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『マイ・ボスマイ・ヒーロー』韓国映画

2006-09-14 19:25:54 | 韓国映画
ども。
昨日は立て続けにDVDを観てました。
2本目は肩のこらない韓国映画『マイ・ボスマイ・ヒーロー』。

 日本では長瀬君がテレビドラマで主演を演じて人気の作品。
 韓国オリジナル版の映画は、チョン・ジュノが主役でヤクザ役。最初は「さすがに高校生はむりがあるよなあ」と思ってみてましたが、だんだん高校生らしく見えてくるのはさすがです。
 私は日本のテレビドラマを見てないので比較はできません。
 オリジナル版は結構暴力的。女子高校生が殴られてボコボコの大怪我するシーンも出てきます。「こんなに暴力的な映画はいいのかしら」と思わずPTA的意見を思うほど。まあ、韓国映画は結構暴力シーンが多いので、私はかなり免疫になっていますけど。

 映画はギャグ映画としてみれば、シチュエーションで笑わす部分がまずあって、その上に各シーンでさらに笑わせると言う構造です。「ヤクザが高校生になる」という設定でかなり笑いが生み出せます。癖のある弟分と手下たち。同級生との淡い恋愛感情や悪徳校長、ヤクザのシマ争い、美人の英語教師、オカマの同級生などギャグの要素をゴテゴテと放り込んでいます。そこにアクションシーン。ヤクザ映画ならではの喧嘩場面。高校生のカツアゲシーンなど笑いがあって、アクションがあって、さらに受験と貧困の中での進学問題など、何でもアリの映画となってます。
 個々の場面では笑えます。うまく映画としてまとまっているとは思えませんが、お気楽に楽しめる映画です。