ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

第9回マラソンを楽しむ会

2005年05月08日 | 完走記

 昨日の季節はずれの雪の余韻が残るなか、今日は朝から快晴!初めての参加ではあるが、地元の大会なので気持ちはかなりリラックスだ。ただ出走時間が早いのでゆっくりしてはいられない。受付場所を見つけ急いで手続きを済ませる。昨夜は中止を覚悟し、ウェアーも各種用意していたが、周囲を見回して下は短パン、上は長袖と決める。約80人の参加という。皆さん馴染みの方が多いらしく雰囲気はかなり和やか。年格好はもちろん、走り方も、ウェアーもかなり年季が入っているのを感じる。若い人もチョット混じっているが、だいたい皆さん私と同じ位の年齢と見た。一緒に参加のFさんの姿もあり心強く感じる。簡単なコース説明のあとみんなで準備体操をして間もなくスタート。

 走路の幅が狭いので、スタート直後は多少団子状態となる。しばらく遅いペースで進むがだんだんばらけてくる。初めてのコースで先が読めないので、とにかく集団についていくことにした。サッカー場では少年サッカーの準備中。気持ちの良い天候を満喫といったところだ。気持ちにも余裕がある。<2.5km地点、タイム13分49秒>

 折り返し地点を回って、全体の中くらいの順位かと思うが、全員がハーフではなく、他の距離の人もいるのでよく分からない。タイム的には自分の平均ペースと考え、しばらくこの位の走りで行こうと思う。気温が上がってきたのか20分位で汗が額に満ちてくる。半袖でも良かったかも。腕を肘までまくり上げる。<5km地点、タイム27分55秒>

 十勝大橋をわたり音更町へ。河畔から見える小学校の校庭では少年野球が始まっている。本当に和やかな日だ。工事中の橋の下でコース案内をしているマスターを発見、覚えているかどうか分からないが、一応ごあいさつ。<7.5km地点、タイム42分01秒>

 折り返してからすぐ後ろにFさんを発見。余裕のある走りだ。と思っているうちに足跡が近づいてきて一気に抜いていってしまった。ありゃ?という感じ。だって走る前に完走目的だって言っていたじゃない。チョットスピードを上げてみたが追いつかない。この時Fさんって元々地力のある人だったんだなと納得。いいのいいの私は自分のペースで2時間以内を目指すから。女房にも今朝はっぱをかけられたけど、今回はまだ2時間でいいの!そう自分に言い聞かせる。それにしてもスピードが足りんなあ~。スタート地点が見えてきたので、ここらで水分補給。<10km地点、タイム57分03秒>

 あと残り約半分。少しペースを上げてみた。しかし前のランナーとの距離は縮まらない。疲れはそうでもないのにやはりスピードが出ないのだ。いつも感じるのだがこれが私の致命的なところだ。要するにオレって走るのに向いてない?いやいやそういう考え方は良くない。まあ簡単に言えば一流選手ではもちろんないが、二流選手でもないということ。つまり楽しんで走る三流ランナーだと言うこと。いいじゃない!それを市民ランナーと言うんだ。などなど一人で黙々と考え、今の自分を必死で肯定し擁護し納得させている。折り返してきたFさんに声をかけられる。元気そうだ、走りも良い。<12.5km地点、タイム1時間11分02秒>

 私もかなり遅れて折り返す。サッカー少年団の試合が始まっている。かつては私も毎週のように息子の試合の応援に行っていたものだと懐かしむ。しかし今はそれどころではない自分のことで精一杯だ。とっとことっとこピッチ走法で走り続けるだけ。時計を見ながら、一応最後の半端の折り返し所用時間を計算し、2分40秒の2倍だけど一応5分と踏んだ。<15km地点、タイム1時間25分51秒>

 さあ、あと残り約6kmだ。とにかくこのペースを守って走り続けるしかない。2時間以内にゴールできるかどうかどうかはギリギリといったところか。流石に疲れてきた。油断をするとついついペースが落ちてしまう。すれ違った少年の早いこと。若さには勝てない。橋のところであのichanにもガンバと声をかけられたが、うめき声しか返せなかった。そのうちに明らかに私より年配と思われる方とすれ違った。流石だ~。マラソンはトシではありません、素質なんです。などとまた心の中で弁解するが、ほとんど意味をなしていない。もう私もかなり疲れてきている証拠だ。<17.5km地点、タイム1時間40分21秒>

 折り返してからは自分では気がつかないがペースが落ちてきたようだ。その証拠に立て続けに4人のランナーにあっという間に抜き去られてしまった。もう着いていこうという気力はなかった。とにかく2時間を切れるかどうかだ。あとはタイムとの戦い。<20km地点、1時間55分02秒>

 やばい!残りを5分を切って帰ってこれるか?前方に2人のランナーが見える。この2人を目標に必死に頑張るべきか?その時ふと最近ネットで見た記事を思い出した。マラソンの最後にデットヒートをした2人が倒れたというのだ。バカなことをしてはいけない。今季初のハーフじゃないか、この先レースはまだある。密かな目標1時間50分を目指すのはこれからだ。今日はペースを守って走ってみることが大事だ。ということで最後は余裕を持ってゴールということになった。<記録、2時間01分23秒>

 ゴールではFさんが待っていてくれた。最後は肉離れしそうだったとのこと。Fさんは千歳で無理なく5時間切れそうだ。私も次の美瑛ではベストを狙おう。その後Fさんに確認し、あのichanさんにこちらから声をかけることに成功。これからichanさんのHPにも遊びに行こう、と決めたのだった。帯広ランナーズの皆さんのおかげで、今日はとても気持ちよくマラソンを楽しむことができました。感謝です!

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1 コメント

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ごくろうさまでした (カッチ&トモ)
2005-05-08 20:51:56
完走記見ましたよ、ご苦労様でした。

私も完走記書きましたので、時間がありましたら、見てくださいね。

美瑛でお会いできることを楽しみにしています。
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