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硬座の旅1

2007-09-06 19:28:43 | 中国情報
 ども。
 
 杭州駅にまで早めに戻り、列車を待ちます。
 中国の駅は、列車が入ってくる時間までプラットホームには行けません。待合室で待ちます。この待合室はいつでもどの駅でもいつも人が溢れています。大きな荷物を抱えて、横になったり、縦になったり。老若男女がごちゃごちゃとしています。最初は我が家も、開いている席を見つけて座っていましたが、改札時間が迫るとともに、改札の前に列ができます。体調のよくない配偶者は「上海まで座れるなら前に並ぶ」と決めて早くから列に並びました。当然私もその後ろに陣取ります。待つこと30分。いよいよ列車がやってきて、改札が始まる気配に回りも立ち上がって準備する人がいっぱい。改札が始まると我先に狭い改札口へ殺到します。
 押し合いへしあいして、改札を抜け、列車に急ぎます。

 上海を越えてまだまだ先までひた走る列車は長い長い客車をつないでいます。寝台車も何両もつないでいます。入り口の係員に切符を見せると、「もっと向こう」と指差しでしめします。

 硬座の入り口で切符を見せて、列車に乗り込む。「早く来た甲斐があった。どれ座ろう」と空いている席に座り込む我が家。向かいの女性が何か聞いてきましたが、よくわからない。そのうち人がドンドン乗ってきて、なんだか「ここは私の席だ」と主張する。頭に「???」とクエッスチョンマークが飛ぶがよくわかんない。何時しか向かいの女性も席を離れている。だんだん分かってきたのは、硬座も全部座席指定だということ。文字通り「無座」は「座席無し」の意味らしい。日本のように自由席で早い者勝ちルールは無いのね。と判明。

 んじゃ、なんだそれならあせることなかったとがっくり。
 仕方が無いので、列車の真ん中あたりに立っていたが、配偶者が隅に行こうというのでトイレ前当たりに移動。

 やっと列車が動き始めた。(その2へつづく)


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