某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

「償い(byさだまさし)」-若林ケン

2007年08月19日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


「償い」-若林ケン
作詞・作曲:さだ まさし

1945年生まれである。
62歳のニューカマー!である

さだまさしさんの曲はいわゆるストーリーテラー系・物語系が殆どなので、私は密かに「シャンソン」にマッチするのではないかと思っておりました・・・。が、こんなにストレートにシャンソンで再現された方がおられるとは今まで知りませんでした。

あの「償い」がシャンソンの語り口調で唄われ(語られ)ています。

実は私はまだこのアルバムを持っておらず試聴段階なのですが結構すごいものがあります。是非フルで聴いてみたいと思っております。

試聴はこちら↓
メジャーデビューアルバム
『花束~Bouquet de CHANSON~』

 1 「何故私に愛を語らない」
 作者不詳 訳詞:松宮一葉     
2 「嘆きの天使」
 作詞:阿久 悠 作曲:都志見 隆     
3 「百万本のバラ」
 作詞:A.Vosnesenskij 訳詞:松山善三 作曲:R.Pauls     
4 「ルシアン」
 作詞・作曲:Ch.Dumont,M.Rivgauche 訳詞:なかにし礼     
5 「夜が明けたら」
 作詞・作曲:浅川マキ     
6 「抱きしめて」
 作詞・作曲:五輪真弓     
7 「ビアン・ムッシュ」
 作詞・作曲:なかにし礼     
8 「泣かせて」
 作詞・作曲:小椋 佳     
9 「償い」
 作詞・作曲:さだまさし     
10 「再会」
 作詞・作曲:P.Carli,E.Dimistrov 訳詞:矢田部道一     
11 「小心者」
 作詞・作曲:中村泰士     
12 「愛に生きる」
 作詞:G.Ziglioli 作曲:U.Napolitano 訳詞:直村慶子

あの阿久悠さん書き下ろしの曲も話題です。

ps.余談ですが、今の日本ではアーティストはなんでもかんでも若く見せる事が素晴らしいように扱いすぎると思うな。誰とは言わないけれど日本の往年のロックアーティストの風貌にはファッションだけ若作りで、却って痛々しささえ感じさせる方も少なくない。ビジュアル戦略もある程度はお歳相応であってもいいじゃないかな~。

この方もシャンソンを通じて「人生」と「人のドラマ」を表現されるのだから、あまり若いビジュアル戦略は却って不自然に感じます。全く白髪じゃない60代って、日常感覚からすればちょっと不自然のような気も致します。リスナーも多少混乱するのでは?例えばアズナブールやムスタキのような、ごく自然な”枯れた”感じを意図的に、戦略的に表に出した方が、その方の今までの人生を感じますし、その等身大イメージとともに歌の世界ももっと奥行きを感じるようにちょっと感じました。あくまで私見ですが・・・。

花束~Bouquet de CHANSON~
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ベスト2「通」
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夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤
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「キャロラン」-SeanNorth(シャーンノース)

2006年09月26日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


キャロラン」-SeanNorth(シャーンノース)
作詞/作曲/編曲:佐々木久夫
06.8シングル「final your song」から2曲目



アイリッシュテイスト全開!!
超一級のPOPソング!
です!!!

前回ちょっと名前だけ書きましたが素晴らしいニューカマーを見つけましたので取り上げてみます。名前はSeanNorth(シャーンノース)と言います。

オフィシャル・サイトより
<------SeanNorth(シャーンノース)------>
Vo. Lumi、Guitar 佐々木久夫、Guitar ムーチョの3人組ユニット。
地元千葉県内や都内を中心に活動。佐々木久夫の創りだす
美しい楽曲を、独特な雰囲気と透明感あふれるLumiの歌声
で歌い上げ、ムーチョのテクニカルなギターが華を添える。
「良いメロディー、良い歌詞、良い楽曲」にこだわり活動を続け、
他にはない世界観の音楽を確立。

