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某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

「貝がら/Sea Shells」-Peggy Lee

2008年01月14日 | ♪ジャズ・フュージョン


「貝がら/Sea Shells」
-ペギー・リー/Peggy Lee-

1955年2月7日、3月31日録音
<パーソネル>
ペギー・リー(vo)
ステラ・カステラッチ(harp)
ジーン・ディノヴィ(harpsichord)

私が生まれる前のアルバムですが
私にとって、ニュー・アルバムなんです(^^)

私などがこの偉大なる方を語るにはあまりにおこがましいのですが・・・(^^;。このアルバム、実は年末・年始聴くための何か面白いアルバムがないかな~とぶらぶら新星堂を眺めていて見つけたアルバムなんです。な、なんと、ハープとハープシコードのみをバックに歌っているアルバムなんですよ。それを見た途端是非聴きたくなって衝動買いしたんです。

Peggy Leeさんは今までは正直「ジャニー・ギター」(映画「大砂塵」より)しか知りませんでしたが、その声の魅力はずっと感じてはおりました。この曲は言うまでもなく歴史的名曲ですよね。そしてこのアルバムは編成が特殊であり、またシンプルなのでその声の魅力を十分堪能するにはとても魅力的な内容でした(^^)。それになんと杜甫や李白の詩(もちろん英訳)の朗読もあります!彼女の声にうっとりしながら毎日聴いています~(^^)。
※注:このアルバムはいわゆるJazzアルバムではありません。

ところで、私はいくら名盤と言われていても1950年代以前のものはその音のレトロ感が苦手であまり聴くことが出来ませんでした・・・。

でも先般このBlogでご紹介しました、
Sonyの新しいWalkman NW-A919を持ってから
状況が一変したんです!

Walkmanで音楽を聴く比率が圧倒的に高い私にとって、この新機種の音質の向上はエポックでした。(良い意味で)ショックでした!それは、前にも書いた通り、古い音源の特に高域の補正が素人にもわかるほどクリアだし、リバーブ(音場)感がくっきりわかるんです。で、音楽自体はレトロでも音自体にはレトロ感を感じさせないんです・・・。古い音源でも新鮮に聴くことが(私にとってですが)可能になったんです!!なので最近は結構古い音源もちょこちょこ買い始めております。これは自分の音楽生活の大きな出来事でもあります。そういう意味で、このアルバムは私にとって”ニュー”アルバムなんです。

話はこのアルバムに戻って、とっても不思議な浮揚感というか、地球上のどこでもない”nowhere感”のような、不思議な不思議な感覚に包まれました。この感覚は生まれて初めてでした・・・。

この不思議な"nowhere感"
是非一度味わってみて下さ~い。

貝がら
ステラ・カステラッチ,ジーン・ディノヴィ
ユニバーサル ミュージック クラシック

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恐るべし! さだまさし with 松原正樹

2007年12月08日 | ♪ジャズ・フュージョン


「acoustic age」
松原 正樹
(松原さんには珍しい、A・ギターのインスト・アルバム。
名盤です。お勧め!)

先日、新宿厚生年金会館のさだまさしさんのコンサート"Mistツアー"に(初期からのさださんファンクラブ会員である)カミさんと一緒に行って参りました。それにしてもですっ

恐るべし!さだまさし!

※以下、これはどちらかと言うと、さださんのファンじゃない・・・いやどちらかと言えばさださんが嫌いな人に向けて書いてみます(^^)。

 今回のコンサート、オープニングにさださんが「今日は通好みの内容です」とちょっと冗談めかしておっしゃってましたが、ほんとに通好みの内容でした。もっともこの言葉の真意を、さだんのグレープ時代からのファンを含めてどれほどの方々がどう理解されたのかは不明ですが・・、私は以下の解釈で本当に通好みだと感じました~。

つまり今回のツアーの裏テーマは実は「松原正樹」さんだと思ったのです・・・。正確には「松原サウンドを活かしたさだワールド」みたいなもんかな~?多分、松原さんが売れっ子のスタジオ・ミュージシャンとなられて以降一人のアーティストのツアーに長期に同行されるのはとても珍しい事なのではないでしょうか?ちなみにさださんのステージでは(スポット的にはありましたが)長期のツアーでご一緒なのは初めてとさださんもおっしゃってましたね。今回のツアーは、その松原さんのご参加で、いつもよりコンボ・スタイルのバンド・サウンドにシフトしてました。

選曲もエレクトリック・ギターが活かせる曲が多かったし、(曲名が浮かびませんが)終盤のアンコール前の楽曲では、まるであの80年代のセントラル・パークでのS&Gの復活コンサートのポール・サイモンを彷彿させるフュージョン・サウンドで、私は完全に度肝を抜かれました!

