気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

トロフィー・エリック・ボンパール 男子FS女子FS

2008-11-17 22:50:21 | フィギュアスケート大会
昨日、子供の大会から帰ってきてその打ち上げの懇親会へ行く前に新聞を広げる時間がありました。PCを開けず夜のテレビ放送で結果を知るのを楽しみにしていたのに、その前に大会の結果を知ってしまいました。しかもおっさんチームがんばれ~と応援していたジュベールの名前が新聞に載ってない。(泣)

プレオベール、がんばりましたね。最初プログラムが「カリンカ」なので、どこまでがウケ狙いで作られたのか判断し兼ねるところがありましたが、彼にぴったりのかわいくて楽しいプログラム。最後のストレートラインでテンポが速くなり、ヒートアップします。
しかも小さいミスがあっただけで4回転と3A2本を入れて集中力の高い演技でした。終わったあとガッツポーズを繰り返して嬉しそうでした。地元フランスの選手が表彰台に乗れてよかったかも。

夕方に新聞にジュベールの名前が載っていない時点では3位?と思いつつ悪い予感はしていました。4位だったのですね。(泣)
4回転はオーバーターンで、3Aは2回入れるも、フリップは抜いているし、ループは回転不足で転倒。ステップやスピンではがんばっているようだけど。
覇気が感じられないこの大会のジュベールでした。ロシアでは優勝してほしいです。あ、でもトマシュにも優勝してもらいたい。(汗)この結果に大ちゃんも寂しがってそう。

小塚君のロミオ、よかったですね。SAでは着氷が乱れた最後から2つめのジャンプの3Aも今回はきれいに決めました。加点ももらっています。4Tは回転不足で転倒しましたが、あとはほぼノーミスの演技。彼の集中力の高さは素晴らしいです。
なんて安定してきたのでしょうね。またまたテレビの前で拍手をしてしまいました。4回転を1回入れた場合での最高何度のジャンプ構成で滑っているし、ステップやスピンでもレベルが取れているので、彼の技術面での大きな課題は4回転を成功させることぐらいですね。
これで4回転が安定して跳べるようになったらすごいことになりそうです。失敗を繰り返しても、4回転を入れて攻める小塚君はかっこいいと思います。
でもがんばっている表現面がさらに伸びるといいなぁ。まだあっさりしすぎている気がします。TESは1番高いのに、PCSは3番目だし。余裕があればつなぎをもう少し難しくして、これだけ6点台のTransitionを稼ぐとか。Skating Skillsはさすがに高い点をもらっているんだけどね。

カナダに続いて優勝はパトリック。おじさん世代の選手が3人抜け、残りの選手もいまいち調子が出ない中、まだ17歳の彼は向かうところ敵なしといった勢いです。この完成された演技でまだ17歳、この先どこまで伸びていくのでしょうね。本当に怖い選手です。
4回転を入れない分、彼のジャンプ構成は小塚君より難易度が低いです。しかも2回目の3Aをコンボにすることができなくて3Aの基礎点もシークエンス扱いで0.8倍。それでもスピンは全部レベル4、ステップもサーキュラーでレベル4を取って稼いでいます。TESはプレオベールよりも低くて3番目なのですが、彼はPCSが高いですからね。
流れるような美しいステップと動きが印象的でした。

パトリックと小塚君はGPF出場を決めましたね。おめでとう!!日本からも出場できる男子選手がいてよかった。GPSのアサインが出たときは大ちゃんと小塚君の2人ともがGPFに出場してくれたら最高だなと思っていたけれど。
しかし、この調子で行くと、GPFは若手選手で埋め尽くされそうです。おじさん世代、ガンバ!!!

男子シングル            合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Patrick CHAN(CAN)    238.09 81.39(1) 156.70(1)
2位 小塚祟彦(JPN)       230.78 77.00(2) 153.78(2)
3位 Alban PREAUBERT(FRA) 222.44 73.24(4) 149.20(3)
4位 Brian JOUBERT(FRA)   221.13 73.75(3) 147.38(4)
5位 Brandon MROZ(USA)   189.46 65.44(6) 124.02(5)

男子FS               TSS=TES+PCS-Ded.
1位 Patrick CHAN(CAN)   156.70=79.80+76.90
2位 小塚祟彦(JPN)      153.78=82.68+72.10-1.00
3位 Alban PREAUBERT(FRA)  149.20=81.30+67.90
4位 Brian JOUBERT(FRA)   147.38=74.78+73.60-1.00
5位 Brandon MROZ(USA)   124.02=67.52+57.50-1.00

女子はゲデバニシビリが色っぽいプログラムで来ましたね。ジャンプは中々決まらなくて惜しいけれど。スピンやステップはうまいのでもったいないです。

キャロラインは3F-3Tを始めとするジャンプを集中力高く決めていきました。昨晩この録画を見ていた時はもう夜中だったので眠くなっていたのですが、ここで目が覚めました。でもあの3-3は回転不足をばっちり取られていました。

