18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

就活

2016-05-15 18:19:00 | 社会・経済
就活で苦しんでいる大学生は学生生活の4年間、何をして来たのだろうか知りたい。これは30代、40代で転職しようと考えている人が、面接で落とされる人にも言える事だろう。具体的目標を掲げずそれに向けた蓄積も無く何もして来なかった人が何を語れるんだろう?

例えば4年間、自ら決めた目標に向けてしっかり実績を積み重ねてきた人と、自分の可能性とか適職とか企業の将来性や規模とかにばかり目が行き、真剣に就職に悩んでいるように見えて、結局漫然と4年間過ごした人で差が出ないはずは無い。

イソップのアリとキリギリスでは無いが、当たり前の努力をせずただ就活だけを頑張っても報われる筈はない。

就活生に限らず社会人になってからも漫然と時間を浪費している人と目的意識をしっかりもって仕事をしている人とでは活動の濃度もそこから学び取れる物も違ってくる。

それで3年、5年も経てばその差は取り返せないぐらい大きくなる。 所得格差を言う前に自らの時間に過ごし方を振り返ってみるほうがいい

強い目的があって働いている人の仕事っぷりは見ていれば分かる。それを冷ややかに見て、社畜だのと批判したり、出世してもしょせん課長どまりなんて考えている人とは明らかに顔も違う。そう考えるなとは言わない。職業感なんて個人の自由だ。ただしもしそういう考えであれば所得格差に文句を言うな。


一例を挙げよう


英語が喋られる様になりたいと言いながら何の努力もしない人と努力を積み重ねた人。面接で例えば前者は「英語ができる方がいいって分かってますが、時間がなくて出来ませんでした」となり、後者は「英語で自己紹介をします」となる。

あなたはどちらの人に関心を持つか? 
どちらの人に仕事を任せたいか、あるいは仕事を通じての成長の可能性を感じるか?

応えは明白であろう。

面接官はあなたの言い訳に興味はない。


このような、目標設定と努力の関係を考えると、目標とした事を本気で実現したいと考えるなら、必要な勉強や経験の積み重ねと言った努力はする筈。

大学生活の4年間の中で何の為に何をして何を得たかが語れない学生を採用したいと考えるほど面接官は甘くない。


エントリーシートを何通登録しただとか、面接何社受けたとかを取り上げて就職が厳しいことを伝える人もいるが、こう考えると全く意味がない。

たとえ「面接落ちた、日本死ね」といったところで、積み重ねてこなかった人の泣き言でしかない。

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自分を客観視できないのはなぜか?

2016-05-15 18:03:00 | 
なぜ人は自分の事を客観視できないのか? それはまず自分を基準に物事を観るから。 それ自体は悪い事ではないが、時々多様な視点から自分のアウトラインをなぞるのが良い。 でもそういう事ができる機会って意図的に作ろうとしてもなかなかやってこないから厄介だ。

また別の理由としては、自分の中にある多様性が等価に見えるから「どれが本当の自分の性格か」が判断できない事がある。 殆どの人は怒るし、好き嫌いがあるし恥らうし嫉妬する。友達が知ってる自分の性格って自分自身で分かってるうちの数%でしかない。ただ参考には出来る。

対外的にどう映っているかが外的性格(特徴)で、自分の心の中のつぶやきが内的特徴だとすると人は常にそのバランスの中で生きていると言える。

ただ厄介なのはこれらの特徴は複雑に絡み混沌を生み、原因と結果の関係が紐解けなくなるにも関わらず、どうしても自分自身を振り返ってしまう事。

自分の事が客観視できなくても構わないが、ふとした時に自分は今のままでいいのか?と思いついた時その答えを探す為には客観視は必要になる。 今のままでいいのか?と言う疑問は、仕事が楽でも過酷でも誰でも思い浮かぶ疑問である。 もしかしたらこの疑問は人間の根源の一つかも知れない。

自分自身を客観視する為に自分探しの旅に出かけると言う人もいるかも知れないが、一体何を探したいのか聞きたい。もし自分自身を客観視したいというのならその旅は全く無駄。

なぜなら自分自身を客観視出来るものではないからだ。旅する時間とお金があるなら占い師に性格をみてもらった方がまし。


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