下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
ミステリ・競馬・ピアノ・スポーツなどがメイン記事です。

歌野晶午『長い家の殺人』

2007-07-16 15:55:27 | 
新本格作家としてデビューした歌野氏のデビュー作です。

学生バンド“メイプル・リーフ”のメンバーは、卒業を前に解散コンサートを行うことに。
特訓のため、なじみの湯沢のロッジで合宿を始める6人の学生たち。
ところが、メンバーの1人が行方不明になって、翌日死体で発見される。
それは死体が出歩いたとしか思えないような複雑な様相を呈し・・・

島田荘司氏の「薦」によれば、歌野氏は1作の小説も書かないうちに島田氏宅を訪問。
1から文章講義を受けた末、この長編を書き上げたとか。
すごいですよね~、人生で初めて書いた小説が本になってるなんて。

もうちょっと、早くこの作品に会いたかったかな。
というのは、こんなにミステリを読む前だったら驚けただろうに、ということ。
トリックも分かっちゃいましたしね・・・
う~ん。タイトルが示唆に過ぎるんじゃないかな~。
でも、人生で最初に書いた小説ですから。そう思えば、すごい。

しかしながら、純粋なミステリ読者には、そんな事情は関係ないからな~。
『十角館の殺人』と比べちゃあ駄目だとは分かっているんですけど。
でもまあ、今は大好きな有栖川氏の『月光ゲーム』にも不満はあるわけだから、
その後の作品に期待したいと思います。
いや、まずくはないんですよ。普通過ぎただけで。

最近、本格ミステリはラーメンだ!という考えが湧いてきました(笑)
中華料理に端を発した中華そばが、「ラーメン」として日本に定着。
その頃はオーソドックスに「醤油」しか無かったと思いますが、
そのうち「とんこつ」や「みそ」も派生してきた。
ほら、海外の翻訳ミステリから日本独自の「本格」が出来たのに似てますよね。

そのうち、未曾有のラーメンブームが起こり「牛骨」「魚介系だし」「辛みそ」等、
若い人たちの手で、新しい創作ラーメンが伝統を超えて発生!
そう、これはまさに「新本格」ムーブメントでしょう。
ブームに乗ってキラ星のように出来た新しいラーメン屋は、新しいラーメン党を作り・・・

なぜ、こんな話をするかというと、『長い家の殺人』は初期型ラーメンだと思うから。
ラーメン好きが最初に作ってみた、中華そば風ラーメン。
美味しいけど、もの足りないかも・・・って思うのは、
新しい創作ラーメンを食べ過ぎてしまったからなのでしょう。

この初期型ラーメンが・・・昔からのラーメン党も新しいラーメン党も唸らせる、
『葉桜の季節に君を想うということ』にどうやってたどりつくのか。
かなり興味がありますね。

カープ 黒田投手100勝!

2007-07-15 18:06:47 | スポーツ
5月まであんなに調子の良かったカープ・・・
交流戦が始まってからとんでもない不振に陥り、情けなくも最下位になってしまいました。
毎日悲しく思いながら、新聞やニュースを見ていたのですが、
そんな私にとって、最近の期待は黒田投手の100勝と、前田選手の2000本安打。

で。昨日はケーブルで巨人戦中継があったのですが、
黒田投手の先発。しかもこの1勝で100勝達成という好シチュエーション。
俄然、気持ちは燃えて応援してました。
2対1の緊迫した投手戦。黒田投手の球数も少なめで、完投勝利も可能な状況。
すると8回表にカープのバッター陣も奮起して、一挙6点という大量点の援護。
最後に小笠原選手にHRを打たれたものの、見事な完投勝利で自らの100勝を飾りました♪

嬉しい~!(^^)
彼には、ぜひこの調子で200勝を達成して欲しいと思います。

そして、その勢いをかって、今日もカープは勝利!
久しぶりの連勝です♪ この調子で、夏にまた盛り返してくれればいいんですが。

クローザーの永川投手も最後危うかったけど何とか締めてくれましたし。
不振だった嶋選手が勝ち越しタイムリーというのも明るい話題かも。

今日は8月の広島行きの高速バスのチケットをゲットしてきました。
その期間に前田選手の2000本安打達成があると嬉しいかも♪
あと30数本ですよね・・・微妙なとこですね。
試合数は20数試合。ずっとスタメンで出てれば・・・
それも楽しみだな~(^^)