<------「キャロラン」------>
"どこか外国の荒野に、どこまでもまっすぐな一本のハイウェイ。
そこでひとりヒッチハイクを待って親指を立てているような、
カラッと疾走感のあるナンバー。
『どんなにフラレたって止まない雨はない』と歌われるように
失恋の痛みをポジティブに越えていこうという想いが曲を通して伝わってくる。
悲しんでばかりでは何も始まらない。
そして恋人との写真を投げ捨てるとき、始めて次の誰かに道が繋がるという
ラストシーンでさりげなく離陸する感じがfeel so good。
佐々木久夫のフィドルとムーチョのエレキギターの掛け合うソロは必聴"

毎年沢山デビューするアーティストの中でどうして私がこのグループに気を留めたか・・・?実はこれはそのバンド名にあります。私はアイリッシュ(アイルランド)音楽/ケルト音楽がとても好きでもう随分前からいろいろなCDを聴いたりコンサートに行ったりしています(この辺は以前の記事にも書いていますが)。そのアイルランドの伝統な的歌唱法にseannos(シャーンノス)と呼ばれるものがあるんです。吟遊詩を無伴奏で歌うものなのですが、このバンド名を初めて聞いたときには"この一致は何かの偶然だろう・・・"位にしか考えていませんでした。でもずっと頭に残っておりました・・・

で、ある時、最近バーコード読みとりでCD試聴ができるシステムで試聴した途端、これは偶然ではないことがすぐ分かりました。特にこの曲で(^^)。特にこの曲はアイルランドが生んだ超人気POPバンThe Corrs(コアーズ)へのオマージュ感全開です!So YoungとかBlueとかのCorrsの曲のタイトルや"yeh yeh yeh"などのコーラスはCorrsを相当意識したのがよく分かります。またそもそも楽器編成も音響的なサウンドもCorrsだし・・・(それにしてもフィドルとギターのプレイも素晴らしいっ!)。キャロランってCorrsのメンバーにはキャロラインもいるし(笑)。


それにしてもこの曲を聴く度に
"日本にこんなグループがいたんだっ"
"日本の音楽もここまでになったんだぁ・・・"
などと嬉しい感慨が浮かんできます(^^)

最後に、手放しで誉めすぎなので?今後に期待を込めてちょっとだけリクエストさせて頂ければ、①3曲目は無理にフォークっぽくしたのか方向性が中途半端な感じがして個人的にはあまり・・・です(^^;。歌詞に反して不思議なくらい情景が浮かんで来なかったなぁ・・・。きっとこの子の声にはこの手の情緒世界が似合わないのかもなぁ・・・・(^^;。②それと欲を言えば、全体的に歌詞にもうちょっと奥行きを感じさせるといいなぁ。ストレートな表現ばかりじゃなく、多少文学ぽい要素があれば良いのですが・・・

※最後に"final your song"って英語的にはちょっとおかしくないですかい・・・???(まぁ意味は通じるでしょうけど)普通の語順では"your final song"じゃないかなぁ?? でもこれじゃニュアンスがちがうか?そもそもこの歌詞の場合の"final"じゃないなぁ。ニュアンスに近い正解は・・・・(みんな自分で考えてみてね(^^;)。

おっっと最後にいろいろ書いてしまったけど、私はこのグループ、超~~~~~~期待してます。マジです(^^)

SeanNorth - final your song

final your song
佐々木久夫
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ソメイヨシノ~桜の木の下で~
SeanNorth,佐々木久夫,栗山和樹
ミューチャー・コミュニケーションズ

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Story Neverend
佐々木久夫
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「ひとりじゃないから」-金築卓也

2006年08月21日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】

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「ひとりじゃないから」-金築卓也
作詞:萩原慎太郎 作・編曲:中野雄太
エイベックスネットワーク株式会社
2006.8.16 on sale



いやぁ~、久々に素晴らしい才能を感じる新人(?)だ。

この曲は素晴らしい!とにかく一度聴いてみて下さい。

ちなみに私が死ぬほど嫌いなAVEXからのリリースだ(^^;

生まれて初めてAVEXの作品を買っちまったよ~(笑)。
(でも、これはAVEX他の人達のようにチャラチャラしていない、
しっかりとした作品になっている。
この作品とアーティストだけは悔しいけれど認めよう>AVEX。

