佐村河内氏の音楽のゴーストライターとか耳が聞こえない事への疑念とかいろいろ話題になっています。私は最初にこの方を見た時、一瞬で胡散臭さを感じ、その後一切無視してきました。驚くべきは、この発端がNHKなどのある程度信頼されているメディア発だった事・・・。そしてその後、一部のメディアが”騙された事もある程度やむを得なかった”、という論調で庇っている所もある事。
信じられません・・・・。それでも、ニュースを伝える側の、責任ある立場の人間なんでしょうか?
被爆2世とか耳が聞こえないとか・・・話題性の高い属性の連発。変だなぁ・・・。それと、最初にこの方の画像を見た私は、本当に耳が聞こえない人には到底見えませんでした。またその作りこまれたアーティスト然とした”中身の浅いJ-POP風な印象の風貌”も胡散臭さ一杯でした。本当にメディアの側は、この変な空気に疑問を持たなかったのでしょうか・・・?素人の私でも感じた胡散臭さを、メディア側は感じなかったのでしょうか?
これは、益々進んでいる、現代のマス・メディア側の人間の質の低劣化を具体的に示した出来事でもあります。
更には、SNSの発達した現代では従来のマス・メディアは既に少人数が発するマイナー・メディアに過ぎません。この現実を見据えた上で、従来のマス・メディアから発せられた情報も、ほぼ個人の意見にしか過ぎないという事、つまり信憑性もそれほど高くない時代に入った事も改めて思い知らされた出来事でした。