付かず、新商品の投入は間に合わない。しかも「優遇税制」
の見直しという問題もある。
06年6月までの新車総市場の販売状況は、登録車が12カ月連続で
前年実績を下回り、一方の軽自動車は6カ月連続で前年実績を上回った。
新車販売の「軽高」が続き、総市場における上半期の軽自動車比率は
34.9%で、新車市場の3分の1以上が軽自動車となった。
総市場のブランド別販売ランキングでは、1位のトヨタは別格として、
2~5位は団子状態で日産、スズキ、ホンダ、ダイハツの4社が毎月
入れ替わる。軽自動車メーカーが2位争いに加わっているのだ。
その販売の勢いが、自動車税を安く抑えてもらっている税制上の恩典
を剥奪しかねないと軽自動車業界各社は危惧する。スズキの鈴木修会長
も政府の動向を警戒し、「軽自動車がこれ以上伸びることは考えにくい。
3割を超えてそれ以上を続けるというのは難しい」と弁明している。
軽自動車税が引き上げられることになれば、維持費が安いという
軽自動車のメリットが薄まり、販売減を引き起こす心配もある。
またスズキ、ダイハツの2社にはシェア争いという大きな課題もある。
軽自動車の販売シェアNo.1を続けるスズキに、近年、ダイハツが肉薄
している。ダイハツ工業にとってシェアNo.1は大きな目標だ。
軽自動車市場での両社の販売シェアは、上半期はスズキが31.4%、
ダイハツが29.9%。両社とも前年同期より0.6ポイント下げた。これまで
リコール問題で販売不振に陥った三菱や商品戦略を見誤った富士重工
などの落ち込み分を獲得し、シェアを伸ばした経緯がある。
(以下略、全文はソース元でご確認下さい)
ソース(JINビジネスニュース) http://jp.jinbn.com/2006/07/19204330.html
軽自動車がこれだけ売れているというのは、もはやクルマが憧れの対象ではなく、実用に資するものとしての割り切りが先に来るからか??もしくは欲しくなるようなクルマ作りをメーカーができなくなったから??