レコード会社コメント
菊池一仁と2000年にBREATHを結成し、2001年11月にデビュー。2005年10月までBREATHのボーカルとして活動してきた金築卓也が、いよいよソロ・デビューすることとなった。聴いていて安心できるような温かみのあるボーカルは健在だ。「ひとりじゃないから」は、映画『夜のピクニック』イメージソング、ショート・ムービー連作集『ピクニックの準備』の主題歌。「ハーモニー」は、弾むようにコードを刻むピアノによる元気なポップス「BELIEVE」は、恋の始まる瞬間、高鳴る気持ちを描いた優しいラブソングになっている

ちなみにこの秋公開の下記の映画のイメージソングらしい。

 

↓クリック↓2006年秋公開!!


1000人一緒に24時間夜を徹して、80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。 今年で最後の歩行祭を迎える甲田貴子は、密かに賭けをしていた。 それは、一度も話したことのないクラスメイトの西脇融に話しかけるということ。 そんな簡単なことができない、親友にも言えない、特別な秘密が二人にはあった…。 青春ドラマ。 原作:恩田陸 第2回本屋大賞受賞作品

なんだか素敵な映画の予感!!!
(個人的にも深い思い入れがあるし・・・<謎(笑))

ひとりじゃないから 金築卓也

ひとりじゃないから
金築卓也,萩原慎太郎,中野雄太,林真史
tearbridge records

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「夜のピクニック」INSPIRED BEST ALBUM
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「さくらこ(春ミックス)」-真依子-

2006年03月23日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


「さくらこ(春ミックス)」-真依子(まいこ)-
作詞/作曲:真依子 編曲:パパダイスケ/真依子
ミニ・アルバム「春るるる、咲ららら。」より
(
2006年3月24日発売)

正式には明日の発売なんですが、今日の帰りCD屋さんに立ち寄ったらもう入荷していたので早速買ってきました~(^^)。私が今大注目している、昨年11月にデビューしたての新人

「琴を奏でるシンガー・ソングライター」
真依子(まいこ)さんの新しいアルバムです!
(先の記事は2005年12月26日の記事をご覧下さいませ)

私がこの人を応援しているのはその独自の音楽性から。日本と日本語をメインに据えた音楽。でも決して奇をてらった感じでなく、誰にも素直に受け入れられるPOP感覚。結構難しい路線ですが、でも上手く歩み始めていると思います。今回このアルバムでは、金子みすゞさんと山下景子さんの歌詞に音楽をつけていたりします。更にこのミニ・アルバムでは、昨年11月のデビュー・アルバムの一曲目の愛らしい曲「さくらこ」をリミックスして再度収録しています。とても素敵な曲ですよ(^^)。

下記のサイトで、この曲のプロモが期間限定ながらフルで見られます。お時間がある方は、是非一度ご覧下さいませ。

「さくらこ(春ミックス)」-真依子-

♪3月22日(水)~4月21日(金)
「Yahoo! Japan」Yahoo動画コーナー(音楽)
http://streaming.yahoo.co.jp/content?k=micc1000100065 



♪3月22日(水)~4月9日(日)
「USEN GYAO Music」Clip ringコーナー
http://www.gyao.jp/music/clipring/ 



♪3月22日(水)~3月27日(火)
「oricon」オリコンスタイル音楽コーナー

http://www.oricon.co.jp/music/  
(でも私はここでは見つけられなかったなぁ・・・(^^;)

以下は、レコード会社の告知からです。

「春るるる、咲ららら。」~ 歌と koto で綴る “春” アルバム。

全ての人の心の琴線に触れる懐かしくも新しい癒しのメロディー! 昨年11月にリリースされた話題を呼んでいるデビュー・アルバム「ウタコト」に続き早くも新作が登場します。本作はズバリ“春”、“桜”にスポットを当てたミニ・アルバムです。「ウタコト」のリード・トラックとなった「さくらこ」ニュー・バージョンをはじめ、真依子が同じ価値観を持つ女流詩人金子みすゞが残した桜を題材にした詩に真依子が曲をつけた話題曲2曲、さらにOL層に高い人気を誇る25万部を超えるベストセラー「美人の日本語」の著者、山下景子さんの作詞による「夢見草」など全曲春の麗らかな風を想起させる優しく暖かなサウンドに満ち溢れています。

