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某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

橋幸夫さんの新曲『夢の轍』は、な、なんと・・・

2013年09月01日 | ♪国内 -男性

昨日、ラジオから橋幸夫さんの新曲『夢の轍』が流れてきました。。。

全く初めて聞いたのですが、この曲調や歌詞の雰囲気、とてもひっかかるものがあったで、橋さんのサイトで調べてみました。
そうしたら、「作詞・作曲さだまさし」とあるではありませんかっ!(驚)。更には、書き下ろしとのこと。

さださんのアルバムに『夢の轍』(「償い」収録)という傑作アルバムがあるのですが、このアルバムにはタイトル曲はありませんし、新曲になるのですね。。。
知らんかったっ!。

さださんらしい世界と橋さんのベテランの歌声が良い感じのコラボとなっていました。さださんファンは要チェックですね(^^)

夢の轍
橋幸夫
ビクターエンタテインメント

さださんのソロコンサート4000回記念公演~アンコール曲「遥かなるクリスマス」に込めた思い

2013年07月19日 | ♪国内 -男性

さださんのソロコンサート4000回記念公演に武道館へ行って参りました。私は7/18(木)の4001回目でした。

全く衰えないさださんのアーティスト・パワーは、この公演が早々に完売した事(ちなみに見切り席も販売され、久しぶりにダフ屋の姿も見かけました)ファンクラブ会員数が2万人!で安定して推移している事、この公演がTV生中継される等色々な事で明らかですが、長年さださんのコンサートに通っている者の目からしますとそれは更に盤石化された印象を受けます。

多分近年のTV露出や作家活動の影響も大きいのかも知れませんが、若年層観客が以前より確実に増えたように見えるからです。以前の若いファンは”さだファンの親に連れられたお子さん”という感じの層がメインだった気がしますが、近年はごく普通の若いカップルとかも自然に目にしたりします。 

そんな観客で3階席までぎっしり埋まったこの武道館のコンサート、ファン投票で一位になった「主人公」から始まりました。※余談ですが、「主人公」という言葉も仏教言葉でもあったりします・・・。

 

毎年さださんのコンサートに行っている者としては今更ですが、さださんの多彩な才能には本当に感服致します。歌、トーク、場を読む力、客のイジリ方、コンサートの流れの持って生き方、etc何回観てもその都度コンサートの密度やと完成度の高さには圧倒されます。

エジソンの名言に「天才とは1%の才能と99%の努力」というものがありますが、この真意は”誰でも努力すれば天才になれる”という意味ではなく、”才能を持った人が本当に努力をした末にやっと天才と認められる”という解釈が正しいと聞きましたが、さださんの姿を見ると、人目につかない所での努力は如何ばかりかといつも想像してしまいます・・・

 

最近は”さださんのコンサートの魅力はトークにあり”みたいな言い方も良く聞きます。一面事実だと思いますが、でも間違いなく「音楽家」としての深さがコンサートの魅力です。この日の2曲目の「精霊流し」のバイオリンの音色を聴いた時、最初のボーイングの音色で私は涙腺に響く程の音楽の真実を感じました・・・。

また年を重ねるごとに感じるのは、若いころには聞き流していたような曲、また言葉も年々心深く響く事が増えてきました。それはまるで小説の名著を読み返す毎に新しい発見がある事とよく似ています。近年は、さださんの楽曲が持つ文学性をそんな所でも感じたりしています。

 

今回のこの武道館はさださんはあまり使用しない会場ですが、それは大会場だと客とのコミュニケーションが薄くなってしまう事への危惧、それと音楽家として音響面のやりづらさからだと推測しているのですが(昨日もリズム隊の反響音がとても目立ってました・・・)、この武道館コンサートの進行は会場のファンからのリクエストという構成により会場との一体感持たせることで成功したように思います。きれいに構成されて進行するだけでは得られない”一体感”が溢れていたように感じました。

ところで、昨日のコンサートのハイライトは何と言ってもアンコール最後の曲「遥かなるクリスマス」だったと確信します。真夏、猛暑の今「クリスマス」曲を歌う事のその真意。それは間近になった参議院選挙と無縁であるはずがありません。長年「長崎から」というコンサートを開き(今年も久しぶりに開催される予定)、戦争反対の立場をとってきたさださんが、現状の政治、世の流れを危惧していない訳がありません。

 

