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アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

『県庁の星』のリアリズム

2007-02-16 22:37:55 | 日本映画
 ども。
 昨日は酔っ払ってエントリを更新したので、青臭い文章で恥ずかしい。
 ちょっと反省。
 でも、これも私の一面で、恥多い人生の一部ということで削除なんかしないのだ。

 と開き直りつつ、スカパーで見た『県庁の星』について。
 
 織田裕二、柴咲コウ主演。

 織田裕二がいいです。いつも颯爽とした二枚目役が多いのに、こんな役もできるというので幅が広がった感じです。県庁の役人を演じていて、「ああ、こんな感じの人いるなあ」とリアリティを感じさせました。
 柴崎コウさんは、パートという仕事でありながら、仕事に誇りと愛着を感じさせてカッコいい。ダメスーパーの立ち直りも、リアルです。
 ただ、「高級弁当をあんなに余らせたらコスト的に持たないんじゃないの?」という疑問は感じました。

 最後の方で、「県庁さん」の提案を、知事が扱う態度とそれを見越している織田裕二の態度に妙にリアリティを感じました。
「そう簡単には行かない」のはその通りですね。

 だから簡単にあきらめては「改革」なんてできませんというメッセージです。
 このメッセージも含めて面白い映画です。