某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

「サインはV」-麻里圭子+横田年昭とリオアルマ

2006年02月28日 | ♪スペシャル


「サインはV」-麻里圭子+横田年昭とリオアルマ
<TBS「サインはV」主題歌>
作詞:岩谷時子 作編曲:三沢 郷 1969.12.5

アルバム「70’s TVテーマ・コレクション」2001年より
(このジャケットは~NHK「ステージ101」より~シングアウト)


「サインはV」1969.10.5~1970.8.16



トリノ冬季オリンピックの日本の成績があまりにふがいない
でついこんな曲を思い出してしまいました(^^;

 スポ根
です!

V・I・C・T・O・R・Y
「サインはV

この「サインはV」はスポ根ドラマとしては「巨人の星」と双璧とも言える、バレーボール物でしたね(^^)。

そんなスポ根的なものは70年代後半以降、すっかり日本から消えていってしまいましたね~。それはスポ根的なものだけが消えたわけではなく、地道な努力を評価する事とか、年上の人を敬う心とか、熱心に勉強する事を評価する事とか、それまでの日本人がずっと築いてきた風土がどんどん消えていった時代とも言えます。それを煽ったのは、経済の高度成長という経済面は言うまでもありません。でも結構影響が大きかったと思えるのが、TVメディアで台頭してきたお笑いいブームなんかじゃないかなぁ・・・。

この「お笑い」というブーム。ブームとは言うけれど、TV的には単なる使い捨ての便利屋なんでしょうね。いつでも番組の囃手として安いギャラで使うことができるし、キャリアが長くなってギャラが高くなる頃には安いギャラの若手にあっさり差し替えることができるし・・・。ほんとTVの制作コスト低減の為の、お安い使い捨てシステムの犠牲者だと私は思っています。

そしてそんな、お安いお笑いタレント達が、お安いTVでまき散らす、これまたお安いギャグを真に受けた子供達が、「地道な努力を評価する事」とか、「年上の人を敬う事」とかを笑い」飛ばして、今現在に至ったような感慨を覚えます。反面、こんなスポ根ドラマは人が生きる上での大事な事を、子供達に、TVを通じて教えてくれていたような気がします。でも今はなんだかすっかり、"何でもいいから笑えればオッケー"と言う時代になっちまったなぁ・・・。

え~い、誰か責任取れっちゅうねん・・・

と怒りを向けた相手は、既に芸能界/TVから消えているし・・・(笑)

やれやれ・・・
 


 「アテンション・プリーズ」1970.8.23~1971.3.28
※祝4月から、上戸彩さんでリメイク放映決定

 
「美しきチャレンジャー」1971.4.4~1971.10.17


話に関係ないけど(笑)
「おくさまは18才」1970.9.29~1971.9.28

アルバム「70’s TVテーマ・コレクション」2001年
1. ヤッポン(シング・アウト)
2. サインはV(麻里圭子+横田年昭とリオアルマ)
3. アテンション・プリーズ(ザ・バーズ)
4. 金メダルへのターン!~プールに賭けた青春(佐々木早苗)
5. おくさまは18才(岡崎友紀)
6. あなたが憎めない(范文雀)
7. 美しきチャレンジャー(藤田とし子)
8. 恋をするとき(吉沢京子)
9. 君と二人で(沖雅也)
10. 太陽にほえろ!(井上堯之バンド)
11. ママはライバル(佐々木真智子)
12. 時間ですよ~東京下町あたり(森光子)
 13. Viva!アイフル(小川真由美)
14. はぐれ節(梶芽衣子)
15. 風に乗って(岡崎友紀)
16. 傷だらけの天使(井上尭之バンド)
17. あゝ青春(トランザム)
18. 23才(風吹ジュン)
19. 俺たちの旅(トランザム)
20. ビューティフル・サンデー(トランザム)
21. 切手のないおくりもの(ジム・ロック・シンガーズ)
22. とまどいトワイライト(豊島たづみ)
23. 西部警察メインテーマ(ホーネッツ)
24. 西部警察メインテーマ(TVサイズ)(ホーネッツ)

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「プリメイラス・アグアス」-アナベラ/Anabela-

2006年02月27日 | ♪海外 -女性


「Premeiras Agus/プリメイラス・アグアス」1997年
-Anabela/アナベラ-
ポルトガル

昨日イタリアまで行っちゃったし、
今日はついでにポルトガルまで行ってみましょうか・・・?(笑)
という訳で今日は

ポルトガル

ですっ(^^)

と言っても実は、私はあまりこの国の音楽に詳しい訳ではありません。正直言いますと、まぁファドアマリア・ロドリゲスなどの一般常識レベルにちょと毛が生えた程度ですね。あとは、数年前に来日公演を行ったドゥルス・ポンテス(Dulce Pontes)位かなぁ・・?そうそう、このドゥルス・ポンテスはあまりにすごい歌手なので、いずれきちんと書きたいと思います(サインももらったし(笑))。・・・そういう訳で、だからポルトガル音楽はそれら以外には、CDショップでいくつか目利き(←カンとも言う(笑)で買ったCDがある位です。

このAnabela/アナベラは、そんな中のコンピ盤に入っていて、一度でとても気に入ってしまって、アルバムを探しまくってやっと見つけたCD/シンガーなんです。この人はいわゆる、ファドとかの強い伝統的なものは余り感じない、クセのない(少ない)POPソングだったのです。そうそう、ポルトガル語は全然わからないので、感覚で聴いています(笑)。

【アルバム紹介(帯より)】
ポルトガルの新世代のシンガー。ナチュラルな声が、アコースティックなサウンドと優しいリズムに彩られる彼女のデビュー・アルバム。どことなく漂うポルトガルの叙情が、時に甘く、時に切なげに、エキゾチックに響く。そして、ボサノヴァのルーツであるポルトガル音楽独特の繊細なリズム感は、ソフトな音楽性に軽やかさと奥深さを与え、透明な爽風のように音符の間を満たしてゆく・・・

う~ちょっとわかるような、そうでもないような・・・(^^; 。でもまぁこんな感じです(<おいおい(笑))。そう、このアルバムは、いわゆる「アコースティック・ポップ」系と言えると思います。イタリアのラウラ・パウジーニ「ローラの休日」と題されたアルバム(彼女の記事ご参照)をご存じの方なら、あの心地よいアコースティック感覚のポルトガル版とでも言えばなんとなくわかって頂けるでしょうか・・・?

