某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

不愉快なCM(TV編)

2013年09月26日 | 【徒然随想】

突然ですが・・・

最近TVを見ていてとても不愉快になるCMがいくつかあります。以前はそこまで気にならなかったのですが、最近は製品を何が何でも売りたいという過剰な意思が滲む直接CMが多いのかな、と思ったりします(^^;。

 

ダントツに嫌いなのは「ファブリーズ」のCM。これはホントに嫌いです。嫌いなタレントが出るとチャンネルを変える、という言い方がありますが私はこのCMが出てくるとリモコンでチャンネルを変えます。もう生理的にザワつく位に嫌いです(汗)。

 

この感覚、私だけではなく、妻も(チャンネルを変えるほどではないですが)かなり嫌ってます。ふと思ってネットで「ファブリーズ CM」で検索したら・・・次に「嫌い」というキーワードが出てきて、やはり多くの方がそうなんだと思いを新たにしました(^^)。

 

嫌いな理由はいくつかあります。ネットではその嫌悪感を詳細に分析しているサイトがありますので私は敢えて詳しく書きませんが、ざっと思いつくのは
①人間が不愉快に感じている事を映像化して突然見せつける。そのやり方があざとい。
②身のまわりに危険な雑菌がうようよしていて危険だと脅す、その仕掛けのあざとさ
 これは、最近の若いママの過剰気味の清潔志向につけ込んでいるとも感じます。そもそも人間は雑菌と共存することで正常な免疫が育成ができる事を、除菌行為で人為的に阻害する事は、結果的に病弱で不健康な体になってしまう可能性があるのではないでしょうか?特に幼児、赤ちゃんが・・・。いいのか、それで。アトピーとかも過剰清潔が原因という説もありますし。
③BGMに著作権使用料が発生しない、また耳になじんだ既存の曲を使うセコさ、あざとさ(この場合、「オ、ブレネリ」曲)。

その他細かいことは沢山ありますが、この会社、多分外資系だったと思いますが、最近のハリウッド映画じゃないですが、大金を注いで宣伝量でと迫力だけでゴリ押しする、それもマーケティングという名で人間の感情を分析して、その弱みにつけこむような不自然な造り・・・(^^;。

 

結局このCMは、この会社が「売りたい」精神ばかりで、「社会性」が乏しいと、このCMが言外に訴えていると私は受け取りましたよ(個人的な感想です)。

 

金さえ出せばCM出稿できるのだろうけど、こんな倫理性すれすれの路線のものを無差別に家庭にプロパガンダする会社・・・ここの製品は買いたい気持ちになりませんね・・・(あくまで個人的な感想ですよ)


そういえば、最近柔軟剤の臭いが町中溢れて、その化学物質のせいで体調を崩すというニュースを良く見かけます。あと多摩川には耐性菌がいるとのニュースも今月ありました。ここに限らず、洗剤の会社って社会的責任ってどうなっているのでしょうか?。業績だけ・・・?。残念な事です・・・(^^;

 


「キープ・ユア・スマイル」やっとCD化!メアリー・マクレガーの「過ぎし日の想い出」も収録!

2013年09月14日 | ♪スペシャル

今朝の新聞広告に僕たちの洋楽ヒット」のシリーズの新作” モア・デラックス” の広告がありました。
ラインナップを見ていましたら、洋楽ファンの間では長らくCD化が待たれていた『キープ・ユア・スマイル』  イングランド・ダン & ジョン・フォードの表記が!!!

ホント、やっとCD化されました!この曲はコーヒー「ブレンディ」のCM用に制作され、日本国内だけで発売されたために本国アメリカ制作盤には一切収録されず、日本国内のシングル盤とベスト盤にしか収録されていませんでした。そんな曲でしたので権利関係が曖昧だったのか(?)正式CD化はずっとありませんでした。今回やっとです(関係者のご尽力ありがとうございます)。




でもダン・シールズが先ごろ亡くなってしまいましたが、彼らのファンとしてはせめてご存命中に発売して欲しかったですね。

そうそう、これもずっと同じ運命(未CD化)だった メアリー・マクレガーの「過ぎし日の想い出」も同じ盤に入っています。昨年やっとアメリカでCD化されましたので、ワールドワイド的には”初CD化”ではありませんが、これもうれしい限りです。


メディアがレコード、CD、今や配信になっていますが、ヒット曲でも今でも公式音源化されていない楽曲は探せば結構ありますね。小さなレコード会社から出た一発大ヒットとか、(ロック・ミュージシャンに比べて圧倒的に冷遇されている)POPS系アーティスト/ヒットとかが多いような気がします。CD化出来ないのは、権利保持者が曖昧だったり、権利が行方不明だったり、マスターが無くなっていたりとかいろいろあるんでしょうが、若いときに出会った音楽は、音源はYoutubeで聴けたとしても、メディアを介して身近に所有していたいという気持ちが私にはあります。でもこういう気持ちは、デジタル世代にはあまりないのかもしれませんね・・・(多分)。
 

僕たちの洋楽ヒット モア・デラックス 5
クリエーター情報なし
ワーナーミュージック・ジャパン

昨日のNHK「仕事ハッケン伝」六角精児さんの回でHeronが・・・

2013年09月13日 | ♪海外 -グループ

昨日のNHK「仕事ハッケン伝」六角精児さんの回を見ていました。タワーレコード渋谷店でのCDショップ体験なのですが、六角さんが企画した売り場のコーナーの「パーク・ミュージック」というコンセプトの中に、な、なんとあのHeronが採りあげられていました!

