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原発被害は金になびく日本人の果てか

2011年08月03日 00時56分26秒 | Weblog

 

 日本には関係者がお金に負け大きな被害をもたらしたケースがたくさんある。

 薬害エイズは権威ある医師が、製薬メーカからの大きな研究費のために事実を曲げて被害を大きくした。

 原発被害は東電から出る莫大なお金に目がくらみ、原子力と言う「手に負えない暴れ者をなめた報い」である。

 原発を停止するのに相当な作業が必要なことは、最近知った。電源を切ればそれでおしまいなんて簡単なものではない。ひとたび暴れだすと日本国をつぶしかねない悪魔だ。それを女神のように錯覚させたのもお金の力だ。

 絶対安全などは誰が言い出したのか。絶対と言う言葉を頭につけなければ周辺住民が賛成しないから、単に叫んだに過ぎない。

 お金をばら撒くは原発設置条件で、身に余る豪華な施設や毎年自治体に落ちる、大きなお金にだまされたのかもしれない。

 昨夜、テレビ朝日で原子力の初期の研究者、東大の学者2名がコメントを発した。1名は途中からIAEAに派遣された研究者だ。外国に出て日本人が小さな村意識が強いことがわかったと言っていた。もう一人は原子力の怖さを述べたために、徹底的に冷遇された。

 自民党の河野太郎代議士も原発反対者で、散々嫌がらせや、冷や飯を食わされた。

 これら異論を唱える人には東電などから1円をもらえない。かたや賛成派にはいろいろな形でお金が回ってくる。

 お金、お金は魔物だ。安アパートで暮らすのと高級住宅街で暮らす違いは大いに異なる。自分一人なら安アパートでも平気だが妻や子供がいれば「お金がない」苦しみは倍増する。子供のお付き合い、特に母親は同級生の母親との付き合いがある。亭主が東大に勤めていても安アパートに住み、子供の友達が母親ともども遊びに来れば、穏やかではない。「あんたもっとお金を稼ぎなさい」とつい口に出るだろう。特に今の受験戦争は「貧乏人の子弟は必ず負ける」運命にある。

 すべてお金があるとないでは、耐えられない現実がある。だからお金を得るために自説を曲げる、本当のことを隠すにならざるを得ない。

 小田急線喜多見駅の隣に成城町がある。時間がある人は両方を歩いて見てください。お金は何ぼでも欲しいが心の底からわいてくる。

 原発は絶対安全派に回るか、危険がある側に立つかで、その人の生活、家族の運命は大きく変わる。

 おそらく99%の人は「絶対安全」を選ぶだろう。

 その結果が福島原発事故・災害の結末である。