パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

小説 「中国夜話 毛沢東異界漫遊記」を書くに至った思い

2022-11-08 09:28:57 | パソコン相撲

中国には、1991年から旅行しています。
始めは上海、浙江省からで驚き感激しの旅でした。
あの頃は、まだ人民服姿が多く町に色合いが少なかった。
それから毎年のように行き、華北、華中、華南、新疆、東北へとです。
今のところ、26回行きましたが、行くたびに変化に驚かれされる。
変化の元を辿ってみましょう。鄧小平、そして毛沢東へと。

それは鄧小平の黒猫話から始まった。
「黒い猫でも白い猫でも、鼠を捕まえるのが良い猫だ」
「先に豊かになれる者から、豊かになればいい」

・・・・改革開放に舵を切った。市場経済こそが繁栄すると。
読みはあたった。先進資本主義を手本にし、今やまた世界の大国になった。
毛沢東は言った「あの小さいのが、国を率いるのです」
その読みもあたった。地方への下放と言う左遷、失脚を乗り越えて躍り出た。
今の中国は鄧小平が作った、その鄧小平は毛沢東が目を付け育てた。
つまり、良くも悪くも毛沢東が共産中国の母体である。
功罪あわせ持った毛沢東は、問題があった。反省を知らないかに見える。

私はせめて天界では反省してもらいたいと、今、小説を書いています。
「中国夜話 毛沢東異界漫遊記」では天界で様々な人に会う物語りです。
そこで心に変化が生まれ、人の自由とは何かに思い至るのです。
かの孫文は自由、そして民主とはを知っていた。だが、思いなかばで倒れた。
ある意味、孫文は台湾、香港、マカオを作ったと言えるのかも。
もはや香港、マカオには、自由と言う普遍の価値の行方はわからない。

私には、中国問題とは毛沢東問題だと思う。
この数百年に一人と言われる人物に、自由と民主について問いたい。
小説の中では、徐々に徐々にと目覚める筈ですが、どうなるやら。
中国悠久の歴史の、ある一過性かも、さて・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする