気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

大ちゃんコーチ解消

2008-05-06 22:00:34 | 高橋大輔その他
すずらんさんが先ほどコメント欄にて知らせてくださいました。
大ちゃんがニコライ・モロゾフとコーチ関係を解消した模様です。
YOMIURI ONLINE
<4位に終わった3月の世界選手権後に、来季からモロゾフコーチが織田信成(関大)の指導にあたることを聞き、1週間前に高橋から「一緒に仕事はできない」と伝えたという。決断の理由について、高橋は「織田選手とはライバルだし、一緒のコーチというのはきつい」と説明した。モロゾフコーチは振り付けも担当していたことから、高橋は来季に向けて新たな振付師を探しながら、関大のリンクで練習を続けるという。>
すずらんさん、どうもありがとうございました。

スポーツナビにも記事がありました。
<高橋は6日、横浜市内で「1週間前にニコライと話して3年間ありがとうと伝えた。(決断は)プラスの方向に考えている」と話した。>

やはり大ちゃんの気持ちは無視して進められていたのでしょうか。私が想像していたより状況はひどかったような気がします。
この記事だけではそれほど分かりませんが、いつも人に気を使う大ちゃんにしては、かなりきっぱりと語ったようです。
でも誤解のないように、事実をはっきりと語ることは大切です。言わなければならないことはきっぱりと言う強さ、以前から大ちゃんにはありましたよね。
織田君のコーチにモロゾフがなったというニュースからかなり時間が経ったせいか、私は動揺せずにこのニュースを知ることができました。
世界選手権のときにモロゾフに合わせて早く現地入りして調整に失敗したときから、離れたほうがいいのかもと少しばかり思っていましたから。
そしてNumberのインタビューで見せた大人への成長と自立心。大ちゃんはモロゾフから吸収することはすべて吸収し、新たに成長しようとしているのだと思います。
「高橋は来季に向けて新たな振付師を探しながら、関大のリンクで練習を続けるという。」
記事のこの部分、新たな振付師を探すとは書いてあっても、新たなコーチを探すとは書いてありません。長光コーチ、本田さんに助けられながら、自分で道を切り開いて行くのでしょうか。
今回の決断が大ちゃんにとって最高の結果を生みますように。彼の今後の選手生活が実り多く納得いくものでありますように。心の底から祈ります。

ところで私はモロゾフ(今までのようにニコライさんと呼ぶ気はなくなりましたが)のことも、織田君のことも別にそんなに悪くは思えなくて。
大ちゃんの成長、モロゾフも感じていたんだと思います。大ちゃんが成長し、自分の掌中に収めきれなり飛び立つ準備が整っていることを勘付いていたのだと思います。大ちゃんに対して彼ができることは全てやり、彼の元を飛び立つことができるまでに、成長させてくれたのだと思います。
以前も書いたように、モロゾフは実力があっても出し切れなかった選手を引き上げるのが上手いコーチだと思います。モロゾフにとって、今自分の力が発揮できるのは大ちゃんではなく、織田君なのでしょう。
「仕事」として考えた場合、自分の手腕を発揮できる選手のほうにより魅力を感じ、触手を伸ばすのを止めることはできません。
織田君に関しては言うまでもありません。明らかに自分を引き上げてくれることが分かっているモロゾフのようなコーチに誘われて、断ることができるでしょうか。
2人が大ちゃんの気持ちを考えなかったのかと責める声もあるかと思いますが、織田君がモロゾフの元で大ちゃんと練習するという選択肢も、彼らの側から見たらあったのでしょう。一緒に練習するのも離れていくのも、大ちゃん次第と思ったのでしょう。
そして大ちゃんは決断した。彼は表面上の人当たりの良さに反して、芯は男気のある強い人ですからね。
これから彼が歩み乗り越えていく、一歩一歩を見守っていきましょう。

今日、コーチについて会見

2008-05-06 20:04:41 | 高橋大輔その他
今日のアイスショーの後に、大ちゃんのコーチについての会見があるそうです。
テレビのニュースで放送されるか分かりませんが、心当たりの番組をチェックしておいてはいかがでしょう。
スポーツ報知
お知らせくださった方、どうもありがとうございました。

睦月さんがコメント欄で知らせてくださった、昨日のリンクの存続を訴える会見のFNNの動画、リンクを貼っておきます。それとテレ朝のスーパーJチャンネルの動画も。
私はすぽると!でちらりと見ることができましたが、こちらの方が長くていいです。
睦月さん、どうもありがとうございました。

今日の日経新聞にも写真入りで記事が載っていました。(大ちゃん、伊東部長、荒川さん)

niftyには、全選手のコメント全体が載っています。
<高橋大輔選手
「自分が関わってきた場所がどんどん無くなっていくことが、まずショックです。」
「日本でこれだけの選手たちが、競技人口が少ないなかから出てきていることは、本当にたくさん、才能を持つ選手たちがいるということです。才能ある選手たちがもっともっと出てこられるように、この人気にのってリンクが増えていかないのが、僕はすごく不思議です。実際にリンクを経営していくこと、日本ではすごく難しいことだとわかってはいるんですが……。」
この後、スケーターたちは午後公演の準備のために席を立ったが、立ち去り際にも橋大輔選手は「よろしくお願いします」と何度も報道陣に頭を下げていった。>

自分の関わってきたリンクの相次ぐ閉鎖による、大ちゃんの悲しさと何とかしたいという真剣さが伝わってきて胸が痛くなりました。