70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

日本のオペラ歌手の欠点は声にある

2013年09月07日 20時29分49秒 | Weblog
 
 あるときは大声を張り上げ、会場を沸かせるオペラ。
 
 声が主流であるが、その裏つけに感情がある。

 オペラはドラマ仕立てが多い。

 台詞で喋るか歌で歌うかの違いだが、演劇もオペラもルーツは同じだ。

 しかし日本のオペラはルーツから遠く離れ、『嘘っぱち』の表現をしている。

 感情よりも声を気にして、一番大切なものを見失っている。

 例えば遠くに呼び掛けるなどがオペラ歌手には一番苦手だ。

 劇団四季のライオンキングでは遠くに叫ぶ声が必要だ。これは日本オペラ歌手は絶対出せない。

 もしそれを要求しても、声帯が気になり出せない。

 演技で声帯を気にしていれば演出家からえらく怒られる。
 
 大体動物である人間は以前は1000mぐらいまで声が届いていた。

 狼の遠吠えなど2000mぐらい先まで届く。

 殆どの動物は日本のオペラ歌手の20倍以上声を遠くに届かせる。

 オペラ歌手でも人間の本来に戻れば100mぐらいは楽々届かせられる。

 ある意味で私が推奨する声のトレーニングは俳優、歌手を動物本来の姿に戻すことだ。