そして真央ちゃん。3A、両足になってしまいましたが、ちゃんと回転はしています。昨年のGPSのことを考えたらいい出だし、と思ったらループが2回転になってしまいましたね。得意のループが2回転になったのがショックだったのでしょうか。この後はミスが続いて。3-3がショートに続いて3-1になってしまったのは、彼女自身の今後の気持ちにダメージが大きかったかも。パンクして転倒したけれどサルコウも入れてきましたね。
「仮面舞踏会」は素敵な、でもとてもハードなプログラム。本当に休むところがないですね。そしてこのジャンプ構成。真央ちゃん、前々からジャンプの調子がよくなかったようですが、初戦ということに加え、このハードなプログラム構成がプレッシャーになったかも。でもこの大会で勝つことではなく、先を見据えた彼女の挑戦なのですから、健闘を称えたいと思います。

ロシェットはもう大人の貫禄でしたね。ミスがあっても動じず高いレベルに全体を持っていく。彼女の力強い美しさの前には、少々のミスなどどうでもよくなります。
今季の彼女からは、自分の能力、魅力を知り尽くし、それを出し切ることのできる選手という印象を受けました。

女子シングル             合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Joannie ROCHETTE(CAN) 180.73 59.54(1) 121.19(1)
2位 浅田真央(JPN)        167.59 58.12(2) 109.47(2)
3位 Caroline ZHANG(USA)   156.54 51.76(3) 104.78(3)
4位 Candice DIDIER(FRA)    135.25 47.96(5) 87.29(4)
5位 Beatrisa LIANG(USA)    134.29 49.60(4) 84.69(5)

大会リザルト

EXは照明が凝っていてきれいでした。特に小塚君のときは花柄があのおしゃれでさわやかなプログラムに合っていました。SP、FSと精彩を欠いた真央ちゃんでしたが、EXでは伸びやかに生き生きと踊っていてとても素敵でした。

トロフィー・エリック・ボンパール 男子SP女子SP

2008-11-15 23:24:42 | フィギュアスケート大会
キスクラ後ろの壁のグラデーションが美しい今年もおしゃれな会場で、フランス大会始まりましたね。最初、本物のカシミア製品を使ってディスプレイしてあるのかと思ってしまいました。(笑)
男子は3人だけですが、ショートを地上波で放送してくれるだけでも喜んでいました。低いレベルの放送に慣れさせられると、ささいなことでも嬉しいものです。(爆)細かい不満には目をつぶって、ちゃんとした放送はCS待ち。
今回はベテランジュベールに今最も伸び盛りの10代の小塚君にパトリック、この3人の表彰台は間違いないだろうと思いつつ、順位はどうなるのか予測しきれないところがありました。

まず小塚君。相変わらずつるつる滑るスケートですね。SAのとき以上に、大人の味が出せるようになったように感じます。ジャンプは全部きれいに決めたものの、フライングシットスピンで転倒。でもご愛嬌ですよね。SAで優勝して、ここでまた完璧な演技をしたらできすぎってものです。

それなのに、パトリックはやってくれました。なんともいえず鮮やかに完璧な演技!彼の演技は一言で表すと、「端正」という言葉が出てきます。スケーティングはもちろん、どのエレメンツ、そして表現も正統派で老成した端正さ、優等生らしさを感じるのです。そして今年は昨年までの端正さに、少し大人の色気が加わってきたような気がします。
この「ロクサーヌ」がタンゴで色っぽいプログラムだからそう感じるのでしょうか。このプロの振付はローリー・ニコルさんなのですね。女性振付師でも男の色気は引き出せると思います。
私、大ちゃんとローリーさんの組み合わせも見てみたいです。

そしてジュベール登場。この試合のトップスリーはみんな好きで応援している選手なのですが、一番応援しているのはやはり日本の小塚君です。でもこの大会では私はジュベールの優勝を願っていました。前にも書きましたが、このまま一気に世代交代が進んだら、寂しすぎるじゃありませんか。
それなのに、演技を始める前から嫌な予感はしていたのですが、4回転、すっぽ抜けちゃって3位。(泣)
シースルー衣装はなんですが、伸びた髪が顔にふわりふわりとかかるのは、昨季にはなかった魅力です。
フリーでは「おじさん世代」の意地を見せてほしいです。ジュベールに「誰がおじさんやねん!」と叱られそうですが、最初は大ちゃんが言い出したんだからね~。(責任転換)

男子SP                TSS=TES+PCS-Ded.
1位 Patrick CHAN(CAN)    81.39=44.24+37.15
2位 小塚祟彦(JPN)       77.00=42.70+35.30-1.00
3位 Brian JOUBERT(FRA)   73.75=36.20+37.55
4位 Alban PREAUBERT(FRA) 73.24=39.64+33.60
5位 Ryan BRADLEY(USA)   69.35=39.30+30.05

