某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

「宙船(そらふね)」-TOKIO

2006年08月30日 | ♪国内 -グループ


「宙船(そらふね)」-TOKIO
作詞/作曲:中島みゆき
編曲:船山基紀

素晴らしい!

誰かが、この曲を聴いて「感動でうち震えた」と書いていましたが、まさにそんな感じ。昨日CD屋さんに行ったら(見本パッケージは沢山あったのに)全部売り切れていましたよっ!残念!どこでも同じような状態らしいです。すごいですね!

これだけ事前の売上予測を(良い意味で)大きく外した楽曲は、最近では珍しいのではないでしょうか?作者との組合せの意外性もあるし、多く世代の支持がある曲なんだと思います。この曲の魅力は、なんと言っても「中島みゆき」さん曲であることでしょう。ボーカルの長瀬さんの歌い方にも"みゆき節"が強く出ていますよね(笑)。ところでこの曲を、勝手ながら私なりにちょっと分析してみます・・・

<なぜ中島みゆきさんなのか?>
そもそも中島みゆきさんへ依頼は、Bank Bandの「糸」など、昨今中島みゆきさんがいろんな世代から再び支持を集めている事が大きな理由だったのでしょう。稚拙な言葉ばかりの今の音楽界において、"世代を超えて言葉を伝えることができるのは、やはり中島みゆきさん"という事なのかもしれません。また、もちろん組合せの意外性/話題性も狙いに入っているのかも・・・?

<曲のコンセプト>
曲のコンセプトは、明らかにみゆきさんの「ファイト!」路線ですね。福山雅治さんや槇原敬之さんなどのカバーで一気に若年層に浸透したこの曲、スタッフにはそれが念頭にあったと思います。もっともドラマのテーマ曲でもあるので、創作上の制限はあったと思いますが・・・。

自分を見失いがちな若者世代に向けて、
強く生き抜く事を訴えていますね

歌詞が素晴らしいです。文学でもあります。

<楽曲について>
サウンドは、いわゆる"ロック"に括られるでしょう・・・。でも、サウンドをはぎ取ってみると、その本質は"フォーク"であるとも感じます。人の心に寄り添う感じ。この曲は、下手にロックを標榜する薄っぺらな昨今のアーティストの楽曲より圧倒的に完成度は高いし、また説得力もありますす。

<アレンジ/演奏>
アレンジは"天才編曲家"船山基紀さんですね。この方は、70年代後半から日本の音楽界のレベルを飛躍的に引き上げた"天才編曲家3人組"の一人です。つまり、萩田光雄氏、大村雅朗氏、そしてこの船山基紀さんでした。3人ともYAMAHA合歓のご出身。
船山さんは、早くから自分のスタジオを持ち、いち早くデジタル制作の先駆者になられた方でもありますね。特に80年代、そのセンスの良いデジタルビートに私はいつも感動させらてきました。余談ですが、中島みゆきさんの大ヒット曲「悪女」は船山基紀氏です。また萩田氏には大ヒットした「ひとり上手」もあります。

今回のアレンジの肝は、太いベース音、それとやはり突き抜けるシンセ・ブラスだと思います。そのキレや、心や感情をコントロールさせられる音量・音圧の高揚感はこの人にしかできないでしょう!演奏は、実はどこまでTOKIOメンバーの演奏かはなんとも言えませんが(昔のC-C-Bの事があるので)でも素晴らしいです。音の微妙な「間(ま)」というかリズムの刻みがスリリングで、扇情的でさえあります。またわかりやすいコード感を活かした、心に突き刺さるような音の洪水ですね。

<ボーカル>
長瀬さんのボーカルも予想外に素晴らしい!語尾のシャウトがこの曲をメッセージを伝える"ロック"にしています。ただCDよりTVで歌ったライブの方が圧倒的に良かった。

<余談:中島みゆきさんについて>
みゆきさんは自作中心に語られる事が多いですが、でも意外にコンポーザー/職業作家の側面も多いですね。多分自分のキャラでは伝えきれない部分を誰かに託しているのかもしれません・・。ただ時々力が入りすぎるとちょっと狙いすぎてはずした作品もなきにしもあらずかなぁ・・・(^^;。フランスのパトリシア・カースに提供した「かもめの歌」、あれはちょっと"狙いすぎ"だったような・・・<おいおい(^^;

