某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

本当にありがとうございますm( )m

2005年12月30日 | 【徒然随想】

<謝辞1.皆様へ>
それにしても、このBlogを始めたときはどれくらいの人が来て下さるか皆目見当がつきませんでした・・・。でも毎日多くの人がアクセスして下さっていることを知り、それを励みに毎日続ける事が出来ました(^^)。拙文を読んで下さった方々、本当にありがとうございますm( )m

<謝辞2.ORICONさんへ>※注Oricon Blogの時に書いたものです
またこの場をご提供下さっているたORICONさん、どうもありがとうございます。(経済産業省でしたか?「企業によるビジネスblog活用レポート」読みましたよ~)それはそうと、私は初代小池社長がTVでにお出になった頃からのORICON fanです。でも最近は、内容が、質が変化してしまってちょっと心配しておりますが・・・・
>社長さん
"情報(記事)"にこれ以上"バイアス"を掛けるのは情報の精度がを売るメディアとしどうなんでしょうか・・・?(特にアイドル系>意味深だけど・・・)(^^;

<発見したこと>
そうそう、このBlogで初めて分かったことがあります。それは「ランキング」される側の立場の事やその意味です。ブログランキングで、(僭越ながら)結構な高ポジションにランクさせて頂く事が多くなりました。でもランキングされて分かったのは、逆に、自分のような内容のBLOGは"ベスト10クラスには入ってはおしまいだなぁ・・・"言うこと。

つまり、高順位になる事だけを狙うのであれば、例えばジャニーズ系のアイドルとか人気があるバンド系の話題を意識的に採り上げればそれだけで結構違います。一気にアクセスが上がるようです。でもそれは、私にとっては有り得ません(世相としての話題にする事は今でもありますが・・・)。いい歳をした大人(自分)が中高生中心の、子供の流行を追いかける事はできません(※)。

※それはまるで、"めざましTV"の軽部さんがORANGE RANGEの事を「レンジィ」と呼ぶような、正視に耐えない痛々しさがあります(^^;。まぁ立場、そう呼ばざるを得ないんだろけどネ・・・?サラリーマンはツライよね>軽部さん。わかるよ~(笑)。

別に何かの利益のためじゃなく、自分のように時代の流行を全然気にしないで書き綴っているBlogが過度に上位にランクされる事、それは何か特殊なバイアスが掛かっているのだろうと単純に思います。「流行」という軸では決して音楽に接しない自分、それだけは今後もこのポリシーとしたいと思っております。

・・・そうそう言いたいことはここからです(笑)。そして、これは音楽のもそうなんだ、実感として気が付きました。チャートだけを意識した音楽は、やはりどこか純粋に音楽だけでは成立していなんだって・・・。「売れる要素」や「話題」を相当仕掛けておかないと上位にはなり得ないという事が実感として分かりました。これが音楽系BLOGを始めて気が付いた、予想外の事でした(笑)。

<ごめんなさい&反省・・・>
いろいろ書いて、もし気を悪くされた方がいましたらゴメンナサイ・・・

スパム対策のため途中からトラックバックもコメントも受け付けれられなくなってゴメンナサイ・・・
私もちょっと淋しいデス。もしかしたらその対処のためにここからから引っ越ざるを得ないかも。。。その時はまたよろしくお願い致します。

<良いお年を
誰かが言っていますが、"いつだって幸せかどうかは、自分の心だけが決めています"よね。貴方は誰の"被害者"でもありません。自分の幸せに唯一責任があるのは自分だけななんですよね・・・。だがら”幸せになる事"は自分の心の持ち方次第、意外と簡単なのかもしれません(^^)

来年もみんな幸せでありますように・・・(お金はなくとも・・ネ(笑)。

P.S.
努力するのと、無理をするのは違います。がんばり過ぎずに・・・心を労りながら・・・ネ

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"汚れっちまった悲しみに(中原中也)"他- 「愛誦したい日本の名詩」- 朗読CD-

2005年12月29日 | ♪Talk CD・朗読
 
 
「愛誦したい日本の名詩」 - 朗読CD -

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KING RECORDさんのお話が出たついでに、そこから出ていますちょっと珍しいCDをご紹介致します。正月をこんな過ごすのはどうかなぁ~という提案を込めてのご紹介です(厚いブックレット付き~もちろん詩の掲載有りで、お値段もお求め易いし(^^) )

これは「詩の朗読」CDです

加藤剛さん。壇ふみさん。小林綾子さん、松尾貴史さん・・・etcなど錚々たる方々による日本の名詩の朗読です。下記のラインアップをご覧下さい。結構スゴイでしょ。そういえば「あどけない話」って中島みゆきさんの曲にもありますが、意外とここからインスパイアされたのでしょうか・・・なぁ~んて??・・・とご紹介しておきながら、声の朗読はどうしてもイメージが固定されて、自分の持っている詩のイメージと異なるケースも多く出てきます。なので、人それぞれ、いつもの詩が自分のイメージと違う印象になることもままあるかと思います。でもこういうのも、正月を、普段の時間軸から離れて、の~んびり過ごすにはいいかも・・・?と言うことでご紹介致します。興味がある方はおためし下さいませ~。(試聴出来るサイトも結構ありますよ)※ちなみに挿入されている音楽は、あの「さとうきび畑」で有名な寺島尚彦さんです!

1.プロローグ
2.道程(高村光太郎)/ 西沢利明
3.あどけない話(高村光太郎)/ 西沢利明
4.雨ニモマケズ(手帳より)(宮澤賢治)/ 木村功
5.橋(高田敏子)/ 檀ふみ
6.わたしを束ねないで(新川和江)/ 檀ふみ
7.二十億光年の孤独(谷川俊太郎)/ 風間杜夫
8.肩(寺山修司)/ 斎藤晴彦
9.初恋(島崎藤村)/ 高橋悦史
10.千曲川旅情の歌(島崎藤村)/ 高橋悦史
11.東海の…(石川啄木)/ 山本学
12.ふるさとの…(石川啄木)/ 山本学
13.秋刀魚の歌(佐藤春夫)/ 浜畑賢吉
14.汚れっちまった悲しみに(中原中也) /渡辺美佐子
15.夢見たものは…(立原道造)/ 檀ふみ
16.わたしが一番きれいだったとき(茨木のり子) 萩尾みどり
17.落葉松(北原白秋)/ 水島弘
18.竹(萩原朔太郎)/ 風間杜夫
19.こころ(萩原朔太郎)/ 風間杜夫
20.小景異情より(室生犀星)/ 波瀬満子
21.雪(三好達治)/ 日下武史
22.春(草野心平)/ 松尾貴史
23.虫の夢(大岡信)/ 松尾貴史
24.インターミッション
25.たこ(北原宗積)/ 松尾貴史
26.ぞうきん(まどみちお)/ 室井滋
27.表札(石垣りん)/ 檀ふみ
28.世界は一冊の本(長田弘)/ 松尾貴史
29.棒論(辻征夫)/ 松尾貴史
30.君死にたまふことなかれ(与謝野晶子)/ 岸田今日子
31.日本(山村暮鳥)/ 加藤剛
32.一個の人間(武者小路実篤) 西村雅彦
33.水ヲ下サイ(原民喜) 西村雅彦
34.死にたまふ母(斎藤茂吉)/ 日下武史
35.雁(千家元麿)/ 斎藤晴彦
36.大漁(金子みすず)/ 小林綾子
37.私と小鳥と鈴と(金子みすず)/ 小林綾子
38.母をおもう(八木重吉)/ 斎藤晴彦
39.紙風船(黒田三郎) 松尾貴史
40.夕焼け(吉野弘)/ 永島敏行
41.エピローグ

