早起きの苦手な私だが、目覚ましをセットして6時に起床。おもむろにランの準備に取りかかり、函館山の麓、護国神社の下から、曇天で一層薄暗い道路に飛び出した。通りかかった散歩の男性が、「湯ノ川まで往復しても10キロくらいだよ」と教えてくれたので、迷わずそちらに向かって走り出す。
長い高田屋通を下り嘉兵衛像の横を通過。その後右折して大森浜方面に向かう。海岸の防波堤沿いの道は、海からの強風が吹き付け、危うく帽子を飛ばされそうであった。しばらく走ってみたが、ついにたまらず中心街の方へコースを変更する。市役所近くの緑地帯では、ラジオ体操をしている一団を発見。地域の年配者たちだ。こんなところにラジオ体操の愛好者がいたのかと感心する。
裁判所の前から電車通りに入り昭和橋を渡る。五稜郭方面を目指して走っていると千代台に行き着いた。ちょうど5キロだったので、ここで折り返すことにする。しばし散策。私が子どもの頃とは大違いで、立派な陸上競技場と野球場ができていた。これらの施設を1周する1030mのジョギングコースも整備されていた。2週後に函館ハーフマラソンが開催されるからでもないだろうが、市内至る所で朝から走っている人たちを見かけた。これには正直驚いた。
簡単な筋トレの後、帰路は函館駅方面を回ってみることにした。グリーンベルトに沿って進み、かつての繁華街である大門から駅前に、そして朝市の方向に抜けた。まさに朝食の時間帯で、近くのホテルから朝市に向かうと思われる人々が次々と姿を現していた。
巴湾の波は静かだった。金森倉庫群の傍から向こうに、今は北島三郎記念館となっている旧金森デパートの建物が見えた。電車通りを横切って、二十間坂を登り切り、ロープウエイの山麓駅の脇を通過すると、最初の護国神社の下に戻った。
ほぼ10キロ約1時間の行程であった。到着してシャワーを浴びて着替えを済ませる頃には、いつの間にか小雨が降り出していた。あっという間の故郷、函館の朝ランであった。
お盆に行けなかったので、敬老の日に合わせて行ってきました。函館はもうハーフマラソンの準備が進んでいるようでした。記録への挑戦が終了したら、いつかゆっくり走ってみたいです。街の様子は新旧入り交じって変化していました。電車が懐かしかったです。
3人目の曾孫を見せついでに函館ハーフに参加できないかと企んでいましたが今年は実現できませんでした。祖母ちゃんが元気なうちに、来年こそは・・・。
話変わりますが、今年のパイロットは参加でしたか?前日入りですか?前夜の交流会は?
函館つながりでしたか。年老いた両親がいるので私は年に4,5回は行きます。でもほとんどがJRでの日帰り、それでもかなりきついです。クルマだと休憩を取りながらで約8時間。往復で1000キロになります。そちらからだと片道だけでも大変ですね。
パイロットは参加予定です。前日に弟子屈に宿をとり、当日朝に入ります。今回は家族と一緒です。