看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

「雨音にきみを想う」

2007-09-14 21:19:26 | 香港映画
 ども。

 どうも、一日おきの更新になっています。

 この間でいえば、「チャングム」は全18巻を見終えました。明るいチャングムさんを演じるイ・ヨンエさん良かったです。最終話で宮廷を離れて、子どもを育てるチャングムさんの姿が自然でいいですね。

 表題にある「雨音にきみを想う」も配偶者が借りてきた一本で見ました。
 ディラン・クオの映画初主演作。特典映像のインタビューで、「現実にある介護などの社会的問題を描いた」とある点は共感できます。全体に悲劇的で暗い色調の映画ですが、けなげなヒロインを演じるフィオナ・シッが達者で映画を盛り上げてました。ディラン・クオは顔がいいので、ストーリーに広がりがないと単なるアイドル映画みたいになるかもしれません。介護問題、遺伝性の病気、貧困と黒社会などを含めて映画にしたのが正解ですね。

 監督は「百分百感覚」「ファイティング・ラブ」「地下鉄の恋」などヒットを飛ばしているジョー・マ監督。

硬座の旅3

2007-09-12 20:02:55 | 中国情報
 ども。
 杭州⇒上海、硬座の旅のその3です。

 喫煙コーナーで煙にまみれつつ列車は走ります。外は田園風景。草取りの人などちらほら見えますが、機械化されていないようで全部手仕事のようす。池では蓮の間を手漕ぎの木造船がゆっくりすすみます。のーんびりした風景を見ながらの旅となりました。

 調子の悪い配偶者はトイレの横のデッキのところにもたれかかってひたすら我慢の旅だったようです。ただそこで知り合いになったのは揚州大学の女子学生。揚州に帰るところらしい。袖すりあうも多少の縁と話はじめて、彼女のお姉さんが大学で日本語を学んでいたとかと話が弾む中で、隣の男性からも「日本語を教えてくれ」と頼まれ、「再見」は「さようなら」などと話しているうちに何とか上海に列車は到着したとのこと。この男性は上海でいっしょに列車を下りて「さよなら」と手を振ってくれました。なかなか人懐こい人たちです。

 何とかたどり着いた上海駅。ドタバタの旅でしたが、深く印象にのこる硬座の旅となりました。
(この列車はなんとチチハル行きでした。ビックリです)

リーホンのインタビュー

2007-09-11 19:06:16 | ワン・リーホン
 ども。

 土曜日に大阪の上海新天地に行ったとき、配偶者が買った雑誌です。
 「BEIJING WHENEVER 2007 8月号」

 ワン・リーホンのインタビューが2ページ掲載されています。
 これを読んで、なぜ「改変自己」のアルバムにお箸がついていたのか理解できました。「エコ」を自ら実践しようという呼びかけだったのね。
 

硬座の旅2

2007-09-09 18:22:12 | 中国情報
 ども。
 今回は硬座の旅その2。

 列車はゆっくりと動き始めて、私は出入り口の通路に陣取りました。立ちっぱなしも予想されたので、背中を壁にもたれさせて、進行方向を前に入り口の扉のガラス窓を横手に眺める体制をとりました。
 反対側の入り口のところには行商の旅らしい3人連れ。50を超えたおっさんに、16か17くらいの女の子2人の組み合わせ。娘さんらしい。結構な荷物を日本でも買い物に使う車輪つきの台車に乗せていましたが、動き始めると荷物をばらして3つにしてその上に各自座り込んでいました。

 この場所で落ち着いたところで、もやもやと煙が流れてくるので「おやっ」と思うと、この場所は喫煙場所に指定されていることが判明。私の横の通路のところに灰皿が設置されています。客車から人が来てはここでタバコを吸っていく。背は低いがちょっと怖そうなおじさんが足を広げ踏ん張ってタバコを吸い、足元にタバコを投げつけて踏み潰していきました。私は4年前から禁煙しているので正直煙たくて参りました。しかし、この場所以外に休めそうな場所もなく我慢です。
 動き始めてしばらくすると車掌がやってきて、ガチャガチャとトイレの鍵を開けていきます。車掌の権限は絶大で、トイレの使用権限もにぎっていることがわかりました。このあと駅に近づくとまた車掌がやってきて、トイレに鍵を掛けていきます。たまたま使用しているトイレでは車掌が大声で「早く出ろ!」とわめいて追い出して鍵を掛けていきました。
 びっくり!

チャオちゃんの魅力爆発!「夜。上海」

2007-09-08 20:40:43 | 中国映画
 ども。

 今日は、静岡から来ている配偶者の母と一緒に、大阪へ。
 めざすは「上海新天地」、水餃子、紹興酒、それにリージョン6を見ることができるDVD再生機。
 残念ながら、上海で買った「夜。上海」14元はリージョンコードで引っかかって再生できず。娘のラルク・アン・シェルのアジア・ライブも同様。そこで上海新天地でDVD再生機を購入して見ることを企画。再生機は4980円とお買い得。合わせて、水餃子を買い込むべくクーラー持参で車で大阪を目指しました。日頃は車は込むので敬遠するのですが、第Ⅱ土曜日の昼は道も結構すいてました。一時間ちょっとで上海新天地到着。驚いたのは、ここは中国人旅行者のツアー立ち寄り先になってるんですね。中国人団体のお客さんがどんどんこの店を訪れてました。

 再生機を購入してさっそく、「夜。上海」見ました。字幕は中国語。でも、映画の面白さはバッチリ伝わりました。

 何と言ってもチャオ・ウェイの魅力が爆発。
 可愛らしくて素直、一生懸命でほっとけない、それでいて自立していて踏ん張る女性を等身大で伝えてます。ストーリーも奇をてらわず恋愛コメディーでほろっと泣かせる微妙な味付けをきちんと伝えています。
 
 本木さんも、いい味を出しています。日本語と中国語のコミュニケーションギャップという問題を映画ならではで見せるのが一つの味付けでこの映画の面白さとなっています。この問題は古くて新しい問題で、私は小林信彦さんがこの問題でいくつもの傑作小説を書いていることを思い出しました。この作品でもっくんはチャオちゃんの魅力を引き出す相手役のリーベンレンをいやみにならず、リアリティを持って演じています。女性を美しく、支える役割の化粧士の役柄ともっくんが重なり物語に伏線とふくらみを与えています。

 脇役陣もノビノビ面白く演じていますが、ちょっと途中娯楽を入れすぎているかな?竹中さんはいつでも楽しめる演技ですが、やりすぎかどうか評価が分かれるかも?