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「寒北斗」 - さだまさし

2005年12月28日 | ♪国内 -男性

寒北斗」 - さだまさし 作詞/作曲さだまさし 編曲:渡辺俊幸
アルバム「GLASS AGE」(1984年)収録

E.Guitar:今剛/A.Guitar:谷康一/E.Piano:山田秀俊/Prophet-10:渡辺俊幸/Syn-Programing:浦田恵司/Drums:渡嘉敷祐一/Bass:高水健司/Percussion:木村誠/Mandolin:竹内郁子/Panpipe:旭孝

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いつも、そしていつまでも口うるさくて自分より大きな存在だったはずの親にある日突然「老い」を感じてしまう瞬間が、誰にでもかならすやって来ます・・・。いつもの両親が、妙に、妙に小さく見えて、か弱く見えて、“自分が守ってやらなければ・・・”と自覚する瞬間。初めて感じる不思議な切ない気持ち・・・これはそんな年代の男の歌です。

今日辺り、そろそろ田舎に帰省した人もおられるのではないでしょうか・・・?
 
♪ 幾つになっても 郷土(さと) に帰るのは いいもんだ
照れくさくって あたたかくって いいもんだ ・・・ ♪


この歌の主人公も、正月休みに帰省して、両親と酒を飲み食べながら毎年の行事を過ごしています。徐々に酒がまわりだすと、親父は昔から掛かっている柱時計がだんだん合わなくなった・・・などどとぶつぶつ言い始める。お袋は、遠くでトントン包丁の音を立てご馳走の準備をしている。

・・・・どこでも見られるありふれた田舎の情景。


そして、毎年のように過ごす、年末の家族だけでの酒宴の席。多分普段はあまり飲まないであろうお袋も今夜だけは別。珍しく杯をお替りしています。でも・・・

♪ 二本目の徳利を 差し出せば お袋は座ったまま 眠ってる・・・
胸を衝かれて不覚にも 涙一つ こぼれました・・・ ♪

 
不意に母の“老い”と”歳”を感じてしまいます・・・


・・・・この主人公は、ふと窓越しに空を仰ぎます。真冬の深夜、澄み渡った夜空に燦然と煌めく星座。ふと、寒天から何か語りかけてくるような気がしました・・・

♪ お前の意思を曲ぐるなと 励ます如き 寒北斗 ♪
("お前の意思は曲げるな”と、寒天の北斗七星に励まされているようだ)


この主人公は寒北斗に背中を押されるように、早く身を固めようと決心します。
こんな瞬間(とき)に、人は本当の意味での自立/自律した"大人"になるのかもしれません・・・

それにしても、有名な作家がさださんを”老成した人"と称していました。あの稀代の名曲「案山子」の感想を聞かれて答えています。そうでしょう。。。あの名曲(歌詞)を20代で書いたのだから天才の称号を与えられても当然です。正に人の心を著す天才さださましサンです。

PS
星は自分の心を映す鏡。宇宙(そら)から聞こえた声は実は内なる自分自身からの励ましの声なのでしょうね・・・

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「モクレンの花」 - 小泉今日子

2005年12月27日 | ♪国内 -女性


「モクレンの花」 - 小泉今日子 (作詞・作曲:宮沢和史)
アルバム『 厚木I..C.(インターチェンジ) 』)-2003年-より
※今回は昨日の真依子さんのプロフィルを見ていて連想した曲です(^^)

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"切なくなって少し泣きました・・・"
-これを歌った小泉今日子さんのコメントより-

私も同じ・・・


小泉今日子さんの最高作でしょう。
初めて聴いた時、心が締め付けられるようにキュンとしたのを今でもはっきり覚えています(TVから、イントロ~ほんの数小節流れただけだったのに・・・)

泣けるのは別に悲しいからではありません。胸がジーンと熱くなるような、清らかで暖かい人の気持ちのせいです。それにメロディが特に美しい。

詞の世界は主人公の年代をどこに置くかによって結構女性像が変化するかと思います。少女なら、片思いに揺れる健気な子、大人の女性ならば適度な距離感を心得ている、凛とした女(ひと)でしょうか・・・?いずれにしても、見返りを求めずに、ただただ健気に人を思うことができる女性の心が胸を打ちます・・・

アルバム『厚木I..C.』は、全体としては、あまり私のテイストではなかったのですが(^^;、この曲はダントツで、群を抜いての名曲だと断言致します(^^)。そしてこの曲はかならず、「涙そうそう」的に大化けする曲だとも断言します。なぜなら、私が「涙そうそう」に出会った時と同じ感覚ですから・・・

ちなみに「涙そうそう」は、私はリリース直後に知り、直後にこれは絶対ずっと広く知られる曲になると確信しました。そしてご存じの通り、それから随分長い時間がかかったけど大ヒットなりました・・・こういう直感には、昔からちょっと自信があります(^^)(<ちょと自慢だぁ(笑))

この曲、歌っても良い曲なのでカラオケ好きの方も要チェックですよ・・・が、私が行ったところでは、作者の宮沢和史さんバージョンしかありませんでした。でもこれは?断然、アコーステックな小泉さんのバージョンが優先だと思います。何故ならサウンドそのものが素晴らしいから!(オリジナルは)特にあのTinPan、林立夫さんの叩くドラムのタッチが素晴らしい!優しいスネアの音から、繊細で、"人肌の温かさ"みたいなぬくもりさえ感じます・・・

"凛としていて、可憐で、でも質素で。花なのにこんな人間になりたいなと思って書きました"
-作者である宮沢和史さんのコメントより-

<"流行歌(はやりうた)でなく、"良い曲"をお探しの方へ、私からの絶対のお勧めです>

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盗作を認めたWarner、ではSonyMusicは?