もっと正確には、普段耳にするアメリカ・イギリス系譜のポップスとはひと味違って、多少地中海的なトラッド感を感じるポップスだと思います。でも先に言いましたように"コテコテ感"がないし、ボーカルも(実力は感じますが)サラッと歌っている曲が多いので、とても聞き易いです。とても良質なPOPアルバムと言えます。

ポルトガルの音楽と言うと、私も含めて、どうしても一旦構えてしまう方が殆どだと思いますが、これは良い意味で軽さがあります。なので割とどなたでも、それこそBGM的に聴いても違和感がないと思いますし、何より心地良いです。日本と違って海外のCDは一度出したら、大概そのまま再プレスがない事が多いのでなかなか入手が難しいかもしれませんが、良い音楽を愛する情熱がある方は、このアルバムに気が付きましたら、是非一度お聞きになって見て下さ~い。

「Premeiras Agus/プリメイラス・アグアス」 1997年
-Anabela/アナベラ-

1.道
2.私は行きたい
3.白い鯨
4.古い家並
5.あまりにもたくさんの星、そして願い
6.諺(ことわざ)
7.安らぎの港
8.明日、あなたにまた手紙を書こう
9.正しいこと、そうでないこと
10.人生の始まり
11.飛ぶのは私

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「Le Cose Da Difendere」- NEK-

2006年02月26日 | ♪海外 -男性


「Le Cose Da Difendere」- NEK- 
2002年 Warner Music Italy

今日は、トリノ五輪フィギュアスケート
荒川静香選手
金メダル記念
イタリア物
です(^^)←こじつけかっ?(笑)

嗚呼、イタリア・・・

思えば、私はイタリア音楽を1960年代の"サンレモ音楽祭"時代から聴いてきたように思います(←モチ、幼い頃ですよ~(^^;)。決定的にハマったのは70年代に(I) POOH/(イ・)プーに出会ってからですね。POOHを知って、"欧米以外にもこんなにレベルの高いポピュラー音楽がある事”を知って衝撃を受けましたその後、今のインターネットやネット通販時代と違って、なかなかイタリアの音楽情報を入手することは困難でしたが、折々にイタリア物に気をつけてその音楽を聴いてきました。

そして、特に90年代以降、アメリカの音楽が大きく変質して行く中、私はアメリカ音楽から一気に離れて、逆にイタリアを含むヨーロッパ圏の音楽の密度の高さにどんどん傾倒していきました。そんな中出会ったのが、イタリアのラウラ・パウジーニや(アカペラの)ネリ・ペル・カーゾ、そしてこのNEK(ネック)だったりしたのです(^^)

NEK(ネック)は1972年生まれなので今年34歳かな?彼の音楽は、例えがとても分かりやすいです(^^)。つまり彼が憧れている、あのポリスでありスティングです。なのでポリススティングがお好きな方は是非一度チェックして見て下さい(特に初期のアルバム)。声からしてStingですから・・・(^^)。でも彼の音楽は、単なるポリススティングへの憧憬だけにとどまっているわけではありません。より洗練された、上質なPOP要素もふんだんに詰まっています。それらは、シングル曲とかのリード曲だけ聴くとわかりませんが、アルバムなどを、通していろんな曲を聴くと良くわかります。(それから、彼の声には独特の哀愁感があります)

それは彼がイタリアWarnerのアーティストという事が大きいのかもしれません。つまりメジャーの一番のメリットである洗練されたプロダクションが音の隅々に施されています。それらは、最近日本で主流となっている、インディー系上がりの音楽なんかが持つ薄い音とは次元が違うと言えます。優秀な人達/スタッフの密度の高さを感じます。彼のアルバムは、本国イタリア語の他にスペイン語バージョンもリリースされ、またアメリカでも出ています。それと制作はイギリスで行われたりと、ワールドワイドな活躍をしています。

今の日本は、音楽さえも"日本が、まるでアメリカの一属州かのように"アメリカ中心の話題ばかり・・・。なのでイタリアの彼のアルバムは国内盤さえもリリースされなくなってしましました・・・。でも良質な音楽を探しておられる方は要チェックのアーティストですよ(^^)


関連リンクです~クリックしてみて下さい

<< NEK公式サイト(伊語or英語) >>
ビデオ試聴可能です。そのレベルの高さに驚いて下さい(笑)。
→AUDIO/VIDEOページへ行きVIDEOをクリック!

<< Amazon(日本)でも試聴が出来ます >>

<< イタリアのWarnerの公式サイト(試聴可能) >>
Warner Music Italy-NEK-イタリア語(でも何となく分かりますよ)

2/27追記
な、なんとオリンピックのパフォーマンス、
2/20はこの
NEKだったそうです!

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「ユー・レイズ・ミー・アップ/You Raise Me Up」-Celtic Woman-

2006年02月25日 | ♪ケルト・アイリッシュ


「ユー・レイズ・ミー・アップ/You Raise Me Up」-Celtic Woman-
アルバム「Celtic Woman」-2005年-より

私がこのBlogで一番多く採りあげ、今まで(ずっと?)イチオシの楽曲
「ユー・レイズ・ミー・アップ/You Raise Me Up」
ですが、
今回、意外な所で耳にしました!