 いずれにしても日本公開が楽しみです。
 行きますからね!
 そして何よりもチャオちゃんのファンが日本でグンと増えることも心から楽しみにしています!!

「たたかう!ジャーナリスト宣言」志葉玲

2007-09-07 18:38:40 | 
 ども。

 本来なら「硬座の旅その2」ですが、感動した本の紹介を。
 『たたかう!ジャーナリスト宣言』志葉玲 2007年・社会評論社がそれ!

 一日で一気に読みました。
 ここに本当のイラク戦争の姿がある。ファルージャの虐殺、アメリカ軍の実態。
 内戦となったイラク。イランの思惑、そして何よりも我が日本の自衛隊の復興援助の実態など。メディアが伝えない真実の戦争の姿がしめされる。
 何よりも現場に立ち続ける著者の姿勢が、こころを揺さぶり事実の重さをずっしりと感じさせる。薄っぺらな評論家の言説を打ち破るのは事実の力だ。

 最後のことばに感動したので引用しておく。

「恥を承知でここに宣言しよう。志すは、緑豊かな平和な世界。この志に、生涯を賭ける」

硬座の旅1

2007-09-06 19:28:43 | 中国情報
 ども。
 
 杭州駅にまで早めに戻り、列車を待ちます。
 中国の駅は、列車が入ってくる時間までプラットホームには行けません。待合室で待ちます。この待合室はいつでもどの駅でもいつも人が溢れています。大きな荷物を抱えて、横になったり、縦になったり。老若男女がごちゃごちゃとしています。最初は我が家も、開いている席を見つけて座っていましたが、改札時間が迫るとともに、改札の前に列ができます。体調のよくない配偶者は「上海まで座れるなら前に並ぶ」と決めて早くから列に並びました。当然私もその後ろに陣取ります。待つこと30分。いよいよ列車がやってきて、改札が始まる気配に回りも立ち上がって準備する人がいっぱい。改札が始まると我先に狭い改札口へ殺到します。
 押し合いへしあいして、改札を抜け、列車に急ぎます。

 上海を越えてまだまだ先までひた走る列車は長い長い客車をつないでいます。寝台車も何両もつないでいます。入り口の係員に切符を見せると、「もっと向こう」と指差しでしめします。

 硬座の入り口で切符を見せて、列車に乗り込む。「早く来た甲斐があった。どれ座ろう」と空いている席に座り込む我が家。向かいの女性が何か聞いてきましたが、よくわからない。そのうち人がドンドン乗ってきて、なんだか「ここは私の席だ」と主張する。頭に「???」とクエッスチョンマークが飛ぶがよくわかんない。何時しか向かいの女性も席を離れている。だんだん分かってきたのは、硬座も全部座席指定だということ。文字通り「無座」は「座席無し」の意味らしい。日本のように自由席で早い者勝ちルールは無いのね。と判明。

 んじゃ、なんだそれならあせることなかったとがっくり。
 仕方が無いので、列車の真ん中あたりに立っていたが、配偶者が隅に行こうというのでトイレ前当たりに移動。

 やっと列車が動き始めた。(その2へつづく)

ピンポン

2007-09-05 08:34:44 | 日本映画
 ども。
 いよいよ杭州⇒上海、硬座の旅についてですが、その前に昨日スカパーで久しぶりに観た「ピンポン」の覚書。

 窪塚の「ペコ」、ARATAの「スマイル」、サム・リーの「チャイナ」、それに中村獅童。夏木マリ、竹中直人と濃いメンバーが揃っています。
 今回久しぶりに観て、「部長は荒川良々だったか!」と気づきました。
 また脚本は「クドカン」だったんですね。

 試合のシーンでペコと中村獅童のフォームのわきが開いているのがどうも気になるのですが、これは演出でしょうか?

 たまたま観始めたのですが、おもしろくて最後のエンドロールまで見ましたよ。

 そしてピンポンの耳に残るテーマソング「YUMEGIWA LAST BOY」。
 こちらで視聴できます。

 結構好きです!「ピンポン」(2002年作品)

トンポーロー

2007-09-03 21:09:38 | 中国情報
 ども。

 配偶者がダウンした杭州旅行。

 歩け!歩けのうぇいうぇいファミリーにしては珍しく、仕方なくタクシーでの観光地巡りとなりました。

 岳飛さまの墓をお参りし、西湖天地へもタクシー移動。
 若いけど結構おしゃべり好きな「しーふ」
 「日本人か?」「ドゥイ」の会話から「日本人がよく杭州に来る」との話。
 「韓国人は?」と聞くと「韓国人もいっぱい来る」との答えで、片言でも会話になりました。

 西湖天地では、これまたうぇいうぇいファミリーに似つかぬオシャレなお店で「トンポーロー」などをチンタオビールとともにいただきました。ちょっと高めのお値段ですが、柔らかくてオイシイ!
 ダウンした配偶者は「龍井茶(ろんじんちゃ)」をポットでいただきすすってます。