<みゆきさん自身>
謎が多いみゆきさんのプライベートですが、丹念に記事を拾っていくと、その人物像が透けて見えてきます。昔(デビュー時)からのみゆきフリークの私は折に触れていろんな記事をチェックしてきました。個人的に印象が深いのは、亡きYAMAHAの創始者、川上源一氏と合歓の事故犠牲者宅を一緒に回ったお話。
それと、実直で欲のない医者だったという父を早くに失った事。父の死後、父の通った居酒屋を探して歩いたという切ないお話・・・。きっと彼女は、永遠に父性を求めて彷徨う運命にある人なのかなぁ・・・なんて考えています。

※ちなみに過去のスキャンダルはここでは内緒です(笑)。

宙船/do!do!do!
TOKIO,中島みゆき,TAKESHI,HIKARI,船山基紀,3-5-2,山原一浩
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「さようなら ありがとう~天の風ver」-夏川りみ

2006年08月26日 | ♪国内 -女性


「さようなら ありがとう ~天の風ver~」
夏川りみ

作詞・作曲・編曲:小渕健太郎(コブクロ)
2006.8.23release

昨年11月リリースされたこの名曲、いつ紹介しようかなぁ・・・と思っていたところ
な、なんとっ新しいバージョンが今月リリースされました!!!驚き!
(この事でも、この曲に対するりみさんやスタッフの"本気度"がわかりますね)

名曲です・・・
泣けます・・・
私はこれで泣きました

家族や恋人など、大切な人を亡くした方は一度お聴きになってみて下さい
心が救われるヒントになるかもしれません・・・

一番最初聴いたときは、そのシチュェーション~まだ若い子を残して先立った母が、天国へ登る途上空から、残した子への語りかける・・・~がちょっと作りすぎのような気がしていたのですが、それが作者である小渕健太郎(コブクロ)さんの実話であること、また同じような喪失感を味わってつらい思いをしている人の救いとなる曲であるとも感じて、本当に感動しました・・・。かけがえのない人を失った人には、きっと次に歩んで行く足がかりになれる曲だと思います。

以下作者のコメントです。
オフィシャルサイトから引用させて頂きました。

 (コブクロの)小渕健太郎さん
”これまでに、僕の視点から、亡くした自分の母を想って書いた歌はあるのですが、この歌は違います。僕が18歳の秋の日、母は天国に逝きました。泣きながら途方に暮れている僕や家族を見て、母はもしかしたらこんな事を想いながら旅立っていったんじゃないかな?と、母の視点になってみて書いたのがこの歌です。

りみさんの声も容姿も雰囲気も、どこかしら母に似ているんです。りみさんが歌ってくれる曲を書くのに、やっぱり、どうしても、無意識のうちに自分の母親を映してしまいます。

この曲は、亡くなった人から残された人だけに向けた歌ではありません。世界中には、様々な境遇で最愛の人やかけがえの無い人からの旅立ちや離別を迎える人が沢山います。そして心の隅に、その大切な人への想いをかかえて頑張っている人も、また沢山いると想うのです。

そんな人たちを、りみさんの歌声で話しかけるように励ましてあげたり、支えになってあげられるような、そんな歌になれば良いな、と想って書きました。 ”

─ 曲の解説 
昨年11月にリリースした「さようなら ありがとう」。コンサートでは、夏川りみがもっとも思い入れのある楽曲のひとつとして、今年のツアーで大事に歌ってきました。この想いがオーディエンスに伝わって、各人自分の経験とオーバーラップし、感動を生み、ライブでの代表曲となっていったのです。

この曲の作詞作曲は小渕健太郎氏ですが、彼のお母さんが亡くなった時のお母さんからの視点になってみて書かれた、彼にとって特別な思いがある大切な作品。ただ、決して悲しい曲ではない、前向きな曲です。その彼の想いを再び吹き込むべく、小渕健太郎氏に再レコーディングを依頼。サウンド・プロデュースを快く引き受けていただき、今作が完成しました。

小渕氏は、夏川りみの歌声をより引き立て、歌詞のメッセージが伝わることをテーマとしてレコーディングを行い、結果、よりシンプルな作品に仕上がりました。タイトルに追加された“天の風”とは、大切な人がいつも側にいることを表した、“天の川”にインスパイアされた小渕氏の造語です。

