WBCオフィシャルブログ

自転車やアウトドア好き でもヘタレな徘徊老人の備忘録
のようなもの (^^;

今年一年の山行きを振り返り

2020-12-28 | 登山やトレッキングなど

湖南アルプスの続きなんですが つづき というほど書くことない  スミマセン・・・ (^^;

 

ぜんざいのあとにコーヒーをいただき それでこの日の予定は終了 もうホント帰るだけ

太神山不動寺の境内には胎内くぐりの大岩があり

中を通って穢れを祓い 新たに生まれ変わってきました (^ ^)

下りは東海自然歩道にもなっている山道をゆっくりと1時間弱で林道へ

もうここからは車を置いたとこまで舗装路を下りていくだけ

これで今年の登り納めも無事終了  お疲れさまでした

 

今年一年上った山を振り返るといろんなところへ行ってます  今回入れてなんと15回!

(写真をクリックでその日の記事になります)

①立木観音 袴腰山(01/29)

3年前の1月に上った時 急性心筋梗塞になった苦い思い出がありますが ようやくリベンジ

とはいえ正月明けのなまった身体には堪えましたけどね (^^;

②比叡山行者道(02/19)

延暦寺の東堂 西塔 横川区域を繋ぐ行者道を  比叡山の広大さと回峰行の大変さを実感 (^ ^)

③綿向山(03/12)

初の鈴鹿山系  偶然にも美しい霧氷を見ることができ ちょっと感動

④繖山 猪子山(04/16)

地獄越という名前に惹かれ (^ ^)  明るく 良い眺めが続くお山でした

⑤金糞峠~北比良峠(04/23)

比良山系登山のメインルートから  琵琶湖が見渡せる眺めのいい峠2つ

⑥長命寺山~八幡山縦走(05/14)

縦走路に空奏(そらかな)テラスというビュースポットがあり沖島や琵琶湖の絶景が

⑦太郎坊山 箕作山(06/25)

梅雨時ということもあって雨模様の天気でしたが あの霊的な山容の天辺へ

⑧比良山系3滝巡り(08/26)

猛暑の時期でしばらく山へも行けず 避暑も兼ねて比良山系の3滝巡り  その間の移動は車 

ランチメニューもおジィーさん特製の冷やしとろろそば と何ともお気楽な山歩きでした

⑨堂満岳(09/15)

上ってない比良山系のお山をひとつひとつ消していこうと  最後の直登がキツかった (><)

⑩御池岳(10/14)

鈴鹿山系の最高峰  広大な山頂部には日本庭園や小さな池が点在する カルスト地形

⑪釈迦岳(10/28)

モヤがかかったようなぼんやりした天気でしたが それが逆に神秘的な眺めに

⑫峰床山 八丁平(11/12)

オグロ坂峠は鯖街道の根来・針畑ルートにあり ここを通って小浜~京都間を走ってみたい

⑬リトル比良(11/25)

比良山系のおまけみたいに思ってたけどオウム岩からの眺めにその思い ぶっ飛ばされました

⑭三上山 北尾根縦走路(12/06)

こちらも三上山からの散歩道くらいしか考えてなかったけれど ちゃんとした山の縦走路です

三上山に上るより変化に富んでるこちらの方が楽しめるかも

 

と今年一年あちこちお連れいただき ありがとうございました

いっちゃんさんにはコースや時間までしっかり考えていただき

おジィーさんもお昼のメニューや車での移動など おふたりにはお世話になってばかり

私はホントに行きたいとこ言って連れて行ってもらうだけ

 

来年も相変わりませずよろしくお願いします (^^; (って変わらへんのかい・・・)


湖南アルプスイチの太神山と矢筈ヶ岳へ

2020-12-24 | 登山やトレッキングなど

あ~ いい天気やねぇ という声が聞こえてきそうなおふたりの後ろ姿

と思ってたら まわりにたくさんの人影 ならぬ かかしの集団

ここは大津市関津地区のかかし村  地域おこしなのかその辺みんな かかしばっかり (^ ^) 

 