台風一過

2007-07-15 17:44:56 | 日常
一夜明けて、今日は青空、夏の空です。
(屋根はちゃんとついてますよw)
でも、これから台風が向かう地域の人は、警戒を怠りなく・・・

昨夜は、記事どおり開き直って家族で飲みまくってたのです。

おつまみその① アスパラの豚肉巻き
 北海道産ほどではないけど、地元産のアスパラ、なかなか美味でした。

おつまみその② ネギとイカの酢味噌和え
 ご近所さんからネギをいっぱいもらったので、こういう方法で消費。

な~んて書くと、自分一人で作ったみたいだけど、
残念ながら私は母を手伝っただけでした~(^^;

で。カープの試合の中継を見ながら、良い気分で飲んでいたら、
台風も馬鹿らしくなったのか、逸れていってくれまして・・・
結局ネットしてる間が一番の暴風雨だったという。
夜眠る頃には、もはや外はシ~ンとなってました。

それでも県内には避難勧告が多数の集落に出されていたようなので、
危ない思いをされた方もいっぱいいるんでしょうね。
死者も怪我人もいるし・・・我がことだけ喜んでる場合じゃなかったですね(反省)

台風!!

2007-07-14 19:35:02 | 日常
いよいよ迫ってきた台風4号。
先月までの空梅雨が嘘のように、雨が続いたと思ったらこれですから・・・
気候は本当に読めませんね(^^;

九州に上陸後、四国目指して進んでいる台風ですが、
時速35キロですからね~、遅いんですよ。
それだけに怖さも増してくるわけで・・・

で。いよいよ私の住むところも暴風域に入ってきました。
先ほどから、風雨が激しくなっていますが、
雨戸のシャッターも下ろしたし、停電用に懐中電灯も準備したし、
お酒のおつまみも用意もしたし(笑)
後は、行き過ぎるのを待ちながら酒盛りをするくらいかな(爆)
のん気にしているうちに行き過ぎてくれるといいんですけど・・・
いや、これはあくまで暴風雨が「怖い」のをまぎらわす過ごし方ですよ。←いい訳

そんなこと書いているうちにも、PCのディスプレイが何故か揺れてるのです。
地震じゃないです。風で、家が揺れてるんですよ(涙)
うちは丘の上の団地なので、水害の心配は無いけど、風が強い。
気がついたら屋根が飛んでたなんてことに・・・?

台風の進路に当たる皆様方。万全の備えで乗り切りましょう。
大きな被害が起きませんように。

では、私は現実逃避いたします。さようなら~(^^)/~~~

島田荘司『切り裂きジャック・百年の孤独』

2007-07-13 22:44:56 | 
切り裂きジャックと言えば、19世紀末の英国を震撼させた猟奇事件。
研究者が事件を解明しようとしたり、作家が関連作を作ったり、映画になったり。
世紀を超えて、今も謎のままあり続ける闇の中の記録です。
この謎に島田氏が正面から挑んだのがこの作品。

1988年、ベルリンの西ドイツ領。
まるで百年前の切り裂きジャックをなぞったような、5人の娼婦殺しが発生。
2日間という短時日に、ごく狭い区域で起こった殺人に市民は震え上がる。
犯人に出くわしたと見られる婦人警官が重傷を負い、ベルリン警察は犯人逮捕に奔走する。
やがて一人の男が容疑者として逮捕されるが、彼は否認を続けるのみ。
警察の焦りが頂点に達したある朝、ジャックを名乗る男からの挑戦的な手紙が新聞に・・・