ここで恐るべし!さだまさしさん、なのです・・・。

さださんのパブリック・イメージは、アコースティック・ギターやバイオリンで叙情的な世界を、「フォーク」ぽく歌っているものだと思います。いつも「北の国から」をア~ウ~と唄う、ヒットパレードのコンサートを想像している方も多いと思います。そして、そのできあがった勝手なイメージのためにさださんが好きじゃない人も結構多くいると思います。そんなあなたっ!その思いこみが私はとても残念・・・。

一度でもライブのさださんを会場で体験した上でさださんを嫌いなのなら私は何も言いません。実は私もカミさんに出会うまでさださんは殆ど素通りしてきた人間でした。だからさださん未体験の方に自信を込めて言えるのですが、一度でもさださんを体験してから判断してくださいマセ。特に、音楽(サウンド)にうるさい方!ぜったい”目からウロコ”ですよ~(笑)

そして、こういう言い方は何ですが、さださんは既に50代半ばです。これからいつでも今のさださんを維持できるとは誰にも言えません。なので、今後さださんを体験せずに時代が過ぎてしまうのは、本物の音楽ファンを自認する方には、一生の後悔になると私は言い切れますよ。つまりそれくらいさださんの、音楽的な世界は奥が深いし、音楽にうるさい通の方も十分納得できるものなんですよ。さださんは間違いなく現在進行形のアーティストなんです。昔のヒット曲でステージを成立させている往年のベテランとは確実に一線を画すのです!

 ぞれから松原正樹さん・・・本当に溜息が出るほどにこういう歌物のバッキングは素晴らしい!有り余るテクニックを装備した上で、あくまでも歌を活かす必要最低限の音数で歌の世界を拡げます。世の中にバカ・テクのギタリストは数多いますが、でもそれをひけらかすことなく、情感と共に抑揚を効かせてテクニックをコントロール出来る人は本当に少ない・・・。その希有な一人が松原正樹さんだと思うのです

今回のさださんのツアーは、松原さんのご参加で、さださんの洋楽的バックグラウンドを引き出す事になった通好みの内容だと思いました。私は今、今回は別の会場へももう一度行こうと思っております。

さださん未体験の音楽ファン、今回こそはお見逃し無く!
そして、既に芸の域に達しているさださんの話芸にもノックアウトされてくださ~い(笑)。

豪華絢爛なツアー・メンバー!
E・Guitar:松原正樹、A・Guitar:石川鷹彦 、Keyboard:倉田信雄、
Bass:岡沢章、Percussion:木村誠 Marimba/Drums:宅間久善

  

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「HUMARHYTHM IV」-松原正樹4ROCKAMBOS

2006年10月24日 | ♪ジャズ・フュージョン


HUMARHYTHM IV」-松原正樹4ROCKAMBOS
(マツバラマサキ フォーロカンボス) -2006年-
 松原正樹(Guitar) / 村上 聖(Bass)
  田中栄二(Dr)/ 南部昌江(Keyboard)

松原正樹さんです!
以上っ!
<おいおい(笑)。
でも今更この方の説明は不要ですよネ(^^)

私は松原正樹さんが本当に大好きです
長年の、心から憧れる人です(^^)

ちょっと前、あの「ひとりぼっちの部屋」のヒットで有名な高木麻早さんの活動再開の記念ライブが、東京は新宿曙町の某ライブハウスでありまして、その時アコースティックGを中心に松原さんがバックを務めておられました(^^)。このライブ、高木さんには大変失礼ですが、松原正樹さんの演奏を間近で聞くのが一番の目的で行ってきました(笑)。※もろん高木さんの変わらぬお声も素晴らしかったですよ、ホント(^^)。