でも「さだまさし」という一つのビジネスで生計を立てている多くのスタッフや関係者がいる以上、「佐田雅志」が表立って自分の政治的なメッセージを訴える事は「アーティスト・さだまさし」には出来るはずはありません。様々な足枷がそれを阻んでいます。でも全身の力を振り絞った最後の「遥かなるクリスマス」には、右傾化といわれ憲法改正まで想定される昨今の政治状況への危惧を、全身で訴えたものと私は受け止めました。

 

最後の最後にこの「遥かなるクリスマス」を全身で歌いきったさださんの真意を、この会場の皆さん(TV中継のご視聴の方も)はどのように受け取ったのでしょうか・・・?単なる流行歌(はやりうた)歌手ではない、まさに「歌う世界遺産」(会場で見かけた言葉です(^^)のさださましさんにとって、このメッセージを真摯に受け取る事やその真意を深く考える事がファンとして出来るせめてものさださんへの感謝の表し方/恩返しではないでしょうか・・?記念すべきこの武道館コンサートで私はそんな思いを胸に会場を後にしました。

 

外は思いもかけずゲリラ豪雨の後。
まだ大粒の滴がポツリポツリ落ちてくる中、真夏の新緑が繁茂するこの北の丸公園は、まるで時が止まったような佇まい・・・。
公園の闇の中に、戦死された無念の精霊達が何かを訴える幽かな囁きが聞こえたような、コンサート帰途でした・・・。

 

 
(最後の最後に会場に舞った記念テープです)

   

天晴~オールタイム・ベスト~(初回限定盤)(DVD付)
さだまさし
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天晴~オールタイム・ベスト~(通常盤)
さだまさし
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「ふるさとは今もかわらず」by新沼謙治

2013年07月12日 | ♪国内 -男性

「ふるさとは今もかわらず」by新沼謙治(作詞:作曲:歌:新沼謙治)

ふるさとは今もかわらず(シンフォニック・バージョン)
新沼謙治
日本コロムビア

専門的な目から見れば、この曲は格別に新しいものではないし、正直「どこかで・・・」といった雰囲気もあるのかもしれません。
でもそんな事を圧倒するものがあります。それは新沼さんの歌声/歌い方であり、曲に込められた深い思いです。

最初に聞いた時、なんだか分からないけれど真っ直ぐ心に沁みこんでくるものがありました。それは歌声/歌い方に込められたであろう
深い想いだとすぐに気づきました。その時は新沼さんの個人的な事情は一切知りませんでしたが、深い魂からの想いが溢れているのは、
その歌い方からすぐ直感しました。それまでは「演歌の」という肩書で新沼さんを見ていましたので、きっとこの清冽な歌の背景には
何か事情があるのだと感じましたが、それが自作曲と知ってとても驚いた反面・・・妙に納得した不思議な感覚も覚えております。

その後新沼さんの抱えたご事情も知る事になるのですが、この曲は私のように予備知識がない者にとってもその思いが伝わってくる、
まさに明唱・名曲だと思います。

現在の演歌ジャンルは「売るための曲」、即ち商売の気で溢れかえっているように感じます。カラオケ用に買ってもらうために曲が作ら
れていると聞きました。でもこの曲は、新沼さんはジャンル分けされているその「演歌ジャンル」から一番遠く、本来歌が持っていた、
計算のない”気高さ”も感じ取ることができると思います。この曲が話題になっている事を知り、日本にはまだまだ「いい曲」に反応で
きる人達が沢山いる事も知りました。後はこの曲が、もっともっと世の中に広く伝わっていく事を、音楽を愛する者の一人として願っています。

(補足:上記は私が某レビューサイトに書いたものと同じ内容です)

 

 

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「夏のスピード」-槇原敬之

2013年04月01日 | ♪国内 -男性

「今月、槇原敬之さんのベスト盤「春うた、夏うた。~どんなときも 」が発売されました。

それを見て驚いたのが「夏のスピード」というオリジナル・アルバム未収録曲がファン投票1位だったという事です!!!

私も、個人的には大好きな曲で、彼のBest3に入る曲ではありましたが、シングル「もう恋なんてしない」のカップリング曲という事だけで、世間的に話題になった事はあまり記憶になく、また発売後しばらくはカラオケも1社のみにしか入っていなかったので一般にはあまり支持がないものと思っていました・・・。

私はこの曲で胸が締め付けられるような切なさを憶えます。それは中年になった今でもです。民族楽器的な笛の音(ケーナ?)が更に切なさを倍増させています。

もしご存じない方は一度是非お聞き下さい。pops職人としてのマッキーの才能が溢れかえってこぼれそうな時期の、ただただ名曲です。

春うた、夏うた。~どんなときも。
槇原 敬之
ワーナーミュージック・ジャパン

 


「天運」(横綱白鵬オフィシャル応援歌)-小田順平x大至

2012年06月03日 | ♪国内 -男性

 
「天運」(横綱白鵬オフィシャル応援歌)
by 小田順平x大至
2011年

感動しました!

