宮城県大川小学校生徒の津波の死亡率はずば抜けて多い。全児童数の80%近くが津波に飲まれて死亡した。他に死亡が確認されない不明もある。
天災か人災かが問われる大事件だ。約40分間、校庭に生徒を集めて、逃げるか留まるかの議論を教師たちはしていたらしい。40分も時間があれば全生徒を避難させられた。つまり死亡数ゼロであった。
近くの保育園では幼い子供を100名以上も預かり死亡数はゼロであった。
死亡率80%と0%の違いは何か。
保育園では日ごろから避難する準備をしていた。たとえば決められたルートがありながら、遠周りなので近くの農家の庭を通らせてもらいように事前に許可を得ていた。当日、地震の後、「何でもいいから早く逃げよう」と行動に移る。議論などする余地はなかった。無駄になってもいいから逃げるを実行したのだ。それが死亡数ゼロになった。
一方、大川小は40分間議論していた。全教師、職員が完全に一致する判断はなきに等しい。義務教育の民主主義は過半数ではなく、一人でも反対があれば行動に移さないという、馬鹿げた暗黙のルールが存在しているのではないか。特に共産党系の組合員がいれば、強力に校長、教頭の指示に反対する。それは今の自民党の議員のようだ。要するに議論など5分か10で切り上げ、逃げる行動に移るべきであった。恐らく校長はそう判断したはずだ。
この40分間の議論の内容は公表されなければならない。しかし教育委員会は蓋をして隠すはずだ。その前に大川小の教師たちは無罪を宣言した。いつもこれだ。教育委員会は自ら存在を否定している。この手の教育委員会は早急につぶすべきだ。これも自民党の負の遺産だ。
2人殺せば死刑になる。不明者を含めて80名以上、何回殺せばいいのか。むざむざと殺された子供の父兄は自らの手で全教師を刺し殺したいだろう。
教育現場は皆さんが想像する以上に堕落、崩壊しています。ある教師たちが集団を組んでからです。
犬死させられた幼い子供たちに私は言葉が出ない。腸が煮えくり返ります。
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