夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

善きものへ向かう生活(体重が4k程減り、コレストロールの値が激減しました)

2015年10月06日 20時52分04秒 | 日記・エッセイ
肉、魚等廃した精進料理を始めてから七ヶ月程になります。勤務先が総合病院の関係で健康診断が年二回あります。
体重が4k程減り、コレストロールの値が激減しました。有り難いことでした。始めた動機は若い頃より精進料理に憧れを持っておりました。最初は肉類を止めましたが自然に精進の道へと歩んで来ました。
直接の動機は弘法大師空海の三教指帰、秘蔵宝鑰を読んだことでした。お釈迦様が苦行林で麻の実一つで生活された
尊いお姿を知り、弘法大師の純粋で尊い深い慈悲の心と有情非情、一切衆生に祈りを捧げる御姿を知り、
生命を支える食の尊さ、神様から賜った尊い食持の有り難さ、その食物を割いて他に与える慈悲の心を学びました。

私の今日の献立が、朝はコンニャクと白菜の煮物、納豆、昼は蕎麦と白菜の漬物、夕食は大根とコンニャクのおでん風の煮物、栗ご飯。
毎日がこの様な献立で暮らしております。不思議なことに心身の深い『気』が以前より強くなっております。





軽やかな衣装を着て肥えた馬に乗り、水の流れるように都を走り廻る貴族たちの生活をみていると、
いまはときめいている彼らの生活もやがて雷光のようにまた幻化(まぼろし)のようにはかなく消え去っていくのだと思い、人生の無常を嘆く心にさいなまされるのです。
また身体(からだ)が不自由な人々や、ぼろをまとっている人々の生活をみては、人の世の悲しみが心にひびいて男ともいえない苦しさをおぼえるのです。
このようにして、私の目にふれるすべてが私の心を仏道に傾斜させ、私を仏道の修行へとかり立ててしまいます。
吹く風にも似たこの思いをいったいだれが引き止められましょうか。三教指帰(さんごうしいき)より

永遠の喜びを一輪に托す花のまこと

2015年10月06日 18時24分15秒 | 誌編
朝霧の 祓い給うや  野分晴れ








朝の車窓に映る曼珠沙華の輝き

朝陽に托す朝顔の清楚なまなざし

この刹那に全てを托す花のまこと

この一瞬に永遠の喜びを托す花の生命

つわものが輝けるソロモンの栄華さえも

真実に輝く一輪の花に勝るものだろうか





吾等が自己の『いのち』のうちに無限者の『いのち』を感ずるようになったときに、吾等は
眼に病気を見ず、耳に病気を聴かず、心に病気を思わず、病気と云う言葉すらも自己の世界から消えて了ふのであります。