音楽そのものではなく枚数を競うような今の音楽業界には未来はないですね。
私は最近、この曲を聴いて感動しました。

ちなみに、カップリングの大至さんの
「白き鳳凰-横綱白鵬甚句」
も絶品です!

一度聴いてみて下さい。

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「愛を染めて、リサ」- 佐伯博志

2010年06月08日 | ♪国内 -男性


 「愛を染めて、リサ」-佐伯博志
作詞 大津あきら/作曲 鈴木キサブロー/編曲 大島ミチル
 (1985年の日産ラングレーCFイメージソング)

 

またしても隠れた名曲。未CD化。
(注」一度だけオムニバス盤でCD化はあった模様)

 

隠れた名曲。1985年の日産ラングレーCFイメージソングでした。ご存知の方も多いかも知れませんが、佐伯博志さん=小出博志さんです。で、小出博志さんは有名なあの日産スカイラインのCM曲「愛と風のように」の大ヒットを持つBUZZの方です。この曲もそんな繋がりから、小出(佐伯)さんが起用されたのかもしれませんね。

でももしかしたら、それでもこの人の声はあまり聞いたことがない・・・と思っている貴方。いえ絶対何度も耳にしていると思いますよ(^^)。それは、このBUZZのお二人~もう片方は東郷昌和さんです。ちなみに70年初期の頃はあの高橋幸宏さんと一緒にやってました~はスタジオ・ミュージシャンとして本当にいろんな方のバックコーラスを務めてきたからです。例えば、松田聖子さんの曲のクレジットを見ればすぐ見つかったりします。例を挙げだすと切りがないのであえて他の例を出しませんがも、多くのヒット曲やアルバムでお二人の美しいハイトーンのコーラスがいつも流れていました。

それで、この曲です。 「愛を染めて、リサ」は、下記で視聴頂ければすぐお分かりかと思いますがホント名曲です。繊細な歌詞(故 大津あきらさんの作)、名曲を沢山輩出している鈴木キサブローさんのこれまた素晴らしい曲、そして佐伯さんの唯一無二デリケートなハイトーン・ボイス。どれも素晴らしいです。でも、更に素晴らしいのは、実はアレンジだと私は思っております。

アレンジは今は売れっ子の大島ミチルさんですね。でもこの当時はほとんどお名前を見ませんでしたから、もしかしたらデビューに近い頃だったのかもしれません(推測です)。生真面目なリズムセクションを徐々に徐々に厚くなる霧のベールで覆うような(シンセ)ストリングスが、この曲の魅力を最大限に活かしているのだと感じます。他のアレンジでは印象が違ってこんな名曲になったかどうか・・・??

それにしても、BUZZ時代は最近ベスト盤とかまた今年新しい盤が出たりしていますが、この当時のソロワークは未だに未CD化状態・・・。この曲も一度オムニバス盤で収録されたきりで、今は廃盤状態です。悲しい。こんな美しい曲を埋もれさせる事無く、是非CD化して頂きたいものだと切に願っております。

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佐伯博志 - 愛を染めて、リサ 【レコード音源】

 

BUZZ BEST OF BEST
伊勢正三,小出博志,藤公之介,かぎやま圭,竜真知子,牧野宏,東郷昌和,吉田拓郎,BUZZ BAND,BUZZ SHOP DURT BAND
キングレコード

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(2010年の作品です!)
Back to the Beginning


ポニーキャニオン

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ケンとメリー~愛と風のように~
BUZZ,吉田拓郎,高橋信之,山中弘光,石川鷹彦,BUZZ SHOP DURT BAND
キングレコード

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A NEW DAY A NEW TIME
キングレコード

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「座・ロンリーハーツ親父バンド」-加山雄三とザ・ヤンチャーズ

2010年06月05日 | ♪国内 -男性


「座・ロンリーハーツ親父バンド 」(Single)
加山雄三とザ・ヤンチャーズ
(2010年)
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加山雄三、73歳・・・、まさに生けるレジェンド。 

昨日(2010年6月4日)の 加山雄三さんの50周年記念の、即日完売の武道館コンサートに行ってきました!コンサートの内容はネタバレになってしまうのでここでは書けませんが、あらためてその存在感の大きさに圧倒されました(笑)。※ちなみにゲストはザ・ヤンチャーズ =THE ALFEE、森山良子、谷村新司、南こうせつ、さだまさし、のみなさんでした。

