WBCオフィシャルブログ

自転車やアウトドア好き でもヘタレな徘徊老人の備忘録
のようなもの (^^;

美濃路 美濃路の石畳

2016-10-31 | 輪行ツーリング

午前6時前 ようやくこの時刻になって東の空が明るくなってきました
ここ数日で急に冷え込んできましたね  私にしては珍しくこんな時間から走っています (^ ^)
10月30日の日曜日は中山道ツーリングに  前回 関ヶ原から鵜沼まで走ってから約2ヵ月ぶりです


じーさんnの車に自転車を積み込み 米原まで  ここから輪行でスタート地点に向かいます
土・日・祝限定ですがJR東海の青空フリーパスが2,570円で中山道沿いの木曽平沢まで使えるので
これであと何回かは中山道輪行ツーリングに行こうと考えてます (米原発着になりますが)


岐阜駅で高山本線に乗り換え  出発にはまだ少し時間があるんですが車内はけっこうな数の乗客が
発車する頃には都会のラッシュ並みの超満員  もっとも3駅先の蘇原でほとんどが降りてしまいましたが
何かイベントでもあったんでしょうかね


岐阜から30分ほどで鵜沼に到着  自転車を組み立て ここからのスタートです


まずは観光案内所にもなっている中山道鵜沼宿町屋館でこの先のコース地図などの資料を入手しに
一応グーグルストリートで下見(^ ^)はしてるんですが やはり現地ならではの貴重な情報が得られます


前回 9月初旬に走った時の終了地点 うとう峠入口の石碑からいよいよ走り出します


最初のうちは足慣らしも兼ねてゆっくり坂を上って行きます
と 空にジェット機が  そういえば各務原に航空自衛隊の岐阜基地がありましたがこんな編隊は珍しい
帰ってから調べたらこの日は岐阜基地航空祭の日だったそうで列車の大勢の人出はこれだったんだと納得
遠く右下の方に一宮市の木曽三川公園のツインアーチが見えています


うとう峠の入口で早速の石畳 (^^;  まあ歴史街道ですし しようがないですわな
短いことですし ゆっくり歩いて行きましょう


石畳は少しの間だけ  その先は地道で乗れるかと思いましたがけっこうガレてるので 用心のため下りも押しで


最後は鉄道と道路を横切るために水路横のトンネルを  なかなかアドベンチャーな峠越えでしたわ


木曽川沿いを走って次の大田宿に  けっこう大きな宿場だったようで街道筋には多くの古い建物が


御代桜酒造 酒蔵の黒板塀がなんともいい雰囲気です


何のお店なのか(だったのか)わかりませんが昔の時代にタイムスリップしたみたい


大田の渡し跡  木曽のかけはし 太田の渡し 碓氷峠がなくばよい と詠まれ 中山道三大難所のひとつだったとか


その難所を我々は橋を渡っていきます (^ ^)  橋の上にある大田橋の扁額がレトロな感じでいいですね


またまた上空を今度は大きな輸送機のようなのと小型機が低空で旋回
各務原からはだいぶ遠くまで来たと思うんですが飛行機にとっては目と鼻の先か
私はあまり詳しくありませんが航空機ファンにはたまらんでしょうな


御嶽(みたけ)宿  ちょうどお昼になったので ここで近くの食事処を紹介してもらい昼食を


穴子の天ぷら定食とよこわ刺身定食を頼み ふたりで分け分け
場違いなようなメニューでしたがなかなか美味しかったです (^ ^)


御嶽宿を出て道はいよいよ山の中へ入って行きます
牛の鼻欠け坂  あまりの急な坂道に荷を背負った牛の鼻がすれて欠けてしまう程だったとか


耳神社  珍しい耳の病気平癒祈願の神社  私も耳が遠いもんですからちょっとお参りして行きましょう


耳がよくなったら錐を奉納するとかで祠のそばにはたくさんの錐が下げられていました


謡坂(うとうざか)石畳  ここも急な坂で旅人が苦しさを紛らわすために唄をうたいながら上ったとか何とか


御殿場  皇女和宮が降嫁の際 諸之木峠の高台に休憩用の御殿がたてられ その名が


近くに展望台があり 木々の間から東側の恵那山方面の眺めを見ることができます


上りはなかなか乗ることができませんが 平坦や下りでは出来るだけ乗って距離を稼がないと


またすぐに押すようになりますから


歩いて行くのには気持ち良さそうな街道なんですけどね (^^;