私は今までいわゆるロック系のギタリストにはあまり惹かれた事がありませんデス。その派手なパフォーマンスや出で立ちにまずげんなりしてしまうことが多かったです~(^^;。これは若い頃からです。(と言っても好きなロック・ギタリストは当然何人もはいますけどネ)。まぁ私の好きなギタリストがジム・ホール/JIM HALLだったりするわけで、まぁ当然と言えば当然でしょうけど(笑)。

その点、松原さんは本当に職人的な、多彩な音を聴かせてくれます。ギターのマエストロですね。その存在全てが憧れです(^^)。これを例に挙げるのはご本人にとって不本意かもしれませんが、松田聖子さんのオケでの演奏も絶品モンが沢山あります。私はこの方のカッティングやミュート奏法、また間奏のアドリブを聴くためだけに聖子さんのオリジナル・カラオケを聴くことが今でも良くあります(^^)。ホントです。私にとってはフツーのことです(笑)。

このアルバムは今年出た最新作です。以下公式サイトからの引用です。

“うたう”ギターの宿命はさらなる洗練の地平へ! 日本屈指のギター・プレイヤーである松原のギター人生のすべてを詰め込み、ライフワークとして取り組んできた、超人気シリーズも遂に第4弾!!!
フュージョン・ファンのみならず、時代を超えた普遍的で良質なAORに飢餓感を持っている、全ての音楽ファンにズッシリと受け止めてもらいたい痛快な傑作の誕生だ。ギターが導いていく松原の創造性は、こんなにもフレッシュだ! 

 
とにかくメロディーとグルーヴを伝えようとすること。
永遠のギター・フリークたちが愛し続けてきた松原の特筆すべき個性であるトーンの素晴らしさ。 メロウな歪みのワイルド&セクシー、そしてソウルフルなギター・ソロは、激しさの中でも泣けてくるような、胸をえぐってくるもの。 今回はさらに究極のせつなさも、とことん堪能出来るのが嬉しい。 フレージングというよりも、より歌唱といった感じの松原のソロ。 こういった表現は、ボーカリストでは不可能なうたの世界なのかも知れないと思わせるような、メロディーと音色の繊細な関係性が生むマジックこそ、数多くのファンが松原に惹かれる大きな魅力だろう。 スピード、タイム感。その異常に細やかな熟練を遂げた技術を惜しげも無くアルバム全体に配した、超絶カッティング。それが情感を沸騰させて突き進むのだ!しなやかな強度。鼓膜から脳内へ。 グルーヴの科学は、かくも複雑で、かつたまらなく快感なシロモノであることを教えてくれる。 超!の付く卓越したプレイヤーたちの静かに繰り出されるファンクな応酬。クールな会話。交感。 生(ナマ)の凄み。これがフュージョンの醍醐味だ! 今作の聴きどころは、ずばり曲そのものの美しさにもあるだろう。 耳の肥えた本当の大人たちをグイグイ引き込んでいく曲が溢れている。 高度に統制されシックにまとめられたAORマナーのツボをつく、練り込まれた楽曲の心地よさは、「Aja」以降のスティーリー・ダン的な洗練と知性さえ備えている。 この達観した佇まい。発展していく先に待ち受けるものが読めない。未知なる領域に突き進むアグレッシヴな楽曲展開、サウンドスケープの奥深さ。 リラックスした穏やかさも高次元の哀愁を帯びているじゃないか。 こういった事が生演奏で聴ける贅沢さは、こんな時代だからこそ格別なのだ!
 

 

松原さん、私はあなたの大ファンですっ<きっぱり(^^)

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「Bittersweet Samba」-Herb Albert’s Tijuana Brass

2006年01月30日 | ♪ジャズ・フュージョン


「Bittersweet Samba」-Herb Albert’s Tijuana Brass-1965年
(Conposed by.Sol Lake)
Album「Whipped Cream & Other Delights」(密の味)より
「ビター・スウィート・サンバ」-ハーブ・アルバーツ・ティファナ・ブラス
※全米チャート1位8週、Top10 61週、Top40 141週、185週チャートイン

「びたー・すうぃーと・さんばぁ」???
「サンバと言えば『マツケンサンバ』しか知らねぇなぁ・・・」というあなた(笑)
じゃぁ「オールナイト・ニッポン」のテーマ曲ですと言い換えれば・・・(^^)

ねっ、あれですっ(笑)