23日は本年度ラストのお山企画として いっちゃんさん おジィーさんと湖南アルプスへ

最後にふさわしく(湖南)アルプス最高峰の太神山(599.6m)と矢筈ヶ岳(562m)に登ります

登山口近くまではおジィーさんの車で  富川道の表示があるところからお山へ

ここは峠越えで信楽川沿いの国道422号方面へ抜ける山道として使われていたよう

よく整備された歩きやすい道

少し行くと露出した岩場の上を川の水が流れる場所に

ここを上って行くようですが濡れていると滑りそうな

幸いにもそんなに水量も多くなく濡れてないところを選んで

それでも水が凍ってるところがあったりして注意が必要です

笹間ヶ岳への分岐  テープとかが目印にくくりつけてあってよくわかるのは有難い

それでもこれでもかという程あってちょっとうるさい (^^; よっぽど間違いやすいのか

先日行った柳生の一刀石のように二つに割れた巨石  こんな山奥では聖地にはならんか・・・

稜線伝いを行くなだらかなアップダウンの道

前方が開けてきて出合峠に  左は太神山方面 右はピストンになりますが矢筈ヶ岳

当然ここは寄っていきます

ここまでほとんどと言って見晴らしがありませんでしたが山頂手前にビューポイントが

しかし天気は悪くはないんですが全体的にかすんでてイマイチよくわからん

大津市中心部から○リンスホテルや近江大橋 後ろの比叡山がなんとか確認できるかな

矢筈ヶ岳(562m)山頂  ここからの展望は なし

少し待てば眺めが良くならないかな と期待しつつちょっとお茶していきます

眼下に堂山 向こうは東海道沿線の街並  琵琶湖の先には雪を頂く比良山系

空気が澄んでたらこんな景色が見られたのに (帰ってから撮った写真に補正をかけた (^^; )

矢筈ヶ岳から出合峠まで戻り太神山に向かいます

やがて太神山不動寺への東海自然歩道に合流すると道はずっと なだらかに

不動寺二尊門  石碑の 太神山本尊不動明王と書かれた横に 右 志か羅き(信楽)道の文字

門を過ぎるとあまり見たことのない石像(石仏)が  これは一体? 調べてみると

制多迦童子(せいたかどうじ) と矜羯羅童子(こんがらどうじ)だそうで

不動明王の脇侍を務め「忿怒(ふんぬ)」と「慈悲(じひ)」を両童子が表してるとか

しかし慈悲はわかるとして忿怒の雰囲気はどちらからも全く感じられないんだけど・・・

本堂へ向かう途中から少しだけ遠望が  だいぶ見えてくるようになってきましたね

大津市中心部や近江大橋がしっかり見えています

長い参道を歩いてようやく不動寺に到着

急な石段の先には木々の間にそびえるように建つ舞台造りの本堂

後ろの巨岩に寄りかかるように建てられていて南北朝時代のもの  国の重要文化財に指定

太神山(たなかみやま)山頂三角点 599.6m

この日のお楽しみは年末恒例 お山の上でのぜんざいパーティー (^ ^)

おジィーさんが鍋から餅から食器まですべて用意して持ってきてくれてます

もちろんお餅は おジィーさん御用達 栗東あかね軒までわざわざ買いに行って <(_ _)> 

もうこれは絶品ですね!  山の上でのウマいぜんざい 今回はこれに尽きます

                                    (つづく)


奈良から歴史古道を柳生へ

2020-12-21 | 輪行ツーリング

20日の日曜日は 山とかをよくMTBで走ってられるじゃりんこさんからツーリングのお誘い

奈良から歴史古道の柳生街道をたどって行くとかで これは楽しそう (^ ^)

8年ほど前にやはり知り合いのご案内で同じコースを走ったと思うんですが もう忘れてる

何となくオフロード率が高かったような・・・ なんといっても古道ですからね

この日はじゃりんこさんの友人のH田さんもご一緒に

奈良在住なので奈良の町中はお任せであちこち連れて行ってもらい

奈良国立博物館  当たり前やけど鹿がいっぱいいます (^^; 

東大寺  大仏さんのお住まい  日曜の10時頃だというのにやはり人が少ない

お水取りで有名な二月堂  とか あちこちプチ観光してまずは若草山へのミニヒルクラ

この日は若草山でトレイルランのイベントがあったみたいでゼッケン付けた人が

たくさん走ってました  私もヘタレてられないのでこの辺はガンバって (^^;