2005年12月27日 | 【徒然随想】
ワーナー所属のなんとかというアーティストもどき(盗作するのはアーティストとは呼べないからネ)が中島みゆきさんの「ファイト」を盗作したとして、CD回収すると発表したよね。

このグループの行いについては今更ここで述べるまでも無い。一番問題が深刻なのはこのグループに関わったプロデューサーとかディレクターを始めとする会社/スタッフ・サイドだと思う。だってこの中島みゆきさんの「ファイト」は生命保険のCMで使用されたり福山雅治さんがカバーしたりしていて、結構前から有名な曲であったのだから。知らないとすれば業界人としての資質や存在意義が問われるし、知ってやっていたのでなら確信の上の"犯罪"であり文字通り"共犯"と言えるだろう・・・。

発売前の試聴段階で、本当に誰も気付かなかったのだろうか・・・?
かなりアヤシイ・・・???

でもワーナーの場合にはこうやって認めただけ潔いと言うべきかな?だって今まで(影でいろいろ囁かれた事はあっても)実際に認めた例は本当に少ないのだからね・・・(八神純子さんの例はOrangeRange型だったし)

一方SONY MUSICである。ORANGE RANGEである。
もうこれは、あれだけ売れちゃったし、SONYグループの損益にも影響を及ぼすレベルまで行ってしまって、正直今更どうしようもない、と言うのが本音なんだろうなぁ。もう行く(=何かコメントするとか)も戻る(=謝罪や訂正)のも大事で大変だし「ほとぼりが冷めるまでまで黙っていよぅ~っと」というのが本音なんだろうなぁ・・・

うっかりコメントすると揚げ足取りも含めて、Sonyグループ全体が批判の矢面に立たされる危険性もあるし、潔く認めるとこれまでの経緯も含めて当然猛批判されるし・・・。ただもここでも、プロデューサーとかディレクターを始めとするスタッフ/会社の姿勢は笑って済まされないよね。彼らの音楽(?)の内容が発売の審査で誰も問題視しなかったのだろうか・・・?今のSonyMusicのスタッフってそんなレベルなのか?そんなに音楽を知らないのだろうか?更に、それで企業が潤ってしまえば、全てOKなんだろうかねぇ~?

最近の若い人やグループには、「いっちゃえ!いっちゃえ!」的なお軽なモードを感じる。「自分達が良けりゃ何でもアリ」的なアーティスト(もどき)も少なくない。でもそれはそれとしても、それらをチェックするのが大人達や会社組織の役割だと思う。そしてそれが出来ないのなら、レコード会社(組織)なんていらないよね。それにもし万一わかっていながらリリースするのなら"犯罪教唆"または”共犯"だ。事態は更に深刻だ・・・。

SONY MUSICはレーベルをいくつも小分けにして機動性を高めたらしいが、結局組織としての質が薄まっただけの事を今回の事は明白に証明しているなぁ。何より最近(ここ10年近く)、SONY MUSICからは私の耳に残るような、長期に愛聴できる音楽を聴いたことがない。明らかに"質"が変化したのが分かる。ただ"売れる"ものばかりだし。大概Book Offの100円コーナーに山積みになってたりする(^^;

ネット配信時代において、今、レコード会社の存在意義がどんどん問われている。そうなんだ、そう、こんな程度の組織であるならレコード会社なんていらないんだよね。みんなネット配信してしまえばいいよ。

組織の運営費はメディアを押さえる&抑えるだけの費用だけなのか?
音楽"質"の維持経費は内包されていないのか?

CBS/SONYの創立当時、第一弾のレコード(フォーリーブス)から知っている私は、本当に現在のSONY MUSIC/SMEの在りようが悲しくて仕方がない・・・

※「単年度利益」政策を導入した出井氏の手法の失敗をもろに被ったとも言える。アーティストの長期育成システムなんか完全に消滅したね。オーディションで引っ張ってきて(大した才能がなくても)即デビュー→ちょっと稼ぐ→人気下降→すぐに契約打ち切り、ばかり。見事な「使い捨て」システムだね。

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「ウタコト」 - 真依子

2005年12月26日 | 【私が注目するアーティスト(新人中心)】


「ウタコト」 - 真依子 2005/11/23発売(アルバムです)

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あなたは最近、横文字/英語が一言も出てこない日本語のポップス系アルバムを聴いたことがありますか・・・?(*)

このアルバム「ウタコト」(by. 真依子さん)がそうです。

昨日久しぶりに、日本の若い女性のデビューCDを衝動買いしてしまいました・・・。このアルバムは11月にリリースされたばかりだそうです。最近のCD、特に女性系は、日本語を英語風に崩した歌い方が多く(R&Bブームの影響だろうけど)美しい日本語で歌う人に出会えなかったので、このCDは自分にとって久しぶりの日本のCDです。でも衝動買いさせられのは、本当は歌い方以前の内容そのものの素晴らしさのせいなのです・・・(^^)

-CDの帯より-

「日本の伝統楽器koto(琴)を表現の手段として、美しい日本の自然を題材としたオーガニックな「和」のテイストを紡ぎだし、形にとらわれないポップスを創造するシンガー・ソングライター真依子のデビューアルバム!」

こう言葉で読んでもイメージが湧かないと思いますが、私がざっと聴いた印象では、夏川りみさんなどの、三線を活かした(フォークっぽい)「琉球POPS」を、場所を京都に移して三線に持ち替えた感じかな~?もっと正確に言えば、場所も京都ではなく"飛騨高山"という印象・・・。それは「京都」と言うほどどっぷり異国情緒を前面に出した感じはなく、さらっとした感じだからです。

詞の世界も"大正浪漫"とかの重いイメージではなく、現代における"わらべうた+プチ・ノスタルジー"という感じで全然旧くさい印象はありません。全体的にとても落ち着いた、素敵な曲ばかりです。一番の特長である、琴をフューチャーしたサウンドも、奇をてらった感じではなく、美しく優しく、またとても新鮮な音の世界を構築しています。何より音そのものがデジタル音を使用していない(シンバルだけ?)し、弦も他も生音だし、そう言う意味でもとっても素敵なアルバムです(^^)。

年末~お正月を、バラエティ番組のスイッチを切り、日の当たるキッチンでほっこりしながらコーヒーなどを頂きつつ聴くのにもってこいのアルバムです。
(あとは子猫が側にいればもう何も言うこと無しっ、です!(笑))


これを出したのは、わが国が誇る偉大なるインディ系会社のKing Recordです。大手レコード会社は再編を繰り返してどんどんメジャー系列傘下になってしまいましたが、ここは昔からの独立系ですね(^^)。(もっとも資本的には大手出版社系列ですが。。。)ここは昔から、他には出せない/出さないような良質の盤をふと出したりするので驚くことが多いです。私はあの白鳥英美子さんの成功が一番印象に強いかなぁ~・・・

このアルバム、唯一の気になるところはボーカル・・・かな?。ちょっと表現力というか、声自体の出し方(息の使い方)がまだ・・・ちょっとかなぁ・・・?(でももちろん、その辺の子よりは遙かに上手ですけど(^^;。でも本当に本当に私はこんなサウンドをず~~~っと待っていました!是非是非今後ともご活躍下さい。応援してますっ!