トリノ五輪フィギュアスケートで金メダルを取った荒川静香さんがエキシビションで使用した曲が、この「ユー・レイズ・ミー・アップYou Raise Me Up」なんです。もっともこの曲は既に100を超えるバージョンが存在しますが(*)、荒川さんが使用したバージョンは、先日プロモで来日したばかりのこの「ケルティック・ウーマン」 です。
(*)この曲のオリジナルにつきましては、2005-12-19の記事をご覧下さい。

   
「ケルティック・ウーマン」は、全米で大ヒット中の新人グループ(臨時ユニット?)です。昨年1月にグループ名と同タイトルのアルバム(DVDも出ています)で全米デビューして、米ビルボードチャートの「ワールドミュージック部門」で最新チャートを含め、47回1位を記録しています。もっとも、私はクロエメイヴについてはこのユニット参加以前、ずっと前に知っていたので「えっっ、今こんな事をしてるのっ???」と大変驚きましたが(笑)。

このアルバム、いわゆるケルト〜アイリッシュ系音楽の美味しいところだけを集めた感じです(^^)。なので、初めて「ケルト」に接する方には馴染みやすい選曲及び内容になっていると言えます。ただ、本気でケルト〜アイリッシュ音楽に興味を持ち始めた方には、この内容はちょっと「観光用」とでもいいましょうか売れセンだけを集めた事がわかるかと思います(^^;。さすがアメリカ。ショービスの国です(^^;。でもね、それは決してこれを否定する意味ではなく、ポピュラー・アルバムとして良く出来ていて、老若男女にお勧めできる好盤であることは間違いありませんよ(^^)

【収録曲】
1.イントロ:ラスト・ローズ・オブ・サマー 
〜ウォーキング・イン・ジ・エアー
2.メイ・イット・ビー
3.イニシュフリーの島
4.ダニー・ボーイ
5.ワン・ワールド
6.アヴェ・マリア
7.センド・ミー・ア・ソング
8.シューリ・ルゥ(ウォーク・マイ・ラヴ)
9.オリノコ・フロウ
10.サムデイ
11.シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェア
12.ネッラ・ファンタジア
13.バタフライ
14.ハリーズ・ゲームのテーマ
15.ソフト・グッバイ
16.ユー・レイズ・ミー・アップ
【ボーナス・ライヴ・トラック】
17. アショカン・フェアウェル 〜 コントラディクション
18. シ・ド・マモーイ
【日本盤ボーナス・ライヴ・トラック】
19. 主よ、人の望みの喜びよ
20. アイ・ドレムト・アイ・ドゥウェルト・イン・マーブル・ホールズ

ところで、この曲、私はやはりオリジナルのSecret GardenのBrian Kennedy歌唱バージョンが一番だと思います(^^)。そうそう昨年お亡くなりになったイギリスの名サッカー選手ジョージ・ベストは自分の葬式にこの曲を流してくれと言い残していて、葬式の歳にはこのBrian Kennedyが歌ったそうです。すごい事です・・・。でも、私もそれくらい深い曲であると思います・・・

まだご存じない方、できればオリジナルのSecret GardenのBrian Kennedy歌唱バージョンもお聴きになって見て下さい

感動で涙します

きっと・・・

(*)この曲のオリジナルにつきましては、2005-12-19の記事をご覧下さい。

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「Hymns For All the World」-Acappella

2006年02月24日 | ♪アカペラ


「Hymns For All the World」-Acappella
(アカペラ) -1995年-Album

ここのところ全然取りあげていなかったので、今日は久々に
 アカペラ  
です(^^)

その名もAcappella/アカペラという、アメリカの男性4人組のグループ。グループとしての活動は20年以上になります!更に、いろいろな賞を受賞しているグループです。

このグループまたはアルバムは、アカペラという音楽に深く興味を持たれた方は、必ずどこかで一度は遭遇したはずのアルバムだと思いますが・・・いかがでしょうか・・・?(^^)。ちなみに私が好きな、神戸のアカペラ・グループ「チキン・ガーリック・ステーキ」のサウンドにもどこか通じる要素も沢山感じます。彼らもこのAcappellaが好きで、もしかしたら参考にしているのかもしれませんね・・・・(これは100%私の勝手な想像です。もし違っていたらゴメンナサイ(^^;)

このアルバム、内容としては完全に"クリスチャンによる神への賛美の歌"ばかりですが、でもそれを忘れて聞いてみても、音楽的にとても優れたアルバムです。とても練られた内容だと思います。

メンバーは、Nicolas Dunbar (baritone), Gary Evans (bass), MattNunnally (first tenor) and Sean Samuel (lead)の4人。

このグループは、元々はKeith Lancasterと言う(今は脱退した)オリジナルのメンバーが、West Virginia州の神学校在学中に、新入生募集のためのアカペラ・コーラスを歌っていた事が全ての始まりでした。卒業後、紆余曲折後に、1982年"Acappella Ministries"という、これの前身グループを結成。1984年に正式にAcappellaとなります。ところが、その後1988年にこのKeithが、家庭を優先するために脱退してしまいます。しかしAcappellaはメンバーを変えながら、そのポピュラリティ溢れるサウンドはそのままに、ずっと継続して活動を続けてきました。ちなみに、このグループのメンバーは、週末は家庭で過ごすことを優先しているそうです(^^)。

ところで、ここで肝心な事を言うのを忘れていました。上のミニ・バイオからも明らかなようにこのグループは、完全なクリスチャン・ミュージックであり、神の賛美を歌うグループです。なので、いわゆる普通の(商業)ミュージシャンとは活動の意味合いが違うと言えます。そうそう、アメリカのアカペラ・グループは、こういうタイプが多いですよね。きっと、アカペラ・コーラスのルーツが、教会のゴスペル・コーラス辺りから来ているからだと私は思っておりますが・・・(?)

