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地球が静止する日

2008-12-29 10:14:04 | 映画
 キアヌ・リーブス主演、1951年に制作されたロバート・ワイズ監督のアメリカ映画がベースとなっているSF映画。

 キアヌ・リーブスといえばVFXを多用した映画に多数出演していてその端正な顔立ちから常に周囲とは異種の人物、どちらかといえば異星人をやるには最高にフィットする。

 さて今回、結構期待していたのだけども、なんだかイマイチ。

 VFXをふんだんに使った映画はおおよそVFXだよりになってしまって脚本や編集がイマイチだったりするのだけども、残念だがこの作品もその1つになってしまった。

 今回の映画のポイントは「人類が地球にとって害」になったことによる地球外生命体の人類滅亡計画の実施。結果として計画は中止されることになるのだが、そこに居たるまでに描くべき事は何だったのかを考えると今回の脚本は全く納得できない。前半部分と一番最後はまあいいとしてもその間を結ぶ構成がダラダラ、グダグダ。

 プロデューサーと監督と脚本がそれぞれの意図を無理から盛り込んでしまったような感じすらしてしまうぐらいバラバラな印象。

 

 アメリカ映画で描かれる人類滅亡系映画には、常に聖書でてくる表現が使われているのだがそれの盛り込み方も中途半端。やるんならもっとしっかり入れればいい。またVFXで描かれているシーンも予算がなかったのか少しちゃちな印象が否めない。



 キアヌ・リーブス主演で、VFX満載しているにも関わらず内容がまったくダメダメの映画。残念でならない。

 監督:スコット・デリクソン
 主演:キアヌ・リーブス

 100点満点で40点もつけると点をあげすぎの映画。残念だ。

 

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