これが私の…

2016-10-24 | トレーニングのような

24日は琵琶法師さんから午後からライドのお誘い
もう最近は用がないと出かけない プチ引きこもり状態 (^^;  じーさんnも仕事がお休みだそうでご一緒に
この日は青空が広がる絶好のサイクリング日和  お山もきれいに見えています


散髪も行きたかったのでその前に理髪店に  けっこう早く済んでしまい時間つぶしにその辺ブラブラ
今堅田の出島(でけじま)灯台  なんか動物ぽくてけっこうお気に入り (^ ^)


そこから見る琵琶湖大橋の眺め  ヨットの後ろに何か白いものが


ズームアップしてみると あれは学習船「うみのこ」じゃないでしょうか


じーさんnと合流し 待ち合わせの琵琶湖大橋渡ってたら 琵琶法師さんも撮影がてらお出迎え
この日はさざなみ街道を北上して近江八幡方面へ  最初の辺は付いて行ってるんですが


やがて二人の姿がだんだん小さくなっていく (^^;  やはり身体動かしてないからついて行けませんわ
ペースは落ちますが軽いギヤで同じピッチを刻んで


ひとり旅になったので撮影しがてら   藤ヶ崎龍神のところから長命寺方面を
風が強く 波がけっこう高かったですね


長命寺港で休憩を入れてこの日のメインイベント 長命寺ミニヒルクラ  平均斜度10%超 約1.2kmの上りです
元気なお二人に先に行ってもらい 私はあとからカメのごとく(それでもなんとか降りずに)


ようやく着いて ここまで来たのだからと ひとり長命寺参拝  こういうことは元気です
それでもこの急階段 ヒルクラ後の脚には堪える!


長命寺境内


琵琶湖が眩しく輝いてました


上ったら下る  下りは私の最も得意とするところ (^ ^)


帰りもある程度までは付いて行ける


けど やっぱりこうなる…
これが私の今の精一杯  ある意味自分の実力がわかるというか これはこれで意味があるのか


琵琶湖大橋そばのセブンのイートインでコンビニカフェして午後からライドは終了
みんなで走ったのは36kmくらいですが家からのも入れると56kmほどになってました
琵琶法師さん じーさんn ありがとうございました  また色々とお待たせして申し訳ありませんでした

しかし情けないほどの貧脚になってしまってます  来週また中山道行くのに大丈夫か?
まあ企画してるのが私なので自分のペースでスケジュール組んでますから
どこからでも帰れるようエスケーププランもバッチリです (^ ^)

帰りは古東海道から

2016-10-15 | ツーリング

この日は関宿まででここから帰るんですがこちら(三重県)側からの鈴鹿峠はけっこうキツそうだったので
JR関駅から輪行で って ウソです (^ ^)  走って帰りますよ


西の追分から国道25号を伊賀方面へ  俗にいう加太越で 川沿いの道を上って行きます


加太=かだ ではありません かぶと と読みます  ちなみにじーさんnのメットもOGKカブト (^ ^)
鈴鹿峠が出来るまで 東海道は湖南から柘植を通って加太越で伊勢國に至るルートだったとか
関西線と草津線がここを走っているのを見てもこちらの方がずっとラクそうですもんね


ことさら立派な佇まいでもないのに どこか心惹かれる感じがしたのでちょっと寄り道
鳥居の向こうが下への階段になっていて 参道の先や本殿が全く見えません


降りて も一度上った先の境内に屋根付きの立派な土俵が  川俣神社
かつて伊賀 伊勢 近江の国境で肥料や燃料となる草刈場の優先権を相撲の勝負で決める「加太の三人相撲」が
ここで行われていたとか