この超ベテランのアカペラ・グループの
このアルバム

全てのアカペラ・ファンの

"バイブル"として

一度はお聴きになって見て下さいマセ(^^)

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「This song for you」-白鳥英美子

2006年02月22日 | ♪国内 -女性


「This song for you」-白鳥英美子
Words:Linda Hennrick   Music:Tatsushi Umegaki 
Arrange:Chikako Takahashi
 
Album「Voice of mine」1990年収録

パッヘルベルのカノンに歌詞をつけた曲
です(^^)

と言いましても、もちろんそのままのメロディではありません。梅垣達志さんのペンにより素直な、そして素敵な曲に仕上がっています。この歌詞は英語で歌われています。その内容は、生まれたての子に向かって歌いかける曲です。とても感動的な歌詞なんですよ!それも英語の詞そのものが素晴らしいです!英語に興味がある方は是非、是非きちんと歌詞を読んで見て下さ~い。また英語嫌いな方でも、絶対英語が大好きになると思います・・・多分(^^;。ここでは(都合により)対訳のみを書きます(^^;



「This song for you」
Words:Linda Hennrick 
(対訳より)
あなたが いつも自由で 毎日が
太陽に 恵まれた日で ありますように

暗い夜道で 迷うことのない様
空の月と星が あなたの足もとを
照らして くれますように

夢は ひとつ残らず 叶いますように・・・

そして、忘れないで
私が あなたの為に 歌っていることを

強い人間に なれますように
生涯のパートナーを助け 思いやり深く

人の気持ちを 理解するために
いつも努力を 惜しみませんように

いつも 青い空に見守られますように・・・

そして、忘れないで
私が あなたの為に 歌っていることを

全力を 尽くすが為ゆえに
自分と 戦いますように

心からの安らぎと 愛と
 幸せに 満たされますように

願わくば 悲しみが 訪れませんように

そして いつどんな時でも
忘れずに いてちょうだい

この歌を
 あなたのこの歌を・・・



こんな素敵な内容の歌詞が、あのカノンに沿った曲で歌われています。
本当に素敵な曲です。ご存じない方は是非一度お聴き下さいマセ(^^)
私はこの曲で感動し、う
ちふるえて、涙してしまった程です(^^;

昨日の話題がちょっと"怒り系"だったので
今日は
心安らぐ曲
にしてみました(笑)

ps
ちなみに作曲の梅垣さんは、あのカーペンターズが歌ったそれは珍しい日本のCM曲(サントリー・ポップ)の作曲者として、トリビア的な話題でも有名な方ですよね(笑)。

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電気用品安全法(PSE法)に垣間見えるのは、利権の闇構造か?

2006年02月21日 | 【徒然随想】


PSEマーク
左が「特定電気用品」用、右がそれ以外の電気用品用です。
但し、モディファイしてありますので実際のものとは違います。ご注意下さい

今回は、今音楽ファンを中心に大問題となっています、
「電気用品安全法(PSE法)」に関して
思った事を綴ってみます。

最初に、この件にあまり関心をお持ちでない方は、なんで「中古品」が販売できなくなるくらいでそんな大騒ぎをしているんだろう・・?と思われている方がいるかもしれません。それはつまり、金銭の問題ではなく、音楽製品の場合、代替がきかないからなんです・・・。ヴィンテージと呼ばれる昔のアンプやアナログ・シンセサイザーとかエレクトリック・ピアノなんかは、その機種でしか出せない独特の音があります。だから、みんなそれを求めるし、そんな市場が形成されて、ずっとトレードされて来ました。

でもそれが、特に個人営業レベルの規模ですと(いろんなハードルがあり)
事実上販売が出来なくなる状況になりつつあります。

↓詳しくはここをご覧下さいマセ↓
「名機」が販売禁止に 4月に迫る「電気用品安全法

この状況については多くの方がいろんな意見をBlogで発信されておりますので、興味がある方は是非検索して見て下さい。私はちょっと別の視点からこの件を見てみたいと思います。

1.官はきちんと人員削減したのだろうか?

この法律の趣旨は、業務の民営化の流れの中で、従来国が製造・販売にチェックを行っていたものを、新たに各メーカーが自社でチェックして民間の自由度を高める事にあるそうです。ここで疑問点が・・・。では、今まで官でその要員は、この権限の民間委譲によってきちんと人員削減したのだろうか?という疑問。自分たちの仕事を民に「押しつけて」、でも人員も減らさずにのうのうとしているなら言語道断と言えます。今後、この検証が必要であると思います。

2.リサイクル運動との整合性の問題

経済産業省が推進しているはずのリサイクル推進運動との整合性も問題です。この件では、多くの中古品は販売が不可能になります。つまり産業廃棄物が量産されてしまうのです。それも、昨日まで特に問題なく(大勢としてですが)回転していた物が、一つの新しい法律によって「無駄な資源」となってしまうのです。業者によっては海外に売りさばくところもあるでしょう・・・。でもそれって、結果的に・・日本国が・・・不良かもしれない製品を海外に送り出すことを推進しているようなもんじゃないですかねぇ・・?それは、相手国ももちろん日本国民としても良しとして良いのでしょうか?私はなんだか不愉快です。

3.「裏技」って・・・いったい何を考えているのやら・・・???