道が地道になってくると少しずつお二人の姿が小さくなっていく

このへんは地力の違い  もうわかってるので無理はせず あとからゆっくり

若草山頂上  H田さんは余裕ですね 私はもうすでに息が上がってます

ここから奥山ドライブウェイを  春日原始林の中を行くとあって道はほとんどオフロード

お二人は未舗装だろうと関係なくぶっ飛ばしていきます  ちょっとついて行けない

バイクやタイヤからしてお二人は本格派  しょせん私はなんちゃって ですから (^^;

ここからドライブウェイを離れ 石切峠に向かって  柳生への道の始まりです

峠の茶屋  昔からあまり変わっていない佇まいで時代劇のロケでも出来そうな

以前は草餅とか置いてあったんですが今は袋スナックがある程度  少し休んで早々に出発  

なるべく旧街道をトレースしようと思って走るんですが自転車の速度では見落とすことも

何回か行き過ぎたり 国道走り続けたり となかなかそのようには走れない

まあ歩き柳生街道の峠道となると こんなのは普通です

早速押しが入りますがじゃりんこさん 乗って上がってます

ここはなんか見覚えがある  しかしなかなか楽しませてくれる街道ですね (^ ^)

MTBならでは  まるでクロカンやってるみたい

トレイルランしてる人もいて前になったり後ろになったり  そんなにスピード変わらん (^^;

道間違えそうになったら教えてくれたりして いい人でした

最後の峠 かえりばさ峠に向かって  こんな感じの道好きです

なんて言ってられるのは最初だけ  峠にかかると激坂でもう乗ってられない

誰かさんは意に介さずどんどん行ってますが・・・

それでも石畳になるとさすがに降りて押しだしたけど どんどん離されていく

もうあとはのんびり撮影などしながら  落ち葉まみれの道がどこまでも

阪原峠(かえりばさ峠)  もうあとは柳生に下りて行くだけ

で 柳生に着いたら人気スポットの一刀石を見にこうとまた坂を上って

お二人は元気ですが 私は上への道を見てココロが折れましたわ  しばし休止

まあもっともこのすぐ上で目的地へは着きましたがね (^^;

一刀石  柳生石舟斎が天狗相手に切ったとかどうとかで スッパリふたつに割れてます

最近話題の 鬼滅の刃でここが聖地になっているそうで多くの人が訪れています

そのシーンを撮影しようと長い列ができるとかでこの日はまだそれ程でもないと

じゃりんこさんもポーズを取ってくれますが私は何も知らんのでどう撮っていいのやら (^^;

柳生集落の旧陣屋跡の公園にある東屋で昼食  私はポットのお湯でカップ麺を

お二人はどこかお店に入る予定だったみたいでおにぎり程度

なんか私だけ温かいもので申し訳なかったですね

あとでお二人 自販機の温かいの飲んで 身体暖めたはりました

柳生から布目川沿いの道を下流へ木津川まで  関西線のあの踏切

関西線と木津川の間の道を笠置方面へ

なかなかタイトで 場所によってはハンドル幅ギリギリだったりします

笠置橋が見えてきました  1959年製の鉄分の多い橋

JR笠置駅  ここから輪行にして帰ります 20分後に来るとかでそのあとは1時間後

急いでパッキング作業  じゃりんこさんも慣れてるので大丈夫そうですね

H田さんは奈良まで走って帰られるそうで 色々とお世話になりありがとうございました

また琵琶湖の方へ来られたらご一緒しましょう  気をつけて走って帰ってくださいね

 

我々は関西線 奈良線と乗り継いで京都駅から湖西線で

連絡がうまくいって2時間かからずいつもより30分近く早く帰れました

じゃりんこさん  柳生街道 けっこうタフなコースでしたが楽しめました

さすがにお二人に付いて行くことは出来ませんでしたが それなりに走れたかと

何日かは筋肉痛に悩まされるかも知れませんが・・・

 

またこんな旧街道走る(押し歩く)ような企画あればぜひお誘いください

ありがとうございました


比叡山トレッキング

2020-12-14 | 登山やトレッキングなど

自転車仲間のポテットさん 最近は山歩きで比叡山によく登られてるとかで そのお誘いを

これはぜひご一緒させてもらわねば と12日に比叡山トレッキングしてきました

最寄りのJR比叡山坂本駅までは電車でほんの15分  庭みたいなもんです (ウソ (^^; )