加山雄三さんは本当にすごい人だと思います。その「凄さ」は唯一無二である事。つまり、加山さんが50年前に芸能界にデビューして以来、多彩なパフォーマンスのみならず、その生き方を通じて多くの世代に夢や希望、そして憧れを与え続けてきた事。更に、それが現在進行形である事だと思うのです。

 

デビュー当時は、若い世代の先頭を走るヒーローとして、今は中高年の生き方(在り方)の憧れとして常にずっと同じ座標に座っている。他にこのような方はいないように思います。例えば、往年のロックミュージシャンで現役でいる方々は、国内国外を問わず数多くいます。でも往年の曲を、少なくなった髪を振り乱しながら(国内では髪の色まで金色に染めたりして)同じように演奏する姿に、ちょっと痛々しいものさえ感じるのは私だけではないように思います。また人によっては、音楽そのものではなく生き方の質も大きく変貌して、こちらがファンであり続けるのが難しいアーティストもいたりします。つまり、歳を重ねたミュージシャン・アーティストの多くには、正直(言葉は良くないです、すみません)端的に言って「劣化」を見せつけられる事が殆どだと思うのです。


開演前

でも加山雄三さんは違うのです。若いときは若いなりの輝き、中年時は中年のとしての生き方、そして73歳の今も、こんな歳の取り方をしたいと素直に思わせるという歳相応の輝き放っていたのです。常に同質の憧れをず~と醸し続けているこんな人、他にいますでしょうか! 


開演直前

加山雄三さんは、ビートルズ以降の(演歌じゃない世代の)、最初の「大人」の生き方の憧れの人。常にブレのない輝きを放つ人。更にそれが現在進行形である人。

まさに唯一無二の人です 

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加山雄三とザ・ヤンチャーズ「座・ロンリーハーツ親父バンド」

座・ロンリーハーツ親父バンド
加山雄三とザ・ヤンチャーズ

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若大将50年!
加山雄三

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↓私のお勧めです

海 その愛
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FOR THE GOOD TIMES
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『哀愁浪漫』-村下孝蔵ALL SONGS COLLECTION

2008年07月06日 | ♪国内 -男性


「哀愁浪漫」
村下孝蔵ALL SONGS COLLECTION CD10枚組(DVD付)
08.7発売(完全生産限定盤)

久しぶりの記事です(^^;。これは書かずにいられません。
だって、あの村下孝蔵さんのBOXセットが発売されましたからね!

このBOXはオリジナル・アルバムの形式をとらずに、プロデューサーの須藤さんの選曲により村下さんの実質的なオリジナル曲全てが10枚組に再編集されています。また音もリマスターされて(ちなみにエンジニアは、定評あるあのSONYの鈴江女史(*)です)、音質も音圧も綺麗に揃いました。この事だけでも入手する価値ありですよ!

(*)鈴江さんは以前朝日新聞にインタビューが掲載されましたよ。

それでもちょっと難を言えば・・・、村下さん没後の作品のアートワークがどんどん須藤さんの一個人的の嗜好に偏っているように思えて、今回のこれが”村下孝蔵”さんの世界を正しく表現しているのかどうか私個人はちょっと疑問・・・。またブックレットには歌詞とディスコグラフィーくらいで資料性が殆どなく、そういう意味では少し物足りない気も・・・。

でもこれらは次の、数年後のメモリアル・イヤーに出されるであろうオリジナル・アルバムのBOXセットを想定したビジネス上の事情もあるかもしれません。

まぁそんな事はともかく、このBOXは内容的には日本のポピュラー音楽の宝物であることには間違いありません。今回オリジナル・アルバムと異なる曲順であるため、知り尽くした曲でもとても新鮮に聴くことが出来たのは大きな収穫でした。

中でも「帰宅」・・・

John Denverの歴史的名曲の一つに、家族をテーマにした「Back Home Again(バック・ホーム・アゲイン)がありますが、この曲も日本の”家族”の事を歌った歴史的な名曲だとあらためて感じました。家族の崩壊が叫ばれている現代、こんな歌こそ大衆に届くべきなのかな~と、TVで流れる”売るためだけの消耗品な曲達”をぼーっと見ながら(だって聴く価値があると思えないし・・・(^^;)しみじみ思いました・・・。でも結局、現代って消耗品な曲しか売れないんだよね。まぁ自分にゃもう関係ないし、そんな事今更どうでもいいけど。

もう自分にとって(いや世の中にとっても?)後生に残すべき大切な大衆音楽が60年代以降~90年代までに出尽くした感がある21世紀の今日この頃だから、尚更聴く価値がある大切なBOXセットだと思います。

ps・今月開催されるの村下さんの追悼ライブにももちろん行く私です!