(*)厳密には「ポケット」という単語が出てきますが、これはもう日本語なのでカウントしません。

PS
ところで、スタッフ・クレジットがこのアルバムにおいて英語/横文字って何か意味があるかなぁ~?海外流通を想定しているなら歌詞は日本語のままで中途半端だし、私はちゃんと人名は日本語で標記すべきだと思うなぁ。このアルバムのコンセプトから言っても・・・???(もし英語標記がかっこいいなんて思っていたら、それは今時かっこ悪いよぉ~(^^; )

01. さくらこ
02. つゆ草の青
03. 紅葉小色
04. 紅さしゆび
05. ゆきうさぎ
06. 小夜(さよ) *インストゥルメンタル
07. 十五夜
08. てふてふ
09. いろは
10. おやすみの数えうた
11. 夕やけ

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「見上げてごらん夜の星を」「ともだち」-坂本九(いずみたく作品集より)

2005年12月25日 | ♪スペシャル


「見上げてごらん夜の星を」作詞:永六輔 作曲:いずみたく 編曲:渋谷毅(*)
「ともだち」作詞:永六輔 作曲:いずみたく 編曲:いずみたく
『いずみたく作品集』(1999年)より

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昨日はクリスマス・イブ、今日はクリスマス。日本では、明日になればみんな、なぁ~んにも無かったように正月モードに突入するんだな。どこかの国では"過度な商業路線"に反対するキリスト教徒による反対運動が起きているらしいけど、クリスマスにキリストの事を思ったことが殆どいないであろうこの国の「クリスマス」の現実を知ったなら、きっと卒倒してしまうだろうな・・・(マジで)。

米国ではクリスマス期に一番自殺者が多いとの記事も見た。日本でもそういう面があるかもなぁ・・・?恋人や家族と過ごさないと"社会の異端"の存在のようだと、マスコミやお店にこれだけに煽られれば、一人でいる事に必要以上の孤独感を感じるのもやむを得ないよね。でも一人のみなさん大丈夫です!別に一人でいる事も長い人生の中にはあって当然の事です。同じ経験はもちろん私にもあります。だから今は孤独を穏やかに受け入れましょう。。。そして、情報に乱されることなく自分なりの幸せをかみしめましょうね(^^)。

こんな事を言いたくなったのは、今日、いずみたくさん作曲の「ともだち」を聞いたからかなぁ・・・

クリスマスと言ったってこの世の中ににゃ、ケーキや(大人の場合)ひかり物のプレゼントに酔ってはいられない環境の人達は一杯いますよね、もしクリスマスの今宵、一人で孤独感にさいなまれている人がいるのなら、ハンディキャップや病気の子供達のために力になれるような事を考えてみる、なんかてのはどうですか?淋しいなんて膝を抱えている暇なんかなくなるかも・・・受け身でいるから感じてしまう"孤独感/寂寥感"ばかりの自分から脱皮する、良いチャンスかしれませんヨ(^^)

「ともだち」

♪ 君の目の前の 小さな草も 生きている 笑ってる ホラ 笑ってる

踏まれても 折られても 雨風が 吹き荒れても

君の目の前の この僕の手に 君の手を 重ねよう

ホラ ともだちだ・・・ ♪

 

< これは、体の不自由な子供たちに向けて作られた歌です・・・ >


いずみたくさんは特定の思想信条活動をもされていたようで、こういう社会的弱者に暖かいまなざしを注いだ活動をされていたようです。でも私はなにより単純に、この方の天才的なメロディ達に敬服いたします。以下のリストをご覧下さい!大人の方なら大概知っているあの曲もこの方の作品だったって驚くかも知れません(笑)。正に国宝級の作品ばかりです(と断言(^^))。全ての曲に長~いコメントできます、私!(笑)。

「ゲゲゲの鬼太郎」(初代バージョン)、大好きだった。お小遣いを集めてレコードをやっと買ったのを今でも思い出します(笑)。

(*)「見上げてごらん夜の星を」はKniki堂本剛さん(ボーナストラック)バージョンで若い方はご存じかもしれませんね。ちなみに編曲の渋谷さんは、由起さおりさんの名曲「いきがい」の作者としても有名ですね。

PS.
♪ひとは みな ひとりでは 生きていけないものだから・・ ♪
「ふれあい」-by.中村雅俊さん-より

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<ディスク: 1>
1.世界は二人のために - 佐良直美
2.恋の季節 - ピンキーとキラーズ
3.太陽がくれた季節 - 青い三角定規
4.夜明けのスキャット - 由紀さおり
5.いいじゃないの幸せならば - 佐良直美
6.夜明けのうた - 岸洋子
7.希望 - フォー・セインツ
8.帰らざる日々のために - いずみたくシンガーズ
9.ふれあい - 中村雅俊
10.ベッドで煙草を吸わないで - 沢たまき
11.天使のスキャット - 由紀さおり
12.サチオ君 - いしだあゆみ
13.いい湯だな(ビバノン・ロック) - ザ・ドリフターズ
14.女ひとり - デューク・エイセス
15.フェニックス・ハネムーン - デューク・エイセス
16.フォークル節 - フォーク・クルセダーズ
17.ともだち - 坂本九
18.筑波山麓合唱団 - デューク・エイセス
19.手のひらを太陽に - 杉並児童合唱団
20.見上げてごらん夜の星を - 坂本九

