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18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

予告犯

2015-06-06 14:40:00 | 映画
サイバーサスペンス映画かと思えば、いえいえ実はヒューマンドラマみたいな内容。

なので、正直な感想としては中途半端。
言いたいことも、やりたいこともわかる。
役者も全く問題ないし、描きたいことはもっとわかるけど、映画としてまとめるのはちょっと難しかったのかなと言う印象。

映画の尺に合わせる為に脚本をもっともっと練ったら、もっといい映画になったと思う。

公式サイト:http://www.yokoku-han.jp/

監督:中村義洋
脚本:林民生
主演:生田斗真
戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々

新宿スワン

2015-05-30 20:03:00 | 映画
なかなか、楽しめた映画。

綾野剛、伊勢谷友介、山田孝之、沢尻エリカらによるこの映画はみずからの弱みをそのまま受け止めてまっすぐに進んだ男と、自らの過去に蓋をして、偽りの自分で生きてきた男。 この2人のストーリーが結局は背骨で、その周囲の肉付けが、無駄なく的確で、しかも面白い。
結局、テンポも展開も伏線も適度で違和感なく、映画としてとても成功している。
観に行って決して損しないし、楽しめます。

ただ、一点だけ。周囲がベテランだったり、力のある俳優さんの中なので、目立ったのは少々かわいそうだが、山田優さんのお芝居はもっと良い演技を求めても良かったと思う。

監督:園子温
脚本:鈴木おさむ
主演:綾野剛
伊勢谷友介、山田孝之、沢尻エリカ
金子ノブアキ、豊原功補、吉田鋼太郎

公式サイト:http://shinjuku-swan.jp/

真夜中のゆりかご

2015-05-17 11:48:00 | 映画
素晴らしい脚本と監督そして俳優たち。
この映画は、見事にこれらが構成され、無駄なく人間の心のうちに秘めたものを描き出している。

100%おススメ。

この映画は、このタイトルから想像できる通り「赤ちゃんと親」が実に大きなキーになっている。
ヤクに手を染め、DV、乳幼児に対する育児放棄を暴力をもって強要する男とその女。

一方で、警官とその妻と望んで生まれてきた赤ん坊。

この2つのカップルが、抱える問題が見事なストーリー展開によって絡んでゆく、しかも展開のテンポ内容ともすばらしくどんどんと引き込まれてゆく。



ストーリーは勿体無くてかけない。ぜひ映画館で。

公式サイト:http://www.yurikago-movie.com/



監督:スサンネ・ビア
脚本:アナス・トーマス・イェンセン
主演:ニコライ・コスター-ワルドー、マリエ・ボネヴィー
   ニコライ・リー・コス、リッケ・メイ・アンデルセン



映画 「セッション」

2015-05-10 06:59:00 | 映画
久々に出会った、パワフルでエネルギッシュな映画。

パワーやエネルギーと言ってもそれは、兵器や車などではなく、人間の魂、情熱、感情なのだ。

そんなエモーションのぶつかり合いが、親子、師弟、ライバル、男女の間で、大小様々な形でこれでもかと言うほど押し寄せる。

そしてその情熱こそが、全てを切り開くためのきっかけなんだと訴えかける。

多くの人たちは、そのエモーションの中で悩み、翻弄され、自信を失い、挫折し、別の道へと未来を探る。

一般的な人たちの選択なんて殆どそんな物だ。それはそれでそれなりに幸せに暮らせる世の中なのだ。

本作は、それが害なんだと言いたげである。

さて、この映画は、容赦ないエモーションのバトルの中で、突き進むひとりのドラマーを目指す青年と、その師との関係性が見事に描かれている。

「それは、失脚の為に仕組まれたのか? 挑戦なのか?」

最後の最後まで、引き込まれたまま展開するストーリーに圧倒される。

監督・脚本:デイミアン・チャゼル
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
主演:マイルズ・テラー
J・K・シモンズ


公式サイト: http://session.gaga.ne.jp






ビリギャル

2015-05-03 18:21:00 | 映画

偏差値30から、慶応大学現役入学した実話を基にした映画。
主演は、あまちゃん以降だれよりも売れている有村架純。

この映画、有村人気にのっかったダメダメ日本映画かと思いきや、まったく失礼しました!
といえる、いい脚本、いい役者さん、いい監督の組み合わせでできた映画。

「愛情たっぷりの~」という、触れ込みが200%その通り!まちがいなし!

家族の愛、友達の愛、先生の愛が、単調じゃなくてしっかりとしたストーリーの中で
描かれていて、雑っぽさも、安っぽさもない。

また、偏差値30から順調に勉強の楽しさを感じながらも、兄弟、父親との関係で苦しみ、
また、過去問に直面して自信喪失するなどもきちんと描かれていて見ごたえがありました。

慶応合格の実話だから、結末は分かっているはずなのに、合格シーンでは、客先からすすり泣きが聞こえるぐらい、みんなを映画のなかに引き込む魅力ある作品になっていました。


さすがに、主演が有村架純ちゃんだけに、若い人たち連れがおおかったけども
この映画は、家族で、しかも中学生、高校生がいる家族が一緒に見るべき映画だと思います。


これはお勧めできます。

公式サイト→http://birigal-movie.jp/index.html

監督は「いま会いに行きます」の土居裕泰さん。

監督:土井裕泰
脚本:橋本裕志
主演:有村架純、伊藤淳史
   吉田羊、田中哲司、安田顕、あがた森魚、野村周平