レコーディングでは小渕健太郎氏がいつも一緒に作業しているミュージシャン、スタッフを起用。彼は使い慣れたスタジオに和太鼓(下記参照)を持ち込み、印象的なリズムを刻み、そして新たに夏川の印象的なフェイクも録音されました。和太鼓は、彼のお母さんが旅立つときに鳴り響いていた、お母さんの大好きだった民謡を、フェイクは胎児の記憶からの雄大な時の流れをイメージしたものです。そして、夏川りみはこの曲を、前向きに、まるで話しかけるようなコトバで歌いきりました。愛する人や、かけがえの無い人との別れや旅立ちを迎える人が励まされるような…そんなメッセージを届けるために…”

 夏川りみさん(新星堂のフリーペーパー「PAUSE'06/9」より)
"この曲には和太鼓が入っているんですけど。小渕さんのお母さんは、民謡をやっていらしたそうなんです。それで、お別れする時も悲しいのはいやだというので、葬儀の時も、ずっと民謡がかかっていたらしいんですね。その時のイメージなんだそうです・・・"(以下略。ご興味のある方は「PAUSE'06/9」をどうぞ)

(私のコメント)いわゆるPOPSには、普通、和太鼓は使用しませんが、この曲にはパーカッション的に薄く和太鼓が入っています。その音色にはl小渕さんの、亡くしたお母さんへの思慕が込められているのかよう・・・温かい想いと哀切がひしひしと伝わってきます。

これぞ"消耗品"な曲の対極にある、本当の名曲です。
必・聴・曲

※ちなみにこの曲、こっちのverが、シンプルで素朴で言葉が伝わってきて、一番好きかなぁ~(^^)

さようなら ありがとう~天の風~
夏川りみ,小渕健太郎,村野直球,京田誠一
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想い風
槇原敬之,海老根祐子,村野直球,市川喜康,下地勇,猫田麻耶,妹尾武,小渕健太郎,アルマンド・マンサネーロ・カーチェ
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「Solitudes/ソリチュード」~from CANADA~

2006年08月24日 | ♪インスト・New Age


「Siesta BEACH」
「Solitudes/ソリチュード」より

以前にも何度か取り上げていますが、今回もカナダで、いや世界でも指折りの良質な環境音楽/ネイチャー・ミュージックを世に送り続けている素晴らしいレーベル「Solitudes/ソリチュード」の盤をいくつか取り上げてみます。

今でこそ、"自然音"と"美しい音楽"が美しくミックスされたCDは沢山ありますが、でもそのオリジナルはこの「ソリチュード」と言って良いでしょう。また巷にはこれを形だけ模倣した内容・質が低いものが沢山出回っておりますが、是非この音楽的にも自然音的にも本物の素晴らしさに触れて頂きたいと思い、一ファンとして再度ここに紹介致します。

~以下、国内の代理店のサイトより引用させて頂きました~
jciclub ↓クリック

「Solitudes/ソリチュード」について
長年にわたって、ネイチャー・ミュージック・アルバムだけを100タイトル以上もリリースしてきたソリチューズ。ダン・ギブソンが50年以上もの間デジタル録音し続けてきたネイチャーサウンド、プロジェクトチームで丹念に制作されるインストゥルメンタルミュージック、24ビットマスターリング、ドルビーサラウンド録音等々。今ではこころやすらぐ高品位なネイチャーミュージックとして世界25カ国の人々に愛されています。

ダン・ギブソンのプロフィール
ナイアガラの滝に程近い農場で生まれ育ったダン・ギブソンは、少年の頃、カナダの大自然に感化されてからというもの、自然界を相手に自らの芸術的才能を開花させていきました。野生動物や生物の写真家として活躍するかたわら、1946年以降は自然をテーマにした映画やテレビ番組の制作に携わるようになりました。

当時は自然界の映像と音声を一致させる事が容易ではなく、単に音楽を流しながら自然の映像を映していました。しかし、自然の素晴らしさにこだわるダン・ギブソンは、自ら自然界の音を録音し、音と映像を一致させた臨場感あふれる作品をプロデュースすることに成功、カナダで2つの映画賞(今日のジニー賞)を受賞しました。その後もサンフランシスコ国際映画祭でゴールデンゲート賞を受賞した「ホワイトスロート」や国際的にも賞賛されたテレビ番組「オーデュポンワイルドライフシアター」等、自然をテーマにした200本以上もの映画やテレビ番組を制作しました。