<ディスク: 2>
1.ゲゲゲの鬼太郎 - 熊倉一雄
2.アンパンマン音頭’89 - ドリーミング
3.アンパンマン絵かきうた’89 - 戸川恵子,ドリーミング
4.もーれつア太郎 - 桂京子
5.ケロヨンソング - ボニー・ジャックス
6.宇宙少年ソラン - 上高田少年合唱団
7.月と星のバラード - 倍賞千恵子
8.少年ケニヤ - 安房茂代,ビクター - 児童合唱団
9.キスミーセクシーピンク - スリー・キャナリーズ
10.キャンロップの歌 - 小海智子,ブラック・キャッツ
11.明治マーブルチョコレート - 久里千春,ハニー・ナイツ
12.チョコレートは明治 - スリー・グレイセス
13.伊東に行くならハトヤ - ブラック・キャッツ・アンド・キッテン
14.帝人フラワーモード - スリー・グレイセス
15.三菱ロマンチカ - ホキ徳田,ボーカル・ショップ
16.味覚糖 - 梅木マリ,スリーペッツ
17.愛のスカイライン - スリー・グレイセス,ボーカル・ショップ
18.ナショナル自転車 - ボニー・ジャックス,スリー・グレイセス
19.バーモントカレーの唄 - 楠トシエ,ブラック・キャッツ
20.フラワリー - 団洋子,伊集加代子
21.日石VIPクラブ - 伊集加代子,石岡弘,キューティQ
22.フェミニン - 伊集加代子
23.丸井の唄 - いしだあゆみ,ボーカル・ショップ
24.コークをのもうよ - ピンキーとキラーズ
25.日本コカコーラBIG NEW LIFE - ボーカル・ショップ,スリー・グレイセス
26.サッポロビール,サッポロライト - 弘田三枝子
27.キャノン・キャノネット - タイムファイブ
28.ラブ・ワールド~愛の世界 - J.M.CARADEC
※FM東京時代、午後1時からの細川俊之さんのナレーションで始まる番組のテーマ曲でした。あの"ワールド"(会社名)"提供番組。フランス語の曲です。
29.さらばロバよ - 西村晃
30.このままでいいのだろうか - いずみたく
31.美しい地球 - 大阪労音第一合唱団

「ヒットしなくてもいい、いつまでも誰かに歌われて、いつか民謡になるような歌をつくりたい・・・」 いずみたく(1930年生-1992年没)
あなたの想いは、今、多くの人の心の中で、確実に叶っています・・・

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目に余るジャニーズ事務所の近藤真彦さんの再売り出し法 

2005年12月24日 | 【徒然随想】

【最初に】
私は歌謡曲fanなので近藤真彦さん個人に対しては一fanを自認しております。ちなみに一番好きな曲は断然「夢絆」!鈴木キサブローさんお得意のスケールの大きさを感じさせるこの曲が大好きです。今回のお話はあくまでジャニーズ事務所の、権力をかざした強権体質についてのお話です。マッチfanの方、不愉快かもしれませんがそれだけは誤解無きよう・・・

【目に余るジャニーズ事務所の近藤真彦さんの再売り出し法】
最近TVに近藤真彦さん/マッチが出まくっていますね。。。それも殆どジャニーズ事務所のタレントが絡んだ番組です。

もう明らかにメインのジャニーズタレントとマッチのとの
「抱き合わせ販売」(<-意味はここをクリック!)としか言いようがありません。ちなみに本物の「抱き合わせ販売」は違法行為ですが・・・。
事務所からの申し出に対して、視聴率が取れるジャニーズタレントを"使わせてもらっている"TV局が断れないのを良いことに”ごり押し"している構図がミエミエですね・・・

<色:#00ff00>明らかにフェアじゃない"権力"ゴリ押しの手法だと思います。

【目に余るジャニーズ事務所のTV局やマスメディア支配】
この事務所は各TV局にフジなら「スマスマ」のように、それぞれの目玉番組を上手く配置して、反目すれば"タレントの引き上げ"という形でTV局に暗黙の圧力を掛けています。TV朝日の「ミュージック・ステーション」はジャニーズ事務所タレントがレギュラー状態で出ています。毎回プロモーション状態です。もう枠があるのがミエミエで素人目にもヒドイものです。ジャニーズ事務所はこうやってメディアを牛耳り、永遠なる"アイドルの製造工程のループ"を確保しています。

【目に余るジャニーズ事務所の権力主義】
この権力圧政状態は、Smapの元のメンバー森且之さんの扱いが有名ですね。当時事務所に無断でオートレースの試験を受けたため事務所を除名される形で脱退した方です。
それ以降、ジャニーズ事務所は森君との6人時代Smapの映像を放送することを完全に禁止し、そればかりではなく森君のいたシーンの映像から森君の姿を消したとさえ言われています。TV局ではSmap6人であったことを言うことがタブーになっているために、若いfanの方の中にはその事実さえも知らない人さえ出ていている始末・・・。どこに「言論の自由」があるのでしょうか・・・。あぁおそろしや~。

ワイドショーはジャニーズ関連のスキャンダルは一切放送しませんね。これは驚くべくほど徹底されています。お得意の週刊誌記事の追っかけレポートも、ジャニーズ事務所タレントに関しては完全無視状態。もう異様としか言いようがありません。まさに北朝鮮の国内事情と通じるものを感じます・・・

この事務所のコワイところは、言質を取られないように周到に準備しながら相手に「無言の圧力」をかける事。だからもし法廷問題になったときも「そんな事は言っていない」と言える準備を予めしていること・・・

【TVの電波は国民の公共物】
そもそもTVの電波は国民全体の公共物として国で管理されているものです。
今回のジャニーズ事務所のやり方が商取引上の「抱き合わせ販売」として認定されるかは私には正確にはわかりませんが、少なくともモラル(まぁTV局にそんなものあるとは思えませんが)上はその点において、明らかに"フェア"ではない行為だと言えます。近藤さんの例に限らず、公共の電波を一企業の利益のために都合の良いように利用されている現状は、既に看過すべきレベルを超え、もっと公の機関で論議すべフェーズに突入していると言えます。

【少女に夢を売りながら、権力で金儲け】
ジャニーズ事務所はアイドルを通じて少女に夢を提供しているだけに、公共の企業的責任があると言えます。しかしその在り方は

その少女達の"無垢な夢"に恥じない在り方なのでしょうか・・・?
少女達の"無垢な夢"の対価に相応しい行為なのですか?
少女達の"無垢な夢"を権力の行使に利用することに、良心は痛まないのですか?
・・・そもそも痛むべき"良心"というものををお持ちですか・・・?


また一方のTV局、視聴率だけで全てを計るのなら、その電波免許を国民に返上すべきだと思います。そして、"ジャーナリズム精神"は芸能界問題には存在しないものなのですか・・・?どなたかキチンと答えていただけませんか?