昨日の朝日新聞には、経済産業省がこの法律の「裏技」、つまり現状に近い状態で営業が出来る方策を示唆しているとの記事がありました。要は、それぞれが製造元として登録すれば良い・・ような内容だったと思います。(実際には資格試験とかが必要のようですが・・)。それはともかく、この「裏技」って現状と何も変わらずに同じ中古品を売る方策でしょ。それって変ですよね。だって、中古製品が現状となんら改修がされなくても良いのなら、何も新しくこんな法律施行する必要なんてないのですから・・・。これで変わるのは、責任の所在が単に官から民へ移る事だけ。この法律の狙いは官の責任逃れのような印象を覚えます。

4.一番大事な「安全性」の問題は・・・

今回の法律では個人的な売買は適用されないようです。でもこれって一番変だと思いませんか???もし機器に何か不具合があった場合、お店で買ったのなら顧客リストとか購入履歴などで製品をトレースできる可能性が圧倒的に高いです。でも一方個人売買の場合にはそう言うことは全く期待できません。そもそも個人の場合には組織化されていないので、何か機器に不具合があっても連絡の取りようがありません。つまり、実は個人売買こそ安全性の面で言えば一番チェックされなければならないと私は感じます。でなければこの法の趣旨は矛盾しますなんだかこの辺にこの法律のホントの狙いは別にあるような気がしてきました。

・・これらから透けて見えて来ること。

これはあくまで私個人の、それもちょっと穿った見方なので、どこかに引用とかされたくないのですが、この件、地上波デジタル(アナログ地上波停波)問題と同じ構図のような気がいたします。ご存じのように、あと数年で今のテレビではTVを見ることが出来なくなります。機器を追加するか、新しくTVを買うか、ケーブルTV等を利用する以外に選択肢はありません。

これで誰を利するのでしょうか・・・?

もちろん、この施策は電波の有効利用だとかお題目は幾らでも言えるでしょう。でも結局、TV関連メーカー/企業が儲かる仕組みになっているだけです。今までのアナログ地上波でも多くの人は格段困っていません。では、

今回の電気用品安全法(PSE法)では、
誰を利するのでしょうか・・・?

もちろんこれも同じです。メーカー/企業です。中古市場が大きすぎると製品の回転がおちるので、できれば中古マーケットはない方が良いに決まってますから・・・。ちょっと穿った見方かもしれません・・・。でも私は、これらの動きの奥の闇の中に、デフレ経済からの脱却政策も絡め、官と大手メーカーの結束(はっきり言って癒着)があっても不思議ではないと思います。そしてその「官」はやがてこれらの企業に天下りして行くのだと想定されます。ちょっとネガティブな見方かもしれませんが。でも「電気用品による危険及び障害の発生を防止する」という誰一人として反論することが出来ないお題目を盾に、自分たちに都合の良い運営だけを考えている「官」という組織体。そういう見方さえできてしまう今の「官」の有り様。私は、正直、信頼を持って見ておりません。

実は私の身内にも公務員はいます。結構ハードな仕事ぶりを見ています。だから私は「官」個人を否定/攻撃する者ではありません。だた「組織体としての官」はもう「絶望的な状況にあると言って良いでしょう。「官」、そのDNAは組織の保身という命令で脈々と動いてきました。数十年の歴史の中で明らかです。

「官」組織もはや解体すべき

です!

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「If Heaven」-Andy Griggs

2006年02月20日 | ♪海外 -男性


「If  Heaven」-Andy Griggs
Composed by.Gretchen Peters
ALBUM「This I Gotta See」-2004年より-10曲目

肉親の死を扱った歌は心に迫るもの・・・

この曲を初めて聴いたのは、春だというのにまだ氷点下の厳しい寒さの中・・・。旅先のバンフ(カナダ)のホテルの一室であった。真夜中にふと目覚めてちょっと寝付かれず、日本から持って行った通勤用の小さなラジオをつけた・・・。深夜2-3時頃だったように思う。その時、現地のFM局から流れてきたのがこのバラード曲「If  Heaven」だった。

比較的聞き取りやすい歌詞だったせいか、なにげに歌詞が耳に入ってきた。

「If  Heaven」-Andy Griggs
Composed by.Gretchen Peters(ASCAP)
ALBUM「This I Gotta See」-2004年より-10曲目

If heaven was an Hour, it would be twilight
When the fireflies start their dancin' on the lawn
And supper's on the stove, and mama's laughin'
And everybody’s working day is done

If heaven was a town, it would be my town
Oh - on a summer day in 1985
And everything I wanted was out there waitin'
And everyone I loved was still alive

(Chorus)
Don’t cry a tear for me now, baby
There comes a time we all must say goodbye
And if that’s what heaven's made of
You know I, I ain’t afraid to die

If heaven was a pie, it would be cherry
So cool and sweet, and heavy on the tongue
And just one bite would satisfy your hunger
And there’d always be enough for everyone

If heaven was a train, it sure would be a fast one
That could take this weary traveler 'round the bend
If heaven was a tear, it'd be my last one
And you’d be in my arms again

(Chorus)
Don’t cry a tear for me now, baby
There comes a time we all must say goodbye
And if that’s what heaven's made of
You know I, I ain’t afraid to die

Yea, if that’s what heaven's made of
You know I, I ain’t afraid to die.


