18年にもなりますか

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かつてないリーダーシップ

2005-09-15 01:55:30 | 社会・経済
 衆議院総選挙で、自民党が圧勝した。選挙までは、各マスコミの論調は、小泉批判が多く上がっていた。もちろん選挙期間中は中立を保たなければならないが、マスコミは時としてジャーナリズムから離れた存在になる場合がある。市場原理の中に存在するマスコミは、できるだけ視聴者の関心を引く演出を好み、どこか弱者の味方をしているかのように振る舞いたがる。しかしである。総選挙の結果、自民党の圧勝。国民が小泉内閣に大きな期待を寄せた結果になったのである。それまでの小泉バッシングで視聴率を稼いできたマスコミは、いやがおうでもその現実を受け止めなければならない。それまでの小泉バッシングは、あたかも他人の事のようにして、小泉伝説なるものまで用意しかねない、手のひらの返しようである。

 ところで、皆が口にするのは、”なぜここまで自民党は圧勝だったのか”ということだ。小泉支持と反小泉との差によって視点も論点も違うが、現実にあったことからかんがえれば、今回の自民党の圧勝は、小泉自身の大胆さ、安定さに起因するものだろうということはやすやすと想像できる。

 結局国民は、それが増税であれ、なんであれ、しっかりとした考えの基に、しっかりした行動ができる強いリーダーシップを望んでいるのである。いままでの首相であれほど明確に自分の考えを伝えることができる人はいない。そして自分以外の優秀な人を集めて仕事をさせることを躊躇しない行動力は小泉以前でさがせばいったいいつの首相の時の話だろうか?

 行動力も大胆さも、情熱も一流である。今回の自民党の圧勝はそれに対する国民の大いなる期待の現れである。国民は、改革の可能性を小泉自身に見たのである。







 それがすべてだ。もちろんリーダーシップのもとに実行できる実行力が一番大事なのだが。