登山口のある日吉大社まではバスなんぞに乗らず のんびり参道を歩いて

比叡山本坂の石段  坂本から延暦寺へのメインルート

フツーはここから上って行くんですが

この日は坂本ケーブルで (^^;  ポテトさん あんまり体の調子良くないみたい

山登りはキツいので 上まではケーブルで行き 山歩きを楽しむというこの日のプラン

坂本ケーブル まだ乗ったことがなかったし いい機会なので私もそれで行きます (^ ^)

なんでも1927年開業で日本最長の全長2,025m 途中に駅も2つあったりします

HPでケーブルカードなるものが配布されてるとかで駅員さんに言ってゲット (^^)v

山上の延暦寺駅からは琵琶湖の雄大な眺めが  少しかすんでますが琵琶湖大橋も遠くに

ここから東塔 西塔 横川と比叡山域を巡って行きます

西塔 にない堂(常行堂・法華堂)

ここは京都一周トレイルコース(東海道自然歩道)にもなっていて

よく整備されて歩きやすい  また行者道でもあったりします

回峰行の行者がここから御所に向かって安寧を祈祷する場所  玉体杉からは

晴れていれば その御所や京の街並みが一望出来るんですが それでもまあまあ見えてます

せりあい地蔵  ポテトさん なにか真剣に拝んでます

あ そうそう まだ紹介してませんでしたがこの日 ポテトさんのお友達のK崎さんもご一緒

同級生だそうで ほとんど山歩きしたことないとか (あっても小学校の遠足くらいか?)

けっこう元気に歩いておられました が・・・

横川中堂

少し行ったところの琵琶湖を見下ろすポイントで昼食にします  雄琴周辺の眺めが

参拝順路 飯室不動堂 2.5km 西教寺 4kmと書かれた案内板  ここから下りて行きます

苔むした立派な石垣  近辺にお寺の建物あるわけでなし 何なのかさっぱりわかりません

それこそ織田信長の焼き討ちにあった跡なのかも知れませんね (知らんけど…)

休憩所か何か 朽ち果てた東屋のような  そばに弥勒菩薩みたいな石仏も

だいぶ下りてきて谷筋の沢の音が聞こえる辺りにあった元三大師道の道標

この辺から道はゆるくなるけど ここに下りてくるまでがとんでもない急坂で

山歩き初心者のK崎さんは下りて行く途中からだんだん足がもつれ出し ガクガクに

しばらくは筋肉痛で階段の上り下りで泣かんならんコースですな (^ ^)

よく見慣れたここに下りてきました  以前から横川本坂の道標が気になってて

MTBででも上れないかと考えてましたが全然ムリだということがよくわかった (^^;

下に見える団地まで歩き ちょうどやってきた循環バスに乗り スタート地点の駅まで

お二人ともお疲れさまでした  またどこか(ユルいとこでも)ご一緒しましょうね (^ ^)

この日歩いたコースはこちら (地図クリックで見られます)


古道のあとの並木道

2020-12-12 | 輪行ツーリング

念願の深坂古道を走り(歩き (^^; )終え 取りあえずこの日の目的は達成した訳ですが

これからどうしましょうかね?  時間はまだ12時半 まずお昼を食べるとして

この前奥琵琶湖の時 雨で行けなかったマキノのメタセコイヤ並木でも見に行きますか

近江と敦賀を結ぶ深坂古道は琵琶湖の塩津へと続いていて国道8号もそのようなルートに

しかし今も主要国道だけあってトラックなどがひっきりなしに通り あまり楽しくない

ので県道286号を大浦方面へ向かうことに  こちらはいたって静かなもんです

湖西線永原駅  この前奥琵琶湖走った時のスタート地点

琵琶湖岸まで出てきました  大浦漁港そばの湖岸緑地公園でランチにします

穏やかな日差しで風もなく ああいい気持ちです

敦賀から峠越えをして琵琶湖に着いた昔の旅人もこんな感じでほっこりしてたんでしょうね (^ ^)

ほっこりしてたんでしょうかね (^ ^)

メタセコイヤ並木見に行くのに今回も奥琵琶トンネルから

歩道へ誘導してくれるのはいいんですが

双方向通行だし 歩行者も自転車も一緒ですからやっぱり危ない

まぁもっともここで歩行者や自転車とすれ違ったことないですけど (^^;