彼の切ないコメント(アルバムより)
"As always,I dedicate my music to my late brother,Mason Griggs.You're still tattooed in my heart and you're still the biggest impact on my life."If heaven were a tear,it'd be my last one and you'd be in my arms again".I love you Mason. "

ストレートな「人の生死」を唄った歌詞だった・・・。何だかとても感動した。バンクーバーに戻った日、Virginで早速このアルバムを探して購入した。そのアルバムのクレジットで、彼の兄(弟?)の死を歌ったものであることを知った。その後この曲のプロモビデオをネットで見て、その感動的な映像に涙が出ました・・・。

彼についてはこれとあと1枚デビュー・アルバム以外は詳しくは知りませんが、1999年デビューの、いわゆるカントリー系のニューカマー的な存在なんだと思います。このアルバムは、全体的には、若手の現代のオーソドックスなカントリー・アルバムと言えると思います。野性味を感じさせます。またそのルックスの良さも含めて女性ファン層も巻き込んで、今後に大いに期待できるアーティストだと思います。

ただ、「カントリー」ジャンルの王道的な公式に沿って制作された内容なので、そういうジャンルが好きな方にはお勧めですが、今の日本ではどの程度受け入れられるかは(アルバムの内容以前に)ちと疑問・・・(^^;。それと、この「If Heaven」楽曲のような、どちらかというと言うと「シンガーソングライター」的な内容のアルバムを期待したムキには、アルバム自体はちょっと違和感があるかもしれません・・・。でも何れにしても、この「If Heaven」は名曲です。ジャンルに関わらず、自信を持って全ての音楽ファンにお勧めです(^^)。

私はこれで泣きました(^^;

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【号外】4月から中古シンセ、アンプ、レコード・プレーヤーなどが・・・

2006年02月19日 | 【徒然随想】

 【号外】

4月から中古シンセ、アンプ、レコード・プレーヤーなどが事実上販売出来なくなるって知ってましたか・・・?私はここ数日、ネットのニュースや昨日の朝日新聞の記事で知ってとても驚きました!音楽(演奏)に興味がある方はこの事実の衝撃の大きさがわかるかと思います。また秋葉原の中古レコード・プレーヤー等を扱っているお店は倒産の危機にあるそうです・・・。この事実がわかったのが今年になってからだとか。正に、死活問題。人の生活に直結する問題でもあります。もちろん電気製品の安全は大事なのは言うまでもありませんが、反面ある意味なんて残酷な「法」なのでしょう・・・?そこまで簡単に、一律に施行すべき内容のものなのでしょうか・・・?



↓詳しくはここをクリック!↓
「名機」が販売禁止に 4月に迫る「電気用品安全法」

ちなみにこれに対する経済産業省の言い分は

「官報」で既に告知してあるじゃん・・・

てな状態だそうです・・・

でも、私はここに問題を感じます。

「官報」なんて、普通の人の日常生活では殆ど見たことがないですよね。私は以前仕事の関係で良く見る機会がありましたが、その時「へぇこんなモンあるんだぁ。そう言えば役所の前の掲示板にあったかもなぁ・・・。でも普通の人はまず見ないし、官報から情報を取る事ってないよなぁ・・・」って思ったことを、今鮮やかに思い出しました。はっきり言ってこれは戦前の広報手段。旧態情報伝達手段です。でも「官」は今までなんの疑問ももたず、改善もしてこなかったのです。こんな方法で告知し、これを盾に既成事実を主張する正にお役所仕事・・・。とてもネット時代/現代の情報通達手法とは思えません。少なくとも私自身には、一「民」として、「官」がきちんと役割を果たしているとの実感は全くありません。

もっとも、この件はともかく、官はわざとこの一般の目に触れない「官報」という情報発信手法を残しているとも言えます。それは、一般に知られて余計な論議がわき起こるのを避けようとする"あざとさ"でもあると、私は他の件でも常々感じていました。

それはともかく、この件に関しては「日本シンセサイザー・プログラマー協会」と言う組織が、対象機器の規程変更を求めて、緊急署名活動を行っています。ちなみに、私も賛同いたします。もしこの件にご興味がある方は、下記のサイトをご覧下さいマセ。そしてその上でご自分でアクションをご判断下さい(^^)。

電気用品安全法に対する署名のお願い
音楽家 坂本龍一
音楽家 高中正義
音楽家 松武秀樹
音楽家 椎名和夫

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「花のメルヘン」-ダーク・ダックス

2006年02月19日 | ♪国内 -グループ


「花のメルヘン」-ダーク・ダックス
作詞/作曲:松田トシ 編曲:服部克久-1972年

♪ むかし むかし そのむかし
小さな 川のほとりに
大きな花と 小さな花が
並んで 咲いていた・・・ ♪

昨日ボニー・ジャックスだったので今日はダーク・ダックスです(笑)。やっぱこの流れしか思いつきませんでした・・・というか、一緒に取りあげないと申し訳ないよう気がしてしまいます・・・(別に何の義理立ても必要ないのにね・・・(笑))。

この曲、昔から大好き!

この曲も心がと~てっも優しくなれる名曲ですね。歌詞をちゃんと聴くと、弱者に対するいたわり/温かいまなざしを感じたりする曲です。作詞:作曲の松田トシさんは、岩崎宏美さんのデビュー時の"先生"だった事でもご存じ方も多いかもしれませんね。ところでこの歌詞、

(小さな花が言う)
♪ あの娘も この娘も この俺を
 ひとめ見ようとここに来る
生きてることの 楽しさは 
お前にゃ わかるまい

大きな 花さん 聞いとくれ
たとえ一人ぼっちでも 
僕には心の太陽が
いつも 輝いている ♪

小さな花は、ひそやかに・・・でも自分なりの人生を一所懸命生きている、という歌だと思います(^^)

そうそう、この頃には「花と叔父さん」という伊東きよ子さんが歌った浜口庫之助さん作の名曲もありましたね~。この時代は「メルヘン」がブームだったような、おぼろげな記憶がよみがえって来ました(^^)。それら歌の視線には、"弱者に対する温かいまなざし"みたいなものが感じられる曲も多かったですよね。時代はちょっと遡りますが、先に書いた坂本九さんの「ともだち」は、障害を持った子供に対する"応援歌"の意味合いの歌でしたよね・・(♪踏まれても 折られても 雨風が 吹き荒れても・・・♪)

最近の歌には、こういうセミ公共的/ビジネス・マインドじゃない曲ってあまり見かけないような気がします。反面、無理矢理に"感動話"をセットにした「お涙頂戴」曲、つまり「感動の押し売り曲」は結構ありますね。そうそう、今度のトリノ・オリンピックでも、TVのテーマ曲も、選手のエピソードも、結局曲のセールス/ビジネスに利用しようとする曲ばかり・・・。私はもうウンザリです(^^;。でもまぁそれだけ、業界に余裕がないのでしょうね~。いや、余裕以前に、単に期末決算のP/LB/Sシートの数字ばかり気にしているのかなぁ?おっと、キャッシュ・フローも大事だった(笑)。

「株主様」のための音楽ビジネス・・・
でも音楽ビジネス企業の「株主様」って
それだけ(利潤)だけを求めているのかなぁ・・・??