グロいのは勘弁という気分は続いてますが、事件が事件だけにある程度は仕方ないですね。
まあ、島田氏の記述はくどくないので、保健体育か生物の教科書だと思えば大丈夫。

で。これは本格ミステリとしては一級品でした。おおお~!と喝采を浴びせたい感じ。
とにかく、ベルリンの事件と百年前のイギリスの事件が一挙に解決するわけです。
それまで猟奇的な、あるいは禍々しいという印象だった切り裂きジャック事件が、
普通の(!)納得できる展開の事件にすっぽりはまりきるのです。
しかし、この異常な事件をここに落とす力技はすごい!
真相が明らかになったとき、あれ?と思って前のページを見たら・・・見事に罠が(^^;
やられましたね~。苦笑いするしかない、って感じです。

事件を鮮やかに解決するのは謎のイギリス人であるクリーン=ミステリ氏。
シルクハットをかぶり、真っ赤なフロックコートを着て、黒いストライプのズボン・・・
あのKFCのカーネル=サンダースの格好で警察に表れた彼。
見事な事件解決のあと、風のように去っていってしまいますが、正体はバレバレです(^^;
何てったって「クリーン」ですからねぇ。島田氏の遊び心ですね。

次は何読もうかな~。
興味は歌野氏の『葉桜~』なんですが、やっぱりある程度文体を把握してないと楽しめないから、
『長い家の殺人』を読もうかとも思っています。(実は買ってあるv)
でも、ちょっと一休みするかも。この2週間、読みすぎましたから・・・

篠田真由美『原罪の庭』

2007-07-12 23:59:59 | 
建築探偵シリーズ、第5弾! 今回は、あの蒼の事件です(涙)

密閉された温室の中で、陰惨な殺人事件が発生した。
4人が殺されたこの事件の唯一の生存者は7歳の少年・薬師寺香澄。
彼は、現場となった血まみれの温室の箱の中で、眠っていたのだ。
まるで香澄にしか成しえなかったような現場の状況だったが、
重要な証言者である香澄は声を失い、事件の真実は闇の中へ・・・
3年後、神代教授と20歳の京介はこの事件に関わることになる。
京介は真相を解明し、香澄を解き放つことが出来るのか!?

ミステリとしても、かなりの衝撃作でした。
これまでのシリーズを読んでなくて、いきなりこの作品を読んだとしても、
十分楽しめるのではないかと思います。
不可思議な事件の根底にある、謎解きの「動機」には打ちのめされました。

蒼の過去。京介がこんなにも必死に蒼を守ろうとしたのは、
おそらく蒼と自分に重なるところを見つけたからでしょうね。
京介は蒼を救うことによって、自らを救おうとしたとも言えるかもしれません。

最後の京介の独白は・・・とても悲しい。
彼が全てを捨てて「罪」を実行してしまうとき、シリーズは終わるのでしょう。
篠田氏のHPによると、シリーズは本編15冊ということのようですが、
京介も、蒼たちも作品の世界で作者の思いを超えて成長しているらしいです。
なので、シリーズの行き着く先は・・・まだ分からない、とも言えそうです。

気になる続きは、買ってこないと読めないのですが、
他にもたくさんミステリを買ってあって「にんまり」状態なので、
しばらく別の作家の本を読みたいと思います(^^)

ビビの独り言

2007-07-11 22:50:44 | 日常


あたしはポメラニアン。名前はビビ。
本当の名前はビビアンというらしいのだけど、皆がビビと呼んでるのよね。
まあ、あたしはどっちでもいいんだけど、たまに別の名前で呼ばれちゃうときもある。
「毛虫ちゃん」・・・レディーに向かってその言い草は無いと思うんだけど、
毛がムクムクしてるので、あたしが長く伸びて腹ばいになってると、そう呼びたくなるのだと。
そんな勝手なこと言ってるのは、我が家のお姉ちゃん。
あたしが腹ばいになってのんびりくつろいでると、悪魔的な笑みを浮かべながら寄ってきて、
「毛虫ちゃ~ん♪」と言いながら、背中をバリバリと撫でまくる。
これはものすごい威力で、思わずあたしは匍匐前進してしまう(苦笑)
それがまた毛虫風なのだそうで、まったく、あたしで遊ぶのも大概にしてもらいたい。