トンネルを抜けて  前回は雨でしたが今回は 大丈夫 (^^)v

国道横の旧道走ってたら猿の群れに遭遇  自転車で音もなく近づいた我々に向こうもびっくり

大体は山側の金網によじ登って逃げましたが 1頭だけ集落と私達の間で行き場をなくしパニックに

もう金切り声あげて可哀想なほど  あまり刺激しないよう離れて通り過ぎましたがね (^ ^)

メタセコイヤ並木へ向かう知内川沿いのサイクリング道  ここ走るの久しぶりですわ

目の前に前登ったことのある赤坂山や三国山 明王ノ禿などが

2、3日前の新聞にメタセコイヤ並木の紅葉が綺麗だと載ってましたが いい感じですね

ピックランドの方は木が密集していてトンネルのようになってますが

こちら並木と山々の両方が見えて 個人的にはこっちの方が好きです

2.4kmの直線道路に植えられた約500本の並木は走っていて壮観ですね

こちらがピックランド近くのメタセコイヤ並木の様子

多くの人が見に来てましたね  我々は休むことなくとっとと通過

近江今津へは湖岸沿いを  ほとんど山の中走ってたのでやっぱり落ち着きますね

伊吹山と竹生島  いつもなら沖島と並んでるんですが やはりここは湖北です (^^;

近江今津駅  ここから輪行して帰る予定 でしたが次の電車が15分後

輪行作業 私は余裕ですがおジィーさんはムリだと  急いで忘れものしてもイカンし

しかしこれを逃すとその次はさらに40分後 それなら先まで走って行こかと

2駅先の安曇川駅まで走ってそこで作業  時間余裕で余ってます (^ ^)

ゆっくりやって それでも20分ほど残ってましたわ

おジィーさんも15分もあれば作業できるんでしょうけど用心深過ぎるんですわ

逆に私は雑すぎて 袋に入れればいいという感じだし 両極端ですね (^ ^)

どっちがいいのか 結局のところ人それぞれ  時刻表 前もって確認すればいいだけのこと

 

ある程度の距離までなら車載がお手軽ですが 遠くになると輪行もたまにはいいですね

輪行旅 また企画するのでお付き合いよろしくお願いします  輪行は慣れですから (^ ^)


近江と越前を結ぶ峠越えの道

2020-12-11 | 輪行ツーリング

9日は11月末に続き今年2回目の輪行をおジィーさんと  おジィーさんは今年初ですね

行き先は前から行きたかった万葉の時代からの歴史街道 深坂古道へ

近江舞子まで私は自走で 大津京から乗ってくるおジィーさんと車内で無事合流

降りたのは福井県の山中にある小さな無人駅 JR北陸本線「新疋田」駅

福井といっても近江塩津から県境のトンネルを抜けたすぐの駅 (^^;

ここは敦賀市だけあってコミュニティバス停の表示板には松本零士のキャラクターが

「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」なんかは敦賀市が鉄道と港のまちということで

わからんでもないが「男おいどん」はどんな関係かさっぱりわからん

疋田地区にある運河 疋田舟川

北前船で運ばれた海産物などを琵琶湖から京や大坂へ運ぶために整備された運河の遺構

琵琶湖~敦賀間の運河は平安時代末期から何度となく計画され 江戸時代には敦賀港から

笙の川を通って疋田舟川までの水路が完成し 水運に利用されていたそう

旧北陸線 疋田駅のホーム跡  ここから

旧北陸線跡を辿って国道8号沿いを東へ 鉄道遺産の隧道を見に

途中からは川の対岸のオフロードを

この日は2人ともMTBなので気にせずガンガン走って行きます (^ ^)

北陸自動車道の間を走る県道のトンネル(刀根トンネル)を抜けたら

明治14年(1881年)完成の現存する鉄道トンネルとしては日本最古の小刀根トンネル

長さ約56m 敦賀市指定有形文化財 土木文化遺産に選定

馬蹄形の上半分はレンガ積み 下半分は石積み造りの当時の姿を残している

向こうの同時期に完成した刀根トンネルは拡張され 現在は県道として使用

 