必要以上の利益より
"社会的貢献”を期待している人だって
少数だけど絶対いると思う。

現代の音楽業界がビジネス優先時代であることを、こんな曲を聞き直してみてふと感じました・・・

 ps
このCD、カラオケ付いてます。更に、このCD、「森の熊さん」も入ってましたよ!
わたしゃ、これは別に欲しくなかったんだけど・・・(笑)。

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「宗谷岬(そうやみさき)」-ボニー・ジャックス

2006年02月18日 | ♪国内 -グループ


「宗谷岬(そうやみさき)」 - ボニー・ジャックス
作詞:吉田弘 作曲:船村徹 編曲:若松正司

この歌は確かダ・カーポさんがオリジナルかな?最初は、1976年NHKの「みんなの歌」で披露した歌だったように思います。で私はちょっとひねって(←べつにひねる必要もないけど(笑))、数あるカバーからこのボニー・ジャックスさんのバージョンにしました。

♪流氷とけて 春風吹いて ハマナス咲いて カメモも鳴いて・・・♪
・・・で始まる歌です。きっとみんな一度は聴いたことはあるし、
もしかしたらカラオケの十八番(オハコ)かもしれませんね(笑)。

♪ 幸せ求め 最果ての地に それぞれ人は 明日を祈る

波もピリカの 子守のように 想い出残る 宗谷の岬

流氷とけて 春風吹いて ハマナス咲いて カメモも鳴いて・・・♪

なんて素晴らしい曲でしょう・・・

毎日毎日、TVから流れる(ワイド・ショーと見まごうばかりの)殺伐としたニュース洪水の日々・・・。これも現実かと、世の非情を嘆きたくなる日常・・・。でも、そんな時、このような曲を聴くと本当にホッとします・・・。そして心はもう稚内の宗谷岬に(^^)。

この曲の作曲は意外な事に?「演歌の大御所」船村徹さんです。私はこの方の栃木訛りのお話方が大好き。あったかい人柄が偲ばれます。既に、「国民歌謡」のような位置にあるこの名曲。そうそう、宗谷岬にはこの歌碑があるようです(^^)。きっと、

老若男女問わず
誰からも永遠に愛される曲とは
こんな曲を言うでしょう・・・

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BASS Magazineの3月号に・・・

2006年02月17日 | 【徒然随想】


BASS Magazine3月号
Ritto Music社 900円

昨日は"朝帰り"に近い程の残業だったので、一日お休みしてしましました・・・
なので、この記事は一日前の日付で書いています(^^;

本日発売されたばかりのBASS Magazine3月号(Ritto Music社/900円)
に面白い記事を見つけました。

それはこの雑誌に連載を持っている高水健司さんのコラム「大仏さんの日本歌謡30年回顧録」の中にあります。※「大仏さん」は高水さんのニックネームです(^^)

もしかしたらベーシストの高水健司さんのお名前をご存じ無い方もおられるかもしれません・・・。ただ、70年代~90年代までのヒット曲を聴いた方なら必ずその音は耳しているはずです。聴いていないことはあり得ないと言って良いほどの"スーパー国宝級"ベースマンです。日本屈指のミュージシャンで、歌謡曲~ニューミュージックまで幅広く活躍されている方。

で、今回のコラムは「さだまさしさんと王貞治さんと高水さん」の3人のお話です。それは、さださんが福岡の球場で国家を歌った時の事・・・でも短いコラムでもありますので、ここで種明かし的にお話を書いてしまうわけにはいきません・・・。どうぞこの雑誌をお手にとってご覧下さいませ。さださんの人柄が感じられるエピソードです(^^)。

そのお話は、さださんはプライベートでもいろんな形で優しいキモチで人に接していることが偲ばれるお話です。そうそう、モノクロで小さいですが三人の写真もありますよ。高水さんが、ちゃんとスーツを着こなして、とても緊張した面もちで写っています(笑)。

この高水さんは、さださんの殆どのアルバムに参加されていますよね。ほんの一例ですが「関白宣言」なんかもそうですね。また私のHPの主体である大村雅朗さんとも深い交友がおありです。あの大村雅朗さんが書いた松田聖子さんの名曲「Sweet Memories」のベースもこの方です。ちなみにそのレコーディングのお話もこのコラムで書かれていらっしゃいましたよ(^^)

さださんと大村雅朗さん接点は一見何もないと思っておりましたが、
もしかしたら、高水さん等を介して接点はあったのかも・・???