 収録曲
   01.さくらこ(春ミックス)  作詞/作曲 真依子
   02.山ざくら  詩 金子みすゞ/作曲 真依子
   03.さくらの木  詩 金子みすゞ/作曲 真依子
   04.夢見草  作詞 山下景子/作曲 真依子
   05.なごり桜  作詞/作曲 真依子
 Sound produced :papa daisuke

25万部を超えるベストセラー「美人の日本語」(幻冬舎刊)の著者、 山下景子さんも絶賛!
(デビューアルバム「ウタコト」の推薦文です)

『言の葉風』(ことのはかぜ)~時空(とき)を超えて吹く風~

言の葉が、さらさらと吹いてくる……。心地よい風に運ばれて……。
中世の人々は、和歌から受ける印象を『言(こと)の葉風(はかぜ)』といいました。
日本語の持つ美しい響き。
歌と言葉が限りなく近かった時代は、
その響きそのものが、
風にも似たメロディーだったのでしょう。

「ウタコト」には、そんな言の葉たちが生きています。
遠い昔のみずみずしさ、そのままに。
ただ懐かしいだけではありません。
現代の風に不思議なほど溶け合って、ますます輝きを放っています。
私たちは、はるかな歴史の中で、大切なものを置き去りにしてきました。
でも、失いたくないもの、明日へと送り届けたいものが、たくさんあるはずです。
「ウタコト」があなたの琴線に触れる時、きっとそのことに気づくのではないでしょうか。

山下景子


これはミニ・アルバム「春るるる、咲ららら。」ケース裏ジャケです。
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「僕のキモチ」 - WaT

2006年02月11日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】
僕のキモチ」 - WaT 作詞・作曲:WaT(ウエンツ瑛士と小池徹平)
編曲:小松清人 Strings Arrangement:前嶋康明 2005年
 A.Guitar:Teppei Koike/E&A.Guitar:Mamoru Tashiro/
A.pf:Yasuaki Maejima/Drums.Masahiro Sakurai/
Bass:Daisuke Kahara/Strings:Ittetsu Gen Strings/
Chorus :WaT & Ryoji Sonoda
 
 
<これは、05-11-20に書いた記事を加筆・校正し直した分です>
 

いつも結構大人世代の楽曲が多いので今回は割と新しい曲。
それも現在オリコン7位でです(^^)
※05-11-20現在。

「僕のキモチ」

この曲は本当に素晴らしい!名曲だと断言します!
まぁ、わたしが今更言わなくても・・・ですがね(笑)。

この曲の素敵な箇所は細かく挙げれば沢山ありますが、一言で言えば、
「あのWaTの・・・」と言う形容詞が不要な事
つまり、「アイドル依存」楽曲ではなく、
楽曲自体が自立している、完成度が高い曲だと云う事・・・

聴いててとても気持ちがいい曲です(^^)。更にメロディ・ラインが良く練られていて、正直「作詞・作曲:WaT」ってどこまで本当かな~?なんて大人のイヤらしい穿った見方までしてしまいたくなるような見事な曲だと思います(<fanの方ゴメンネ(^^;)。特に二人の掛け合いの箇所が一番楽しいし秀逸。後半のサビ前では何げに微妙な転調もしていたような・・・(?)。最近聴いたこの世代/アイドル的な楽曲では、本当に良くできた素晴らしい曲ではないでしょうか?更には大人世代にも抵抗無く受け入れられる爽やかさも感じます。何度聴いても飽きない。

そしてこの二人を見ていると、
こんな子達がいるなら日本はまだ大丈夫かな~?
なんて気分になるなぁ。ちょと大げさかっ(笑)