Heronとは知る人ぞ知る「木漏れ日フォーク」などのコピーでイメージされる70年代のイギリスの非トラッド系フォークグループです。

野外録音のため小鳥のさえずりやら小川のせせらぎがバックに入っていたりする事でも有名ですが、そのほのぼのとした雰囲気が、世間に溢れかえっている「商業音楽」と一線を画し、聴く人を穏やかな気持ちさせてくれます。一種のセラピー効果さえあるように思います(笑)。こんな地味なグループまでご存じの六角さん、番組を通しても伝わってきましたが、(私が言うのも僭越ですが)かなりの音楽マニアだという事がわかりました。

 
 

Upon Reflection: The Dawn Anthology
Heron
Castle Music UK

余談ですが、この雰囲気は現代で言えば、オーストラリアのtamas wells (タマス・ウエルズ)が受け継いでいるような気がするのは私だけでしょうか・・・?


 

A Plea En Vendredi
Tamas Wells
Inpartmaint / Lirico

「ママに捧げる詩」のYouTubeコメントに感動しましした・・・

2013年09月08日 | ♪海外 -男性

久しぶりに「ママに捧げる詩」をYouTubeで聴いていたら、次のコメントを見つけました。

"8月26日に55歳でこの世を去った夫の遺品を整理していたら、
 このレコードが3枚も出てきました。
 幼い時に母を亡くした夫が、成人してからお母さんを偲んで買った-のでしょう。
 アナログプレーヤーを持たない私は、
 こちらで初めてこの曲を聴くことができました。
 3枚のうち1枚は夫の棺に入れてあげましたが、
 残り2枚はプレーヤーを購入して大事に聴きたいと思います。
 UPして下さって本当にありがとうございました。

 

・・・とても感動しました。


 

余談ですが、今まで見たことがなかった楽譜があったりしました(^^)。


 


村下孝蔵さんのオリジナル・カラオケ集が出ました!

2013年09月02日 | ♪(Original) カラオケ

 以前の記事でも書きましたが、私はオリジナル・カラオケ(レコーディング使用バッキング・トラック)の収集癖があります(笑)。
オリジナル・カラオケと言っても、シンセサイザーや打ち込みが蔓延した90年代以降のものは、音楽の質的にあまり興味がなく、きちんとした「音楽家」がアレンジしたり、演奏した70年代~80年代物がメインです。

今までいろんな人の物を集めてきましたが、今回ご紹介する村下孝蔵さんのものは、このように1枚でまとまって発売されるのは今回初めてだと思います。今回、別途発売された「GOLDEN☆BEST 村下孝蔵ベスト・セレクト・ソングズ」と対をなす形で発売されました。

この年代の楽曲は、村下さんに限らず、素晴らしいプロデュサー、ディレクター、エンジニア、ミュージシャン、アレンジャー達多くの才能ある人間が集って制作されているので、カラオケだけ聞いても聞きごたえがあります。最近の、個人の打ち込みで制作される楽曲群とは雲泥の差がある、質が高いものだと思います。

私は、編曲にとても興味があるのでその勉強のためにも購入しましたが、普通のカラオケとしても、カラオケ店のデジタル音源にはない、生楽器(もちろん楽曲にはシンセも入っていますが)の音が素晴らしいです。

「初恋」をオリジナル・キーでオリジナル・カラオケで歌うのもいいものです。ご興味のある方、是非お聴き下さい(^^)

GOLDEN☆BEST 村下孝蔵オリジナル・カラオケ集
村下孝蔵
ソニー・ミュージックダイレクト

 

GOLDEN☆BEST 村下孝蔵ベスト・セレクト・ソングズ
村下孝蔵
ソニー・ミュージックダイレクト

橋幸夫さんの新曲『夢の轍』は、な、なんと・・・

2013年09月01日 | ♪国内 -男性

昨日、ラジオから橋幸夫さんの新曲『夢の轍』が流れてきました。。。

全く初めて聞いたのですが、この曲調や歌詞の雰囲気、とてもひっかかるものがあったで、橋さんのサイトで調べてみました。
そうしたら、「作詞・作曲さだまさし」とあるではありませんかっ!(驚)。更には、書き下ろしとのこと。

さださんのアルバムに『夢の轍』(「償い」収録)という傑作アルバムがあるのですが、このアルバムにはタイトル曲はありませんし、新曲になるのですね。。。
知らんかったっ!。

さださんらしい世界と橋さんのベテランの歌声が良い感じのコラボとなっていました。さださんファンは要チェックですね(^^)

夢の轍
橋幸夫
ビクターエンタテインメント