ブラジルは一次予選を2勝1敗で終えるか、3戦全勝にするかの判断があった。監督は日本戦でも手を抜かないと、ベストメンバーに近い状態で勝った。
世界一は約束されていると言う思い上がりがあったのではないか。30度を超える暑い中で選手の消耗は激しい。回復力も遅いのだ。主力選手の動作の鈍さにも気が付かないようだった。
予想外の速さで負けた。
故国では「年寄り」と多くにブラジル人がののしった。
戦力を落とし日本に勝ちを譲っていれば、ベスト4までは進めたかもしれない。過信と読みの甘さがブラジルを敗北に導いた。
サッカーは過酷だ。車が反対車線を走り、対向車にぶつからないようにすり抜ける球技だ。ぶつかれば大破する。スタントマンの競技である。これは日本人の神経では処理できない。
サッカーの前にスタントマンの修行がいるのでは・・・・。