ツークラ関東GUMI

ツーリングクラブ関東GUMI

バイク好き、ボルティー好きの仲間が集まって作ってます。
元Volty関東組

妄想 最後

2006年03月12日 | けんたの部屋
このままの勢いで逃げ切りだ!

なんて思ってたらまた車の群れだよ。
まぁそんな都合よくクリアが続くわけないよねぇ。


減速しながら後ろを見ると
ブラックバードが追いついてきてる。
仕方ないから今までより高い速度で車の間に入る。

結構速度出てるなぁなんてメーター見ると
ぬゆわキロだよ!
でも後ろはぴったり付いてきてるよ!
高速道路じゃないトコでこんな速度ですり抜けしたのは
初めてだ。


自分でコナかけといて何だけど
ヤバイ気がしてきた…。

30Km近く走ってきたけど
しっかり信号に引っかかるコトはなかった。
けどここにきてやっと両足を着いて止まる時がきた。




すかさずシールドを開け








「なぁにーちゃん、この先のコンビニでコーヒーでも飲まんか?」




ここで落としておかないと
いつ落とし所がくるか分からないもんね。






了解を得てコンビニへ入る。
一気に力が抜けていく。


話をしてみると
やっぱり海にいたブラックバードだった。

一緒に走ってきた理由は
僕と似たようなもので
楽勝できると思ってたみたい。
さっきふゆわキロで離れたのは
コンタクトがずれそうだったからとのコト。



コーヒーもなくなり
さて帰ろうと言うことになった。
もう気が抜けてるから
さっきみたいな走りはできないなぁ。

ブラックバードを先行させる。
けれど気が抜けたとはいえ
置いていかれるワケにはいかないよねぇ。


ぬえわキロくらいで車の間に入っていくので
お返しとばかりにピッタリ張り付いて入っていく。








にゃ~~!こえ~~!!





ピッタリくっついて走るのがこんなに怖いとは!?

前のヤツの後姿しか視界に入ってないから
周りの車の動きが見えない。
ヤツがぶつかったら
考える間もなく僕も人生サヨナラだよ!
彼はよくあんなにくっいて走ってきたよ!
びっくりだよ!


まだ人生未練たっぷりだから付いていくのをやめて
周りの車より少し速い速度へと落とす。


離れていくブラックバード。
また遊んでくれるとよいなぁ。

明日はこの話をしにバイク屋へ行こう
なんて思いながらガレージへ向かう。
楽しかった!!




この話は僕の妄想だよ。
昔あった頭の中でのお話でした。