某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

「六花」 - 中島みゆき

2005年11月20日 | ♪国内 -女性

「六花」作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき 編曲:瀬尾一三

Drums:Vinnie Colaiuta/ Bass:Neil Stubenhaus/E.Guitar:Michael Thomson/E.Piano&Pad:Jon Gilutin/Keyboards:エルトン永田、小林信吾、瀬尾一三 /Programming:浦田恵司、田久保誓一/ Strings Conducted by Suzie Katayama

毎週日曜の早朝6時台(6:15-7:00とHPに書いてあるけど本当は6:15-6:45。番組のHPもないし、力入れなさすぎだよ>ニッポン放送さ~ん(^^;))に、倉本聡さんのラジオ番組があります。ニッポン放送「富良野からの風を・・・」。この曲はそのエンディングに流れる曲でもあります。アルバム「心守歌」に収録されています。

中島みゆきさんの曲には、単に「名曲」としてだけでは表現できない、心に響く深い曲が多いですが、この曲もやや静謐な感じもするイントロからしてとても素晴らしいです。「六花」は"六つの花びらの花"、つまり「雪の結晶」を意味し


"六花の雪よ  降り積もれよ 白く白く  ただ降り積もれよ
六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ・・・"

と穏やかに、静かに唄われます。

みゆきさんの歌の世界は、いつも別の次元の世界/独自の空間に連れていってくれます。この歌もまるで天女だか、菩薩様のつぶやきのような不思議な、でも素晴らしい歌です。そして、単に泣きたいとかそんな次元を超越した"無常感"さえ漂います。

真冬の六時、まだ薄暗く寒い夜明けに、イアフォンからこの曲が流れてくる時間帯、更に独自の世界に浸れますよ~(笑)。あと、この歌はともかくこの番組、毎週(毎月)いろんなゲストのお話が聞けます。私は機会があれば(起きられれば)必ず聴いています。皆さんも是非一度どうぞ!

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「Love is always seventeen」- David Gates 

2005年11月20日 | ♪海外 -男性
 

「Love is always seventeen」- David Gates(1994年)
「ラヴ・イズ・ オルウェイズ・ セブンティーン」-デビッド・ゲイツ


「アメリカだけが世界だろうか?」と言うキャッチコピーの雑誌が出ました。正にキャッチーなコピーだと思います(^^)。みんなが何となく思っていたことを言葉にしていると言えます。みんな感じているんですよね~「何か違うって・・」。このコピー、一方自分に翻って考えてみると「アメリカの音楽だけが世界の音楽だろうか・・・?」と言うことで、答えはもちろん「Non」(←フランス語です(笑))。

自分は90年代以降、"アメリカの音楽は気にはなるけれど、でもそれは世界の音楽の一ジャンルでしかなく"て、徐々に北欧の音楽ケルトミュージックへ傾倒していく自分がありました・・・

これは青春時代、ビルボードHot100を貪るように、隈無くチェックしていた自分には驚くべき事です。でも今の時代、「ビルボード誌」の日本における存在感は昔に比べれば遙かに小さくなっているのが現実だと思います(とても淋しい限りですが・・・)

ここでご紹介するのは、「イフ」「ギターマン」のヒットで有名なバンドBreadの中心人物David Gatesのソロアルバムです。彼が事実上の引退生活の後、十数年振りに出してくれたアルバムです。ちょっとカントリー系です。タイトルもニクイです(笑)。ちなみその前のアルバムは、あの映画「グッバイガール」(ニールサイモン原作)のタイトル曲でしたからかなり前ですよね・・・。

※ちなみにこの「グッバイガール」はあの南沙織さんもカバーしていました。

David GatesBread時代からそうでしたが、メディアに煽る、又は煽られるような刺激的な作品は一切書いていませんでした。そのため、刺激好きな音楽メディアからは遠い存在でした。でも私はこの人のどこか職人ぽい、地道で心温まる、優しい作品が大好きでした。また素朴な詞の世界観は私の生き方にも指針を与えてくれました。

David Gatesは、正に「アメリカの良心」の代表です。


そう言い切れる人です。そんな古き良きアメリカはもうどこにもないのかなぁ・・・でも私はこんな優しい穏やかな人間になる事が人生の目標です(ちょっと照 (^^; )

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