映画用に始めた自然音の録音作業でしたが、それが彼にとって生涯、情熱を傾ける仕事の始まりとなりました。1981年、ダン・ギブソンは59歳で映画界から退き、自ら録音した自然の音をより多くの人々に聴いてもらおうと、ネイチャーサウンドレーベルを創設したのです。レーベル名は、自分の好きなデューク・エリングトンの歌「イン・マイ・ソリチュード(静寂)」にちなんで「ソリチューズ」としました。

1983年からは業界に先駆けてデジタル録音を開始。その3年後には息子のゴードン・ギブソンがソリチューズに加わりました。以前から写真や音楽に非凡なセンスを発揮していたゴードンは、自然の音に繊細な音楽をアレンジすれば、それらはさらに引立ち、互いに補足し合って、自然の音だけよりも、もっと素晴らしい感動を与えることが出来るはずだと確信していました。ダンは、洗練された音楽を自然の音と完璧に調和させることを条件に、ゴードンの熱意ある提案を受け入れ、「音楽で探索する自然」シリーズのファーストアルバムとして「ハーモニー」をリリースしました。

「ハーモニー」は瞬く間にカナダのプラチナアルバムとなり、ソリチューズは音楽と自然を絶妙なバランスで融合させた新しいジャンルの音楽として一躍脚光を浴びました。映画界で活躍していたダンには有名な演奏家や作曲家の友人も多く、その後も誰もがソリチューズのために協力を惜しみませんでした。今では100タイトル以上もあるソリチューズのアルバムは、心安らぐネイチャーミュージックとして世界中の人々に愛されています。

 1994年4月、72歳のダン・ギブソンはカナダの民間人として最高の栄誉(ナイト爵に相当)であるカナダ勲章を受章しました。それは、彼が長年にわたって自然の音を録音し、映像に収めてきたことで、大切な自然や野生動物に対する人々の意識を高めたという功績を称えるものでした。


(以下私のコメントです)どの盤も素晴らしい音楽と自然音に溢れ、まず「はずれ」はありません(笑)。皆さんも是非一度、ジャケット買いでも大丈夫ですからお試しあれ!

Woodland Harp [ウッドランド・ハープ]

Solitudes [ソリチューズ]

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Piano Cascades [ピアノ・カスケイズ]

Solitudes [ソリチューズ]

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Polynesian Spa [ポリネシアンスパ]

Solitudes [ソリチューズ]

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Sleep Deeply [スリープ・ディープリー]

Solitudes [ソリチューズ]

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「生きよ、愛せよ、心を尽くして働け。」<山田俊夫>

2006年08月22日 | 【徒然随想】

私が大好きなBlogがあります。

クリック→ 先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」 ←クリック

もっともいつもこちら一方的に訪れるだけなので、先方の方は私の事は知りませんが・・。でもここで教えて頂く言葉にはいつも感動させられ、折に触れて訪問させて頂いております。

以下ざっと最近の記事を引用させて頂くだきました。すてきな言葉が沢山出てきます(注:言葉だけ抜粋させて頂きましたが解説も素晴らしいです。)

ちなみにこの表題に使ったフレーズ「生きよ、愛せよ、心を尽くして働け。」これを読んだ時には突然、何かに撃たれように涙が滲んできました・・・言葉にはなんて素晴らしい力があるのでしょう!


 ”人生の時計は、一度しかネジを巻かない。

  その針がいつ止まるか、遅れるか、

   それとも、もっと早くか、誰も知らない。

    生きよ、愛せよ、心を尽くして働け。

 明日があると思ってはならない。

  何故なら、その時、人生の時計は、

   止まっているかもしれないから。”

                  <山田俊夫>


 ”「闇があるから光がある」

  そして闇から出てきた人こそ、

   本当に光のありがたさがわかるんだ。

 世の中は、幸福ばかりで満ちているものではない。

  不幸であるから幸福がある。

   そこを忘れないでくれ。”

                  <小林多喜二>


”人生は一冊の書物に似ている。

  馬鹿者たちはそれをペラペラとめくっていくが、

   賢い人間は念入りにそれを読む。

 なぜなら、彼はただ一度しかそれを

  読むことができないことを知っているから。”

                  <ジャン・パウル>

”ある人は十銭をもって一円の十分の一と解釈する。

  ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈する。

   同じ言葉が人によって高くも低くもなる。

    言葉を用いるは人の見識次第である。”

                   <夏目漱石>


いわゆる昔の賢人の言葉ばかりではなく、芸能人の言葉なんかもあって、そういう面からも素直に心に届く言葉がたくさんあります。

私はつらい時期、いつも言葉によって励まされてきたように思います。今絶望している人はきっと素敵な言葉に巡り会えていないだけなのかもしれません・・・。人は、自分の境遇にぴったりあてはまる言葉に巡り会ったとき、快復に向かうのだと固く信じております。

私は何か困難にぶち当たったときは、ネットでも本屋さんでも「言葉」を探してみます。そうしていつも乗り越えて来ました。もし今迷いの中にある人は、いろんな言葉に耳を(目を?)傾けてみては如何でしょうか・・・?

