ツークラ関東GUMI

ツーリングクラブ関東GUMI

バイク好き、ボルティー好きの仲間が集まって作ってます。
元Volty関東組

あの頃のときめきは取り戻せるのか 4

2015年04月25日 | けんたの部屋

9.意外と広い

16時にはキャンプ場から出れない。
風も強く、外に行く気が何となくしない。
でも、テントにこもっていても時間が過ぎるのは遅い。


そういえば、当初道を間違えてエライ目に逢った時、下からヒトが上がってきていたなぁと思い出し、
「ずーっとこのままよりは」と思い、ちょっち歩いてみることにしたよ。


下っていく途中には


があったり、
さらに下には「不動滝」というものもあるらしい。

一番下まで行くと、見晴らしのいい広場に出たよ。


風も強くて波も高かい。
見ていると、ちょっち怖いくらい。

不動滝を見ようと思ったけれど、
何かドラマの撮影の準備をしていて、近づけない。
「そんなに見たいものじゃないし、まぁいいか」
と思い、テントに戻る。




10.冬眠中のクマのように

ヒマだよー。≧(´▽`)≦アハハハ
当てにしていた携帯は電池切れ。
映画とか入れてあったのに…。

しゃーなしなので、ラジオの電源を入れる。
AMを聞きながら、ツーリングマップルを見る。
けれど、明日のルートは決まっているから、特に考えるコトもない。
夕ご飯を19時くらいにと思っているから、まだ1時間くらいあるよ。 (´ヘ`;) う~ん・・・
しかもお昼が遅かったから、あんまりおなかも空いていないので、もっと遅くに食べても良いくらい。




そのくらい経ったのだろう。
ふと、顔を上げると、
外がオレンジ色だよ!!
急いで外に出てみると、空がきれいな色をしている。
キャンプ場入口の広場に行けばもっと見れると思い、そっちへ行ってみる。

少しでも高いところへ上がってみるけれど、木で隠れてよく見えない。


奥へ続く道があったから、そちらへ行ってみると…。


夕日が良く見えるよ! O(≧▽≦)O ワーイ♪

で、夕日の右側をよく見ると、何かある!!





富士山だ!
ここからでも大きいねー。
荷物になるからと、一眼を持ってこなかったことを後悔したよ。


この後、15分くらいで日は完全に沈み、辺りは一気に暗くなっていった。





11.野生動物におびえながら

テントに戻り、撮った写真を見て楽しんだ後、夕ご飯の支度にとりかかった。
と言っても、コンロとフライパンを出して、肉を焼くだけなんだけれどね。


キャンプ場の受付で、
「そこら辺に食べ物の匂いのするものを置いておくと、アナグマに持っていかれます。中にはテントを破って取る場合もありますから、十分気を付けてください」
という注意を受けていた。
ヒトが動いているうちは大丈夫だろうけれど、
万が一、肉を焼いている隙をついて襲われたりしたら…。 (゜◇゜;)

まぁ大丈夫だよね。
けれど、何か撃退用の棒でも準備すればよかったかな?


夕ご飯、
調理は焼くだけ。
こういうのって、「男の料理」って気がしない?
まぁ、焼くだけが料理と言うならだけれど。

寝つきが悪いとよくないから、普段は350mlしか飲まないビールも、
今日は500mlに容量アップ!

ビールを飲みながら焼くよ。


最初はさー、それなりに美味しかったのだけれど、
買ったお肉の2/3を食べたあたりでキツクなってきたよ。
普段あまり量を食べない僕には、300gは多かったね。

でもさ、牛はこんなところで食べ残されるために食肉になったワケじゃないから、
頑張っていただくよ。





食べ進め、半分くらい食べたところで気が付いた。







お肉を焼くのと食べるのに一生懸命で、
ビールを飲んだ気がしていないよ! (゜◇゜;)!!!



缶の半分くらいは飲んでいるのに、酔いが回ってない。
味噌汁代わりのようだ。




12.寝る

宴の道具を片づけて、テントに戻る。
夕ご飯を食べ終わればすることはもうない。←当たり前
だから寝るよ。
靴下を履き替え、スパッツを履き、パーカーのフードをかぶる。
これで寒さは大丈夫だよね。

それにしても、風が強いねぇ。




21時 : 寝袋に入る。
22時 : 寒さと風の音で目が覚める。
      ダウンを着る。
23時 : 寒さと風の音で目が覚める。
      バイク用オーバーパンツをはく。
24時 : 寒くて目が覚める。
      足の裏にホッカイロを貼る。
その後
半端なアルコールのせいなのか、それとも環境の変化に対する感受性が高いのか、









まったく寝れない。(・へ・;;)








諦めて、ラジオを付ける。
40年ぶりくらいに、オールナイトニッポンのオープニングから聞いたよ。
(中島みゆき以来だ)

いつの間にか、風は凪いでいて、
3時くらいには寝入った気がした。

明日は早くに撤収するつもりだったけれど、
もう遅くなってもいいや。