哀愁浪漫~村下孝蔵ALL SONGS COLLECTION CD10枚組(DVD付)

Sony Music Direct(Japan)Inc.(SME)(M)

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「かあさんの下駄」(2回目)-中村ブン

2008年01月06日 | ♪国内 -男性

 
「かあさんの下駄」-中村ブン
作詞/作曲:中村ブン 編曲:渡辺 勝
c/w仕立物承ります
注:この「ます」に注目↑)

渡辺勝:ピアノ・ギター・ピアニカ・リコーダー 林美智子:バイオリン
箱守寿夫:ギター 五十川博史:ベース 中村ブン:ボーカル・ギター
イラスト:石ノ森章太郎(c)

 (わかり易く言えば)
この曲は現代版の「かあさんの歌」
(♪夜なべして手袋を編んでくれた・・・♪)
だと思います(^^)

そして、この曲は、
乱心の時代の今だからこそ、
天がもう一度地上に降ろした、
意味のある唄だと思います・・・

 申し訳ありませんが、まずこの心貧しい文をお読み下さい・・・
”こ●き探してたら、こうゆう時に限ってこ●きに出会わない。
いつもはそこらじゅうにいるくせに、今日だけいないの。
で ようやく見つけた子供のこ●きに コロッケあげるよって言ったら
拒否・・・。 いらんって。
せっかく恵んでやろうと思ったのに
ってか いつも食べ物くれって言ってくるくせに
こ●きのくせに・・・"
(※一部引用・●は私が自主的に伏せました)

これは、現役の東大の女子学生が最近Blogに書いて、物議をかもしているものです。見た目(だけ)は美しく、モデルもなさっている方だそうです・・・。この文、本当にそのままなんですよ(場所はインドのようですが)。更には彼女のお父様は某一流企業の偉い方だそう。ここにいる「東大」生は、単に社会的な「勝ち組」に酔っているだけのフツーの女の子でしかないと思います。学生に国のお金を投じて、教育を支えている事の虚しさを私は感じたりしました・・・。でもそんな事以前に、この方の人としての志はどうなんでしょうか・・・?また、この方の親の価値観はこの子にどのように影響したのでしょうか・・・?この方が現代の全てを象徴するとは決して申しませんが、反面、これは現代の心の貧しさを表す社会の断面であることは事実のような気がいたします・・・。

また昨日は高校生が無差別殺人事件を試みて逮捕されたというニュースを見ました。家族間の殺人事件は枚挙に暇がありません・・・。巷間言われている日本が物質の豊かさと引き替えに何かに差し出してしまったものは心の豊かさという大切なものだったのだと本当に思います・・・。「心の貧しさ」という一番の苦行・罰が今の日本に下されているのだと、格別信心を持たない私でさえも感じる毎日です・・・。

本題に戻って、この曲は、
「心の豊かさ」に目覚めさせるきっかけが
詰まっている名曲です。

是非お聴き下さい。

p.s.
2曲共!


この曲のイラスト:石ノ森章太郎(c)
注:数珠?のように見えるのは、この子が必死で貯めた5円玉の束なんですよ・・・

かあさんの下駄
中村ブン,中村ブン,渡辺勝
テイチクエンタテインメント

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「かあさんの下駄」-中村ブン

2007年12月30日 | ♪国内 -男性


「かあさんの下駄」-中村ブン
(ジャケット・イラストby 石森章太郎)

<今回は”予告編”です・・・>
今帰省の準備などで忙しいので、今日は記事の予告編まで・・・(^^;

私はこれで号泣しました・・・
(ほんとですよ(^^;)

この曲、例の「イルカのミュージック・ハーモニー」で聴いて号泣し(^^;CDを探すも廃盤・・・。中古も見つからず泣く泣く諦めていました。そしたらなんと同じような方が沢山おられたせいか、11月に再リリース(新録音?)されました!!!

 最近、いや昔からですが、大切な人の死を曲のテーマにしたりして涙を誘う曲が結構あります。まぁきちんとしたものもある反面、”泣かせて、ヒットにして、金儲け”という下心が透けて見える曲も決して少なくありません・・・。あざとい作品も結構ありました。なので私はそうそう簡単にその手に乗りません。お涙頂戴ものでは殆ど泣きません。

でも、この曲の母と子の心温まるやりとり(ちなみに”死”は関係ありませんヨ)に、初めて聴いて涙でぼろぼろになってしまいました。今三丁目の夕陽が話題になっていますが、そんな時代の、貧しくとも心だけは清い、そう清貧の心を思い出させてくれる曲です。乱心の現代だからこそ天が降り注いだがごとくの、現代の日本人の必聴曲だと言えます!年明けにもうちょっときちんと書きますね。今回は突貫記事で失礼しま~す。では

みなさん良いお年を!