最近AMラジオがなんだか面白いんだなぁ・・。私の歳のせいなのか、実際にラジオが面白くなったのか知らんが、まぁどっちでも良いです(笑)。だって面白いんだもん(^^)

土曜の朝は、ニッポン放送の小林克也さんの「お願いDJ~ 青春ベストヒット・リクエスト」、日曜は同じく、倉本聡さんの「富良野からの風を」から始まったりして、イルカさんの「ミュージック・ハーモニー」なんかを聴くことが増えてきました。だって、この時間帯のTVって、ワイドショー感覚の"報道まがい"みたいな番組が多いし、、、見ると心が荒むような事ばかりやってるし。。。

 

ノ~天気な私だって、た~まに真夜中に目が覚める事があります。私だって人並みに悩むことはあります(でも多少少ないかも・・・(笑))。そんな時は「しめたっ!」って思うことにしてます。だって、あのアンコー(斉藤安弘)さんの「オールナイト・ニッポン~エバーグリーン」が聴けるから(月~木の深夜3時~5時。日曜特番もあり)。アンコーさんのあの語り口(時にはちょっとシニカルになったりするけど)大好きです(^^)。私がアンコーさんを知ったのはウ十年前、「カメ&アンコー」世代ぎりぎりでしょうか・・・?でもここ2.3年にアンコーさん復活したのはみなさんご存じでしょうか?このアンコーさんの「オールナイト・ニッポン~エバーグリーン」は、私は"世界で一番、音楽に良心的に接している番組"だと思います。洋楽Popsや歌謡曲はもちろん、演歌から、ジャズ、クラシックまで実にいろんなタイプの曲がかかります。それも、純粋に「名曲」ばかり・・。本当に名曲を探している方は、このブログを読むよりアンコーさんの番組を一週分聞いた方がいいです。マジです(笑)。


アンコー(斉藤安弘)さん

この番組が素晴らしいのは、アンコーさんの思いのままに選局されているからでしょう。普通のラジオ音楽番組は(FM局はあからさまですが)レコード会社からプロモーション費用(相当な金額らしいです)を貰って、その曲を番組に潜り込ませて、何気なく新曲をかけます。それが局の収入源のひとつですよね。でもこの番組は(一部レコード会社スポンサーコーナーは除いて)そんな曲はまず流れません・・・。良い曲ばかり。何より、演奏曲はフル完奏だし、ホント音楽に対する誠意をひしひしと感じる番組です。

「悔しかったらFM局でもやってごらんなさいっ」
と言いたいようなプログラムです(笑)。

それにしても、こんなある意味、業界の常識はずれの番組が民放で実現できているのは、時間帯のせいもあるでしょうが、何よりニッポン放送の社長、つまりは亀淵昭信さん=「カメ」さん)の理解あってでしょう。きっと亀淵さんの音楽に対する想いも同じ気持ちだからでしょう。。。そういう意味では、、ニッポン放送は世界一音楽対しての良心を身をもって実行している偉大なる放送局と言って良いと思います(少なくともこの番組に関しては)。

亀淵昭信さんと言えば、このアルバムのブックレットにインタビューが掲載されています。きっとあのライブドアの買収問題が表沙汰になった頃の時期ではないでしょうか?そう言えばその時期、趣味の山登りに行く所をスポーツ紙に撮られて、物議かもしてましたよね(笑)。年末のフジのユーミンの特番にはご本人が出てきていました。ちっとも昔と変わらずで、とても嬉しくなりました。私は亀淵さんが本当に昔から大好きです。ちなみにこの方、誤解が追いようですが、そもそもアナウンサーではなく制作の方なんですよね~・・・。そうそう、妹さんはゴスペルシンガーのが亀淵友香さんですね。

話は戻ってアンコーさん、それまではグループ会社の箱根の美術館に出向されていたそうですが、ほんと番組に復帰されて嬉しいです!ちなみにワタシもリクエストして今まで名度か掛けていただいてます。CD化されていない曲はレコードから掛けてくれます。スゴイですよね。これこそAM局の逆のメリットかな(笑)。

↓リクエストはこちら(ネットからOKです!)↓


↑クリック↑

そうそう、この番組を熱心に応援されているブログがあります。なんと全曲目リスト(サイトのリンク)までありますよっ。これぞ正に「名曲リスト」だぁ!

