昨日、子供の大会から帰ってきてその打ち上げの懇親会へ行く前に新聞を広げる時間がありました。PCを開けず夜のテレビ放送で結果を知るのを楽しみにしていたのに、その前に大会の結果を知ってしまいました。しかもおっさんチームがんばれ~と応援していたジュベールの名前が新聞に載ってない。(泣)
プレオベール、がんばりましたね。最初プログラムが「カリンカ」なので、どこまでがウケ狙いで作られたのか判断し兼ねるところがありましたが、彼にぴったりのかわいくて楽しいプログラム。最後のストレートラインでテンポが速くなり、ヒートアップします。
しかも小さいミスがあっただけで4回転と3A2本を入れて集中力の高い演技でした。終わったあとガッツポーズを繰り返して嬉しそうでした。地元フランスの選手が表彰台に乗れてよかったかも。
夕方に新聞にジュベールの名前が載っていない時点では3位?と思いつつ悪い予感はしていました。4位だったのですね。(泣)
4回転はオーバーターンで、3Aは2回入れるも、フリップは抜いているし、ループは回転不足で転倒。ステップやスピンではがんばっているようだけど。
覇気が感じられないこの大会のジュベールでした。ロシアでは優勝してほしいです。あ、でもトマシュにも優勝してもらいたい。(汗)この結果に大ちゃんも寂しがってそう。
小塚君のロミオ、よかったですね。SAでは着氷が乱れた最後から2つめのジャンプの3Aも今回はきれいに決めました。加点ももらっています。4Tは回転不足で転倒しましたが、あとはほぼノーミスの演技。彼の集中力の高さは素晴らしいです。
なんて安定してきたのでしょうね。またまたテレビの前で拍手をしてしまいました。4回転を1回入れた場合での最高何度のジャンプ構成で滑っているし、ステップやスピンでもレベルが取れているので、彼の技術面での大きな課題は4回転を成功させることぐらいですね。
これで4回転が安定して跳べるようになったらすごいことになりそうです。失敗を繰り返しても、4回転を入れて攻める小塚君はかっこいいと思います。
でもがんばっている表現面がさらに伸びるといいなぁ。まだあっさりしすぎている気がします。TESは1番高いのに、PCSは3番目だし。余裕があればつなぎをもう少し難しくして、これだけ6点台のTransitionを稼ぐとか。Skating Skillsはさすがに高い点をもらっているんだけどね。
カナダに続いて優勝はパトリック。おじさん世代の選手が3人抜け、残りの選手もいまいち調子が出ない中、まだ17歳の彼は向かうところ敵なしといった勢いです。この完成された演技でまだ17歳、この先どこまで伸びていくのでしょうね。本当に怖い選手です。
4回転を入れない分、彼のジャンプ構成は小塚君より難易度が低いです。しかも2回目の3Aをコンボにすることができなくて3Aの基礎点もシークエンス扱いで0.8倍。それでもスピンは全部レベル4、ステップもサーキュラーでレベル4を取って稼いでいます。TESはプレオベールよりも低くて3番目なのですが、彼はPCSが高いですからね。
流れるような美しいステップと動きが印象的でした。
パトリックと小塚君はGPF出場を決めましたね。おめでとう!!日本からも出場できる男子選手がいてよかった。GPSのアサインが出たときは大ちゃんと小塚君の2人ともがGPFに出場してくれたら最高だなと思っていたけれど。
しかし、この調子で行くと、GPFは若手選手で埋め尽くされそうです。おじさん世代、ガンバ!!!
男子シングル 合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Patrick CHAN(CAN) 238.09 81.39(1) 156.70(1)
2位 小塚祟彦(JPN) 230.78 77.00(2) 153.78(2)
3位 Alban PREAUBERT(FRA) 222.44 73.24(4) 149.20(3)
4位 Brian JOUBERT(FRA) 221.13 73.75(3) 147.38(4)
5位 Brandon MROZ(USA) 189.46 65.44(6) 124.02(5)
男子FS TSS=TES+PCS-Ded.