そうそう、レーベルをよく見るとA&Mの文字が・・・もしそうだとすると、ここは元々1960年代にあのハーブ・アルバートジェリー・モスが創設したレーベルで、カーペンターズを世に送り出した事で有名なところですね。でも90年代辺りに外部に売られて、その時「レーベルカラーは変えるな」と言う条件付きだったのが徐々にレーベルカラーが荒れてきて、売った側のハーブが契約違反だと訴訟を起こした事もありましたっけ・・・国内では鬼塚ちひろさんも確かここからデビューしていたように記憶しています(今は移籍していますが)。でもそんな由緒あるレーベル出身なら今後も「アーティスト活動」も期待できるかな・・・?※でもバラエティで見るウエンツくんが、こんなに歌えるとは思ってませんでした・・(^^;

ところで最近知ったのですが、この二人バーニング・プロなんですね・・・(^^;。そっかだから「シンガー・ソングライター・デュオ」なんですね。つまり、この手のアイドル系のグループはそのまま出てくると必ずジャニーズ事務所に潰されてしまいますからね~。今まで音楽系・アイドル系の「男性グループ」ではジャニーズ以外の事務所からは成功例はありませんよね。これは何も偶然ではなく、ジャニーズ事務所の各メディアに対する圧倒的な支配・力関係によりジャニーズ以外のグループ系男性アイドルはメディア露出の機会を失っていくため、事実上芸能活動ができないからですね。

でもそんな環境の中、ダ・バンプ辺りが結構良いセン行きそうだったのに、ISSAさんのスキャンダルで事実上自滅傾向・・・。もっともその「スキャンダル」報道の裏にどんなドロドロ事情があったのかあまり考えたくないですが・・・・(って別に何も知りませんよっ(^^;)。そうそう、先日「Aera」WaT礼賛記事がありましたが、あれはジャニーズ事務所の影響が少ない朝日新聞系だから実現可能なんでしょうね。ただ、あれはあれで(Aeraの看板があるんだから)目線軸をもうちょっと水平にもどした方がいいかもなぁ・・・って私は感じましたよ~(笑)。

それはそうと

WaTが自作系の「アーティスト」を前面に出せば、多分ジャニーズも表だって潰しにくいんだろうなぁ・・・?(推測)。もっとも双方かなり芸能界でかなりの歴史を持つ事務所、郷ひろみさんはジャニーズでデビューしその後バーニングに移った経緯もあるし、お互い「棲み分け」はできているのかな~・・・?素人には良く分からんわ(笑)。でも昔、新聞でバーニング・プロへの発砲事件が報道された時(5-6年前か?)、芸能界って何だか想像以上にコワイ所なんだなぁ・・・って思った事を覚えてます(^^;。

爽やかなこの二人の曲の事を書きながらこんなドロドロ事情を書く私はイヤな大人だなぁ・・・(^^;。もし若いファンがこれを読んで気分を害したのならゴメンナサイm( )m。でも私はこの二人がホント好き。素直に応援してまます。芸能界の荒波をかいくぐって、どんどん成長して下さいねっ!

 

ps.
ホントは新曲「5センチ」を採り上げようとしたけど、
この曲以上のパワーを感じなかったのでやっぱこれにしちゃいました(^^);

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「Happy Birthday」-GOING UNDER GROUND-

2006年01月28日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】




「Happy Birthday」-GOING UNDER GROUND-
(ゴーイング・アンダー・グラウンド)
2006.2.1リリース

最初に知ったデビュー時以来、私が手放しで応援してしまっている
GOING UNDER GROUNDの新曲です。2.1にリリースされます。
※彼らも昨日の工藤さんと同じ埼玉出身(桶川)

このグループ、どうしてもっとBreakしないのかな~。"青春の彷徨・青い心の揺れ"なんかを真っ直ぐに歌った、良い作品が多いのになぁ。でも変に”プロっぽい"作風に迎合しない、出来ない、まぁそんなちょっと不器用な面も残していて、逆にそれがまた私の応援に熱が入るポイントなのかもしれないな~・・・(^^;。あと何と言っても松本素生君の声質が好きなんだ。そうそう、以前NHKで、生で演奏した時、イントロを間違えてやり直した事があったっけ。。。もう見ている私が手に汗を握ってハラハラしてしまいました。私は完全に"子を見守る親の心境"だった・・(笑)。それはともかく、今回のちょっと今までにない、キャラを交えてのイメージ戦略(=テディ・ベア・・・つまりは素生君/GOINGのイメージの具象化)は、スタッフサイドの意向が大きいのだろうなぁ・・・。彼らもちょっと迷い初めているのかもしれない・・・(?)。

ところで私は、
 昨年夏の「きらり」を未だに聴いています。
これは本当に名曲!