女子はロシェット、真央ちゃん、キャロラインの上位3選手全員にジャンプミスがありました。
真央ちゃんは昨年のGPSからショートの3-3の失敗を引きずっているかのようです。一旦吹っ切れたはずなのに。彼女はこの失敗をしないようにしよう、と強く意識しすぎて同じ失敗を繰り返してしまうんですよね。車の運転やスキーで、あっちに行きたくないと思うとそちらへ行ってしまうタイプとなんだか似ています。
しかし、真央ちゃんですからね~!反対にフリーはまた昨年のようにがんばってくれるはず。期待し、かつ安心して見られそうです。

真央ちゃんの「月の光」、リンクに青白い月光が射し、月の精が氷の上で舞っているようでした。衣装が地味めな気がしましたが、またそのうち変えてきそうですね。キャメルスピンの新しいポジションが印象的でした。

大会リザルト

明日は子供の大会で、役員なので一日お手伝いです。しかも夜も遅くまで懇親会があります。そんなものに出ずにフリーの放送を見ていたい。でも強制参加だと言われて会費を徴収されてしまいました。(泣)仕方ないので、飲めない分しっかり食べてきます。(笑)

ところで、今開催されているゴールデン・スピン、南里君がSP首位ですよ!このままがんばれー!!!
追記:南里君、優勝しました。大ちゃんの手術のことを書いているうちに書きそびれてしまいましたが、南里君、おめでとう!NHK杯、全日本もがんばってね。

映画「道」

2008-11-13 22:55:47 | その他
レンタルしてきた映画「道」のDVDを先週の金曜日に観ました。
以下、あらすじなどのネタバレですので、映画をこれからご覧になる予定の方は読まないでくださいね。

大ちゃんが演じるのは綱渡り芸人。ジェルソミーナとザンパノの織りなす話に引き込まれつつ、綱渡り芸人が出てくるのを待ち続け、彼が登場したのは映画の中盤でした。
この映画は登場人物1人1人の個性がはっきりとしていて、どの人物も見終わったあといつまでも個性がくっきりと残りますが、中でも綱渡り芸人は心に残る特異な存在です。

登場は綱渡りのシーンから。ザンパノに我慢ができなくなったジェルソミーナは彼の元を飛び出し、街で綱渡りの芸を披露するイル・マット(狂人の意)に出会います。みじめな自分の置かれた状況も忘れて彼の芸に見入るジェルソミーナ。地上に降りてきた彼の背中には天使の羽が付いています。

その後、ザンパノに連れ戻されたジェルソミーナは、彼らが一座に加わったサーカスでイル・マットに再会します。2人の再会を結びつけるのは、イル・マットが弾くバイオリンの音色。「道」のテーマ曲でもあります。この曲はこの映画の中で重要な鍵を何度も握ります。
この曲に限らず音楽が人の心に呼び起こす力を感じさせてくれる映画です。主人公のジェルソミーナが、音楽に一々強く反応しますから。

自分は取り柄のない役に立たない女だと嘆くジェルソミーナに、イル・マットが与える助言は有名な言葉ですね。
「この世の中にあるものは何かの役に立つんだ。こんな小石でも何か役に立っている」
辛い境遇にあるジェルソミーナにとって、イル・マットはまさしく天使であるかのようです。

ところがこの映画は一筋縄ではいかないんですね。
昔からの知り合いであるらしいザンパノをイル・マットは事あるごとにからかい、ザンパノは怒り狂います。そして事件は起き運命は暗転します。

ジェルソミーナにとって天使のような存在になり得たかもしれないイル・マットは、運命の綾によって、結局そうはならなかった。彼に関わり合うことによって、ジェルソミーナの人生はより悪い方向へと向かったのですから。

イル・マットは天使ではなく、彼女の運命を握るトリックスターだったのだと感じました。
ジェルソミーナにはザンパノを捨て、サーカスの他の連中と行くという選択肢、又イル・マットと行くという選択肢もありました。その場合こそイル・マットはジェルソミーナの天使になり得たのかもしれません。
しかし実際はジェルソミーナは女であるので、天使(イル・マット)でも仲間(サーカスの団員)でもなく男(ザンパノ)とそれまで通り行く道を選びます。

それだけなら変わり映えしない日常が続くだけなのですが、更にもう一度、あってはならない運命の再会があります。
イル・マットに出会ってしまうことは、ジェルソミーナとザンパノにとって「運命」だったのでしょうか。
そうであるならば、「運命」に対してどう選択し、「運命」をどう遇するかによって幸せにも不幸にもなる、とこの映画から突きつけられたような気がします。
同じ「運命」が与えられたとしても、「道」を選ぶのは自分自身だと、お説教くさく締めてみます。

大ちゃんも、ずっと運命の岐路に立たされ続けているのかもしれない。でも困難がどんなに多くても、彼は自分のゴールに向かって正しい「道」を選び歩み続けているのだと思います。