かあさんの下駄
中村ブン,中村ブン,渡辺勝
テイチクエンタテインメント

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「水中花」-井上忠夫

2007年12月28日 | ♪国内 -男性


「水中花」-井上忠夫
作詞:阿久悠 作・編曲:井上忠夫
演奏:チト河内グループ
「井上忠夫ファースト(全作詞by.阿久悠)」1976年より
(Photo by Yohji Kobayashi)

 

この詞もまた、阿久悠さんの代表作である。

最近のアーティスト、特にセールスが大きい人達の歌詞を見てみるとまるで昔の交換日記のようだなぁ・・・としみじみ思う。同世代に向けて同じ目線で言葉を投げる。そして、それに呼応する層が彼・彼女達を支持する。そしてそこから大きなビジネスが成立している。でも残念ながら私は彼らの大半には、真の言葉の意味での”アーティスト性”はあまり認める事は出来ない・・・。だって、真の”アート”作品は世代を凌駕するが、彼らの作品の殆どは世代をまたぐ事が出来ないのだから・・・。でもこの事自体はやむを得ないと思う。だってそれは昔のフォーク全盛時代にも同じような現象はあったのだからね。いつの時代にも、そんなレベルの作品が必要な層は確実にいるのだから。

ただ・・・

問題は、こういう限りなく素人系の”アーティスト”が職業作詞家・作曲家の住処を奪ってしまった事なんだと思う。その結果、今のように、殆どが時代を超えられない、つまりその時だけのお楽しみの消耗品音楽ばかりになってしまっているのだ。これはちょっとマズイんではなかろうか・・・・。一方で、今年鬼籍に入られてしまった阿久悠さんの作品群は今なお多くの方の心に留まっているのだ。それは消耗品という言葉の対極にある普遍の輝きを放っている・・・。そんな普遍性が現代の音楽には見られない。これはいくらんでもマズイんではなかろうか・・・?

 ♪ 針の音がシャーシャーと 歌の隙間 うずめてる・・・
古いレコード掛けて 酒を飲むのよ

辞書を開き 知らぬ文字 探しながら書く手紙
頬に流れる涙 拭きもしないで・・・ ♪

この女性は昔で言う”夜の蝶”だろうか・・・。水中花の”水”は「おみず」つまりアルコール。「水中花」は夜の世界でしか開くことがない花(人生)の象徴。不幸な家庭の末に満足に学校へ行くこともできず、家族を養うために夜の世界に飛び込んだ女(ひと)。夜の世界で生き、家庭ある人を愛しつつ、でも自ら身を引くだけの恋しか出来ない境遇・・・。決して成就する事のない自分の真実の愛。そんな身悶えするような切ない心が見事に唄われている。そしてほんの僅かな行数で、リスナーにここまでの奥深い人間ストーリーを想起させるのだ。名詞だ。名曲だ。

ちなみに井上忠夫さんは、言うまでもなくレコード大賞曲ブルー・コメッツの「ブルー・シャトー」の作曲者でもあり、その後井上大輔と改名した後も沢山のヒット曲を放った大作曲家ですね。そうそう、井上さんは洋楽志向が強く、大ヒットした「ブルー・シャトー」のような”四七抜き”メロディは好きではなくあまりこのヒット曲に満足していなかったという意外な話を聞いたことがあります。

私もこの井上さんのイメージから遠い演歌ぽい歌には当時とても驚いた記憶があります。ただ阿久さんも仰ってましたが、この曲はあまりの井上さんの名唱と相俟って独自の世界を築いておりその歌唱を越える唄が生み出せなかったため、他の人によるカバーが(数人を除いて)存在できなかったという逸話を持ちます。これまた、井上さんの世界から見れば皮肉な裏話がある名曲です。これも、井上さんが演歌から遠い人であり、その人が演歌寄りの世界にアプローチした事による予想外の科学反応の昇華だったのかもしれません。 

話は戻って、もう交換日記のような歌ばかりではなく、こんな文学作品のような芳醇な香りが漂う、大人向けの作品を切望する私です・・・ 

水中花

キングレコード

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「サヨナラ東京」-坂本 九

2007年10月13日 | ♪国内 -男性


「サヨナラ東京」-坂本 九
作詞:永六輔 作曲・編曲:中村八大
1964年7月15日発売

 