本当はこの「きらり」を多くの皆さんにも知って頂きたい気持ち・・。
地味だけど、噛めば噛むほどに味わいがあります。
どこか、往年の(バブルじゃない時期の)ユーミンの曲に通じる
"切なさ感"があります。
また、ブリティッシュ・ロック系の翳りを感じます。


そうそう、この新曲。今回もフル・レングスで試聴できます↓(クリック!)


今回は、前作と違って、彼ららしい(元々ブルーハーツに憧れていたそうで)ロック寄りの作品になってます。(でも私には、素生君はフライングVじゃなくレスポール系のイメージなんだけど・・・(^^;)


正直、彼らに一番フィットするのは「完全アコースティック・サウンド」なのかもしれないな。。。と思う時がある(^^;その方が言葉がもっともっと伝わってくるな、きっと・・・。現在の音楽の形への強い思いこみ/こだわりから自分たちを解放した瞬間、彼らが文字通り大きく"Break"する時なのかもしれない・・・今度そんなアルバムも聴かせてね。


ところで先日、本屋さんで、「メガネ男子」という本を見かけて、"これって何モン・・・???"てな感じで手に取りました。これはなんでも"メガネの男の子が好きな女性が実は結構いて、そんな女の子に向けて発せられた本"らしいです・・・。最初に思いついたこのGOINGの松本素生君も載ってました。そう言えば、私の知り合いの女性は"旦那さんになる人の資格はメガネを掛けていること"、と言い切って、実際そんな人と結婚しちゃった人を知っています。女性にもそんなフェチズムがあると確認してちょっと驚きました(笑)。

じゃぁ・・・今まで・・・私が結構モテてたのは・・・???
(でも、私の場合「キッズとおばちゃん以上に限定」ですけど(笑))


出たばかりの本「メガネ男子」

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「シェフ」-工藤慎太郎-

2006年01月27日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


「シェフ」-工藤慎太郎-
作詞/作曲:工藤慎太郎 編曲:澤野弘之

2006年1月25日デビューだそうです
・・・って、おっと、お、おとといだぁ(^^;

この曲、偶然ラジオで聴きました。もう歌詞がスゴイ!ここまで個人的な内容の歌詞って、あんまりなかったのでは・・・?いやアマチュア作品なら結構多いかもしれません。でも人に聴いて貰えるレベルまでに熟成させる前に、その殆どが消えて行ってしまうのでしょう・・・。でも彼の場合は違うようです。まるで彼自身のごくプライベートな履歴書の、ある期間を切り取ったような内容の歌詞なのに、不思議と(歌詞は)槇原敬之さんなんかにも通じるような普遍的なリアリティがあります。まるで自分の体験のような錯覚に陥ってしまう不思議さ。説得力を感じます。

菓子パン一個の暮らしに どうにか 終わりを告げたくて
目黒のイタリヤ料理屋で 働くことにしたんだ
バイトの面接 緊張していた僕の目の前に
「夢を捨てちゃいけねーぞ」 とささやくシェフがそこにいた

初めは まかない食べるためだけに バイトに行ってたし
"早く終わらねーかなっ"て 時計をチラチラ見ていた
けれども シェフの楽しそうに 働く姿を見るうちに
「いらっしゃいませ」と 自然に言える僕がそこにいた
-----------

一生懸命やることさえも 汗水たらして働くことも
バカにされてしまう 世の中だから 人は素直になれなくて・・・~♪


まだデビュー作品しか知らないのであまり詳しい事は言えませんし(試聴の限りでは、カップリング曲は割と"イマ風"の感じかな?全部聴いていないのでスミマセン・・・)今後どんな曲を聴かせてくれるのか、すごい期待の反面、妙な不安みたいな気持ちも正直ちょっぴり感じます・・・が(^^;でも、とにかく素直に応援したくなる歌に出会いました。

↓皆さんも機会がありましたら一度ご試聴してみては如何でしょうか?↓

工藤慎太郎 DEBUT SINGLE
 「シェフ/Message」 2006/01/25 Release

1.シェフ

 

2.Message

 

3.シェフ(Studio LiveVer.)