関西線の線路下の隧道  加太隧道への急勾配を上っていくために長大な堤が築かれ 街道を跨いでいます


国道沿いに採石場があり 山肌が無残な姿に  ダンプもけっこう走っていて この辺は注意が必要です


加太越のピーク  伊勢國から伊賀國へ


道端で見かけた何ともいい感じのレンガ塀の家


柘植駅近くの余野公園に展示してあったD51蒸気機関車
関西線の加太越は25‰の上り勾配が続く難所で 昔は後ろから押して活躍していたそうです
運転席に上がることもできて保存状態も良かったです  男の子はこういうメカものが好き


街道筋にある油日神社への赤い鳥居  本当は行く予定だったんですが時間の関係でパス


道端の看板がいかにも甲賀市っぽい  とびだすそうです (^ ^)


寺庄 六角堂


昔ながらの町並みに異質な洋風の建物  仁木家住宅洋館とあり登録有形文化財になってました
よく見ると右側の和風の家とつながってます  ちょっと家の中が見てみたい


橋のたもとに何やらモニュメントが  天保義民メモリアルパーク
天保飢饉の時 幕府の不正検地に対して農民たちが起こした天保一揆の記念碑だとか (歴史に疎いもので…)


矢川神社  先ほどの天保一揆の時 蜂起した農民がこの神社に集結したそうです

このあと夕日と競うようにスタート地点の水口の駐車場まで帰り 東海道鈴鹿越えツーリングは無事終了
この日走ったコースはこちら  走行距離は70km足らずなのにけっこう疲れました
鈴鹿峠と加太越えしたとは言え獲得標高560m程だし なんとも情けないことですわ

火野正平さんの「こころ旅」見ながら結構ツッコんでるのに 自分がそんな状態になってしまってる
いや 向こうの方がよく走ってるかも
じーさんnにも車でお迎えから自宅まで送っていただきありがとうございました  またお願いします (ヲイ (^^; )

東海道 関宿

2016-10-13 | ツーリング

関は交通の要衝で古代三関のひとつ「鈴鹿関」が置かれていたところ  関の名前もここからきたもの
旧東海道の宿場町の中でも歴史的な町並みを色濃く残していることから国の重要伝統的建造物保存地区に選ばれています


西の追分から東の追分まで約1.8kmの間に建てられた古い町家200軒あまりが残っています
「関で泊まるなら鶴屋か玉屋」とうたわれていたほど関を代表する旅籠の玉屋  今は歴史資料館に


時代劇に出てきそうな古い町並みのようでもあるのに どこか昭和も感じさせます


東の追分  東海道と伊勢別街道の分岐点
ここは伊勢神宮遥拝所にもなっていて この鳥居は式年遷宮の際 内宮宇治橋南詰から移されたもの

そういえば2年前に琵琶法師さんとここからお伊勢さんまで走って行きました
これでまたひとつ 自宅から伊勢神宮までの道がつながりました (^ ^)


振り返って宿場から鈴鹿山系を望む  京へ向かう旅人は鈴鹿峠を前に同じこの景色を見ていたんでしょうね

東海道鈴鹿越え

2016-10-12 | ツーリング

中山道と同じように街道ツーリングを考えてる東海道 こちらも土山宿から先へは行けてません (^^;
どうしても遠くになると行き帰りが大変ということもあるんですが…
今回も同行してくれたのはじーさんn もうすっかり弥次喜多珍道中の相棒のようなものです

じーさんnの車で自転車積んで水口まで行き そこからのスタート 土山から鈴鹿峠を越えて伊勢國へと向かいます
土山 平成万人灯 高さ9.33m、重さ156.8t 自然石の石灯籠としては日本一の大きさだそうです


道の駅あいの土山は定休日でトイレ休憩だけして田村神社の参道から鈴鹿峠方面へ


近江國側から峠へはだらだらした上りなので割とラクに走って行けます  トンネルのすぐ手前に旧峠への道が


万人講常夜灯  江戸時代中頃 道中の安全を祈願して建てられた石灯篭で高さ5.44m、重さ38tとこちらも立派なもの


正面から見たところ  金毘羅大権現の文字が


国道1号 鈴鹿トンネルのホントすぐ上  ここでお湯を沸かして優雅にコーヒータイム (^ ^)