さてスタート地点に戻って歴史街道の峠越えに向かいましょう

国道161号から新疋田駅のすぐ南にある追分集落の方へ入っていきます

川に架かる小さな橋の手前に深坂古道の案内表示が

いかにも古道といった感じの道  ゆっくり自転車を押しながら

何ヵ所かある沢を渡り  前日の雨で木橋が濡れていて滑りそう

途中少しだけ敦賀方面の街並みが見えたけれど ほとんど見晴らしはなし

それでも明るい峠道ではあります

ところどころ乗れないこともないけれど落ち葉が濡れていたりでムリはしない (^^;

深坂峠に到着  標高差250m程 2km足らずの距離を1時間ほどかけ

紫式部も通ったという古の時代に思いを馳せて

昔から変わらない静かな峠の風景

中部北陸自然歩道にもなっているようだけどここまで誰とも出会うことはなかったですわ

滋賀県側に少し下りてきたところにある深坂地蔵堂

先述の琵琶湖 敦賀間に運河を通そうとして平清盛が工事を命じた際 この地で大岩にぶつかり

割ろうとしたところ病人やけが人が続出 掘り出したら石地蔵だったそうで それを祀ったのが

この深坂地蔵と伝えられているそう

琵琶湖方面に下りて行く道は程よく整備されていて 走って行けるけどちょっとつまらん

福井県側が雰囲気良すぎただけになんか味気ないですね

深坂古道の滋賀県側入口  どちらかといえば深坂地蔵への参道のような

国道8号へ出てきました  さてここから琵琶湖へ向かって走って行きます


三上山縦走路へ

2020-12-08 | 登山やトレッキングなど

12月6日の日曜日はこの時期にしては暖かく穏やかな天気だったので近場の山歩きを

行き先は三上山 気軽に登れるのもあって県内で親しまれているランドマーク的なお山

なだらかな稜線で周りに高い山がないこともあり 遠くからでもよくわかる 別名近江富士 (^ ^) 

この日は三上山ではなく数多くある登山道のひとつ 北尾根縦走路へ

よく整備された明るいコースで道しるべもしっかりしていてまず迷うことはない

古代峠 石のトンネル  いっちゃんさん 力自慢してます (^ ^)

コース途中には巨岩 奇岩があちこちに  そこからの眺めもまた格別

三上山を振り返って見たとこ

三上山からは南側の眺めが主ですが縦走路からは野洲の街並みや琵琶湖と比良山系が一望に

あまり見ない角度からの琵琶湖大橋 対岸は堅田の市街地

風もなく暖かで穏やかな  小春日和とはまさにこのような (^ ^)

近江富士の名にふさわしい美しい稜線です

縦走路は一旦下りて麓の散策路を横断 田中山に向かいます

希望が丘文化公園 西ゲート  芝生広場がよくわかる

東西南北 どちらの方角もよく見えてなかなか楽しめます

比叡山が遠くに

一見美味しそうなキノコ  さて食べられるんでしょうか?

田中山近くからの北東の眺め

こちらは琵琶湖の北 沖島が見えています

歩いてきた縦走路と三上山 向こうは菩提寺山  奥に湖南アルプスの山々

麓に下りてきて散策路を歩いて

鳥居前にある害獣よけのゲートを開けて妙光寺山へ

登山道の真ん中にある大きな岩に雨などで滑らないよう段が彫ってあり これは親切な

どういうものかわからないが磨崖仏への途中にあった石窟

妙光寺山磨崖仏  大岩に刻まれた高さ約160cmの地蔵菩薩立像で鎌倉時代の作だそう

妙光寺山山頂  広場になっていて ここでお昼していきます

この日のメニューはちょっと贅沢(?)して京都冨美家のしっぽくうどん(玉子入り)

カップ麺に飽きてきてたところだったので もうサイコーですわ (^ ^)

食後のコーヒーもいつものようにおジィーさんが用意してくれて至れり尽せり

三上山北尾根縦走路  三上山(432m)のおまけのハイキング道かと思ってましたが

なんのなんの コースも変化に富んでいて こちらのほうが何倍もスゴかった

田中山(292m)妙光寺山(270m)と低山にもかかわらず十分山歩きを楽しめますね

ダイヤモンド(近江)富士 (^ ^)

 

この日は正直そんなに期待してなかった(失礼!)のでかえって大満足

地元でもまだまだ知らないいいところがあると改めて認識した1日でした

 