♪人の縁とは不思議なもので・・・♪
(↑出典は、知ってる人は知ってます(笑))

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「The Impending Death of the Virgin Spirit」

2006年02月16日 | ♪インスト・New Age


「The Impending Death of the Virgin Spirit(1970)」
from the Album「Returning」-2004年
Will Ackerman
-solo Guitar-

POP系ではない、
いわゆるインストゥルメンタル曲の中に
特別な感覚
を覚える曲があります

その感覚は言葉では上手く表現し切れないけれど、敢えて言ってみれば、"ふつうの音楽は耳から入って耳で聴く感じであるのに対して、それは直接、心・魂の隣で鳴っているような感じ・・・"かなぁ?私は特に精神世界に傾倒している訳ではなく、逆に最近過熱気味のスピリチュアル・ブームにちょっと行き過ぎ感を感じている位なのですが、でも言葉にすればやはり「スピリチュアル」な感覚というのが近いかもしれません。このアルバムの中でも特にこの曲です。

この曲
「The Impending Death of the Virgin Spirit(1970)」


このアルバムはあのWindhamHillレーベルの創始者であるWill Ackerman/ウィリアム・アッカーマンが、自分の過去の作品11曲を再演奏/再録音した、ギター・ソロアルバムです。DECCAからのリリースです。殆どがオリジナルに忠実に再現されています。ところで、今回このアルバムの自身のライナーを読んで、この曲のその「特別な感覚」の意味というか、理由がわかった気がしました・・・

「The Impending Death of the Virgin Spirit(1970)」
"My mother committed suicide when I was tweleve.This I wrote to try to capture the innocence of my childfood on the night before she died. I don't offer this to be dramatic or shocking.This is what song has always been about and only after years of therapy am I able to simply say it."

彼のお母さんは、彼が12歳の時に自死してしまったのだそうです・・・(!)(初告白との事)。そして、この曲は、その愛する母が亡くなる前の晩の、無邪気だった幼い自分を残しておきたかった曲とのことです・・・。そんな想いがあるとは全然知らないでずっと聴いてきたこの曲、その背景を聴いてとても納得しました。想いは曲に込められていたのですね・・。そしてそんな想いは、言葉を介せず音だけで伝わるものだと、今回改めて音楽の底の深さを感じた次第です(^^)。


ところで、今ではごく当たり前に店頭に並んでいるNewAge系(わかりやすく言えば「ヒーリング」系)音楽ですが、70年代まではそれまで存在しなかったタイプの音楽でしたね。WindhamHillレーベルが、初めてこのジャンルを世に広めたと言って良いと思います。この方はそのWindhamHillという新しい音楽ジャンルを確立してしまった歴史的な人物であり、且つソロ・ギタープレイヤーであり、且つピアノのGeorgeWinstonなどを世に出したプロデューサーでもあります。私は、彼は、音楽の歴史に名を刻む偉大なる方だと思っております。※彼はドイツからアメリカに渡って、スタンフォード大学に学び、1976年に建築会社と並行してこのWindhamHillレーベルを創設しました。

私はWindhamHillがこれまで果たしてきた役割は、音楽の歴史においてあのBeatles以上のインパクトがあったものと信じています。でもずっと昔から"センセーショナルな話題"ばかり追い求めてきた音楽メディアには、この"センセーショナルと対極にある"音楽ジャンルを評価できる"フェアで冷静な"マインドは期待できません。そのためか、このレーベルを真摯に評価しているのはごく限られたメディア/人ばかりです。もっとも私は、一部の良心的な所を除いて、私は現状のメジャーな音楽メディアには何も期待していないので別にそれに対しては何とも思っておりません。でもこれだけは言っておきたいなぁ・・・。

この音楽は
人々の心の中に
静かに・・・
でも、確実に存在し、
そして、広がっている・・・
と。

ps.
ちなみに、葬式の日に、お母さんのお墓に12歳の少年が植えた木は、今では随分大きく育ったそうです。でこのアルバムは、そのお母さんの木をイメージしたロゴと共に"Mary's tree"と名付けられたレーベルからリリースされています・・・

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「おやすみ」-宮本益光

2006年02月15日 | ♪クラシック


「おやすみ」-宮本益光 2005年

風邪で体調イマイチなので短めに情報だけをば・・・(^^;

江川紹子+松本隆=>宮本益光(バリトン歌手)
のアルバムです。

あのオウム事件で一躍時の人となり、現在も各方面で素晴らしいご活躍をされておられるあの江川紹子さんがプロデュースされたCDだそうです。私は江川紹子さんの、鋭く確かな目線が大好きです。

江川さんは、私が心から尊敬している方なんです・・・

江川さんは初めてCDをプロデュースするにあたり、作詞を松本隆さんにお願いしたら快諾されたそうです(^^)。実は、私はまだ聞いておりません・・・。ので、もしお聴きになられた方がおられましたらご感想などをなよろしくお願い致しますm( )m。

1. 子守唄(作詞:立原 道造/作曲:白日 歩)
2. おやすみ(日本語詞:松本 隆/作曲:シューベルト)
3. おやすみなさい(作詞:中井昌子/作曲:中田喜直)
4. モーツァルトの子守歌(日本語詞:松本 隆/作曲:フリース、伝モーツァルト)
5. おやすみ(作詞:三木露風/作曲:中田喜直)
6. ブラームスの子守歌(日本語詞:松本 隆/作曲:ブラームス)
7. 子守唄(詞:秋田県民謡/作曲:間宮芳生)
8. マリアの子守歌(日本語詞:松本 隆/作曲:レーガー)
9. かやの木山(作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰)
10. 眠りなさい(日本語詞:松本 隆/作曲:ドヴォルザーク)
11. ねむの木の子守歌(作詞:皇后陛下/作曲:山本正美)
12. 夢(日本語詞:松本 隆/作曲:トスティ)
13. こもりうた(作詞:野上 彰/作曲:團 伊玖磨)
14. 風の子守歌(作詞:別役 実/作曲:池辺晋一郎)
15. 夢のあと(日本語詞:松本 隆/作曲:フォーレ)
16. 歌ごえはささやく(作詞:中村千栄子/作曲:湯山 昭)
17. ねむけ(作詞:小島秀一/作曲:石桁真礼生)
18. シューベルトの子守歌(日本語詞:松本 隆/作曲:シューベルト)

「私はコワイ女じゃありませんっ」て何かで仰ってましたよ(笑)。

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