ども。
昨日は、配偶者とキムチ鍋をつつきつつ、日本酒を飲み、韓国版「火車」をDVDで見る。
「火車」は宮部みゆきの傑作小説。
韓国版でも、日本原作の「火車」と同じく、消費者金融の韓国における暴力的取立てとその悲劇を描き、引き込まれた。婚約者の行方を追うのを、刑事から身内の元刑事にして、ラストも変えてあるが、このラストも印象に残る点では原作といい勝負だ。
実際に、韓国では消費者金融が跋扈しており、悲劇が広がっている。このことも、この映画が韓国で210万人を動員したというヒットの背景にあるのだろう。
ヒロインの婚約者・ムンホには、イ・ソンギュン、ヒロインのソニョンはキム・ミニが熱のこもった演技を見せている。元刑事チョ・ソンハ役はチョ・ヨンハが演じている。
見ごたえのある一本だった。
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