 シンプルで素朴、なのに名曲
 シンプルで素朴、ゆえの名曲

一回聴いただけでコード進行はすぐわかるような、シンプルな構成のマイナー系楽曲です。でもそれがありふれた単純な曲と違って聞こえるのが楽曲創作の「才能」ということなのでしょうね。もっとも、今更中村八大さんの才能を語るまでもありませんが・・・(^^;。そしてもちろん作詞の永六輔さんの才能、哀愁ある詞の魅力も言うまでもありません。

私は坂本九さん世代より後のせいか、この曲最近まで知りませんでした。なので初めて聴いたのが今年出たこのアルバムでした。すぐにお気に入りになってしまいました(^^)。坂本さんは明るい曲のイメージしかなかったので、こんなメランコリック(死語か?)な曲調があるとはとても意外でした・・・(^^;

余談ですが「サヨナラ東京」といえば、先日、日比谷公園のライブを見に行く機会があり都内に出かけました。その際、そこのベンチに東京で長年暮らして他へ転居される方からのメッセージが書かれたベンチが多く設置されているのを見かけました。メモリアル・ベンチとでも言うのでしょうか?もちろん、ボランティア・無償での寄付での設置だと思います。う・・・。

どのベンチにも、しみじみとした東京への想いと感謝の言葉の数々・・・。多分その多くは、お歳を召され、地方でのゆったりとした生活を求めて転居されるようなご夫婦が多かったのですが、多くの方がそれまでの東京での充実した素晴らしい生活に、ちょっぴり名残惜しそうな印象でした。でも東京への愛が溢れる言葉に優しい気持ちになれました・・・。

※ 同じようなベンチは確かカナダのバンクーバーでも見かけた事がありましたのであ、ちこちにあるのだろうと思います。

「サヨナラ東京」聴くたびに、いろいろな事情で、美しい想い出と共に東京から離れる人達のお気持ちを想い、なんだか胸がいっぱいになります・・・。そんな切ない気持ちにさせる名曲です。

 

上を向いて歩こう 永六輔作品集

EMIミュージック・ジャパン

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ゴールデン・ベスト

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「えんぴつが一本」-浜口庫之助

2007年03月31日 | ♪国内 -男性


「えんぴつが一本」-浜口庫之助
歌/作詞/作曲/編曲:浜口庫之助

大人だ

本物の大人だなぁ~

そして、洒脱な歌だ

浜口庫之助さん
唯一無二の世界を持った真のアーティストだ。

現代は本当に本物の大人がいない時代だとつつくづくと思う

以前前も書いたが、特に音楽界では「永遠に青春だぁ!」と叫んでいるような、大人に成りきれないアーティストがやたら目立つ。これは「若さ」が絶対的に素晴らしい事だと崇められている世の中と軸を同じにしているのだろう。メディアも若者に媚びたものがほとんだ。

見苦しいと思う。

なぜ年相応を素直に受け入れられないのだろうか・・・。ちなみに自分自身も決して若くはないが、そんな大人にだけはなりたくないな。もっとも大人といっても、「ちょいワル」系みたいな軽薄そうな大人にだけもなりたくないなぁ。中身が薄そうなんだもん・・・(^^;

ハマクラさんがご活躍された時代は、今でも憧れる大人達が沢山おられた。べつにそれぞれが何か教訓を垂れる訳でもないけど、個性的な生き様で何かを教えてくれる人達が沢山いた。ちなみに私は開高健さんも好きだった。週刊プレボーイの人生相談が好きだった(今でも単行本上下巻を持っています(^^)。

昭和の時代は、現代のように若者文化に媚びるような時代じゃなかった。大人がおとなはちゃんと大人で、だから子供は子供でいられた時代。そしてそんな大人達に自分は憧れたものだった。

歌謡音楽の世界でも、たとえばフランク永井さんのように大人の低音で聴かせる人達もいた。歌の内容も大人の恋愛だったりした。でも現代は”高い声を出せば歌が上手い”といわれる勘違いの時代だ。それにこれだけ自作自演の時代なのに、こういった洒脱な歌を書けるアーティストも殆ど見あたらない。それはやはり、「若さ」を絶対視しているので大人の世界を歌えないのだろうし、音楽業界のシステムは過度に商業化しているし、でも何よりアーティストのマインド自体がいつまでも若さを追いかけているので人生の深みを歌える人もいないのだろう。