ちなみに所属はあの八代亜紀さんの事務所だと言ってましたよ~
(でも演歌じゃないよっ(笑) )

最近、確実に、ちょっと前のバブリーなムードを持った人達とは大きく一線を画す彼のような新人さん達がどんどん出来ていますね~。きっと「時代のターニング・ポイント」なのかなと最近しみじみ感じています。それにしても、長年音楽を聴いていると、音楽も"作用・反作用の原理"で?動いているんだんなぁ。。なんて思ったりします<って、遠くを見つめる私は仙人かっ(笑)。

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「魔法の人」-奥 華子(おく はなこ)

2006年01月21日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


「魔法の人」作詞/作曲:奥 華子  編曲:上杉洋史
2006.1.18

18日に発売になったばかりのシングルです。

この方、最近良くお名前を拝見しますね。

もしまだご存じないという方・・・

でも、きっと貴方もこの人の声をご存じのはず・・・

あの「TEPCOひかり」CM(井川遥さん出演版)で歌っていた方です(^^)
♪ テプコひかりに決めたのは~ ♪

えっ、それでもあまり印象にない。。。???

大丈夫です。私もそうでした・・・(^^;

あのCM曲は耳には残ったけど、実はそれ以上でも以下でもありませんでしたから。

でも・・・です・・・

この曲を聴いてとても大きく印象が変わりました。

良い曲です。

ちょっとキュンとしてしまう曲です。

それと、歌声に人を引きつける何かが備わっています。

そうなんだ、テクニック云々以前に、既に声に魅力があるんだなぁ・・

メディアで紹介される記事やアーティストにはまず疑ってかかる私ですが(^^;、

この方は素直に好きになりました・・・(^^)

もしまだ聴いていない方、機会がありましたら貴方も一度どうぞ
(ただし、フルバージョンで聴かないと本当の魅力は伝わらないかも・・・)

<奥 華子さんのOfficial Website---試聴もできます>

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「マテリヤ/Materia」-中(あたり)孝介-

2006年01月09日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


「マテリヤ」-中(あたり)孝介-
ミニ・アルバム(2005年12月7日発売)
Produced by.羽毛田丈史

今日この人のデビュー・ミニアルバム「マテリヤ」の中の「家路」(作詞/作曲:江崎としこ Produced by.羽毛田丈史)を聴きました。

オフィシャル・サイトの紹介より】
奄美大島出身。25歳。

透明感のある優しい声とファルセット、
そしてシマ唄のコブシ回しから奏でられる希有な歌声。

高校生の頃、同年代の女性がシマ唄を歌う姿に衝撃を受け,独学でシマ唄を始める。
琉球大学社会人類学科に在籍する傍ら、シマ唄を続け、2000年の奄美民謡大賞で新人賞。
同年、日本民謡協会の奄美連合大会で総合優勝。
その実力が認められ、インディーズよりシマ唄のCDを4枚リリース。
また琉球フェスティバルなどライブ活動も多数。
現在も奄美大島を中心としてライブなどの音楽活動を精力的に行っている。

 

「家路」はなかなかの名曲です・・・
声の印象は、正直、私は今はまだ可能性の段階で本格的にはこれからかな~という印象もありますが、でもボーカリストが本当の力を発揮するのは歌い続けてやっと40代と言われていますし、今後の益々の声の熟練に期待したいと思います。(中さん、辛口でゴメンネ(^^; )でも期待度十分です。そう言えば声質は大島保克さんにちょっと似ているかも・・・?ちなみに大島さんは結構アイリッシュと接点がある方ですよね~(^^)。古謝美佐子さんもそうだし、沖縄にはあのアイリッシュの重鎮ドナール・ラニーさんもいるし、事実上アイルランドと姉妹"島?"かもなぁ・・・(笑)。おっと話題が随分それちゃった・・・

この人が気になった方、オフィシャル・サイト で試聴も出来ますので一度ご訪問なさっては如何でしょうか・・・?

