気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

バンクーバーOP 男子SP

2010-02-17 21:30:50 | フィギュアスケート大会
すごい大会になってきましたね。上位3人が90点台で、80点台後半の選手がいないというのが凄い。そしてメダル候補の選手3人が大きなジャンプミスを2ヶ所ずつ・・・3人とも好きな選手だったのでショックでした。
・・・オリンピックのリンクには、やはり魔物が棲んでいるのかもと思いました。
大ちゃんファンとしては、90点台で僅差の3位というのは絶好のポジションだと思うので、大満足です。トリノのときの荒川さんみたいですよね。

しかし、当日を迎え、試合が始まってからもOPだというのにあまり緊張感がありませんでした。大ちゃんの演技中はさすがに少しは緊張して見ていたけれど。
大ちゃん、どこまで私を鍛えてくれたのですか。それとも大ちゃんの調子のよさがこちらにも伝わっていて、安心していられたからかしら。

男子SPリザルト

1位プルシェンコ、4T-3Tは見事で他のジャンプも安定していますね。彼の安定感の秘密が知りたいです。
TES 51.10 PCS 39.75 TSS 90.85

2位ライサチェク、ミスのない力強く素晴らしい演技でした。しかし、まだSPが終了しただけなのに、ここで泣いていいの?と思ってしまいました。FSで素晴らしい演技をしたら泣く価値はあると思いますが。意外な彼の一面を見た気がしました。
サーキュラーステップでレベル4をとっていますね。PCSが大ちゃんよりも高いのが悔しい・・・。
TES 48.30 PCS 42.00 TSS 90.30

3位大ちゃん、最初の3F-3Tで着氷がつまり、本田さんの回転不足かもしれないとの言葉に、演技を見ながら私の頭の中はそればかりに。(汗)3Aと3Lzはきれいでしたね。スピンもステップも見事。ガッツポーズが見られたのも嬉しい。しかし、点数が出るまでは素直に喜べず、点を見てようやくほっとして嬉しい気持ちが込み上げてきました。
スピンは3つ全部、そしてストレートラインステップがレベル4ですよ!3F-3Tも認定されて、全てのエレメンツで加点されていますね!どれだけきっちりと調整して練習してきたことか。
PCSはランビエール、ライサチェクに次ぐ3番目ですね。トランジッション以外は8点台が出ています。FSではいい演技をすれば、もっと出るような気がします。
放送中は心配のほうが大きくて演技そのものを楽しめなかったので、リピして表情の豊かさに驚きました。何て細やかに魅力的に変わる表情。笑顔と強い視線で、ジャッジも観客も彼の世界へと誘っていますね。
ただ私は喜びは演技直後だけで、まだFSが残っているとすぐに気持ちが引き締まりました。本当の勝負は明後日、きっと大ちゃんもそう思っているんじゃないかなと思います。でも大きな失敗をしない限り、メダルの可能性が高い位置、点差であるのは本当によかった。少しでも高い位置、美しい色のメダルを待っています。
TES 48.90 PCS 41.35 TSS 90.25

4位織田君、ミスなく力強い演技だったと思います。上位3人との点差があるとはいえ、4位に日本人選手が入ったのはすごい。
TES 46.00 PCS 38.85 TSS 84.85

5位ランビエール、3Aはやはり回避ですね。4回転の着氷が乱れて、セカンドが2Tになったことで点を稼げませんでした。しかしそれでもこの順位、この点数なのはさすがです。
PCS、覚悟はしていましたが高いですね。9点台も1つだけ出ています。
TES 41.48 PCS 43.15 TSS 84.63

6位ジョニー、ミスがなく、力の込められた演技でした。フィニッシュが両手での投げキッスに変更されていて、こちらのほうがいいなと思いました。もう少し点が出てもいいと思うけれど、フリップがロングエッジで2点引かれているんですよね。それが織田君との点差になってしまっているのかな。
TES 42.90 PCS 39.20 TSS 82.10

7位パトリック、3Aをステッピングアウトし、ステップでバランスを崩してしまいましたね。スケーティングや表現などは相変わらず素敵だったのですが。そんなところが評価され、PCSは大ちゃんに次ぐ4番目に出ています。オーバータイムで減点されています。
TES 41.42 PCS 40.70 Ded.-1 TSS 81.12

8位小塚君、3Aの着氷が両足に。他はよく、流れるような美しいスケーティングにうっとりでしたが。PCSがもう少し出てもいいのに。80点台が出なかったのも残念。
フィニッシュで最後の音が聞こえないハプニング。ちゃんとアピールするところが偉いです。
TES 42.14 PCS 37.45 TSS 79.59

9位ミハル、最終滑走でもミスがないし、彼は体もスケーティングもしっかりとしていて力強いですよね。今季はシニア1年目なのに、試合毎に力を付けてきています。
TES 42.50 PCS 36.30 TSS 78.80

10位テン、ノリのいい力のこもったステップ、ミスも最小限に抑えていい演技を見せてくれました。昨年の世界選手権といい、彼は大きな大会に強いですね。
TES 41.24 PCS 35.00 TSS 76.24

11位アモーディオ、彼の放送がなかったのには泣きました。プルシェンコの演技を再度放送するぐらいなら、彼の演技を放送してくれればよかったのに。カーリングの放送が延びて最初のほうの演技が放送できなかったのは仕方がないけれど、整氷時間などを有効に使ってっくれればいいのに。NHKはJスポを見習ってほしい。
TES 41.90 PCS 33.45 TSS 75.35

12位ヴァンデルペレン、今季ずっと調子の悪かった彼、これは今季一番いい出来だったのではないでしょうか。
TES 39.20 PCS 33.70 TSS 72.90

13位ボロデュリン、苦手というイメージがあった3Aを鮮やかに跳んで、伸び伸びとしたさわやかな演技でした。
TES 39.94 PCS 32.30 TSS 72.24

そして15位アボット、18位ジュベール、19位トマシュは大ショックです。
ミスが1つあって80点前後で順位も10番前後とかならともかく、これは・・・。(泣)FSで少しでも挽回し、3人とも10位以内には入ってほしいと思います。

SP後会見の記事→YAHOO!
上位3人の会見での様子は、SP後の本人達の様子を彷彿とさせました。大ちゃんの言葉、4回転に関して彼がいつも言っていることと同じですよね。かっこいいです。
明後日のフリー、4回転を成功させてやり切った演技をしてほしいです。そんな演技が見られそうな予感。

FS滑走順→男子FS
トマシュ一番滑走か・・・フリーに出られてよかったですよね。挽回のチャンスが与えられていますもの。
大ちゃんは最終グループの4番目、本人の一番好きな位置ですね。今回は滑走順よかったのでは。ランビの後ですが、今の大ちゃんの落ち着きなら関係ないですね。
最終滑走がプルシェンコなのは劇的ですね。