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「戦場のレクイエム」

2009-02-02 19:27:00 | 中国映画
 ども。

 昨日は映画の日。
 TOHOシネマズ二条に家族で映画を見に行きました。
 私と配偶者は「戦場のレクイエム」フォン・シャオガン監督。
 娘は「マンマ・ミーア」。
 さすがに映画の日で、映画館は大混雑。
 娘は10:30からの回にギリギリ間に合いました。あと数人で「完売」のところでした。私が映画館に言った11:30頃には、「20世紀少年」「マンマ・ミーア」は既にどの回も満席で、係りの人が「20世紀少年は15:00の回まで完売しております」とトラメガで声を張り上げていました。

 「戦場のレクイエム」は1日1回の上映で、プレミアムスクリーンでの上映。このプレミアムスクリーン小ぶりの会場ですが、リクライニングシートに棚もついてゆったりしています。スクリーン前には舞台のセットもありましたから、俳優さんが来たときの挨拶とかに使うんでしょうか?初めて入りましたが、なかなかご機嫌な見心地です。

 映画は冒頭からたたみかける迫力の戦闘場面。
 国民党軍と人民解放軍との武器・軍事力の差が明白な闘いです。
 戦場に放り込まれたような緊迫感があります。
 圧倒的な武力を誇り、アメリカから支援を受けていた国民党軍がなぜ敗北したか、ここでそういう背景・内容はカットされています。自明のことという扱いなんでしょうね。このあたりは中国高等学校歴史教科書をもう一度読んで見たいと思います。


 兵士の会話に一部それが出ています。
 地主に苦しめられ土地を取り上げられたこと。
 そして、エンドロールで主人公が生まれて3ヶ月で父母が畑で飢え死にして、人に拾われて育ったことが明らかにされています。


 飢えて死ぬか、闘って死ぬか、究極の二者択一。

 作戦と人命。47人の命。

 終わっても考えさせてくれることの多い映画だと思います。
 


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