某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

Seiko Box 発売中止!SONY MUSICはどないなってるねん!(怒)

2007年04月19日 | ♪国内 -女性

この前の記事で大絶賛したばかりの
松田聖子 Premium Box 1980-1988
【通信販売専用商品】[生産限定]
2007/07/19発売(予定) 31,500円

が突然発売中止になってしまった!!

メーカーのHPには下記のおざなりのコメントのみ。

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「この度、上記商品に関しまして、制作上の都合により発売中止とさせていただきました。発売を心より楽しみにしていただいていたファンの方々には誠に申しわけありませんが何卒ご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。 」

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ほんまにSONY MUSICはどないなってるねん!昨年のあんなどぉーしよーもない10万円企画BOXを発売したと思ったら、今度は詳細な曲目リストまでできあがって、予約を受け付け中段階での突然の中止。この会社ホントに何かが終わっているとしみじみ思う。まぁこれらはほんの一例ではあるが、本業の音楽の世界でもいまやおこちゃま向けのアーティストしかいないし、盗作問題さえ起こすし、ベテランアーティストははみんな”効率化”の下に放り出してしまって大人にアピールできる人さえあまりいないし、もうつくづくだめだな~、この会社。

今のSONY MUSICCBS/SONY時代とはもう完全に別に血が流れている、全く別の会社だ。社会的にリスぺクトされるべき理念も何も感じないダメ企業になりさがっちまったなぁ・・・。それどころか、自らを貶めているとしか思えないここのところの右往左往状態は一体何なのだ。人を育てて来なかったツケが今出ているんだろうなと何となく思う。

 

ところで今回の突然の中止の背景を私なりにいろいろ考えてみた。
①昨年10万円BOXを買った消費者からのクレームが殺到している。
②通販専用にしたことで小売店サイドからクレームが起き、営業上の問題が起きた。
③聖子さんのオフィシャルに告知がなかったし、聖子さんとのネゴが不十分だった。
④同じ意味で、サンミュージックとのネゴが不十分だった。
⑤お宝一気放出なのに価格が安く設定しすぎて後悔した。
⑥もしくは紙ジャケのコストに見合わない価格設定だった。
⑦注文が殺到しているので、ハイブリッド盤企画などにして
高価格で再度販売したくなった・・・
⑧マスターサウンドに自信がなくなった・・・?
⑨もしかしたらセルフ作の売上低迷でまた”リストラ”
されて近々移籍するのかも・・・?(完全に私の憶測)

まぁ私の頭に去来したものはこんなもんですが・・

理由はなんであれ
注文まで受け付けた後での
こんないい加減な対応に
私は、心底
怒っている!!!

少なくともちゃんと説明せい!

それがファン/消費者に対する
まともな会社の
あるべき
対応じゃないのか。

理由も説明ないのに
どう”理解・了承”できるのだ!

 

こんなやり方はファンにとってはある種の社会悪でさえある!

今回ばかりは私は本気で怒っている。

責任者出てこい!!

もうこんな会社いらない!

淘汰されるべきだとさえ思う・・・

(ちょっと言い過ぎかもしれない・・・が、ただ会社の内部事情のみ優先した振る舞いで?一方的に期待を裏切られたユーザーの失望感の大きさも想像して頂きたい・・・)

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やっと出る!買う価値がある松田聖子Premium Box

2007年04月13日 | ♪国内 -女性


松田聖子 Premium Box 1980-1988
【通信販売専用商品】[生産限定]
2007/07/19発売(予定)
31,500円

昨年出たあの10万円のCD BOX・・・

昨年もこのBlogで疑問を呈した記事を書きましたが・・・・
あくまで超個人的な感想ですが、あれは「聖子のすべてそろえちゃいました」というコピーをつけておきながら、多数の貴重な曲の未収録があったり、ベスト盤までいくつも複刻したために同じ曲が最大10枚?近く重複したりするどーしよーもーない貧弱な企画でした。その証左か、この手の企画物は普通プレミアムがつくものですが、実際にはそんな価値も見いだせずに既に値崩れさえ起きているくらいです。

はっきり言わせて貰えば、聖子さんの音楽を愛するファンをバカにしたような印象さえ受けたほどでした。楽曲のリマスタリング以外には何の資料的価値もない、企画に何の知恵も感じさせない、素人企画です。再度言いますがあの企画は「単なる記念グッズ」以上でも以下でもありませんでした。