ところで一昨日、久し振りに大ちゃんの夢を見ました。
大ちゃんが2人いて、片方の大ちゃんはリンクの上で気持ちよさそうにすーっと滑っています。もう1人の大ちゃんはリンクサイドから滑る自分自身を見つめていました。
私はリンクサイドの大ちゃんの横で、何か話し掛けています。
「こんなふうに2人に分かれるのは今だけだから、・・・」
ここしか覚えていません。一体彼に何を言いたかったのでしょう。
「こんなに辛いのは今だけだからがんばって」、と励ましていたような気はしません。「折角2人いるんだから今までできなかったことができる」みたいな支離滅裂なことを言っていたような気がします。夢ですからね。(汗)
私のことはさておき、大ちゃんが2人いるのは彼の心と体に分けて考えると、けっこう現実を示唆しているのかなぁと思いました。
よそでも大ちゃんの夢の話をお見掛けしましたが、みんな大ちゃんのことを心配して彼のことを思わずにはいられないから、夢に見る率が高いのでしょうね。

全日本ノービス

2008-11-11 23:33:27 | フィギュアスケート大会
先週末は全日本ノービスもありました。が、リザルトを見ても私が知らない選手ばかりなのです。知っていたノービスの選手たちが、軒並みジュニアに移行したんですね。知っているのはノービスBで昨年に続き優勝した宇野昌磨君ぐらいです。それとノービスAで13位のンボェ・ジェフ朝光君・・・ナイジェリア系の選手です。
でもノービスAの上位選手は全日本ジュニアで見ることになるので、今から名前だけでも覚えておくといいのでしょうね。

ノービスA男子
1位 川原星   西日本FSC      79.44
2位 佐藤洸彬 盛岡FSC       75.56
3位 湯浅諒一 京都醍醐FSC     67.18
4位 門田尚大 大阪スケート倶楽部 65.29
5位 杉中建人 大阪スケート倶楽部 65.13

優勝した川原君は昨年9位、2位の佐藤君は昨年7位。羽生君達がジュニアに上がったあとを、すぐその下位にいた選手達が埋めた感じです。
川原君はルッツだけはダウングレードですが、5種類の3回転をきっちり跳べるようです。PCSが一番高いのは2位の佐藤君。どんな演技をするのでしょう。

ノービスA女子
1位 佐藤未生   グランプリ東海クラブ 75.59
2位 渡辺真央   グランプリ東海クラブ 74.37
3位 毛間内かれん 日本橋女学館     72.06
4位 庄司理紗   明治神宮外苑FSC    71.87
5位 納村彩花   名東FSC        69.20

優勝した佐藤さんは、昨年ノービスBで3位だった選手。サルコウだけですが3回転も入れていますし、着々と実力を付けているようです。ジュニアに上がってからも楽しみです。2位の渡辺さんも3回転を入れています。

ノービスB男子
1位 宇野昌磨 グランプリ東海クラブ 74.74
2位 渡邊純也 神戸PFSC       63.44
3位 小田尚輝 倉敷FSC       58.38

宇野君のPCS、ノービスAの選手と較べても2番目に高いです。まだ2回転ジャンプしか入れていませんが、今後3回転が入ってきたら注目です。
宇野君はうちの娘と同じ学年ということもあって、密かに注目、応援しています。娘の同級生を応援する感覚ですね。(笑)
ちなみにうちの娘は宇野君ではなく、佐々木君が一番好きなようです。

ノービスB女子
1位 宮原知子 京都醍醐FSC    63.38
2位 渡辺里依 倉敷FSC      60.72
3位 窄山優花 アズライト浜松FSC 59.03

優勝は昨年のノービスBと同じ宮原さんです。安定していますね。

12日追記 今日のチュッキョフィギュアは、全日本ノービスの宇野昌磨君でした。動画もあります。彼の演技のフルバージョンはこちらの動画でどうぞ。

カップ・オブ・チャイナ

2008-11-10 23:55:57 | フィギュアスケート大会
大ちゃんが出ないからスルーしよう・・・なんて考えるわけないです。ちゃんと見ていました。ただ録画して翌日見たりして、やはり余り熱心ではなかったかも。こうして書くのも遅れてしまったし、男女まとめてだし。

最初に女子SPの放送でオープニング映像を見たときは、大ちゃんが消されていることに動揺しました。小塚君や中庭君も入れてもらっているし、といい方向に考えることにしましたが、微妙にショックでした。

女子はキム・ヨナちゃん、美姫ちゃん対決のスケートアメリカ再び、という感じで余りおもしろい試合ではなかったかも。
大人っぽくなったアシュリー・ワグナーとか、みどころはありましたが。レピストより彼女のほうがよく見えたんだけど、表彰台に乗れなかったのが残念です。レピストはルッツやフリップが苦手なようですが、スケーティングやスピンが美しく、高得点を上げられるのでしょうか。
サラ・マイヤーはSPもFSも調子がよくありませんでした。好きな選手なので残念です。
美姫ちゃんの3-3は、FSは残念でしたがSPでは認定されましたね。ジゼルでは表情などささいなところを変えるだけでぐんと魅力的になりましたし、今後が楽しみです。
キム・ヨナちゃんは相変わらずすごいです。何も言うことないって感じです。

