70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

BS日テレ、心の歌。何も感じない

2013年12月30日 22時11分00秒 | Weblog

 毎週月曜日夜、BS日テレで日本の歌を放映している。

 今夜、それを聞いた。
 
 声楽発声で、俗にうっくしい声だろう。
 
 女性は5名、男性4名で日本の歌の名曲を歌った。

 心の歌?

 心に響かないのだ。

 何故だ。

 歌い手は声楽発声を常に意識している。

 つまり心を伝えるよりも声楽発声を第一に歌っている。

 聞き手には一生懸命発声に努力をしているのが聞こえる。

 心は三番目位になっているのだ。

 これでは現代の若者は横を向く。

 カバー曲で有名な男性歌手は声帯はボロボロだ。その声帯を遣り繰りしての自転車操業、火の車の歌唱だ。

 声楽家から見れば最低の声だ。

 しかし彼のCDは大変な人気だ。

 死にもの狂いの歌が若者の心を打つのだ。

 彼は声を絞ったり、張り上げることは出来ない。

 声帯的、発声的に見て最低に近い。

 それが若者の心を打つのだ。

 歌で人の心を打つとはどういうことか。

 結論を言うと、心を打たない歌手が、『心の歌を』歌っているのだ。

 番組のタイトルを変えるべきだ。

 声楽発声で歌う、心を打たない歌にすべきだ。