お姉ちゃんは毎日ピアノというものを弾いている。
あのでっかいものが家に運ばれてきたときは、おどろいたな~。
それからというもの、お姉ちゃんはその前に座ると、あたしのことなんて見向きもしない(涙)
最初の頃はピアノの横まで行って座り、必殺ウルウル作戦で彼女を見つめていたのだけど、
振り向いてくれないから、成功するはずもなく・・・
けど、苦労は実るもので、ある時、そんなあたしとバッチリ目が合ったお姉ちゃん。
(遊んで、遊んで~♪)あたしはテレパシーを込めて尻尾を振る。
すると、あの悪魔的な笑みであたしを抱き上げると、膝の上に乗せて、
「ピアノ犬~♪」と言いながら、あたしの手を持って鍵盤を押していく。や、やめて~(涙) 
ネコフンジャッタ♪ ネコフンジャッタ♪・・・エ~ン、あたしは犬です~!
あたしは懲りたので、ピアノを弾くお姉ちゃんにはあんまり近づかないことにした。

近づかないと言えば、たまにやっている競馬というものの中継の時も危ない。
お姉ちゃんには「愛馬」とか「ひいきの馬」とかいうものがいるらしく、
そのレースになるとテレビの前ににじり寄っていくのだ。このときがやばい。
あたしがそばを横切ろうものなら、強制的に応援に参加させられてしまう(泣)
「ダカール君、出遅れないでよ~! あちゃ~、やっちゃった!」
「頑張れ~、チャレンジ君。ほらビビちゃんも!」無理やり拍手させられるあたし。
そんなハイテンションにあたしはついていけず、呆然としながら、なすがままになっている。

よそのおうちがどんなものなのか知らないので、何とも言えないんだけど、
人間って変わってるな~・・・としみじみ思っちゃう。犬に生まれて良かったかも。
あ、お姉ちゃんが帰ってきた!
玄関まで迎えに行くと彼女はめちゃめちゃ喜ぶので、お迎えに行ってあげよ~っと♪

篠田真由美『灰色の砦』

2007-07-10 23:59:59 | 
建築探偵シリーズ第4作。深春と京介の出会いの事件です。

栗山深春は「地上げ屋」に追われてアパートを出ることを迫られ、
友人からの情報で大学近くの「輝額荘」へ移ることになる。
「輝額荘」は家主の麻生はじめのもと、家庭的な雰囲気で数人の住人が住んでいた。
ところが正月明けに住人が一人裏庭で変死したところから、彼らの「砦」は崩壊を始める。
深春は変わり者の住人桜井京介の相棒となって事件を調べることになるが・・・

深春と京介の交流のきっかけになった事件です。
ミステリとしてはアリバイとか、密室とか、暗号(?)とかの要素が散らばっていて、
問題としてはヘヴィではないけど楽しめました。
伏線も丁寧に書いてあったので、結末部分の前に事件の謎はほとんど解けてしまいましたが。

これは「建築物」が主役というより、「建築家」が主役の物語でしたね。
前作『翡翠の城』にも出てきたライトがらみのストーリーで、
このライトの謎を解くうちに、作中のもう1人のライトとも言える人物の姿が見えてくる。
そうした2重構造が物語に厚みを与えていたとも言えます。

篠田氏は「ことば」の力というものを強く自覚している作家だと言えるのではないでしょうか。
「ことば」は使い方によって人を貶めることも、称えることも、操ることもできるわけです。
考えてみればミステリって、読者を「ことば」で上手にミスリードしていくもの。
ライトの自伝が自分に有利なように展開し、信者を生み出しているように、
京介の発する「ことば」が人を絡め取ってしまうように、
「ことば」は本当に恐ろしいものでもあります。
その「ことば」を使い、その世界を構築していくのがミステリ作家なんですよね~。
だからやっぱり京介は京極堂とかぶるし、彼の解決は「憑き物落とし」に見えてしまう。
犯人の糾弾にこだわらないところなんかは、立ち位置が同じだと言えるでしょう。

19歳の京介、若いです(笑) 当たり前ですけど。
深春の存在によって、京介は違う風に生きていい自分を知ったのかも。
京介自身の事件はこの時点で明らかになっていませんが、
彼が何か暗いものを抱えていて、諦観と共に生きていることは分かります。
心に期しているものは「罪」とも言うべきものなんでしょうが、
彼はまだここに留まっていて、深春と蒼と神代教授たちが引き止めている感じ。