コロコロ変わる湖北の天気

2020-12-03 | 輪行ツーリング

今年も奥琵琶湖へ」の続きです  まだの方はそちらからお読みください

晴れてるのに時折雨粒がパラパラっと落ちてきて 湖北地方特有の時雨空とでもいいますか

この日は降ったり止んだりの繰り返し  そのかわり空には大きな虹が度々見られ

里の集落から虹が立ち上り いい感じなんですが木が邪魔をしてよく見えない

いつもはおジィーさんが美味しいコーヒーを用意してくれるんですが来られてないので

私は ○~いお茶ほうじ茶のティーバッグを (^^;  ちょっとチョコパイには合わんけど

奥琵琶湖パークウェイ北の出口近くにある月出集落  こちらも湖岸の道はここまで

岩熊側からは進入禁止 (自転車も) なので逆時計回りでのビワイチでは行けないことに

もう10年以上こんな状態  工事もしてるのかしてないのかようわからん

ここからの景色もなかなかいいんです  そういえば琵琶法師さんとの初めてビワイチでは

岩熊トンネル行かず ここまで上らされた(苦い)思い出が (^^;

湖北隧道  今は通ることが出来ませんが…

その先の八田部地区を見下ろす眺めがなんとも

なんかMTBでの旅雑誌の表紙に使えそうな (^^;

 

スタート地点の永原駅まで戻ってきて海津大崎方面へはこの前のビワイチで走ったし

国道303号の奥琵琶トンネル抜けてメタセコイア並木でも見に行きますか

黒山地区手前の道端にあった二体地蔵磨崖仏

どういうものかはよくわからんけど鎌倉時代頃のものだとか

黒山石仏群  賤ヶ岳の合戦での死者の菩提を弔って石仏を祀ったとかどうとか

奥琵琶トンネル(1,155m)  ここもビワイチコースのひとつではあるんですが

何気に暗いし 長いし 歩道も中途半端に狭い  もう少しどうにかして欲しいもんです

トンネルを抜けると…雨でした  気温8℃ 冷たい雨が身にしみる

旧道を道の駅マキノ追坂峠へ向かう途中にある「蒸気機関車(謎の動輪)」

雑草がボウボウに茂り思わず見落とすところでした

○oogleマップにも書いてあるけど説明板すらないし どういう経緯で置かれたのかもナゾ (^^;

道の駅まで来たけれど雨足は強くなってくるし ちょっとこのあと走れそうもない

雲の流れを見ても明るくなりそうな気配もなく この辺で終わりますか

一応奥琵琶湖パークウェイを走るというのはできた訳だし ムリすることはない

最寄りのマキノ駅まで下って行きます  いつもなら猛スピードで走っていくんですが

雨を跳ね上げるのイヤだからそろそろと  雲間から日が差してきてますね (^^;

マキノ駅で電車のダイヤ見たら1時間に1本でさっき出たとこ

駅でじっと待ってるのもなんなので先の近江今津駅まで走ろうか

そっちの方がまだ本数はある  ちょっと小降りになってきたし

近江今津駅に着いたら 次の電車は敦賀からの新快速  マキノ駅から乗るのと同じ電車

まぁそれでもここまで走って来れたし ここ始発のがホームに入ってたのでゆっくり座れた

やがて敦賀からの新快速がやってきて連結作業  あとは電車に揺られて帰るだけ (^^)v

 

スタート前にいきなりの雨でどうなることかと思いましたがなんとか無事に走り終え

恒例の奥琵琶湖ライド 今年も楽しむことができました

来年は皆さん一緒に走りましょうね (って 来年のことを言うと… )


今日は病院行き

2020-12-02 | 軽く散歩

今日は3ヵ月毎の定期検診で病院へ  また年に一度の心臓超音波と心電図検査も

結果は全く問題なし  心臓も問題なく不安要素は全然見当たらないとのこと (^ ^)

まずはひと安心 ただ冬場なので血圧には注意するように言われました

病院も済んであまりに天気も良く ポカポカ日和なので近くの団地の高台へ

沖島から伊吹山がキレイに見える

なんだかんだで今年も1ヵ月を切りましたね

コロナ禍で色々ありましたが(まだ終わってないけど)バイクにお山にと よく出かけた

自粛も大切だけど 自分の健康も大事なのでせいぜい身体を動かすようにしようと

これから寒くはなりますがバイクにお山にと 皆さんよろしくお願いしますね

 

 

