オリコンの訴訟が徐々に社会問題化しています

先般書きましたオリコンが個人ライターを狙って行った訴訟の件は、その手法の影響が徐々に社会問題化しているようです。

クリック→「オリコン個人提訴事件を憂慮する」

この件では、訴えられた個人は裁判に勝っても負けても大きな負担（支出）を強いられる事になり、場合によっては生活が破綻する事もあり得ます。内容が異なるので例えは正確ではありませんが、周防監督の新作の「それでも僕はやってない」とどこか通ずる面もあります。つまり自分の正当性を証明する事だけで一個人はお手上げになりかねない大変な事態だと言うことです。

 

もし悪意を持った大手企業が意図的に個人をねらい撃ちで高額な裁判を起こせば、その個人はその段階で生活破綻になる可能性を持つという事になります・・・。誠に恐ろしい事態です。オリコンは"悪意を持った大手企業"ではないとは思いますが、ただ（訴訟内容の真偽はともかく）手法としてはこの恐ろしい扉を開いてしまったのは事実です・・・

今回のオリコンとライター間の個別の案件を抜きにして、"法人が脆弱な個人を提訴する事による事実上の言論封鎖"を憂慮した方々により、個人を資金面で支える運動が起きています。私自身は今回のオリコン訴訟の争点には殆ど関心はありませんが、ただこの運動の趣旨には賛同できる要素が多々あります。

この件についてご関心をお持ちの方は下記のＨＰをご覧下さい。
（※なお私とこのサイトとは一切関わりはありません。念のため申し添えます）

「オリコン個人提訴事件を憂慮し、
烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動」

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「ひとり旅」-佐良直美

「ひとり旅」-佐良直美(さがら なおみ)
作詞：吉田旺　作曲：浜圭介(1976年)

 

ちょっとご無沙汰してました・・・
理由は二つ。

ひとつは、結構仕事が忙しかったこと。二つ目は、あまりにいろんな素敵な音楽がありすぎてどれを取上げるか迷っていううちに書けなくなっていたことです。でもこれホントです(笑)。 それはともかく、今日実は長年探し続けていた音源を偶然発見したので、それを取上げます。

「ひとり旅」-佐良直美さん。この曲には強い思い入れがあります。フォークタッチの名曲。それで私はずっとＣＤを探していたのですが、実は確か一度ベスト盤でＣＤされたきり今は廃盤なんです。ずっと廃盤・・・。それどころか、レコード大賞歌手であり紅白の司会も何度も務め上げた才能あふれる歌手の音源が、オムニバス盤に収められている以外（何故か地味なオリジナルアルバムが復刻されたきりで）ベスト盤さえ出ていないのです・・・

これはいったいどういう事なのか？いまや往年のマイナーな歌手さえＣＤで復刻されているというのに、数々の名曲を生み出した佐良さんがなぜベスト盤さえないのだろうか？？？いくら過去のスキャンダルがあったとはいえ、それだけでこんな扱いになるのだろうか？私は本当に不思議に思う・・・。推測であるが、たぶん佐良さんサイドの意向なのではないだろうか？そう考えざるを得ないほど、これはミステリアスな事実だと思う。

ところで今日偶然、近所のディスカウントストアでこのカセットを発見した（ビクターの正規版)。ちょっと古いストックのようだった。もちろんＣＤは無かった・・・。でもカセットでも古くても十分！私は即購入だった！だって今まで十数年探し続けていたものだったから・・・。感激。

フォークタッチのこの名曲を私は今日感激の涙とともに聴いたのでした・・・

 

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