それにしてもどうしてこんなに沢山の素敵な言葉をご存じなのでしょうか?
本当に感心させられます・・


「ひとりじゃないから」-金築卓也

2006年08月21日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】

クリック→←クリック
「ひとりじゃないから」-金築卓也
作詞:萩原慎太郎 作・編曲:中野雄太
エイベックスネットワーク株式会社
2006.8.16 on sale



いやぁ~、久々に素晴らしい才能を感じる新人(?)だ。

この曲は素晴らしい!とにかく一度聴いてみて下さい。

ちなみに私が死ぬほど嫌いなAVEXからのリリースだ(^^;

生まれて初めてAVEXの作品を買っちまったよ~(笑)。
(でも、これはAVEX他の人達のようにチャラチャラしていない、
しっかりとした作品になっている。
この作品とアーティストだけは悔しいけれど認めよう>AVEX。

レコード会社コメント
菊池一仁と2000年にBREATHを結成し、2001年11月にデビュー。2005年10月までBREATHのボーカルとして活動してきた金築卓也が、いよいよソロ・デビューすることとなった。聴いていて安心できるような温かみのあるボーカルは健在だ。「ひとりじゃないから」は、映画『夜のピクニック』イメージソング、ショート・ムービー連作集『ピクニックの準備』の主題歌。「ハーモニー」は、弾むようにコードを刻むピアノによる元気なポップス「BELIEVE」は、恋の始まる瞬間、高鳴る気持ちを描いた優しいラブソングになっている

ちなみにこの秋公開の下記の映画のイメージソングらしい。

 

↓クリック↓2006年秋公開!!


1000人一緒に24時間夜を徹して、80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。 今年で最後の歩行祭を迎える甲田貴子は、密かに賭けをしていた。 それは、一度も話したことのないクラスメイトの西脇融に話しかけるということ。 そんな簡単なことができない、親友にも言えない、特別な秘密が二人にはあった…。 青春ドラマ。 原作:恩田陸 第2回本屋大賞受賞作品

なんだか素敵な映画の予感!!!
(個人的にも深い思い入れがあるし・・・<謎(笑))

ひとりじゃないから 金築卓也

ひとりじゃないから
金築卓也,萩原慎太郎,中野雄太,林真史
tearbridge records

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「夜のピクニック」INSPIRED BEST ALBUM
tearbridge records

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「君をのせて」-沢田研二

2006年08月20日 | ♪国内 -男性


「君をのせて」-沢田研二
作詞:岩谷時子 作曲:宮川泰 編曲:青木望(1971年)
~アルバム「ポップスの巨匠・宮川 泰の世界 」~2006.7より

沢田研二さんのヒット曲を語る時はどうしても、派手な演出がイメージされる「勝手にしやがれ」等の阿久悠さん創り出す独特のダンディな世界が中心になってしまいがちですが、でも私的にはそれより前の、この「君をのせて」がとてつもなく大好きです。沢田さんのソロ初作品であるこの曲は、単純に楽曲が「名曲」であると思います。なんのギミックもない、純粋に音楽的に素晴らしいと思います。

この曲を作曲されたのは、残念なことに先般突然お亡くなりになってしまわれた宮川泰さんです。

この方の名曲を集めたアルバムが7月に発売されましたが、ホント、幅広いタイプの名曲ばかりですね~。今のヒット・チャートの楽曲には決して見られない、どの曲にも「本当の音楽家」が紡ぎだした「プロのクオリティ」を感じます。これらを聴いた後では今のチャート作品が学芸会レベルにしか思えませんね・・・。まぁ実際に今のチャート物は、子供(精神的も含む)が作って子供が買うだけのアマチュア作品ばかりだから仕方がないですけどねぇ・・・(^^;。