さていよいよ峠越えへ  最初のうちはいい雰囲気の道が続きます


三重県側の視界が開けてくると急な下りになり 道も地道に


はるか下に国道1号がうねっているのが見えます  あちら側からの上りはキツそう


旧峠道も傾斜がきつくなりMTBといえど とてもじゃないが乗れません
馬の水飲み場跡  昔は馬に荷を載せ こんなところを行き来してたんですね こりゃ大変だ


国道横に出てきましたが下の方にまだ階段が続いています
街道は多分そちらの方なんでしょう ということなら降りて行きましょ


やがて道は石畳に  雰囲気としてはいいんですが押すこともできず 担いでいくしかありませんわ


ようやく立派な石垣の神社のところに出てきました  片山神社 
鈴鹿流薙刀術誕生之地とか書いてありますが先を急ぐのでパス (^^;


やれやれ ここからは乗って行くことができそう  ガンバって上ってきたんだから下りは楽しまないと


国道1号に合流しましたが側道のようになっていて大きなトラックなど気にせず走って行けます


車もほとんど通らずまるでタイムスリップしたかのような旧道
いつまでもこういう道を残しといてほしいですね


関宿西の追分までやってきました  左側の細い道が宿場への街道
この交差点を右折すると国道25号(大和街道)を伊賀から奈良方面へ  帰りはそちらから


関宿到着です  続きはあした (^ ^)

鈴鹿峠を越えて関宿へ

2016-10-11 | ツーリング

11日はじーさんnと東海道を走って鈴鹿越え それも国道1号の鈴鹿トンネルじゃなく旧峠の方から


関宿まで行き 帰りは関西線 草津線沿いを
水口スタート&ゴールでそんなに走行距離なかったのに 走った感いっぱいで心地良い疲れを覚えています (^ ^)

詳しいレポートは明日にでも

どんどんぐうたらになっていく

2016-10-07 | ポタリング

琵琶法師さんから久々のお誘いがあり 走りに出かけてきました
先月末にじーさんnと湖北に行って以来10日ぶりです
走るのには絶好の気候なんですがイマイチ気分が乗らないというか…


こういう時 引っ張り出してくれる自転車友がいるのはありがたいことです
それでもいつもは前を引いてもらい一所懸命について行くんですが今日は私が前で頭抑えてました (^^;
キツいところになると自分だけラクな方の道に逃げてショートカット


ひとりラクなコースで先回りした分 正規ルートを走ってくる琵琶法師さんをお待ちします


平地や下りではついて行けるんですが上りになるとみるみる離されていく…


県道47号の安楽律院のあたりは空気が違うというか荘厳な雰囲気が漂っています


日吉大社前を通って京阪京津線沿いを大津市中心部へ


三井寺近くの前から気になっていた和菓子屋さん「親玉饅頭」
長浜や彦根など滋賀県のみならず全国に親玉饅頭があるそうな


けっこう種類もあり価格もリーズナブル  いくつかお土産に買っていきます (親玉饅頭は買わず (^^;)
また近くに来た時立ち寄って全種類制覇していくことにしましょう


大津祭がこの週末にあり この日は宵々山 (そんなのはない)  翌日の宵山はホントにあります (^ ^)
大津祭は天孫神社の祭礼で これまで行ったことがなかったのでこの機会に見ていくことに


境内は祭りの準備中といった感じでしたわ
このあと琵琶法師さんとはお別れ  ありがとうございました また引き回してくださいね


町中に13基の曳山が組み立てられてるので帰る道すがら見て行こうと走ってましたが見つけたのはこれだけ
まぁちゃんと下調べもしてなかったのでしようがないですけどね


からくり仕立ての曳山 一度ちゃんと見てみたいものです (祭り当日は地元の運動会の役で行けず)

ほんとはぐるっと南湖回って帰るつもりだったんですがそこまでの気力もなかったので輪行で帰ります (^^;
輪行袋持って行ってるので最初から走るつもりあまりなかったんですけど…
この日のルートはこんな感じ  40km程のぐうたらポタでした


この日のお土産  栗かのこ 栗もち 豆大福
帰って食べましたがちょっと甘めでしたね  走ってる時ならいいかも知れません