以上、この事務所に関しては田原俊彦さんの事とか書きたいことは山ほどありますが、今回はここまで。。。それにしても最近の、メディアにおけるこの事務所の在り方は、見えないところで蠢いていて、とてもコワイと感じております。メディアに出ている人達はほぼ全員この圧力の影響傘下にあるいためにこの事実さえも口に出来ませんね~。つくづく私は一市井の人間で良かったと思っています。。。

今更なので"青臭い"と思いつつ書かざるを得ませんでした・・それにしても、この"ブログ時代"にいつまでも"口封じ手法"で事務所の権力を維持しようとするのはもはや時代遅れだとも思いますよ>ジャニーズ事務所さん(^^;

追記:万一この記事が削除されるような事があればそれはまた別の所でレポートします(笑)<あながち笑えない・・・か。

<追記>
最近のTVはスポーツ紙の芸能記事を紹介する機会が多いため、この事務所はスポーツ紙にも手を伸ばしてヨイショ記事にしてもらっているのもミエミエですね・・・。もうどろどろのアイドル裏事情だと言えます。

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「You raise me up」(2) - Secret Garden

2005年12月23日 | ♪海外 -グループ
「You raise me up」について書いた途端、SecretGardenのメーリングリストから 久々にメールが来ました。この曲、既に128バージョンもあるそうです!!!更に今年のノーベル賞でwestlifeと一緒にパフォーマンスしたそうです。きっと日本でもNHKで放送されるような気がいたします。そのWestlifeバージョンは今チャートの一位で、'Record of the Year' をイギリスで獲得したそうな・・・。素晴らしい!
それにしてもこの曲を採り上げたタイミングがあまりに出来過ぎで自分でもコワイ」くらいだぁ(笑)。

以下メーリングリストより。彼らの大活躍の様子がよく分かりますネ・・・(^^)。韓国での人気は本当にスゴイのですね。



ELLO EVERYONE ,
We would like to take this opportunity to wish you all a great Christmas & Holiday Season and thank you for all your support throughout the past year.

This has been a very special year for us - celebrating our 10th anniversary. From that first performance of "Nocturne" in the Eurovision song contest in 1995 until now it's been an amazing and adventurous journey for us. Through our concerts this year we have remembered some of the special musical moments of the past decade and enjoyed sharing the story with our audiences. Without you, our ever loyal and growing audience this would not have been possible. We would like to take this opportunity to thank each and everyone of you for listening to our music and supporting us by the great turn out this year.


We were delighted to be able to bring the music to some of the more remote places in Norway - Towns and communities too small to take our normal full 14-people traveling tour group. But, because we rearranged the program for quartet we were able to do 34 concerts in smaller places in Norway. We would like to thank our Norwegian fans for making us feel so welcome and appreciated. We also got an opportunity to meet and talk with a lot of you after the concerts where you kindly shared some of your experiences with us. This means a lot to us and makes us believe in the importance of music and communication.


We also got a chance to visit Australia again this year - our second tour down under in two years. We love the hospitatlity there coupled with the generous crowds of people who always come to our concerts. Hope to be back soon to visit with our newly made Australian friends.

Our intimate 5 city concert tour of the US in May was very special. Many of you have written to us from the States asking when we'll come to your parts of the country. All we can say is that we hope we will continue our visits and there are some ongoing discussions now regarding a tour in the fall of '06.


One of our most faithful audience are the Korean fan base. We went back to Korea for the 10th time this autumn and performed 4 concerts. We realized that Seoul is the city where Secret Garden has performed most concerts in the world !- probably around 20 concerts during these 10 years. That's quite something considering we come from Norway and Ireland, so needless to say we are so grateful to our very loyal Korean friends and also thankful to our promoter there Mr. Lee from Vincero. We hope our annual tradition of concerts in Korea and many other parts of Asia will continue. We are are already planning a new follow-up tour of China after last year's 7-week-tour - hopefully in May.

In August we did a very special concert in the Christ Church cathedral in Dublin. As we speak, we hope to do a tour of Ireland this spring as well as a slight possibility of touring England again later in the year.

One thing that has meant something special to us this year is of many devoted friends who would travel to our concerts almost anywhere in the world. Weエve met people from South America flying in to concerts in the states. People from Brazil, Hongkong, Austria and England coming to see us in Norway - We want to thank all of you for your unbelievable devotion. What a great compliment you give us by coming so far.


Finally, I want to thank you for the many fantastic letters you write. Some of them joyful some of them highly personal. I answer all of you personally - even if touring and production sometimes makes it hard to answer in time. Thanks for the many lovely and special letters we've received during this year. Please continue to write - it's very inspiring for us and also quite important to get your feedback.


The success of "You Raise Me Up" continues to grow. The song has been performed an unbelievable amount of 660,000 times on American radio only last year. The list of different artists and recordings just continue to grow. There are 128 different recordings of the song now. It was a special moment for us when the Irish pop-group Westlife brought the song to no, 1 in the English and the Irish charts recently, and also when their version of it won the prestigious 'Record of the Year' in the UK. We met the boys the same weekend and performed "You Raise Me Up" with them at the Nobel Peace Prize Concert in Oslo - an event that will be televised to most of the world soon. A special documentary of the You Raise Me Up story will be aired on Irish TV the RTE 1 chanel at 4.15 on New Years Day.


Finally to celebrate our 10th anniversary we are working on plans for a new record for next year. If everything works out we will start to record a special anniversary album in the summer. It will be a different album where we want to invite some of our favorite singers to join us in vocal interpretations of our music. We have started some demos and ideas and so far it looks like it will be an exciting project.


We look forward to 2006 and we sincerely hope we will meet you somewhere sometime during the many exciting concert tours we hope will happen. For now we wish you a peaceful Christmas and a prosperous New Year.