女子シングル          合計点 SP(順位) FS(順位)   
1位 Yu-Na KIM(KOR)    191.75 63.64(1) 128.11(1)
2位 安藤美姫(JPN)     170.88 59.30(2) 111.58(2)
3位 Laura LEPISTO(FIN)  159.42 58.60(3) 100.82(3)
4位 Ashley WAGNER(USA) 155.59 55.40(4) 100.19(4)
5位 Susanna POYKIO(FIN) 148.03 50.00(6) 98.03(5)

男子は楽しめました。やっぱり男子シングルが好きです。
女子FS前の男子SP、放送されたのは3人か~。SP2位のボーン・チッパー君はなし?先週のSCでパトリックとソーヤーががんばっていましたが、カナダの選手はまだまだいるんだよ、とチッパーも主張してきます。カナダも層が厚いですね。
中庭君の新プロの「ニューシネマパラダイス」、いい感じです。トマシュの4T→2T、惜しい!ジャンプが1つノーカウントですものね。これを世界選手権でなくここでやっておいてよかったね、と何でも前向きに捉えます。アボット君は優雅さを増しました。

男子FS、中庭君は残念でした。彼が転倒するたびにテレビの前で悲鳴を上げてしまいました。涙のインタビュー・・・急ぐ必要があるわけじゃないだろうに、選手の気持ちが落ち着くまで待ってあげられないものでしょうか。

後半グループの6分間練習の頃にはハイテンションに。だって、髪型なんかが変わっていてチラ見ではわからなかった選手がいて、この年代の男の子って年々変わっていくものだと妙に新鮮だったのです。(特にキャリエール君)久し振りに大好きなトマシュをテレビで見られたのも嬉しかったし。
しかし、この大会は前半グループ東洋系、後半グループ欧米系と見事に分かれていましたね。大ちゃんがいれば、後半グループのトリを飾ってくれたのに、などと言っていても仕方がないので楽しんでいました。

まず、クリストファー・ベルントソン。いつもおもしろいことをやってくれるので、彼のプログラムは楽しみでした。今回も期待を裏切ってきません。彼はパントマイムがいつもうまいです。あの音楽・・・フィニッシュがまたいい。

アルテム・ボロデュリン、世界Jr2位の選手なんですね。音楽を聴いて、大ちゃんのロクサかぁ・・・と胸がちくりとしましたが、演技を見出したら3Aを入れないもののかなり気に入りました。今年シニアに上がった選手、現在活躍中のロシア人選手全ての中で一番好きかもってぐらい気に入ってしまいました。基礎技術がしっかりとしていて、ステップも上手です。笑顔もかわいいし。(笑)

トマシュの4T、高くて美しくて見事でした!佐野さんも絶賛でしたね。後半はミスもありましたが、昨季のフランス大会や世界選手権のことを考えたら上出来です。(爆)もちろんこのメンバーなら優勝してほしかったけれど、表彰台はキープしましたしね。
しかし、トマシュのSPのジャンプ構成は、昨季は大ちゃんと同じ3F-3T,3A,3Lzだったんですよ。それを愚直に毎回SPに4回転を入れてきて、調子にかかわらずFSにも4回転を入れてきて、まるで誰かさんを彷彿とさせませんか?そんなところも大好きです。

私は昨季からキャリエール君は結構好きだったのですが、6分間練習で見た瞬間は、一瞬わからなくて、これ、誰?と思ってしまいました。(汗)昨季の髪型よりもかっこよくなったと思うのは欲目でしょうか?
「火の鳥」細部が凝ったおもしろいプログラムでかなり好きです。相変わらず安定した演技です。

チッパー君、昨年の普段着衣装よりは断然フィギュアの衣装らしくなりました。緊張しちゃったのか、残念な演技でした。でもキスクラでハートマークを手で作ったりして、かわいいですね。

アボット君、SPに続きFSも4回転を回避なんですね。彼は必ず4回転に挑戦し、そして転倒・・・というパターンをこれまでよく見ていた気がするので意外でした。それだけ勝ちに行っていたんですね。(逆説的に言うと、4回転を入れると勝てない可能性が高まるんですね・・・泣)
佐野さんが「スケートに隙がない」って。佐野さんの解説、言葉の使い方好きだなぁ。集中しきった演技。この演技を4回転を入れてやってくれればと望むのはぜいたくでしょうか。

男子シングル           合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Jeremy ABBOTT(USA)  233.44 77.05(1) 156.39(1)
2位 tephen CARRIERE(USA) 217.25 72.00(3) 145.25(2)
3位 Tomas VERNER(CZE)   205.48 65.55(4) 139.93(3)
4位 Artem BORODULIN(RUS) 191.38 65.05(5) 126.33(4)
5位 Vaughn CHIPEUR(CAN)  187.50 72.70(2) 114.80(7)
10位 中庭健介(JPN)       164.94 61.90(7) 103.04(11)