★ニッポン放送月~木曜深夜3~5時放送中!パーソナリティ斉藤安弘アンコーさん☆聴いてる方も聴いてない方もお気軽にど~ぞ

ゆめの夢☆『オールナイトニッポンエバーグリーン』アンコーさん応援Blog♪


「オールナイト・ニッポン」は特に団塊世代の青春時代の夜明けの番組でしたね。
だからここは強引に「Bittersweet Samba」は
「団塊世代のテーマ曲だぁ」
っと言い切ってしまう私・・・
ダメっ・・・ですか???(笑)。

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「HUMARHYTHM 3」 - 松原正樹

2005年11月29日 | ♪ジャズ・フュージョン

「HUMARHYTHM 3」/ヒューマリズム 3 - 松原正樹 (2004年)

凡そ今の日本人で、この人のギターの音色を聴いたことがない人っているのでしょうか・・・?

この人の名前や顔もご存じなくとも、70年代~80年代の歌謡曲ニューミュージックのヒット作品を聴いた人はほぼ間違いなく100%耳にしていると思います(^^)。この方が関わった楽曲はそれこそ「万」の単位になるらしいですし、松田聖子さんや松任谷由実さんを始め、本当に幅広いジャンルに参加されています。

この方は、10代でYAMAHA合歓で学ばれていた頃、あまりの才能ぶりに先生から「プロとして早く現場で腕を磨いた方が良い・・・」とまで言わせた"若き天才"だったらしいです。

これまで沢山の作品に携わったのは、もちろんそれだけ制作サイドからの"需要"があったわけですが、その"需要"の要因はもちろん単なる"テクニック"だけではないと私は思っております。何故なら、"テクニック"だけなら、いつの時代でもそれこそ沢山のプレイヤー達がいますから・・・

この人のギター・プレイにはなんと言っても「歌心」があると感じます。ギターがポピュラーソングに必要とされるの事は、カッティング/バッキング・プレイやもちろんアドリブ/ソロ・プレイ等ですが、この方は歌に沿うように、歌のためのプレイが出来る方だと思います。そして、どんなジャンルの音楽でも、それを活かすフレーズを、時間制限のあるスタジオ・ワークで提供できた人だと推察致します。

私はこの方のプレイを生で/身近で拝見する機会がありましたが、演奏中の表情がとても魅力的です。何か「ギターさえあれば他は何も要らない」みたいな感じです(笑)。その人柄の魅力からも多くのコールがあったのだと思います。

所謂「ギター・プレイヤー」には、(言葉の響きは良くないですが)「ギター馬鹿」と言われる"独りよがり"に陥ってしまうタイプの人も少なくないと思います。でもこの方はそういうタイプではなく、「理性と知性」「エモーション」がバランスよく配置されたフレーズが演奏できる方です。

そうそう、遅くなりましたが(^^;、このアルバムですが、これはソロ名義のアルバムです。「パラシュート」というフュージョン・バンドのメンバーでもありますので、やはりその系譜の音楽ですが、でも従来のフュージョン系作品より「弾きまくった」感のある、ロック寄り?の内容です。この方は"歌物"作品でのアドリブ・プレイに抜群の才能を感じる事が多く、そういう意味では、歌謡曲でのプレイみたなものを期待する向きにはちょっと違うかもしれませんが、これで彼のプレイを堪能されるのもお勧めです(^^)。

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「60s&70sポップス・スタンダード」-神山純一&トーマス・ハーデン・トリオ

2005年11月26日 | ♪ジャズ・フュージョン

「'60s&'70sポップス・スタンダード」より
「17才」(作詞:有馬三恵子/作曲:筒美京平)他
- 神山純一&トーマス・ハーデン・トリオ

Piano:HARUKI MINO
W.Bass:TOHRU KASE
Drums:YUSUSHI ICHIHARA,MILTON TOMITA
Arranger:JUN-ICHI KAMIYAMA

伊藤悟さんのブログで、「ローズガーデン」「17才」で連想し、"そう言えば・・・"と思い出した盤です(笑)。このアルバム、曲目(下記)と見ると誤解しそうですが、一応、いや(各曲とも短いですが)ちゃんとしたジャズなんです(^^)。またアーティスト名も紛らわしいですが全員日本人です。
※元は「Tim Hardin」と表記されていましが、本家のTim Hardinからクレームでも入ったのでしょうか・・・?現在は変更されています。