1位 Patrick CHAN(CAN) 156.70=79.80+76.90
2位 小塚祟彦(JPN) 153.78=82.68+72.10-1.00
3位 Alban PREAUBERT(FRA) 149.20=81.30+67.90
4位 Brian JOUBERT(FRA) 147.38=74.78+73.60-1.00
5位 Brandon MROZ(USA) 124.02=67.52+57.50-1.00
女子はゲデバニシビリが色っぽいプログラムで来ましたね。ジャンプは中々決まらなくて惜しいけれど。スピンやステップはうまいのでもったいないです。
キャロラインは3F-3Tを始めとするジャンプを集中力高く決めていきました。昨晩この録画を見ていた時はもう夜中だったので眠くなっていたのですが、ここで目が覚めました。でもあの3-3は回転不足をばっちり取られていました。
そして真央ちゃん。3A、両足になってしまいましたが、ちゃんと回転はしています。昨年のGPSのことを考えたらいい出だし、と思ったらループが2回転になってしまいましたね。得意のループが2回転になったのがショックだったのでしょうか。この後はミスが続いて。3-3がショートに続いて3-1になってしまったのは、彼女自身の今後の気持ちにダメージが大きかったかも。パンクして転倒したけれどサルコウも入れてきましたね。
「仮面舞踏会」は素敵な、でもとてもハードなプログラム。本当に休むところがないですね。そしてこのジャンプ構成。真央ちゃん、前々からジャンプの調子がよくなかったようですが、初戦ということに加え、このハードなプログラム構成がプレッシャーになったかも。でもこの大会で勝つことではなく、先を見据えた彼女の挑戦なのですから、健闘を称えたいと思います。
ロシェットはもう大人の貫禄でしたね。ミスがあっても動じず高いレベルに全体を持っていく。彼女の力強い美しさの前には、少々のミスなどどうでもよくなります。
今季の彼女からは、自分の能力、魅力を知り尽くし、それを出し切ることのできる選手という印象を受けました。
女子シングル 合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Joannie ROCHETTE(CAN) 180.73 59.54(1) 121.19(1)
2位 浅田真央(JPN) 167.59 58.12(2) 109.47(2)
3位 Caroline ZHANG(USA) 156.54 51.76(3) 104.78(3)
4位 Candice DIDIER(FRA) 135.25 47.96(5) 87.29(4)
5位 Beatrisa LIANG(USA) 134.29 49.60(4) 84.69(5)
大会リザルト
EXは照明が凝っていてきれいでした。特に小塚君のときは花柄があのおしゃれでさわやかなプログラムに合っていました。SP、FSと精彩を欠いた真央ちゃんでしたが、EXでは伸びやかに生き生きと踊っていてとても素敵でした。
プレオベール、がんばりましたね。最初プログラムが「カリンカ」なので、どこまでがウケ狙いで作られたのか判断し兼ねるところがありましたが、彼にぴったりのかわいくて楽しいプログラム。最後のストレートラインでテンポが速くなり、ヒートアップします。
しかも小さいミスがあっただけで4回転と3A2本を入れて集中力の高い演技でした。終わったあとガッツポーズを繰り返して嬉しそうでした。地元フランスの選手が表彰台に乗れてよかったかも。
夕方に新聞にジュベールの名前が載っていない時点では3位?と思いつつ悪い予感はしていました。4位だったのですね。(泣)
4回転はオーバーターンで、3Aは2回入れるも、フリップは抜いているし、ループは回転不足で転倒。ステップやスピンではがんばっているようだけど。
覇気が感じられないこの大会のジュベールでした。ロシアでは優勝してほしいです。あ、でもトマシュにも優勝してもらいたい。(汗)この結果に大ちゃんも寂しがってそう。
小塚君のロミオ、よかったですね。SAでは着氷が乱れた最後から2つめのジャンプの3Aも今回はきれいに決めました。加点ももらっています。4Tは回転不足で転倒しましたが、あとはほぼノーミスの演技。彼の集中力の高さは素晴らしいです。
なんて安定してきたのでしょうね。またまたテレビの前で拍手をしてしまいました。4回転を1回入れた場合での最高何度のジャンプ構成で滑っているし、ステップやスピンでもレベルが取れているので、彼の技術面での大きな課題は4回転を成功させることぐらいですね。
これで4回転が安定して跳べるようになったらすごいことになりそうです。失敗を繰り返しても、4回転を入れて攻める小塚君はかっこいいと思います。
でもがんばっている表現面がさらに伸びるといいなぁ。まだあっさりしすぎている気がします。TESは1番高いのに、PCSは3番目だし。余裕があればつなぎをもう少し難しくして、これだけ6点台のTransitionを稼ぐとか。Skating Skillsはさすがに高い点をもらっているんだけどね。
カナダに続いて優勝はパトリック。おじさん世代の選手が3人抜け、残りの選手もいまいち調子が出ない中、まだ17歳の彼は向かうところ敵なしといった勢いです。この完成された演技でまだ17歳、この先どこまで伸びていくのでしょうね。本当に怖い選手です。
4回転を入れない分、彼のジャンプ構成は小塚君より難易度が低いです。しかも2回目の3Aをコンボにすることができなくて3Aの基礎点もシークエンス扱いで0.8倍。それでもスピンは全部レベル4、ステップもサーキュラーでレベル4を取って稼いでいます。TESはプレオベールよりも低くて3番目なのですが、彼はPCSが高いですからね。
流れるような美しいステップと動きが印象的でした。
パトリックと小塚君はGPF出場を決めましたね。おめでとう!!日本からも出場できる男子選手がいてよかった。GPSのアサインが出たときは大ちゃんと小塚君の2人ともがGPFに出場してくれたら最高だなと思っていたけれど。
しかし、この調子で行くと、GPFは若手選手で埋め尽くされそうです。おじさん世代、ガンバ!!!