今回の試合、かなり楽しかったのですが、優勝がアボット君で、大ちゃんの言う彼の世代の選手ではありませんでした。スケートアメリカ、スケートカナダ、そして今回のチャイナと3試合続けて、いわゆる最終グループメンバーが優勝していません。
世代交代はバンクーバー後だと思っていたのに、思っていた以上に早く進んだのでしょうか。トップ選手が3人抜けたのですからね。でも大ちゃん世代の選手は「おじさん世代」と言っても現実にはまだ20代前半の最盛期、シーズン後半盛り返してくると信じています。
何だか寂しくなってきたので、とりあえず次のフランスではジュベールに優勝してもらいたいです。もちろん小塚君にもがんばってもらって、絶対に表彰台には乗ってほしいけれど。パトリックもいるし、見ごたえありそうな大会で楽しみです。

大会リザルト

全日本のチケット

2008-11-08 23:10:36 | フィギュアスケートその他
アイクリで全日本のチケットが当たりました。25日の男子SP、26日の女子SP男子FSの2日間観てきます。
大ちゃんの出場は微妙ですが、どちらにしろ行ってきます!大ちゃん目当てで行った昨年の全日本では、佐々木君達ジュニア選手にも魅せられ、すっかり日本の男子シングル全体のファンになってしまいました。宝石の原石探しのような楽しみがあるんですよ。あ、でも今年はその前に全日本ジュニアを観戦する予定でした。原石探しはそこでもできますね。

会場が長野だと知ったときは、隣の県なのに交通が不便だと散々文句を言っていた私ですが、調べてみたらそこまで不便でもありませんでした。名古屋から、特急しなのが出ていました。でも時間はかかります。東京へ行くよりかかる・・・料金は安いけれど。
しかも2日間しか観ないので、1泊でいいだろうと思っていたら、2日目、最終電車が早い時間で間に合わないので、2泊しなければいけませんでした。ホテルを取るときに友人に指摘されて気が付きました。(汗)

全日本の一般発売 15日(土)10:00~
ビッグハットの座席表

大ちゃんのインタビュー

2008-11-07 12:25:15 | 高橋大輔その他
今日は大ちゃんが精密検査を受ける日ですね。少しでもいい結果が出ますように!
大ちゃんの通っている美容院のスタッフの方のブログに、昨日付けで大ちゃんのインタビューが載っていました。
リンクを貼ってもいいものか迷いますが、お店のブログだから多分大丈夫と思うことにして貼っちゃいます。少しでも苦情がきたら、リンク外します。→ここ

ところでこのインタビュー、お店の宣伝になるだろうけれど、宣伝になりすぎてファンが殺到するんじゃないだろうかと危惧してしまいます。私が心配しても仕方がないんだけれど。
インタビューは写真ありのすごくいい内容です。率直に深く語っていて、彼の人間としての素晴らしさと成長振りが出ています。

「マイナスな事を思っても言葉には出さない」んですって。今のような状況だからこそ、私達も見習いましょう!
個人的には大ちゃんのことに対してだけでなく、自分や家族のことに対しても見習わなくてはと思いました。私、けっこうネガティブなこと口にしちゃうんですよ。(汗)

「フィギュアスケートを日本の国技にまでしたい」と語っています。よくぞここまで言いました。大ちゃん、がんばれ~~~!!!
人気が出ないと国技にはならないから、私達ファンの後押しがさらに必要ですね。応援しがいもあるというものです。
そして将来やりたいイベント・ショーについても。バンクーバー金メダルを獲ってからの(←ここ強調!)引退後も大きな楽しみがありそうですよ。
「時代を創る人・歴史に名を残すような人になれれば」以前からこれに近いことを語っていましたが、さらに一歩進めていますね。

それ以外にも読みどころ、取り上げたいところたくさんありますが、皆様ご自分でご覧になってくださいね。

東日本・西日本&SC男子感想

2008-11-07 00:25:29 | フィギュアスケート大会
本当はずっと前に書くつもりだったんだけど、大ちゃんの怪我のニュースでぶっ飛んでしまっていました。(汗)
大ちゃん率が著しく高いだけで、一応フィギュアスケートファンブログのつもりでやっているブログなので、数日遅れですが簡単に。

東日本選手権大会
シニア男子   SP FS 合計点
1位 斎藤直人 3 1 163.29
2位 柴田嶺  1 2 162.93
3位 小林宏一 2 3 159.77

ジュニア男子   SP FS 合計点
1位 羽生結弦  1 1 161.97
2位 佐々木彰生 2 3 152.68
3位 中村健人  3 2 148.48
4位 村上大介  4 5 143.55

ジュニアのほうがシニアより豪華メンバーです。羽生君は3AをSPもFSも入れてがんばりました。将来が本当に楽しみな選手です。若いときから難易度のジャンプを入れて、怪我だけは気を付けてほしいです。村上君、あまり調子がよくないのかしら。4回転を入れた彼の演技が見てみたいのだけれど。

ジュニア女子   SP FS 合計点
1位 西野友毬  1 1 137.17
2位 高山睦美  4 3 118.14
3位 水津瑠美  6 4 117.08
4位 今井遥   14 2 115.78