Love,
Fionnuala & Rolf

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「心のままに/Innerst i sjelen」 - シセル(シルシェブー)Sissel 

2005年12月22日 | ♪海外 -女性


「心のままに/Innerst i sjelen/Deepest in my soul」
- シセル(シルシェブー)/Sissel (Kyrkjebo) 1994年

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ノルウェーが生んだ、輝く才能を持った、美しい声の女性シンガーです。

もしかしたらこの人を、TBSドラマのテーマソング「Summer Snow(*)」でご存じの方もおられるかもしれません。、日本に紹介された当初は、彼女はシセル・シルシェブーというアーティスト名でしたが、英語圏でのCDリリース/活動を契機に"シセル/Sissel"とアーティスト名を簡潔にしたようです。

このアルバムはわたしの音楽生活にとって運命的な出会いとも言えるものなんです・・・
90年代に入った頃、それまで聞いてきた歌謡曲(J-POP)もアメリカンチャート物も、他のPOPSもなんとなくつまらなく感じ始めていました。何を聞いても昔の音楽の焼き直しみたいに聞こえて先が読めるようなものばかりか、又は自分のテイストじゃないものが出てきていました・・・

そんな時、CDショップの試聴コーナーでジャケットを見て何気なく聞いたのが、このアルバムの一曲目「心のままに」でした。今で言う「ケルト風」のトラッド要素溢れるPop Songに、何かに撃たれたな衝撃を感じました。そこで自分が探し求めていた"何か"を直感したのです。そして、これが今に至るケルト中心としたヨーロッパ・トラッド系音楽に深くのめり込むきっかけになったのです・・・

そんな話をしておきながら、実はこの方は「ケルト」とはあまり関係ありません・・・(^^;。基本的には違うタイプの音楽です。この曲がたまたまそういうタイプであっただけで、普通のPOPSから今流行のクラシック・クロスオーバー的なアルバムなど本当に多彩な才能を感じさせる活動をしており、アルバムを発表しています。最近はあの名門DECCAからリリースしていたと思います。その美しいソプラノ・ヴォイスは世界的に見ても"希有"の一言。願わくば早く"代表曲"巡り会って欲しい・・・

この方はプライベート優先。このアルバムの直後くらいにご結婚され、お子さんにも恵まれ、子育てをしていらっしゃいます。そのため、活発な活動はできないため、知名度はいまひとつなのかも知れません。でも今後必ず世界的なシンガーとしてどんどん大人のシンガーとして世界的な名声を得ていく事でしょう。音楽fanが黙っていませんしネ^^)

(*)この曲はアイルランド民謡The Water is Wide又はThere is a ship」として知られる曲で、今まで数え切れないほどのカバーがあります。

※このジャケットはいわば日本向けの"サービス・ショット"であり、彼女は基本的には"民族/国”をウリにしていることはありません。もっとワールドワイドでコンテンポラリーです。

※ちなみにこのアルバムは、ノルウェーはリレハンメル冬季オリンピックのテーマソングがフューチャーされています。

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TVと音楽センスのお話(CMとかBGMなど編)

2005年12月21日 | 【徒然随想】

私は音楽に敏感なせいか、TVでも街角でも、流れてくる音楽や音に結構反応してしてしまいます・・・

特にTV・CMに関しては結構意識して聞いていますね~。「この楽曲はお安いタイアップだなぁ・・お金だけで動いているな」とか「この楽曲を選んだ人は、相当音楽にこだわりがあるな。センスも良いし、それを通すだけの"説得力"を持つやり手だなぁ」とか。

反対に公共の媒体に流す音楽・音についてちょっとセンスを疑うものも結構あります。

先の「こだわり・・・」で今一番思いつくのが、今ビールのCMで流れている元ビートルズジョージ・ハリソンのソロ時代のヒット曲「セット・オン・ユー」のカバー曲。この曲ってそんなに名曲とは言えないし(<好きな人ごめんね)、そこそこのヒットしかしなかったはずなのに「なんでこの曲な???」と、疑問符が一杯です(笑)。きっとこのCM制作スタッフの誰かの強い思い入れから来ているとしか思えませんデス。

これに近いものとしては、30年近く前のBlendyかなんかのCMにイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーを起用してオリジナル曲"Keep your smile"を使用した事かな?だってこのデュオの人気ってある特定の層だけだったし、(私は大ファンだったけど)どういう事になればCMに起用されるのか全然理解できませんでした。これもスタッフの強い思い入れの産物と言い切れるでしょう・・・

関東で毎週土曜にTV東京で放送されている「アド街っく天国」の選曲者は相当の通です。テーマと音楽を必ず何かしら絡めています。分かりやすい例では、例えば"サルの話題の時にはモンキーズ""寝具の時にはカーペンターズ"Sing"みたいに、アーティスト名か曲名又は歌詞の内容とか、ほぼ間違いなく繋がっています。私も100%とは言えませんが80%位は大体分かります。いつも一人でニンマリしてます(笑)。

これらとは逆にプロとして音楽センスが乏しい人が関わっているとしか思えないもの。

新生ダイエーのCMのバックで流れるPiano音。低域の音をダンダンとひたすら打鍵するだけのもの。このセンス、信じられません・・・普通この手の音は"人を不安にさせる効果音"として使われるものですし、実際そんな気分にさせられます。これに決めた人達全員のセンスを私は疑問に思います。大丈夫か>新生ダイエーさん(^^;

それとちょっと前ですが、アサヒビールチューハイ「Dew」及川光博さんに10秒近く「デユー~」と叫ばせたCM。苦情殺到で5日で差し替えになりましたが、これを制作し、更にゴーサインを出した全てのスタッフの感覚を疑います・・・。ちなみに私はこの件だけでアサヒから遠ざかったままです。ホントです。なんかその感性/センスのせいで、製品までが信じられなくなりました・・・

私にとっては音楽/音は、その人や企業の品性を計るバロメーターでもあります。

他にも沢山書きたいことがありますがひとまずここまで。。。

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「いっぱいのかすみ草」 - 松本典子

2005年12月20日 | ♪国内 -女性

「いっぱいのかすみ草」 - 松本典子
(作詞:麻生圭子 作曲;柴矢俊彦 編曲:丸山恵市)

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試行錯誤

ユーミン「さよならと言われて」中島みゆきさん作「儀式(セレモニー)」とか、EPOさん、三木たかしさん、ユーロビートやロック系、王道歌謡曲:三木聖子さんのカバー、更にはアレンジャーではなく"作曲家"としてあの大村雅朗さんやはたまた、これは珍しい船山基紀さんの曲まで、実に多彩で、”シンガー"としての可能性のある曲は全て試そうとしたのか、驚くほどいろんなタイプの楽曲を歌っていました。

・・・でも代表曲/自分の声を活かす楽曲に巡り会う寸前で引退されてしまいました・・・

松田聖子さんと同じ若松プロデューサーが手がけていましたね~。アルバムの制作手法も同じ方法で、上記のように多彩なコンポーザーに恵まれて上質な作品に仕上がっていました。

ただし・・・残念な事に"大ヒット"に恵まれないまま、プロ野球苫篠選手とご結婚され引退されてしまいました。惜しいなぁ。

大好きだった。特ににこの曲と「儀式(セレモニー)」。ただ今思うと、「儀式(セレモニー)」は、楽曲が素晴らしかったけど、時代的の空気として受け入れ難いものがあったかなぁ・・・

