某ファンサイト管理人の音楽随想記

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12/7(土)すみだトリフォニーホールの「ケルティック・クリスマス2013」で超絶感動!

2013年12月08日 | ♪ケルト・アイリッシュ

昨日開催された、12/7(土)すみだトリフォニーホールでの「ケルティック・クリスマス2013」に行って参りました。毎年開催されているコンサートですが、でも”みなさんいったいどこから来るの??”と言うほ大勢の人が(ほほ完売状態)が集まっていました。普段、TVなどの音楽しか知らない人には多分想像もつかない音楽ジャンルですが、でも開演前には長い列が出来る程の熱気に溢れたコンサート会場でした。そして、コンサートも想像以上の盛り上がり&感動でした! 

 

昨日の3組、①Lunasa、②カトリオーナ&クリス/Catriona McKay(ハープ)Chris Stout(フィドル) ③シャロン・シャノンはどれも心から楽しみでしたが、一番のお目当ては何と言っても、カトリオーナ&クリス/Catriona McKay(ハープ)Chris Stout(フィドル)でした。二人の楽器演奏テクが超絶なのは知っていましたが、でも昨日感じたのは、超絶テクの向こうにある、いやそこからしか生まれない”音楽の神様”からのメッセージみたいな、深い精神的な感動です。そのメッセージは、普段はまずお目にかかれませんが、昨晩はそこに(だけ)ありました。こんな感覚は、半世紀以上沢山の音楽を聴いてきた私も、久しぶりでした・・・。本当に感動致しました。


また、今までCDなどで二人は知っていたのですが、生の演奏はCDからではとても、とても伝わらない”別物”と言っていい程深いものでした。良くクラシックを中心に、音楽は生でしか伝わらない・・みたいな言い方がありますが、昨日ほど身に沁みて感じたことはありませんでした・・・・。この二人の真の魅力は、残念ながら生でしか絶対に伝わらないものなのかもしれません・・・。 

 

Chris Stout & Catriona McKay WHITE NIGHTS-LIVE

  私は、アイドルPOPも好きだし、音楽にはいろいろものがあって良いと思っている者ですが、でも純粋に音楽に向かい合っているこの二人を目の当たりにした時、音楽を金儲けのツールとしている某音楽プロデューサーには”恥を知れっ”とつぶやきたくなるような、それほど精神性が深い真剣な音楽世界が醸し出されていた二人でした。

 

 Lunasa at Celtic Connections 2007

 

Blackbird -Sharon Shannon(+ 再生リスト)