アレンジの神山純一さんは今更言うまでもない、優れたピアニスト/アーティスト/アレンジャーで、最近ではテクノ系でもヒーリング系なかでもお名前を拝見したりしますね。

このアルバムは、いろんなジャンルの曲でシリーズでリリースされていたものです。最近はそのベスト盤が出ましたが、ただこの「歌謡曲」物はもう見かけなくなくなってしまいました・・・。残念。曲目を見ておわかりのように、「歌謡曲」をモチーフにジャズ・トリオ編成で演奏されたものです。その質/内容は、シリーズされていた事からも推察できるように、結構評判が高かったものと思います。

事実このアルバムも、曲の最初はオリジナル曲のイメージを損なわないようにワンコーラ分をきちんとなぞり、その後に蓑さん等の本格的で素晴らしい演奏が展開されます。まぁはっきり言って、アドリブ前のモチーフ曲はこの際何でも良かったのかな・・・(?)なんて事さえ思ったりします(笑)。でもそれくらい本格的です(ただし、"スリリング"とか"意外な展開"等の要素はこの企画上あり得ませんが・・・)。あとフェードアウトで終わるジャズというのも何ですが・・・(笑)。
でももし手にはいるのなら是非聴いて頂たい、ちょっと洒落たアルバムですね。


※歌は入っていません。
1.ブルーライト・ヨコハマ (オリジナル歌手:いしだあゆみ)
2.ゆうべの秘密 (オリジナル歌手:小川知子)
3.真夏の出来事 (オリジナル歌手:平山みき)
4.経験 (オリジナル歌手:辺見マリ)
5.恋の季節 (オリジナル歌手:ピンキーとキラーズ)
6.17才 (オリジナル歌手:南沙織)
7.人形の家 (オリジナル歌手:弘田三枝子)
8.小指の想い出 (オリジナル歌手:伊東ゆかり)
9.虹色の湖 (オリジナル歌手:中村晃子)
10.恋の奴隷 (オリジナル歌手:奥村チヨ)

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「アランフェス・コンチェルト」 - JIM HALL

2005年11月19日 | ♪ジャズ・フュージョン

「アランフェス・コンチェルト」 - JIM HALL(1975年)
Guitar:Jim Hall/Piano:Roland Hanna/Bass:Ron Carter/Drums:Steve Gadd/Trumpet:Chet Baker/Alto Saxophone:Paul Desmond Arranged by DonSebesky

あれは「はげ山の一夜」からだったのでしょうか、ジャズ界でクラシックの曲を採り上げるブームがありました。このアルバムもそんな中の1枚ですが、これは私が今更言うまでもなく「名盤中の名盤」ですね。またこれを出したCTIレーベルの洗練された都会的サウンドははずれが殆どなかったのも特筆すべきだと思います。

原曲はもちろんスペインの盲目のクラシック・ギタリスト/作曲家ロドリーゴのものです。このアルバムの内容は本当に"ため息が出るほど"素晴らしいと思います。Jimのギターはとても地味ですが"内省的"で私は大好きです。ジャズギターでは一番好きなプレイヤーで他にもアルバムを持っております。また他のパーソネル達も円熟した、芸術と呼ぶべきプレイを聴かせてくれます。それぞれが正にプロフェッショナルなソロを次々に渡していく様は本当にため息がでます・・・(注:ドラムとベースのソロはありません)。この曲には、まるで"レクイエム"のような、深い悲しみや無常感も感じます・・・

ジャズはあまり大勢で聴くものではないように思いますが、中でもこの曲は絶対、夜更けに、一人で"孤独"を意識しながら聴くタイプのアルバムだと言えます。その人の人間関係が今現在どうであれこのアルバムを聴いている時間/瞬間は、それぞれが「セル」化した孤独な一人の人間として生きていることを確認させられます・・・

私はもしロドリーゴがこれを聴いたなら、自分の意図を完全に理解した上でのプレイであることを納得し、大歓迎したものと思います。つまり、音楽のスタイルはどうであれ自分の作品の良き理解者として・・・

※CTIは昔はキングレコードから出ていたと思います。それも今は昔、ですね(^^;

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