このシリーズ、今後どんな展開をしていくのか、興味半分、恐怖半分です。

あの事件は今・・・

2007-07-09 23:58:58 | 日常
その後も、着々と解決されつつあったあの事件
年明けに検事さんから電話があって、起訴という形になったのですが、
その余罪も半端なものではないようで、
よくもまあ、そんなに盗んで、そんなに使ったものだと呆れました。

で。今日のこと。ポストに被告弁護士さんからの封書。
多分、裁判に良い印象を、というか反省の姿勢を示すためだと思いますが、
犯人の謝罪の手紙(直筆)が入っていました。
まあ、文面は弁護士さんの草案どおりなのでしょうけど、
100件を越す被害だから、書くのも大変だっただろうと思いました。
(まさか代筆なんてことはないでしょうね??)
そこに自分がしたためたとおり、二度と罪を犯すことの無いよう、切に望みます。

罪と罰。罰を実感してはじめて、罪の重さを知るんだと私は思うな。
人間は自分に甘いから、目に見える罰が無いと自分を律することの出来ない人もいます。
昔は些細な罪でも「世間の目」が怖くて犯せなかったけど、
今は「世間の目」が全く機能しなくなっているのが、悲しいですよね。
人間が皆、理性で自分を律することができるなら、飲酒運転も万引きも無くなる。
そうでないから、罰が、しかもどんどん重い罰が必要になってくる。
酒を飲んで人をひき殺しても業務上過失致死なんて、今までがおかしかった。
自分の罪がどれだけのものか、罰の重さと引き比べて実感して欲しいと思います。

北海道で、万引きへの対応を「全部、警察に通報」で統一することになったそうです。
もう、いくらお金を払うと言っても許してもらえません。
最初の1回は起訴猶予になるかもしれないけど、重なれば実刑もありうるでしょう。
もう一度「罪」ということについて、皆が考えてみる時期に来てるのかも。

F1 イギリスGP

2007-07-09 23:04:51 | スポーツ
今回のイギリスGPの結果は次の通り。(  )内は累計ポイント。

1位 K.ライコネン(52)
2位 F.アロンソ(58)
3位 L.ハミルトン(70)
4位 R.クビサ(22)
5位 F.マッサ(51)
6位 N.ハイドフェルド(33)
7位 H.コバライネン(14)
8位 G.フィジケラ(17)

今回は、フェラーリの強さが際立ちましたね。
ライコネンは2週連続の優勝。これでコンストラクターズの行方も分からなくなりました。

ハミルトンは、相変わらずの勝負強さを見せて予選をトップで終え、
決勝でも1コーナーでライコネンを押さえてトップを守りましたが、
給油の際にリグが抜けないでスタートというトラブル発生。この辺が若さでしょうか。
(スタッフの中にも、アロンソとの接戦で焦りがあったのかな??)
一方、アロンソはこれまでの不振が嘘のような見事なレースでその間にトップを奪回。
ライコネンはしぶとくたっぷり燃料を積んで2位をキープのままレースは続きます。

しかし、アロンソはライコネンに対して優位なギャップを築けないまま2回目の給油。
燃料を多く積んだライコネンは2回目のピットが短く済み、大逆転でトップに!!
そのままゴールして見事2週連続の優勝を果たしました。

予選は4位ながらオープニングラップでマシンがトラブル、ピットからのスタートになったマッサ。
彼が5位まで追い上げたのが驚異的でした。フェラーリの意地を見たような気がします。

結果的に、今回はハミルトンに負けじと、先輩勢が頑張ったな~と思います。
アロンソは、最初の給油を少なくしてでもハミルトンの前にたったところ、意地を感じました。
今回はフェラーリのマシンの好調さに阻まれた感じでしたが、
アロンソは勝負モードに入ったと思われます。面白くなってきました(^^)

ホンダは9位と10位。
ルノーの次の位置にはやってきたと思いますので、更なる頑張りを期待したいですね。

次はドイツのヨーロッパGP。
果たして意地の張り合いはどこに向かうのか、楽しみです♪