「いっぱいのかすみ草」
♪どこまで増えてくの?あなた想う気持ち
めだたないけど いっぱいの それは かすみ草・・・♪


私にとっての松本典子さんの代表曲です。今幸せに暮らしていることを一fanとして切に願っております(^^)


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「You raise me up」 - Secret Garden 

2005年12月19日 | ♪海外 -グループ

You raise me up」 - Secret Garden
(Composed by Rolf Loveland/Main vocal : Brian Kennedy)
アルバム「Once in a red moon」(2002年)収録

洋楽において、アーティストの魅力からではなくあくまで曲の魅力のみで、結果的にスタンダード曲になる事が少なくなって久しいような気がします・・・。

そんな中、21世紀に生まれた数少ないスタンダード曲と言えるのがこの「You raise me up」ではないでしょうか。最近いろんな人がカバーしているのに気付きます。(もっとも彼らのバージョンは、驚くことにシングルにさえなっていないのですが・・・)

私が愛するノルウェーの女性シンガーのSisselDavid Fosterの寵愛を受けたアメリカの若いシンガーJosh Groban、あのイギリスのRussel Watson、あとアイドル系グループのWestlifeもだったかな・・・?、ちゃんと検索すればもっともっと多くの人が歌っている事でしょう。

元歌はノルウェー出身の男女ユニット"Secret Garden"のアルバム「Once in a red moon」(2002年)に収録されていたバージョンだと思います。作曲もこのユニットの男性であるRolfです。

この"Secret Garden"、あのABBAなんかを輩出した事でもお馴染みのユーロビジョン・コンテストで入賞して一気に世界的な知名度を得たユニットですね。彼らはバイオリンキーボード中心のインスト・ユニットですので、そのためゲスト・シンガーを迎えることが多いのですが、この曲にはBrian Kennedyを迎えました。

一般的には知名度が高いとは言えない彼ですが、その歌唱力は抜群です!ちょっと感情が入りすぎる所はあのアル・ジャロウに通じるものを感じたりしますが(もっとも彼は白人/アイリッシュのはずですが)、このバージョンでは感情を程よく抑えて、更に見事なファルセットも聴かせてくれてとても感動的な仕上がりです。この曲はイントロの、心をわしづかみされたような切ないバイオリンの音色、アイルランドのLiam O'flynnイーリアンパイプの音色など聞き所が多いのですが、何より彼の声です!思わず涙がこぼれた程の名唱です・・・

この曲を含めて、この"Secret Garden"のサウンドはとても美しくて私は大のお気に入りです。もちろん全アルバムを持っています。バイオリンの奏でるメロディは心に染み渡ります・・・。彼らは何故か韓国を始めアジア圏での人気が高いという事です。きっとその美しいメロディのせいでしょう。ケルト音楽の要素も持っています。納得です。

アメリカ人なんかにゃこの繊細な美しさはわかるまい・・・(^^;

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「おむすびクリスマス」 - さだまさし

2005年12月18日 | ♪Holiday Music
「おむすびクリスマス」 - さだまさし
アルバム「ADVANTAGE」(1985年)収録

さだまさしさんについて語るのは結構難しい・・・

それに、さだまさしさんへの好き嫌いが割とはっきりしているので、嫌いな人は何を書いても「聞く耳をもたない」状態だ。

「正直しんどい(by 堂本剛)」(^^;

そういう自分も、実は以前、さださんについて熱く語っている人を見るのは「ちょっと・・・」だった。きっとそれはある種の信仰を語る「熱さ」に通じるものあるからなのかもしれない・・・。更には、音楽ファンからは音楽通ではないようなレッテルを発言者にも貼られてしまいかねない感じだ。うっかりした事を言うと熱心なファンからは叱られそうだし。

※ちなみにこれは、あのジョン・デンバーなんかも同じタイプですね。"いい人/優等生"キャラで出てきたアーティストは、一度貼られたそのレッテルから解放されるのには10年単位かかる・・・。ホントその後は大変な道のりだと思います。

そうそう、私はカミさんに洗脳されて、いや"教育"されてさださんの素晴らしさに目覚めました。ホント、つい語りたくなるほどいろいろ素晴らしい方です。

ところで、この曲です。既にタイトルに既にドラマを含んでいます。このタイトルを見ただけで天才振りがわかると思います。曲の内容は、"ひもじい/貧しい"思いをした事がない世代/人には分からない感情かな~。いずれにしても最近の若い子には理解できない世界だろうなぁ。

日本が経済的に豊かになったゆえに、""の領域では失った大切なものが多いか如何に多いか・・・なぁんて考えたりしました。

※このジャケット、全然さださんらしくないですね。この時期さださんは中島みゆきさんと共に「暗い」音楽とバッシングされていた頃です。悩みつつ、精一杯イメージの転換を試み、もがいていた時期でもあった事が伺えます。これは同時にまた、日本人が"バブル"の中で"お金"に目が眩み、人の心がすさんでいった時期の証左でもあります・・・。

"心が豊かな、佳き時代"には決してもう戻れない・・・

時は経(ふ)る・・・

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「さよならを教えて」 - フランソワーズ・アルディ

2005年12月17日 | ♪海外 -女性

「さよならを教えて」-フランソワーズ・アルディ
「Comment te dire adieu」-Francoise Hardy
(※正確には"c"ではありません、ジャケットをご参照)

今時フランソワーズ・アルディを聞き続けている人っているのかな~?そもそもこの人は、ユーミン「私のフランソワーズ」の人ですって、それさえも通じないか・・・(笑)。まぁそんなもんでしょ、今の日本では。

この曲は70年代当時小川知子さんの曲に"流用"されたり、90年代になってからもカバーされたりしているので知っている人は結構多いのかもしれないなぁ。

いわゆるフレンチ物としては、とてもハイレベルで優れた作品を出し続けていましたね・・・。いや言葉こそフランス語だけど、それ以外はいわゆるロックfanでも受け入れやすい内容だったと思います。それは作品の創作手法は"シンガー・ソングライター"そのものであったから。

日本ではEPICレコードがが上手くイメージを創り上げた事もあり、"通"向け的な扱いもされていたような気がします。

「もう森へなんか行かない」
「デカラージュ」
大好きでした。

知的で、詩的で、スマートで、アンニュイ(死語か?)で、デリケートで、生き方に芯が通っていて・・・本当の意味での"大人の女"です。このタイプの女性アーティストは、昔も今も日本の音楽界にはいないでしょう。これからも・・・

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