久々に楽しい顔 見つけました (^ ^)  病院出たとこにあった自販機

頭に赤十字つけて「ナイちん」とでも呼びましょうか

自販機とカン・ペットボトル入れ 2つ並んで赤十字にもなってるんですね

なかなか秀逸なデザインです (隣にそっと寄り添ってる郵便ポストもなかなか… (^^; )


今年も奥琵琶湖へ

2020-12-01 | 輪行ツーリング

11月最終日の30日は電車輪行で奥琵琶湖パークウェイを走ってきました

毎年 大体誰かと行くんですが今年は皆さん予定が合わず今回は私ひとりで

しかし輪行旅も久しぶりです  コロナ騒動なんかで今年初めてじゃないだろか

この日の滋賀県の天気は南部は晴れ 北部は曇り時々雨の予報

ちょっと気にはなりますが12月になるとあそこは冬期閉鎖で走れなくなる(筈)

 

近江今津駅で特急待ちしてた時はまだ日が照って良い天気だったんですが

マキノ駅からトンネルを抜けて永原駅に着いた時には雨が降ってました (><)

走れないこともないけどちょっとイヤ  しばらく駅の待合室で様子見

最悪このまままた電車に乗って南へ向かうか 近場をうろうろして帰ろうか と悩んでたら

空が明るくなり雨も小雨に  せっかく来たんだからとりあえず走り出そう

あとは出たとこ勝負 なるようにしかならん と開き直り (^ ^)

大浦漁港の方へ向かい  道はけっこう濡れてますね

と思ったら道路の融雪装置のテストか あちこちから噴水のように

このあとも集落内の道路はどこもかしこも水が噴き出し洪水状態

雨でなくてもビチャビチャになる運命だったのかも (^^;

日差しが戻ってくると空にはキレイな虹が

奥琵琶湖パークウェイに近づいてくると竹生島も段々と大きくなって

(撮影用のため右向いてますが進行方向は左 このあとも度々あります (^ ^))

菅浦集落 四足門  この地区は琵琶湖の水辺景観として日本遺産にも認定されているとか

納屋の壁に雄鹿の角付きの頭蓋骨が  いいなぁ 欲しいなぁ (^^;

いよいよ奥琵琶湖パークウェイの上りに  先程の菅浦集落が見えてきました

その先は山が琵琶湖に落ち込んで道はありません

かつては船でしか集落へ行くことができず 隠れ里とも呼ばれてたとか

こちらは走ってきた西の方角  奥は海津大崎 急峻な地形なのがよくわかる

あの左の麓の方から山を巻くように上ってきてます  撮影しながらのんびりと (^^;

葛籠尾崎展望台に到着  ここからは東側の眺めが

山本山や後ろには伊吹山が見えるんですがこの日は伊吹は雲の中

逆光で光る琵琶湖上に船のような影が  よく見るとあれは多景島です

ここから多景島 よく見えるんですね 今まで知らなかった  しかしまるで船のよう

葛籠尾崎から先は12月から春先まで閉鎖されるので走れるのはこの日が最終日(の筈?)

今はどうなのかよく知りませんが冬季閉鎖はあるので毎年この日に走りに来ることに

別に30日じゃなくてもいいんですが まぁ忘れんようにということも・・・

例年ならちょうどの時期なんですが今年はちょっと紅葉には遅かったですかね

まあそれでも晩秋から初冬の奥琵琶湖の風景を楽しめましたよ

木々の間から時折見える西側の琵琶湖の奥まったところはどこか違う湖のような

お気に入りの撮影ポイント  奥琵琶湖の豊かな自然と雄大な山々をバックに

同じところからでも角度を変えて撮ると

また違った感じに

晴れてて伊吹山が見えるともっといいんですが

サドル変えて精悍な感じになったでしょ と ちょっとバイク自慢 (^ ^)

いつもの広場でランチ休憩  パークウェイから上がっているので まず誰も来ない

またここからの眺めが素晴らしい! 琵琶湖のけっこう広い範囲が一望に

お湯を沸かしてカップ麺とお茶を  もちろん食後の甘味も忘れてませんよ (^ ^)

対岸の琵琶湖のすぐそばに山本山から賤ヶ岳への稜線が続いています

山行き企画で去年の6月にあそこを縦走しましたが良いコースでしたね

行ったところがあると地理がよくわかる (^ ^)            (後半へつづく)