※ちなみにプロフィルの中の「同世代の女性」とは元ちとせさんのことらしいです・・・

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「ウタコト」 - 真依子

2005年12月26日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


「ウタコト」 - 真依子 2005/11/23発売(アルバムです)

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あなたは最近、横文字/英語が一言も出てこない日本語のポップス系アルバムを聴いたことがありますか・・・?(*)

このアルバム「ウタコト」(by. 真依子さん)がそうです。

昨日久しぶりに、日本の若い女性のデビューCDを衝動買いしてしまいました・・・。このアルバムは11月にリリースされたばかりだそうです。最近のCD、特に女性系は、日本語を英語風に崩した歌い方が多く(R&Bブームの影響だろうけど)美しい日本語で歌う人に出会えなかったので、このCDは自分にとって久しぶりの日本のCDです。でも衝動買いさせられのは、本当は歌い方以前の内容そのものの素晴らしさのせいなのです・・・(^^)

-CDの帯より-

「日本の伝統楽器koto(琴)を表現の手段として、美しい日本の自然を題材としたオーガニックな「和」のテイストを紡ぎだし、形にとらわれないポップスを創造するシンガー・ソングライター真依子のデビューアルバム!」

こう言葉で読んでもイメージが湧かないと思いますが、私がざっと聴いた印象では、夏川りみさんなどの、三線を活かした(フォークっぽい)「琉球POPS」を、場所を京都に移して三線に持ち替えた感じかな~?もっと正確に言えば、場所も京都ではなく"飛騨高山"という印象・・・。それは「京都」と言うほどどっぷり異国情緒を前面に出した感じはなく、さらっとした感じだからです。

詞の世界も"大正浪漫"とかの重いイメージではなく、現代における"わらべうた+プチ・ノスタルジー"という感じで全然旧くさい印象はありません。全体的にとても落ち着いた、素敵な曲ばかりです。一番の特長である、琴をフューチャーしたサウンドも、奇をてらった感じではなく、美しく優しく、またとても新鮮な音の世界を構築しています。何より音そのものがデジタル音を使用していない(シンバルだけ?)し、弦も他も生音だし、そう言う意味でもとっても素敵なアルバムです(^^)。

年末~お正月を、バラエティ番組のスイッチを切り、日の当たるキッチンでほっこりしながらコーヒーなどを頂きつつ聴くのにもってこいのアルバムです。
(あとは子猫が側にいればもう何も言うこと無しっ、です!(笑))


これを出したのは、わが国が誇る偉大なるインディ系会社のKing Recordです。大手レコード会社は再編を繰り返してどんどんメジャー系列傘下になってしまいましたが、ここは昔からの独立系ですね(^^)。(もっとも資本的には大手出版社系列ですが。。。)ここは昔から、他には出せない/出さないような良質の盤をふと出したりするので驚くことが多いです。私はあの白鳥英美子さんの成功が一番印象に強いかなぁ~・・・

このアルバム、唯一の気になるところはボーカル・・・かな?。ちょっと表現力というか、声自体の出し方(息の使い方)がまだ・・・ちょっとかなぁ・・・?(でももちろん、その辺の子よりは遙かに上手ですけど(^^;。でも本当に本当に私はこんなサウンドをず~~~っと待っていました!是非是非今後ともご活躍下さい。応援してますっ!

(*)厳密には「ポケット」という単語が出てきますが、これはもう日本語なのでカウントしません。

PS
ところで、スタッフ・クレジットがこのアルバムにおいて英語/横文字って何か意味があるかなぁ~?海外流通を想定しているなら歌詞は日本語のままで中途半端だし、私はちゃんと人名は日本語で標記すべきだと思うなぁ。このアルバムのコンセプトから言っても・・・???(もし英語標記がかっこいいなんて思っていたら、それは今時かっこ悪いよぉ~(^^; )

01. さくらこ
02. つゆ草の青
03. 紅葉小色
04. 紅さしゆび
05. ゆきうさぎ
06. 小夜(さよ) *インストゥルメンタル
07. 十五夜
08. てふてふ
09. いろは
10. おやすみの数えうた
11. 夕やけ

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