男子シングル 合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Patrick CHAN(CAN) 238.09 81.39(1) 156.70(1)
2位 小塚祟彦(JPN) 230.78 77.00(2) 153.78(2)
3位 Alban PREAUBERT(FRA) 222.44 73.24(4) 149.20(3)
4位 Brian JOUBERT(FRA) 221.13 73.75(3) 147.38(4)
5位 Brandon MROZ(USA) 189.46 65.44(6) 124.02(5)
男子FS TSS=TES+PCS-Ded.
1位 Patrick CHAN(CAN) 156.70=79.80+76.90
2位 小塚祟彦(JPN) 153.78=82.68+72.10-1.00
3位 Alban PREAUBERT(FRA) 149.20=81.30+67.90
4位 Brian JOUBERT(FRA) 147.38=74.78+73.60-1.00
5位 Brandon MROZ(USA) 124.02=67.52+57.50-1.00
女子はゲデバニシビリが色っぽいプログラムで来ましたね。ジャンプは中々決まらなくて惜しいけれど。スピンやステップはうまいのでもったいないです。
キャロラインは3F-3Tを始めとするジャンプを集中力高く決めていきました。昨晩この録画を見ていた時はもう夜中だったので眠くなっていたのですが、ここで目が覚めました。でもあの3-3は回転不足をばっちり取られていました。
そして真央ちゃん。3A、両足になってしまいましたが、ちゃんと回転はしています。昨年のGPSのことを考えたらいい出だし、と思ったらループが2回転になってしまいましたね。得意のループが2回転になったのがショックだったのでしょうか。この後はミスが続いて。3-3がショートに続いて3-1になってしまったのは、彼女自身の今後の気持ちにダメージが大きかったかも。パンクして転倒したけれどサルコウも入れてきましたね。
「仮面舞踏会」は素敵な、でもとてもハードなプログラム。本当に休むところがないですね。そしてこのジャンプ構成。真央ちゃん、前々からジャンプの調子がよくなかったようですが、初戦ということに加え、このハードなプログラム構成がプレッシャーになったかも。でもこの大会で勝つことではなく、先を見据えた彼女の挑戦なのですから、健闘を称えたいと思います。
ロシェットはもう大人の貫禄でしたね。ミスがあっても動じず高いレベルに全体を持っていく。彼女の力強い美しさの前には、少々のミスなどどうでもよくなります。
今季の彼女からは、自分の能力、魅力を知り尽くし、それを出し切ることのできる選手という印象を受けました。
女子シングル 合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Joannie ROCHETTE(CAN) 180.73 59.54(1) 121.19(1)
2位 浅田真央(JPN) 167.59 58.12(2) 109.47(2)
3位 Caroline ZHANG(USA) 156.54 51.76(3) 104.78(3)
4位 Candice DIDIER(FRA) 135.25 47.96(5) 87.29(4)
5位 Beatrisa LIANG(USA) 134.29 49.60(4) 84.69(5)
大会リザルト
EXは照明が凝っていてきれいでした。特に小塚君のときは花柄があのおしゃれでさわやかなプログラムに合っていました。SP、FSと精彩を欠いた真央ちゃんでしたが、EXでは伸びやかに生き生きと踊っていてとても素敵でした。