ジュニアグランプリシリーズの結果からは予想できない順位ですね。ジュニア選手の順位は変動が大きいなと思います。

西日本選手権大会
シニア男子    SP FS 合計点
1位 織田信成  1 1 229.13
2位 無良崇人  2 2 213.25
3位 大上偉才  3 3 189.55

こちらはハイレベルな戦い。織田君、調子いいようですね。4回転もまた入れてきています。小塚君もですが、コンスタントに挑戦し続ければ、降りられるようになるのは時間の問題でしょう。
無良君もそれに負けていません。場合によっては、彼らに枠取りをお任せすることになるかもしれないので、みんな好調を維持してほしいです。

シニア女子    SP FS 合計点
1位 鈴木明子  1 1 158.21
2位 村元小月  2 2 151.89
3位 浅田舞   5 4 128.48

明子ちゃん、優勝です。全日本もがんばってほしい。おっと、その前にNHK杯ですね。

ジュニア男子   SP FS 合計点
1位 町田樹   1 1 168.63
2位 田中刑事  3 2 145.43
3位 吉田行宏  2 8 140.00

町田君もがんばっていますね。単純に東西の点数だけ比べると、町田君に一番点数が出ています。全日本ジュニアが楽しみです。

ジュニア女子   SP FS 合計点
1位 中村愛音  1 1 156.29
2位 村上佳菜子 4 2 145.33
3位 細田采花  2 4 140.13

地元で期待されている愛音ちゃん。昨年は怪我で全日本ジュニアに出場できず、今季に入っても余り調子がよさそうではなかったけれど、ここにきて調子が上がったのかしら。よかったです。

シニアアイスダンス    CD OD FD 合計点
1位 平井絵己/湯澤綾人 1 1 1 113.29

一組のみの出場なので、ジュニアと較べるしかないのですが、ジュニア1位のカップルよりわずかに点数が高いんですよね。まだ組んで間もないでしょうに、これは立派だといえるのではないでしょうか。
絵己ちゃんはシニア女子にも出場しましたが、15位という成績なので、本格的にアイスダンスに取り組んで、ゆくゆくは国際試合にも出場してもらいたいです。

ジュニアアイスダンス(東日本)CD OD FD 合計点
1位 杉木奈々/水谷太洋   1 1 1 113.06
2位 原楓葉/水谷心      2 2 2 105.87

西日本については、チュッキョフィギュアの放送でちらりと見ることができました。動画もありますよ。いつもこの番組をアップしてくださる方がいてありがたいことです。
放送されたのは中村愛音ちゃん、村上佳菜子ちゃん、織田信成君、無良祟人君、鈴木明子ちゃん、と盛りだくさん。短い時間の間によくこれだけ詰め込めたものだと思います。
明子ちゃんのラ・カンパネラ素敵です。ところで私は織田君と無良君のきれいな3Aを見ていたら、微妙に胸がずきずきしました。え~ん、3Aがトラウマになっているかも。CoC、女子は大丈夫だと思うけれど、男子は冷静に見られるかしら・・・。

今更ですが、スケートカナダの男子FSを見た感想も競技順に簡単に。

南里君、前半に3Aを2つ決めるも、後半は体力が切れたようでミスが多くて残念です。由美先生、サングラスで髪を止めておしゃれですね~。

さすが、FS1位、ショーン・ソーヤーの演技は素晴らしくて引き込まれました。さいごまでエネルギッシュで、つなぎの部分で楽しませてくれます。一遍に彼のファンになりました。

昨年から注目していて、テレビ画面で見るのを楽しみにしていたムロズ君、けっこう演技は地味な印象ですね。でも4回転も跳ぶし、アメリカの若手の1人としてこれから活躍してきそうです。

ヴォロノフ、昨季と同じピアソラメドレー、今季のタンゴ仲間の1人ですね。いえ、彼は引き続きなので、彼がタンゴブームの先駆者というべきでしょうか。4回転も楽々と跳ぶのに、どうしてフリップとルッツが苦手なんだろうと思ってしまいます。

FSも4位だったエヴァン、どんな演技だったんだろうと思って見ると、4回転を回避してきっちりと勝ちにいった演技。見た印象はかなりよくて、演技直後の本人も満足そう。回転不足を取られまくっているのが痛いですね。今季の彼はなんだか気の毒です。

ライアンは一昨年(2006-07)シーズンのFPと同じなのかな?ラテンメドレーです。SPのプレスリーメドレーといい、根っから人を楽しませるのが好きなんですね。アメリカは若手が大勢でてきているけれど、彼にも活躍してもらいたいです。

パトリックは好きな選手なんだけど、こんなにミスが多くて優勝しちゃったのね、って感じです。FSだけの順位は3位だから妥当かもしれませんが。

ブログ更新 大ちゃんの心遣い

2008-11-06 15:14:26 | 高橋大輔その他
ともママさんにお知らせ頂きましたが、大ちゃんのブログが更新されました!ともママさん、ありがとうございました!
大ちゃんは自分がどんなに大変なときでも、ここぞというところで更新してファンを励ましてくれる心憎い男です。
大変な状況にある彼を励ますべきはファンのほうなのに、反対に彼に気遣われているのを感じます。

