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 日本には問題が多すぎる。

2010年03月27日 10時08分22秒 | Weblog

 問題山積の現在の日本国を再生させるには、先ず問題を洗い出し、次に重要順位を選び、最重要な問題から具体的に解決する方法がよい。

 以前、アメリカの一流企業が破産寸前に追い込まれた。そこで有名な企業再生コンサルタントに蘇生をお願いした。役員会に現れたコンサルタントの有名な長は、ただ一言「貴社で重要問題を洗い出し、重要な順位をつけてください」と言い残し去る。この間、10分足らずである。

 当時のお金で確か億円と言うお金で依頼したコンサルタントのあまりにも短い、アドバイスに多くの役員は怒りを覚えた。

 さて重要問題を洗い出し、順位をつけることは大変な作業であつた。洗い出した問題はすべて重要で順位がつけられない。それこそ喧々諤々の毎日であった。

 何ヶ月か後、纏め上げ例の有名なコンサルタント氏を招き役員会が開かれた。登場した:コンサルタント氏は、まとめられた紙を見て、「わかりました。ではこの順位で問題を解決してください」と言い残し去る。この時も10分足らずだ。

 「一体あいつは何なんだ。泥棒ではないか」。しかし倒産寸前のその企業は重要順位に従い、問題を処理した。

 1年後、その企業の業績は回復し、上向きになる。

 コンサルタント氏は億という謝礼を要求した。「高々20分足らずで、何もしていないではないか」と多くの役員は腹を立てた。しかし代表者は「膨大な報告や分析資料があっても、企業の業績があがらねば、無駄だ。重要なのはわれわれが回復することにある」と大金を支払う。

 問題を洗い出し、重要順位をつけて、解決していく、これは当事者にとっては大変な作業だ。

 現在の政権党にそれができるのか。自民党はしがらみが多く、重要順位がでたらめであった。族議が順位を狂わせていたからだ。最たるものは空港建設、港湾建設・整備などだ。勿論新幹線や高速道路もある。

 現在の日本の破綻は重要順位ので出鱈目さでもある。

 果たして民主党は労働組合などのしがらみが切れるのか。

 ある意味で自民党と変わらないではないかが現在問われている。