大人が大人じゃない現代の子供はかわいそうだ。

私はたとえば女子高校生に嫌われるような
昔気質の大人の男になりたいなぁ
このテの子供に媚びるようなやつにだけは絶対なりたくない。
 


 

自作自演集
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「さんま焼けたか」-斉藤哲夫

2006年12月29日 | ♪国内 -男性


「さんま焼けたか」-斉藤哲夫

昨晩TBSで放送された、小田和正さん年末恒例の
「クリスマスの約束」2006を見た。
そこでゲスト出演されていたのがこの斉藤哲夫さん。
小田さんと一緒に「悩み多き者よ」を歌った。

本当に感動した。でも実は私はこの曲を知らなかった。
当時はフォークのイメージが強い斉藤さんはちょっと苦手なタイプだったのだ。
でも19歳(!)で書いたというこの曲、本当に素晴らしい!名曲だ。
感動でちょっと涙した・・
その若き才能には老成という言葉が似合うのかも。
だからというわけではないだろうが、その後ミュージシャンに多い
トラブルも抱えたこともあったけど、
久しぶりに聞いた斉藤さんの歌声は全然変わっていなかった。

この人の大きな魅力のひとつが
その味わい深いボーカル
であることも昨晩再認識した。

また、「グッド・タイム・ミュージック」では
この人の持つ普遍的なPOPセンスを堪能した。

そうそう、当時私が好きだった斉藤さんの曲はこの「さんま焼けたか」だったのだ。
今思えば、この世界を書ける人はこの人以外にはいないように思う。
あの西岸良平さんの世界もどこか漂ってくる。

ホント、「日本のレジェンド」と呼ぶに
相応しい才能の人だなぁ・・・

ps
小田さんの年末恒例のこの番組、私的には
今回の「悩み多き者よ」を演るために
今まで続けてきたかのような
深い感慨を覚えました・・・

これって、実はあの鈴木康博さんとの競演・再演へたどり着くための
長い長い道のりの途上であるような気がしているのは私だけでしょうか・・・?
私的には確信に近いものを感じているのですが・・・

追記
この番組の後Amazonの斉藤さんのこの
CDが、ある時は100位以内(!)に
入ろうかというほどの急激にチャート上昇しています。今は在庫対応できないためか
徐々に沈静化しつつありますが・・・(^^;。でも素晴らしいです。素敵な事です。
きっと年明け、メーカーさんは対応に大変かもしれませんネ。

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「君に捧げるほろ苦いブルース」- 荒木一郎

2006年11月30日 | ♪国内 -男性


君に捧げるほろ苦いブルース」- 荒木一郎
作詞:作曲:編曲:荒木一郎
1975年

♪寂しさに ひとり飲む コーヒーは
挽き立ての ほろ苦い 味がする・・・♪


 この曲を最初に聴いたのは学生時代だった・・・。そのころは自分にとって、青春時代特有の孤独感を抱えていた頃だったように思う。そんな時に聴いた、このディキシーぽい雰囲気もあるメランコリーな曲がとても心に沁みました・・・特にその都会的センスに溢れた、感性豊かな歌詞に。こんな世界を書ける人って今の時代もういないんだよなぁ・・・

♪寂しさにひとり飲むコーヒーは
 挽き立てのほろ苦い味がする・・・♪
とか
♪寂しさに一人弾くセレナーデ
 イントロはほろ苦い音なのさ・・・♪

歌詞が良かったなぁ。(音の無い)単純な「詩」としても完結してしていると思う。確か音響メーカーのトリオ(現ケンウッド)からのレコードでのリリースだった。この人は確固たるオリジナリティをもった、本来の意味での"アーティスト"だと今でも思う。制作費の抑制がなんとなく感じられる音ではあるが(いろんな事情があったのかも?)この方の天賦の才能を十分に感じる曲だ。


当時のレコード・ジャケット(シングル盤)

更にカップリングの「ジャニスを聞きながら」も最高に良かった!言うまでもなくジャニスとは、この時代は”ジョプリン”であるが(笑)。この方はあのトラブルさえなければその才能溢れる感性、都会的センス、オリジナリティで、もっともっとポピュラー音楽史上に名を残す才人であったろうとしみじみ思う・・・。

先日TVで見たら、理由は忘れてしまったが裕福な暮らしをされていて特に生活のために音楽を切り売りする必要がないような事を言っていたように思う。それならなお更のこと"創作意欲"からのみ生み出された楽曲を聴かせて頂きたいものだ。きっと、特に団塊世代であるなら、共鳴を持って受け入れる人も多いに違いない。

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荒木一郎 名選集
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君に捧げるほろ苦いブルース
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