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ネットブック

2008-12-14 23:14:06 | ショッピング
 12月も半ばにさしかかろうとしています。大手電気店のパソコン売り場では、いわゆるネットブックといわれる販売価格が3万円台から5万円台のちいさなノートパソコンが盛況。

 ヨドバシカメラ新宿店の売り場はネットブックコーナーではほとんど人が途絶えることがなくあれこれ品定めをしている。

 次から次へと魅力的なネットブックが登場するので我慢較べをしているのに等しいのだが、今回は財布のひもを固く締めて(といっても財布の中身がそもそもさみしいのだが)必死に耐えている。

 ミニノート大好きな自分としても、購買意欲を刺激されてしまうのだがこれまでの経験からネットブックパソコンは買わないことに決めている。






 これまでの経験から言えば、まず自分の場合、1台のパソコンをフル活用する傾向がある。そして2台3台とあっても結局は使い慣れた1台を使うことになっているのだ。それはいちいちデータの移し替えや管理がじゃまくさく1台のパソコンに入れるのがもっぱらだからだ。

 脳みそも人間も一人なのだから、2台あっても同時には1台しか使わない。ということは1台はお払い箱。ただ根が貧乏性なのでどうしてもお払い箱パソコンは捨てられない。特に愛着をもって接してきたマシンは動作しないのだけどもまだ置いてある。

 これまでノートパソコンといえば、Thinkpad220, Thinkpad340, Thinkkpad560E, SOTEC Winbook 2130, Toshiba Libretto L1, Omron Massif、HITACHI Persona、Let's Note CF-W2といろいろ使ってきたがこのうち最も長く使っているのはLet's Note。愛着があったのはThinkpad560E。

 
 乾電池で動くThinkpad220は超マニアックな商品。DOSベースで使うものとしては最高。340はそれよりスピードアップ。560EはWindows95で当時は薄型ノートとして大活躍してくれた。そしてこれらはパソコン通信では最高に活躍してくれた。LibrettoL1はWin2000手軽に持ち運べる利便性は最高だった。Pesronaはいろんな問題があるもののWinCEとして最高の使い勝手。電源オン即起動はいまでも魅力的である。しかし用途としてはその非力さからメールぐらいに制限されてしまった。

 
 結局今の時代、インターネットで情報を収集し、仕事でもネットやメールが当然になり、YouTubeやPodCastでニュースをチェックし、iTunesで音楽を携帯やPSPに入れたりという使い方を考えれば、どうしても性能が高くないと困ることになる。

 
 またこれからさらにいろんなものがインターネット前提で展開される。クイズの応募、テレビ番組やラジオ番組のチェック、テーマパークの情報、映画のスケジュール、忘年会新年会の予約や割引券の入手、子どもの大学入試情報、会社情報、ネット通販、ネットバンキング、もちろん確定申告だって何年か前からネットでできるようになっている。

 
 つまり、ノートパソコンはもはや一般の人にとってもマルチに能力が高くないとダメになっているのだ。


 仕事でビデオを編集しているのであれば専用のパソコンがあってもいいだろうが、前述の1つ1つの機能の為に1台ずつパソコンを用意する必要は全くない。


 10や20の種類の日々の用事はパソコン1台あることで大変便利にこなせるように、パソコンそのものよりも周囲がそのように変わってきている。つまりこれからもっといろんな事をパソコンにやらせることになるので、自ずとパソコンの機能や性能は将来的に余裕が必要になると考えるべきだ。



 たとえばいま売れ筋のネットブックはAtomプロセッサで1GBのメモリー160GBのHDDに10.5インチディスプレイ。だけどもこのスペックで果たして何年持つのか? 2台目として、サブマシンとしてというのはこれまでの経験からまず成立しない理由だから、必然的にこれがメインと考えることになるが、このパソコンと2年も3年もつきあえるか? 残念だが答はNOだ。


 外出先でメールチェックしたい!だけだと割り切るからという理由であってもお勧めしない。その理由は、そのパソコンを持ち歩いている間はそのマシンがメインマシンになるからだ。メールチェックだけのために重さ役1.1キロ程のパソコンを毎日もちあるくぐらいならなんでもできる1.4キロを持ち歩いた方がマシだ。


 なんでも出来るパソコンでCDドライブやDVDドライブが内蔵されていれば、レンタルCDを日帰りレンタルして、無線LANが利用できるファーストフード店でiTunesでリッピングして速攻で返すことだってできる。

 大学のレポート、仕事の資料を作るときに、ネットは必要ないのか?いやもちろんある。そんな時に解像度が高くない小さな画面で使いやすいのか?それはない。画面が広いと作業効率もよくなる。サクサク動いてくれると思考を妨げないでくれる。データダウンロードやアップロードだってあっというまに済むと楽だ。


 そのシーンに応じたノートパソコンを使い分けるなんて事はまずできない。だからある程度のことは出来る一台を大切に使うのがお勧めだ。

  
ちなみに今のLet's Note は2003年9月のモデルCF-W2である。丸々5年使って6年目に入った。長いなぁと思ってもまだたったの5年である。5年使い続けるのは結構難しいのも事実だ。そろそろ性能的に限界に来ている。もう少し辛抱して新しいのを買おうと考えている。しかしネットブックは買わないだろうと思う多分