「ポップスの巨匠・宮川 泰の世界 」
01. 恋のバカンス/ザ・ピーナッツ
02. 宇宙戦艦ヤマト /佐々木功
03. 逢いたくて逢いたくて/園まり
04. 君をのせて/沢田研二
05. ウナ・セラ・ディ東京/ザ・ピーナッツ
06. お嫁さん/梓みちょ
07. 銀色の道/ダーク・ダックス
08. 涙のかわくまで/西田佐知子
09. 淋しいから/中尾ミエ
10. 青空のゆくえ/伊東ゆかり
11. ひとつぶの真珠/弘田三枝子
12. 愛のフィナーレ(英語版)/布施明
13. 右向け右/石川ひとみ
14. 若いってすばらしい/槙みちる
15. シャボン玉ホリディのテーマ/ザ・ピーナッツ
16. シビレ節/植木等
17. ウンジャラゲ/ハナ肇とクレージーキャッツ
18. 白い風/佐々木功
19. ウナ・セラ・ディ東京/大阪フィルハーモニー交響楽団
20. 逢いたくて逢いたくて/宮川泰&宮川由利子
21. パパと一緒に/宮川泰&宮川安利

この曲にはいろんな競作がありますが、今年発売された南佳孝さんのアルバムでもカバーされていますね。ボッサ的な作品に生まれ変わっていますので興味がある方は一度どうぞ。


この曲のカバーが入っている南佳孝さんの
「Bossa Alegre(ボッサ・アレグレ)」
2006年

沢田研二 A面コレクション
ユニバーサルJ

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ポップスの巨匠・宮川泰の世界
テイチク

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Bossa Alegre(ボッサ・アレグレ)
南佳孝 with Rio Novo
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「ハロー・リバプール」-カプリコーン

2006年08月17日 | ♪海外 -グループ


ハロー・リバプール」-カプリコーン
(by.Scott/Wilde)~1971年のヒット曲

やっと夏休み・・・
このブログも信じられないくらい間を空けてしまいました(^^;
ちなみに私は元気ですよ~

ところで今日中古CD屋さんを巡っていたら、とんでもなくレアな曲が満載のCDを発見してしまったのでそのご報告です。

最近、国内外問わず70年代のCD複刻が盛んですが、でもその一方で、いわゆる「一発屋」のため権利関係がクリアできなくてCD複刻出来ないでいる曲も少なくありません・・・。(ちなみに「母に捧げる詩/ニール・リード」君がとてつもなく聴きたいっす!!)。このイギリスのグループであるカプリコーンの名曲「ハロー・リバプール」もそんな曲です。日本だけで大ヒットしたためか、未だきちんとCD化されておりません。

な、なのにこの中古屋さんでこの曲を含む下記ラインアップの輸入CDを発見してしまいました・・。何でも2500枚限定盤らしいです。他にもレア曲が多いです。昨年のリリースだそうですがでもいわゆるブート盤ではなさそうです。きちんと曲毎の解説も(英語ですが)付いています。またオンラインでの曲検索もきちんとヒットしましたし(^^)。素性がよくわからないCDですが、何はともかくこの曲をCDで入手できたことに今は涙、涙状態です・・・

そ・れ・に、この値段700円!だったんですよ!!!お店の方、知識無さ過ぎ??でも嬉しい~

1.天使の落書き/ダニエル・ビダル
2.ふたりの天使/サン・プルー楽団・ダニエル・リカーリ
3.雨の訪問者のワルツ/フランシス・レイ
4.よろこびのシンフォニー/Miguel Rios
5.ミスター・マンディ/オリジナル・キャスト
6.悲しき鉄道員/ショッキング・ブルー
7.シーズン/アース&ファイア
8.ジプシークィーンパート1/Gypsy
9.カモン・エヴリバディー/UFO
10.太陽は燃えている/エンゲルベルト・フンパーディング
11.サークルゲーム/バフィ・セントマリー
12.コンドルは飛んでいく/ジリオラ・チィンクエッティ
13.想い出のヨコハマ/ボビー・シャーマン
14.可愛いジェーン/デイビー・ジョーンズ(元モンキーズ)
15.ハロー・リバプール/カプリコーン
16.涙のハプニング/エジソン・ライトハウス
17.恋のヘルプ/トニー・ロナルド
18.バタフライ/ダニエル・ジェラール
19.スィング・スィング・バラバラ/Laurent & Mardi Gras
20.愛する未来に歌おう/オリジナル・キャスト

以下はご参考まで

シンシア・プレミアム(DVD付)
南 沙織
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