いつもながら言葉の端にまで気配りの行き届いた文章で、これまでの経過から自分の気持ちまでがきちっと綴られています。
辛い出来事をその只中にいるときにきちんと文章にして説明するのは、更に心が痛む作業ではないかと思いますが、彼はいつも誠実に自分の言葉で率直に語ってくれます。
どんなに辛くてもきちんと状況に向き合っている彼。いつも逆境の中でこそ真価を発揮する彼。

ところで怪我の状況ですが、「直ぐに冷やして中国杯に出場に向けて様子をみたのですが、腫れが引かず」とありますね。
怪我した瞬間には、冷やして様子見次第では中国杯に出られる可能性もあるかもと思った程度の怪我なのでしょうか。
検査結果が出る前に楽観視はよくないのですが、それほど重傷だという印象は受けません。
少しでも怪我が軽いように祈ります。

後半の状況を真摯に受け止め前向きな彼の言葉には、反対に勇気付けられます。彼の心と気持ちはいつも真っ直ぐにスケートを見つめています。
大ちゃん、言われなくても応援し続けるから、きちんと治して帰ってきてね!無理だけはもうしないで。大ちゃんのスケートが見られれば、それだけで幸せです。

スケートの神様

2008-11-05 23:54:00 | 高橋大輔その他
こんなことを書くと優しいファンの皆様に叱られそうだけど、私は昨日大ちゃんの怪我を知ってから、「大ちゃん練習しすぎだよ。がんばりすぎだし、4回転跳びすぎだって」と実は文句を言っていました。(汗)
今朝になっても朝食を食べながらぶつぶつ言い続ける母に、娘は「人のことなのにまだ考えてるの?(それがファンってものです)」とあきれ、その後に「怪我したくて怪我する人はいないんだから」と至極真っ当なことを言いました。ファンでもないくせに、いつもファンの母よりも大ちゃんに優しい娘です。

YOMIURI ONLINEに出ているのでご覧になった方も多いと思いますが、今朝の読売新聞に、トリプルアクセル練習中の怪我とありました。
<関係者によると、高橋は10月31日に関大で行った練習中、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着地で右ひざを痛めた。その後も腫れが引かないため、今週中にも精密検査を行う予定という。>

昨日は4回転の練習中かと思い込んでいました。3Aだったのですね。大会前だと思って練習しすぎてしまったのでしょうか。推測で書いていても仕方がないのですが。

もう本人があれだけ4回転にこだわる以上、今季は結果に一喜一憂しないで、見守るしかないと思っていました。
でも1試合で3本も入れなくてもいいのにと思っていました。試合のときに大きな賭けになるのはもちろんのこと、やはり怪我が心配だったから。

これはやっぱりスケートの神様が、バンクーバーに直接影響しないこの時期に、そこまで無理するなとそっと諭してくださったような気もします。スケートの神様なら、スケートに身も心も捧げている大ちゃんに怪我がないよう守ってくださってもいいような気がしますが、人間の精神に限界はなくても人間の肉体には限界がありますから。無茶をする人間を止める術はそれぐらいしかなかったのかもしれません。

昨日は、スケートの神様は意地悪だってずっと思っていたんですけれどね。自分がどれほど大ちゃんのスケートを愛していたかを思い知らされました。他のスケーターでは代わりにならない。なぜか彼のスケートだけがものすごく好きで、心の奥底から揺すぶられます。
ジェフやランビの引退のときは他人事として受け止めていたのですが、自分の好きな選手が試合に出られない辛さがやっとわかりました。
そしてやはりあんなにがんばっていた大ちゃんに、こんなことが起こった理不尽さに納得いかない思いでした。
原因を探るとすれば、彼ががんばりすぎていることにしか思いが至らなくて・・・

私は今はけっこう落ち着いています。スケートの神様は大ちゃんにがんばりすぎだということを気付かせてくれたのかなって考えることにしたので。
きっと完治して戻ってきてくれる日を楽しみに待ちます。
大ちゃんの出ないCoCを観るのがちょっと辛いな、という気持ちもあるんですけれどね。

しかし、優しい皆様と違って、こんなときまで自分目線でしか物事を見ない、セルフィッシュな私です。(汗)

スポーツ報知
<関係者によると、高橋はジャンプの着氷でひざを痛め、患部が腫れた。2日にMRI(磁気共鳴画像)検査を受けた際は骨には異常はなく、右ひざねん挫で全治3週間と診断された。だが痛みが引かず、歩行が困難な状態。靭帯断裂の疑いもあり、7日に精密検査を受ける。>

今月15日放送予定だった「スポーツ大陸」の放送は取りやめですね。仕方ありません。ずっと取材は続けてくれるようですから、彼が再びリンクに戻ってきたときに華々しく放送してもらいましょう。でもきっと涙なしでは見られないような内容になっているな・・・