言ったついでに更に言えば、殆どの人が望んでいなかった聖子さんのセルフ作品を一緒に売りたいがための「抱き合わせ販売企画」であったとさえ私は思いました(<きっぱりっ(^^;)



でもこれは違うようです

SONYの貴重なカタログ財産であるRremiumシリーズの一環であり、きちんと楽曲の考察が反映されています。それはあの大村雅朗氏の一番の傑作と私が思う「Musical Life」(映画のサントラ収録曲)もきちんと収録されていることでもうかがえます・・・。そして聖子さんが「松田聖子」であった時期をほぼもれなく網羅していると言えます。

別の言葉で端的に言えば「サンミュージック」イヤーズとも言えますが(笑)。

それにしても通販限定・・・、SONYさんも昨年のBOXを買った方からの批判を恐れてか?堂々と店頭販売はできなかったんでしょうね~(?)

松田聖子さんのこの時期のアルバム/楽曲群は、歴史的にも日本のPOPSがその歴史において一番輝いた時期です。人的にも、組織的にも、贅沢でゴージャスであらゆる才能が集った唯一の爛熟期です。現代のように、音楽の素人軍団が機器の進化とともに平気で音楽界で跋扈していられるお粗末な状況とは根本から質を異にする時代でした。そしてその時期の聖子Music群は、日本のポピュラー音楽史上の頂点とも言える音楽的財産です。これは誰も否定できない事実でしょう。そしてこれらは永遠にその輝きを失うことなく光続けることでしょう。

このBOXはそういう意味からも、無理してでも購入すべき必携のBOXだと断言します。


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「ハルノヒ」-みつゆき

2007年04月08日 | ♪インスト・New Age


「ハルノヒ」-みつゆき
(アイリッシュ・ハープ)
2007年

これはいわゆるインディーズのアルバムです。
一般のルートでは販売されていません。

音楽の内容は、アイリッシュ・ハープ(小型・ナイロン弦)
で演奏されたオリジナル曲集です。


アイリッシュ・ハープ
(これは高さ1mちょっと位で小型です)

このCDの(音響的な意味での)サウンドとかはプロの物と比較すれば
いろいろ気になる事があるかもしれません。
曲の並びや、バリエーションなども他に考えられるかもれません・・・

でも

この音楽の持つ穏やかさ、やさしさ、素朴さは
一聴に値する内容だと私は確信します。
心に浮かんだ音をそのまま素直に紡いだだけの
真にピュアな音世界を感じ取ることができると思います。
商業的な要素なんて全くあり得ません。

そして別に評論・評価などとは無縁の音楽世界だと言えます。

下記のリンクで飛べますので一度ご試聴下さいマセ(^^)

<Mitsuyuki Official Site>

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「音楽のちから~吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」

2007年04月01日 | ♪スペシャル


「音楽のちから~
吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」
(DVD)

あの日本のポピュラー音楽史の重要人物(エンジニア)吉野金次さんが2006年春から闘病生活をされているそうです・・・。知りませんでした。この事を初めて今日知りました。このDVDの告知を知ったからです。(ちなみにトム・ダウドやアリフ・マーディンと同じ状況だそうです・・・)

音楽制作におけるエンジニアさんの重要性は、私もそうなのですがですが、ミュージシャンほどには実感に乏しいかもしれません。その辺の事は細野晴臣さんのBlogで、吉野さんの事を書かれておられますので、是非一度ご覧下さい。

Daisy World Wide Web

試聴はここ(新星堂サイト)

この緊急ライブには、細野晴臣さん、呼びかけ人矢野顕子さん、佐野元春さん、友部正人さん、大貫妙子さん、井上陽水さん、ゆず、高田漣さん、高野寛さん、コシミハルさん、浜口茂外也さん、伊賀航さん、鈴木惣一郎さん、そして徳武弘文さんという錚々たるメンバーが参加されています。

私も音楽ファンとして一日も早い吉野さんのご快復を心よりお祈りしております。
吉野さん、是非また素晴らしい音楽を私たちに届けてください!

「音楽のちから~吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」 [DVD]

バウンディ

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音楽堂
矢野顕子(with吉野金次)
ヤマハミュージックコミュニケーションズ

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